新着情報

2024/12/09 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回は、最近読んだ本の影響から主題を採りました。

反アパルトヘイト運動に人生を捧げた、
もと南アフリカ大統領のネルソン・マンデラ。
彼の27年にも及ぶ獄中生活を支えたのが、
英国詩人アーネスト・ヘンリーの四行詩である
「インビクタス(屈せざる者)」だったと伝わります。

マンデラにとっては南アフリカにおける全ての人種、
そして全ての宗教の融和こそが究極の目標でした。
一方的な「勝者」になろうとはせず、
かと言って「敗者」の憂き目に甘んじるでもなく。
「屈せざる者」を人生において体現した人物でした。

この四行詩の中で格段に美しいのは、最後の段かなと。
まさにマンデラの生き方そのもの。

『どれだけ門が狭かろうとも 
 どれほどの罪を課せられようとも
 私の運命の支配者は私だ 
 私の魂の指揮者は私なのだ』

翻って音楽家の生涯を紐解くと、
世の「理不尽」に苛まれた時期を持つ人が多くいます。
時代的なものも有れば個人の性質に拠るものも有るのですが…。
まあ、スターリン政権下のソ連の音楽家は殆ど全員だったり。

そんな訳で今回は「理不尽」な目に遭いつつ、
それでも作品を書き続けた音楽家の作品を中心とした特集です。

開催日時は12/2(月)12時 ~ 12/5(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/12/07 創業30周年のお知らせ(記念クーポンのお知らせ)
2024年12月を持ちまして、
弊社は創業30周年を迎える運びとなりました。
弊社代表からのご挨拶を掲載すると共に、
心よりの感謝を込めて3千円分の記念クーポンの発行をいたします。

是非一度、ご確認のほどを。
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2024/12/05 《 新着リストNo.1339を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/12/02 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
2024年も12月がやってきました。
毎年のことながら早すぎる時の推移に驚きを隠せません。

「月日は百代の過客にして、
 行き交ふ年もまた旅人なり」

ふと思い出したのは仏国の哲学者カイヨワの著書、
「バベル:文学の思い上がり」

刊行された当時の文学者は『時代性』というものに
積極的に呑まれようとしていたそうです。
ファッションの様に大衆に消費されて
旬が過ぎれば捨てられることを『是』としていると。
驚かし賑やかしではなく恒久的な価値を持つ作品を
文学と文学者は目指すべきだと語ります。

そもそも流行り廃りという時流を読み切ること自体が
なかなかにセンスが求められる至難の業なのですが、
願わくば後年の評価にも耐え得る事績を残したいものです。

と、哲学者の力で中身を埋めましたが、
『12月生まれの音楽家を祝おう』というシンプルな企画内容です。
ちなみに『1300号超の専門カタログ発行』という業績を残す
弊社の代表も偶然にも12月生まれだったり。

そして驚いたのはロッシーニ。
閏年閏日の生まれのため12月24日に祝われるのが通例だとか。
「4年に一度しかお祝い出来ないなんて勿体ない」と言わしめる、
素晴らしい実績を残したわけですね。

開催日時は12/2(月)12時 ~ 12/5(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/11/28 《 新着リストNo.1338を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/11/25 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
最近、形而下というか生物的な意味での、
「鳥」が気になる様になっています。

年齢的なものも有る(?)のかも知れませんが、
利用している電車の乗口の目の前が「お寺さん」でして。
東京の南東部が遠くまで眺望できる上に、
最近の関東は様々な鳥が飛来している状況なのです。

変わり種で言うと「インコ」が増えており、
担当者の地元でも猛禽類にしか見えない鳥を見かけます。
外来種的な意味では悩ましい部分も有るのですが…。

取り敢えずここでは難しい話はさて置いて、
風に逆らい激しく羽ばたく健気な子、
風を読んで長い滑空時間を取る子など、
多種多様な飛び方を毎日のように無責任に楽しんでいます。

そしてクラシックでも「鳥」が主題によく使われるのはご承知の通り。
個人的にはサグレーラスのギター曲「はちすずめ(El Colibri)」
或いは、ありきたりですがサン・サーンスの「白鳥(Le Cygne)」。
最近ではメイエル女史からの強い影響で、
ラモーの「雌鶏(La poule)」も大好きな作品の一つとなりました。

