[La Voix De Son Maître] G.シフラ(pf) A.ヴァンデルノート指揮フィルハーモニアo. / チャイコフスキー:Pf協奏曲1番Op.23

[ 1298-047 ] Tchaikovsky / Gyorgy Cziffra, André Vandernoot, Philharmonia Orchestra – Tchaikovsky Concerto N°1 Pour Piano

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商品コード: 1298-047

作品名:チャイコフスキー:Pf協奏曲1番Op.23/-- Allegro Non Troppo E Molto Maestoso - Allegro Con Spirito-- | --Andante Semplice - Prestissimo Andante Semplice--Allegro Con Fuoco
演奏者:G.シフラ(pf)A.ヴァンデルノート指揮フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:CVA 610
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ再版(第3版?)】---赤白SCニッパー段なし中STEREO (Gravure Universelle STEREO), 12時にMade in France(ラウンド白字), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:CVA 610, Price Code:Ⓐ, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:2YEA 192-6/2YEA 193-12 (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループ英国録音ステレオ製造を示す2YEA***で始まりレコード番号を含まない英国型のフランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 237861/M6 250430, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンド本体とラウンドMスタンパーの2種並存のPathéプレス, フランスにステレオの旧番号存在する, 1960年代のスタンパーによる1967年製造分, フラット盤存在せず, 銀大ニッパー段付大STÉRÉOレーベル存在する, 赤白SCニッパー段付STÉRÉOレーベル存在すると思われる, フランスでこれより古いステレオレーベル存在する, フランスでのステレオ最古レーベル・最厚プレスではない, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 更に古いマトリクス存在する, EMIグループ英国音源のLa Voix De Son Maître製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランス・ステレオ再版(第3版?, re issue for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ第2版】---棒付薄手ボード(細目紙薄手), 6時方向に楕円ニッパーマーク, リブレット存在せず, 小型□金ステレオシール付き, 表記されたジャケット番号:CVA 610, Price Code:Série de Luxe(記載なし) , 内ジャケに窓なし(窓付きは存在せず), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・旧番号あり), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathe Marconi. Paris, 印刷:IDN - Made in France "Luxétui" - Breveté S.G.D.G., ジュベール工房のデザイン, ペラタイプ存在せず, 裏文字なしタイプ存在せず, フランスでこれより古いステレオ・タイプ存在せず, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr
トピックス:1958年9月29-30日ロンドン・キングスウェイホールでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 英国では1959年The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England, によりコピーライト登録・同年His Master's Voiceからモノラル:FALP 610/ステレオ:ASDF 120(銀大ニッパー段付大STÉRÉOレーベル・紙ペラジャッケット入り)にて初リリース→1962年頃ASDF 610→1967年頃CVA 610(当装丁)→1971年頃2 C 065-10592--と変遷する, シフラは1957年4月のパリのサル・ワグラムでピエール・デルヴォー(指揮)フランス国立放送o.と初回モノラル録音あり: FALP 477→FALP 30062・英国未発売と思われる, これはシフラの2回目録音となる

商品詳細:シフラがロンドンで録音したチャイコフスキー:Pf協奏曲1番。フィルハーモニアo.はフランスのオケと違って、誰が振ろうが基本的に端正な造形は変わらない。それでもヴァンデルノートは持てる個性を出す努力をしているようだ。それより、シフラが意外にも自由に弾いている。グリーグ/リストでも組んだ2人、信頼関係がしっかりあるようだ。1958年はシフラにとって大変忙しい年になった。アンドレ・ヴァンデルノートとは同年7月リスト:ピアノ協奏曲第2番(前年にデルヴォー/フランス国立放送o.とピアノ協奏曲第1番がある)、9月にチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(当録音)と二つの協奏曲を録音した。ソロがメインで協奏曲の録音が少なかったリスト弾きがチャイコフスキーの大作を録音しており、場所はロンドンまで移動してである。実はこのチャイコフスキーは2度目の録音で、 1957年1/2月のパリのサル・ワグラムでピエール・デルヴォー(指揮)フランス国立放送管弦楽団とモノラル録音を行っていた。同じEMIグループで2年程の間にチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番を2度録音するとは異例中の異例である。2回目がステレオ録音とはいえ、あまりに近すぎである。最初の録音がそれだけ好評を博したのだろう。この曲は1957年4月カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)フランス国立放送管弦楽団とライブ録音があり、フランスではチャイコフスキーといえばシフラという図式ができてたような印象。ジョルジュ・シフラ(1921-1994)といえばハンガリーで捜索が掛けられウィーンで発見され、半ば強引にパリに連れて来られ、翌月にはその日暮らしだった生活が180度変わり、突然スターの座に昇った超絶技巧を売りにしたピアニストである。1956年11月に初めてパリで録音してから僅かな時期の出来事である。このロンドン録音はヴァンデルノート/フィルハーモニアo.の万全なオケが完璧でピアノが出て来なくとも音楽として成立しそうな勢いである。そこに自信をつけたシフラの落ち着いてはいるが血気盛んなソロが乗って、成功が約束されたような録音といえる。この録音はソロだけでなく、英国のレコード産業の粋を結集したような録音といえる。英国では His Master's Voiceからも発売され、シフラの名声はこれで国際的となった。この名演はいつ聴いてもわくわくさせてくれる仕掛けが施されている。アンドレ・ヴァンデルノート( 1927- 1991)はベルギーの指揮者。この時まだ31歳の新進気鋭であった。才能のあふれるこの若手はまずフランスで成功し、ポストこそなかったがEMIグループでは次世代を担う大物指揮者として積極的に録音を任された。月並みな曲ではあるが、聴いたらびっくりのEMIが誇る超高音質録音!フランスでステレオはASDF 120→ASDF 610→CVA 610→2 C 065-10592--と変遷する。

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