もちろん「鳥」と言えばカザルスの地元愛溢れる「鳥の歌」や、
偏執狂的に鳴き声を採取しピアノで鳴らしたメシアンなども。

そんな訳で今回は「鳥」を元にした作品を中心とした特集です。
開催日時は11/25(月)12時 ~ 11/28(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/11/21 《 新着リストNo.1337を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/11/18 月曜市お休み&BOXバーゲン終了まで残り3日のお知らせ
現在、箱モノ半額セール中につき、月曜市はお休みとなります。

なお『21日木曜日の正午』には自動的に通常価格に戻りますため、
最終チェックを何卒お忘れなく。
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2024/11/14 《新着リストNo.1336更新しました!新着一覧はこちら》
今号は古典から近現代までを網羅したBOX特集号。
希少な全幕物など、注目のレコードが目白押し!

そして旧番号のBOXセットは50%オフの特別セール!
旧番号のセール期間は11/21(木)正午までとなりますので、お早目にご確認を。


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2024/11/11 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
バーゲンを挟んで2週ぶりの月曜市となる訳ですが、
バーゲンの準備期間にまたしても奇妙な偶然に出会ったので
新鮮な話題として企画にしてみました。

前回の月曜市の特集は『Sturm und Drang(嵐と衝動)』という
ドイツ文学の革命運動についての特集だったのですが、
全く関係ない動機で作曲家レーガーを調べていたところ、
誰が言い出したのか『Sturm und Trank(嵐と酒)』という、
なんだか不名誉な気もする異名を持つそうで。

不摂生の限りを尽くして43歳という若さで亡くなったにも関わらず、
100曲以上の作品を残し、その中には素晴らしい変奏曲の数々も。
人生を「長さ」ではなく「濃さ」で捉えていた、
マックス・レーガーとはそんな人、そんな音楽家だったのかも知れません。

彼に相応しい言葉は、まさにこれ。
「花に嵐のたとえもあるぞ、さよならだけが人生だ」

そんなこんなで、今回はレーガーを中心に『変奏曲』を集めてみました。
開催日時は11/11(月)12時 ~ 11/14(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/11/07 《 新着リストNo.1335を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/11/04 月曜市お休みのお知らせ(秋のバーゲン残り3日!)
ただいま秋のバーゲン期間のため、
本日の月曜市はお休みとなっております。

秋のバーゲンは、
本年4月までにカタログ掲載されたレコードの中より、
通常バーゲンでは対象外となる…

・高額商品(2万円以上の商品)が20%オフ!
・REG番号(未洗浄特価品)が50%オフ!
・洗浄液&清拭用クロスが20%オフ!

この機会をどうぞお見逃しなく!
11月7日(木)正午が〆切となりますので、最終確認をお忘れなく!
詳しくはこちら
2024/10/31 《「秋の特別セール号」を更新しました!》
本日より秋の特別セールを開催しております!

本年4月までにカタログ掲載されたレコードの中より、
通常バーゲンでは対象外となる…

・高額商品(2万円以上の商品)が20%オフ!
・REG番号(未洗浄特価品)が50%オフ!
・洗浄液&清拭用クロスが20%オフ!
この機会をどうぞお見逃しなく!

下記の要項をお読みの上、どなた様も御気軽に御参加ください。
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2024/10/28 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
『シュトゥルム・ウント・ドラング(Sturm und Drang)』
日本語では何故か『疾風怒濤』、
原語そのままに訳すなら『嵐と衝動』。
そんな言葉が存在するのを御存知でしょうか。

なにやら18世紀後半に起きたドイツ文学の革命だそうで、
古典的、あるいは啓蒙的な文学から、
より人間的な感情に則した作風を目指した運動であり、
これが後の『ロマン主義』に繋がっていったそうです。

言葉や概念としては美しく聞こえますし、
文学畑では重要な存在なのかも知れませんが、
これが、なんとも曖昧で。

例えば運動が起きていた時期ひとつを取っても
1767~1785年説、1769年~1786年説、
そして1765年~1795年の3つの説があり、
文学以外への影響については「音楽や絵画とは関係ない」説と、
「他の分野にも関係ある」説があります。

まあゲーテが関わっているそうなので、
音楽畑の観点では関係有るといえば有る様な気はします。

ただしこの運動の代表作が横恋慕からの自爆を描いた
「若きウェルテルの悩み」だったりするそうなので、
歴史的な観点でみたときにたとえばルネサンスの様な、
大きな運動と云えるのかどうなのか何なのか…謎です。

そんな訳で今回は『Sturm und Drang』と、
その同時代の音楽作品を中心とした特集です。
開催日時は10/28(月)12時 ~ 10/31(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/10/24 《 新着リストNo.1334を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/10/21 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回の月曜市の記事を書く際に、
ローマ賞受賞者の実際の生活も調べました。

すると「エクトールの青春」とでも名付けたくなる様な
ベルリオーズの回顧録をWeb上で見つけたのですが、これがまあ大傑作。

受賞作の初演で演者がミスしたのに激怒して、
リベンジ演奏会するまでローマ行かなかったり。

ローマに着くなり恋人が自分に黙って結婚したのに激怒して、
恋人、恋人の母、結婚相手が対象の殺人計画立てて帰ろうとしたり。
その妙に綿密な殺人計画には何故か女装が必須で、
衣装を用意したのに途中の馬車に置き忘れて買い直してみたり。
ローマの滞在先の館長が優しい人で「戻ってこい」と手紙が来て、
殺人鬼になるの諦めてローマに戻ったり。

ベッリーニが書いたロミジュリ翻案作品の出来に激怒して、
将来自分で書くの決心したり。
そのアイディアをメンデルスゾーンに口走っちゃって、
先越されないか何年も不安になったり。

街中で強盗未遂に遭った時に何故かローマに来てから買っていた、
大型ナイフを取り出して再び殺人鬼になりかけてみたり。

当時のイタリア教会音楽は古すぎるか世間に迎合しており、
ロッシーニとか弾いてるから学ぶ価値は無かったり。
そもそもイタリア人が器楽に興味なくて、
交響曲も知らない人が殆どだったり。

国費で留学してるというのに、
何も学んでいない様子が垣間見える逸話が盛り沢山。

そんな訳で今回は、妙に血なまぐさい青春を謳歌する、
ベルリオーズの回顧録に載っていた作曲家の特集です。

開催日時は10/21(月)12時 ~ 10/24(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/10/17 《 新着リストNo.1333を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/10/14 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回は作曲家の若書き作品、
作品番号でいうとOp.20以前あたりの曲を集めたのですが、
思いのほか色々と見付かって個人的には興味深い内容となりました。

19世紀以降は音楽教育の一般化と課題の発展が起き、
若手でも出版まで漕ぎつける形が増えたのも大きいかなと。
要は新作を求める出版社と、早く世に出たい若者の利害の一致です。

そして矢張り、ここでも重要な位置を占めるのがパリ音楽院でした。
在学している学生じゃなくても若いフランス人なら
誰でも応募できる「ローマ賞」が存在する為です。
恐らく最初の課題の足切りで有象無象は落とせる自信が有ったのかなと。

ちなみに優勝すれば最初の2年はローマに滞在が必須で、
3年目にドイツ楽旅という必須条件が有るものの、
最長で5年に渡り毎年300~400万円が授与されるという
まるで夢の様な作曲コンテストです。

…などと言いつつも、
かのベルリオーズは回顧録で審査方法にケチを付けています。
管弦楽を管も弦も呼ばずにピアノで弾いて審査、
しかも審査員は音楽以外の他分野の芸術家が参加とか意味不明と。

本人曰く、提出が終わった足で参加したパリ七月革命の、
銃声と硝煙の中で歌ったラ・マルセイエーズの方が
自分にとっては印象深かったとのこと。

そんな訳で引き続き今回も、
作曲家の若書き特集でお送りさせていただければと。

開催日時は10/14(月)12時 ~ 10/17(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/10/10 《 新着リストNo.1332を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/10/07 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
「二十一年の大誓願、端なくも今宵、成就いたした」とは、
菊池寛「恩讐の彼方に」における名文句。
…と書き出したのですが、実は企画内容は軽薄なものです。

実は「恩讐の彼方」には「忘却」が有るのではと。
来店された常連のお客様から教わった、
オペラ作品「マッダレーナ」
この作品の経緯が破天荒で、非常に面白いのです。

元々はオスカー・ワイルドが書いた、
「フィレンツェの悲劇」という作品なのですが、
原稿が盗まれて未完に終わります。

ワイルドの死後に発掘、補完されてツェムリンスキーがオペラ化。
なお、プッチーニも検討したそうですが廃案にしています。

この作品を翻案した戯曲に出会うのが20歳の学生プロコフィエフ。
文章力を発揮し自分で台本を書いて再オペラ化しますが、
すったもんだの挙句に上演されず。

そして亡命の際に楽譜の原本はソヴィエトに置きざり。
その後、フランスで名声を得るとモスクワ凱旋コンサートの時に回収。
ところが、ソヴィエト帰還の際に今度はパリに原本を忘れます。

死後7年経ってから発掘、補完されて、
初上演はプロコフィエフ逝去の後の1981年のこと。
「七十年の大誓願、端なくも今宵成就いたした」ってなもんで。
まあ、本人はこの世に居ないのですが。

そんな訳で今回は、
作曲家の若書き特集でお送りさせていただければと。
作品番号20以前の作品を中心に御用意しました。

開催日時は10/7(月)12時 ~ 10/10(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/10/03 《 新着リストNo.1331を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/10/01 新企画「サヴィエーツキィ・オルケストル」!
従前よりの懸念事項だったソ連のオーケストラの名称の不揃い。
これを統一するべく調査を重ねたところ、
本邦では余り語られる事のなかったであろう情報が続出しました。

もはや読み物として成立しそうな量となりましたので、
新しい特集ページとして公開いたします。
複雑なソ連のオーケストラ事情が少しでも紐解ければと願って。

表題はシンプルに「ソビエトのオーケストラ」のロシア語読み。
流行のチャットAIと相談して、響きで選びました。
名付けて「サヴィエーツキィ・オルケストル」!
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2024/09/30 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市の表題は『史上最低の音楽家』。

少し過激な表題ですが如何なる人物を想像しますか?
今回、皆々様に御紹介したいのは、
ティホン・フレンニコフ(Tikhon Khrennikov)氏。

「ロシア・プロレタリア音楽家同盟」という、
もう字面からして碌でもない響きの団体から生まれた、
「ソビエト連邦作曲家同盟」という連盟の書記長を務めた人物です。

共産主義に則った「世界革命」に「相応しくない」音楽を、
これでもかと糾弾するのが主な役割。
ショスタコーヴィチやプロコフィエフなど、
西側で多少の人気でも有ろうものなら親の仇の様に攻撃しまくった悪漢です。

音楽ではなく政治を用い他人を貶めることで権威を高める、
この悪辣な行為を長年に渡り実行した歴史上まれに見る音楽家。
実は良い人(?)説もあるサリエリなんかと一緒にしてもらっちゃ困ります。
「邪悪」の角度もレベルも段違いに上ですので。

ゼウスを唯一破ったギリシャ神話上で最強最悪の怪物テューポーンが、
現代ギリシャ語では「ティフォン」と読まれるのも奇怪な偶然。

と、ここまで書くと、
一度は作品を聞いてみたくなるのが人情という物ですが、
申し訳ないことに現在レコードの在庫は無く…。

面白い事に弊社代表のコメントを見ると
音楽としては好印象が持てる録音も入荷していた様で。
次回の入荷が楽しみで仕方ない御仁です。

そんな訳で今回は、
政治的な背景を持つとされる作品を集めてみました。

開催日時は9/30(月)12時 ~ 10/3(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/09/26 《 新着リストNo.1330を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/09/23 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
数週前の月曜市のためにブラームスについて調べたところ、
氏の作品には面白い特徴があることを知りました。

何かというと、音楽記号がとにかく多彩なのです。
例えばブラームスの敬愛したベートーヴェンの作品なら
「フォルテッシモ」から「ピアニッシモ」で事足りてしまいます。
作曲の大家が使った特殊な例としては、
チャイコの悲愴の「ピアニッシッシシシシモ(pppppp)」でしょうか。

ところがブラームスときたら、
「piu forte」 「poco forte」 「sotto voce」など実に多彩。
果ては『ドルチェ(dolce)』つまりはデザートの様に「甘く」だとか。

癇癪持ち、完全主義、遅筆、冷笑的、
だけどライバルの死に落涙する感傷屋。
そんなブラームスの「らしさ」は、
独自の音楽記号にこそ宿っているのやもしれません。

そんな訳で今回は、
ブラームスに限らず音楽記号に特徴がある作品の月曜市です。

開催日時は9/23(月)12時 ~ 9/26(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/09/19 《 新着リストNo.1329を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/09/16 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
弊社の店舗から歩いて程なくの裏道に、
新たに開店した中華料理店の看板で見かけたのですが、
ダイニング・レストランの事を中国語では「贄庁」と書くそうで。
「アンデスの聖餐」とか「百舌の早贄」とか、
日本人的には不吉に映る漢字を使うものだな、と。

となると、ついつい調べてしまうのが、
ネット社会の便利かつ面倒なところ。

ご存知の方には言わずもがなですが生贄や人身御供の文化は、
世界中のどこの文明にも普遍的に見られたものです。
旧約でのアブラハムとイサクのトンデモな逸話は
「蛮族」の行う人身御供を戒める物だとされていますが、
そしたら美談も美談に仕立てあげた新約のスーパースター、
J.C.さんの末路はどうなんだ、と。

そして恐ろしいのは生贄や人身御供の文化は
高度な階層、階級を形成した社会でこそ成立した頻度が高かった、
そんな可能性を示唆する研究結果が存在すること。
日本でも「雉も鳴かずば...」の犀川の伝承なんて究極のパワハラです。

果たして、社会レベルが向上すると、
生贄という名の弱者の犠牲を求めるのが人類なのかも知れません。

そんな訳で今回は、
題材に民俗的な由来を持つ作品を中心とした月曜市となります。

開催日時は9/16(月)12時 ~ 9/19(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/09/12 《 新着リストNo.1328を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/09/09 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先週に続いて今週も、
弦楽四重奏曲についての月曜市です。

歴史的な話題は先週書いており追記する程の内容もないので、
今回は徒然なるままに個人的意見を書いてみます。

古今東西の弦楽四重奏曲の中でも、
屈指の出来だと個人的に思うのがモーリス・ラヴェル。
幾つかの異なる音楽技法や調性のコラージュが、
ラヴェルらしい淡麗な色彩で描かれていく様は格別です。
圧倒的な名演ではパルナン四重奏団の初回録音となりますが、
こちらは途轍もない希少盤なので興味がある方は弊社CD-Rを是非。

あるいはピョートル・チャイコフスキー。
ロシア屈指のメロディ・メイカ―である彼の魅力は、弦楽四重奏曲でも健在。
そして何が凄いかと言えば1番から3番までの全作品が、
一曲につき一ヶ月程度で書いているところ。速筆にも程があります。
軟弱と言うか素朴で地味という評価をする人も居ますが、
一番の「例の楽章」に皆さま注視しすぎなのでは、と。

あるいはヨハネス・ブラームス。
後年は「対位法の魔術師」と呼べるほどに内声を自在に操った作曲家です。
彼の作品ならば第2ヴァイオリン以下の動きを存分以上に楽しめます。
…と言うより、主旋律を聴く作品としては若干弱いのではと思います。
アンサンブルの妙に身を委ねるのが楽しく、
主旋律が曖昧な楽章の方が印象的に残るのがブラームスらしいな、と。

そんな訳で今回は前回に続いて、
弦楽四重奏曲を中心とした月曜市となります。

開催日時は9/9(月)12時 ~ 9/12(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/09/05 《 新着リストNo.1327を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/09/02 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先日、ラヴェルの弦楽四重奏曲について
御客様と話す機会があり気付いたのですが、
この弦楽四重奏曲という定番ジャンル、
調べてみると定番の割には出自が不明です。

バロック期のトリオ・ソナタ(Vn2人&通奏低音2人)が
そもそもの起源という考え方が出来るそうで、
アレグッリやパパの方のスカルラッティが発展版の「弦楽4声ソナタ」を書いています。
ただ「様式」として流行に至ったものではなく、
イタリアから外に広まる事はなかった様です。

その後の変遷は海外の文献でも諸説あるのですが、
ハイドンが弦楽四重奏曲の「始祖」と多くの学者が考えており、
時代的に見ても蓋然性は高いのではと思います。

若き日のハイドンはヴァイオリンなどの演奏で生計を立てていたのですが、
オーストリアはヴァインツィ―ルという城に呼ばれ、
城の執事、地元の司祭、地元のチェロ奏者という弦楽4人編成で、
既存の室内楽を編曲して演奏会を開いていたとのこと。
それを気に入った城主から新作を頼まれ、
明確な「弦楽四重奏曲」として作曲を始めたのだとか。

以前にも書きましたが、
オーケストレーションに於いては「ハイドン以降」が一つの区切り。
そんな教育を若き日に受けた担当者としては、
室内楽でも「近現代への橋渡し」をやっていたのかと、
クラシック史の重要人物ハイドンへの敬意が更に深まった次第です。

そんな訳で今回は、弦楽四重奏曲を中心とした月曜市。
開催日時は9/2(月)12時 ~ 9/5(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/08/29 《 新着リストNo.1326を更新しました!新着一覧はこちら》
No1326はこちらをご覧ください。

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2024/08/26 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回は久々の通常回となる月曜市ですが、
バーゲン期間に興味深いが嬉しくない発見が有りました。
何かと言えばMELODIYA のオケの表記に関連した話でして…。

モスクワが本拠のオーケストラ、本当に多いのです。
そしてレコード時代に付きものなのが輸出仕様などで起きる表記揺れ。
更にはインターネットが無かった頃に生まれた邦訳の際の表記揺れ。

今回とりあえず問題になったのが、
現『ロシア国立交響楽団』の表記揺れです。

「USSR State Academic Symphony Orchestra」
あるいは「USSR State Symphony Orchestra」と表記揺れがあるため、
「ソビエト国立so.」 「USSRso.」
「ソビエト国立アカデミーso.」 「USSR アカデミーso.」
という上記四つが、どれも正解表記として使えてしまいます。

更に別団体のモスクワ・フィルの英語表記は、
直訳で「Academic Symphony Orchestra of the Moscow Philharmonic」
輸出用では「Moscow State Philharmonic Symphony Orchestra」となり、
「国立」や「交響楽団」など重複する単語で惑わせてくるのです。
ちなみにペレストロイカ以降になると、
ロシア・フィルとモスクワso.も結成されます。

結論としては、Wikipediaに代表されますが、
日本語と海外の資料では全く違う事を書いている事が多いです、と。
日本は評論家の意見に阿り勝ち、海外は間違っていても持論を貫き勝ち。
さあ、その間違いを評論家が事実として日本で紹介したら…?

こういったエコー・チェンバー現象、
簡単に起きがちなので気を付けていきたいものです。

そんな訳で、今回の月曜市はMELODIYAのオケ物でまとめてみました。
開催日時は8/26(月)12時 ~ 8/29(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/08/22 《 新着リストNo.1325を更新しました!新着一覧はこちら》
No1325はこちらをご覧ください。

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2024/08/19 月曜市お休みのお知らせ
現在、BOX半額セール期間中のため月曜市はお休みとなっております。

半額セールの終了は8/22(木)正午まで。
セール期間もいよいよ残り3日となりました。
正午になると自動的に価格が戻るので、
気になる商品はお早目のチェックをお願いいたします。
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2024/08/15 《 新着リストNo.1324BOX特別号を更新しました!新着一覧はこちら》
今号は古典から近現代までを網羅したBOX特集号。
希少な全幕物など、注目のレコードが目白押し!

そして旧番号のBOXセットは50%オフの特別セール!
旧番号のセール期間は8/22(木)正午までとなりますので、お早目にご確認を。

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2024/08/12 ※夏季休業のお知らせ(8/13~8/16)
例年のことと相成りますが、
本年も下記日程において夏季休暇を頂戴いたします。

- 夏季休業日 -
8/13(火)~8/16(金)

この期間中のご注文は8/17(土)より順次発送とさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
2024/08/12 ♪♪♪月曜セール【特別編】開催中♪♪♪
...Est-ce de la Nouvelle Cuisine?

などとフランス語で書いた矢先にオチを明かしますと、
今回もREG番台の4割引きセールとさせていただきたく。
対象商品のバリエーションはそこまで拡大できませんが、
前回と同様に値引き額は4割引きまで拡大しておりますので御容赦を…!

そして、こちらの文面には何を書こうか迷っていたところ、
対象品の中に見付けてしまいました、月曜市担当者にとっての運命の一曲を。

そう、それはもちろん、プロコフィエフ。
彼のPfソナタ第2番4楽章と偶然テレビで出会わなければ、
この会社にも居らず、この原稿を書いてもいないのです。

高校まで王道を通り純朴な音楽観だった青年ピアニストが、
音大で習わされて一時的に道を踏み外すらしいのがプロコフィエフ作品。
さらに言えば、著名な『戦争ソナタ』に比べて、
ソナタ2番は巨匠クラスでも微妙な演奏になりがちなのが面白いところ。

深い海に潜っている様な思索的な1&3楽章と、
アッパラパーにも見えてしまう2&4楽章。
獄門島におわす千光寺の住職殿が聴いた日には
「季違いじゃが仕方ない」とでも曰うのではないでしょうか。

そんなPfソナタ2番を含んだREG番台40%セールが今回の月曜市です。
開催日時は8/12(月)12時 ~ 8/15(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2024/08/08 《 新着リストNo.1323を更新しました!新着一覧はこちら》
No1323はこちらをご覧ください。

詳しくはこちら
2024/08/05 ♪♪♪月曜セール【特別編】開催中♪♪♪
本日は久々の月曜市となります。

今夏のバーゲン対象が通常番号だった都合上、
REG番台からの月曜市となります。

とは言え縛りがある中にも、
気になるトピックスを見付けました。

シューマンが書いた詩集を元にした歌曲の中でも、
取り分け印象的な題名の作品が有ります。

『涙と共にパンを食べたことのない者は』
この何とも味わい深い題名はゲーテの詩が元になっております。
本邦では「人生の味を知らないのだ」という続きと共に、
曲を知らずとも文句としても割と知名度が高いのではと思います。

…が、実はこれ英訳の際に凄まじい意訳が行われた結果で、
ドイツ語の原文は全く異なるものでした。
芭蕉の「松島や~」が芭蕉と関係ない位には凄い改変です。
そんな話題から見付けた、美しいゲーテの詩を書かせていただきたく。

『私を慌て者だと思わないで欲しい、
 世界は粥から出来てはいないのだ。
 躊躇している時間はない。
 咀嚼し消化するか、さもなくば喉に詰まらせるか、だ。』

などと謳いつつ、今回の月曜市はREG番号のレコードを
夏のバーゲンと同じ『4割引』で御提供いたします。

開催日時は8/5(月)12時 ~ 8/8(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/08/01 《 新着リストNo.1322を更新しました!新着一覧はこちら》
No1322はこちらをご覧ください。

詳しくはこちら
2024/07/29 月曜市お休みのお知らせ(夏のバーゲン残り3日!)
ただいま夏の大型バーゲン期間のため、
本日の月曜市はお休みとなっております。

No.1299までのレコード約3500点を対象としたバーゲンも残り三日、
8月1日(木)正午が〆切となりますので、最終確認をお忘れなく!
詳しくはこちら
2024/07/25 《 新着リストNo.1321を更新しました!新着一覧はこちら》
No1321はこちらをご覧ください。

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2024/07/22 月曜市お休みのお知らせ
現在バーゲン中につき本日の月曜市はお休みです。

次回は7/29の月曜に開催となります。
詳しくはこちら
2024/07/18 《 夏のバーゲン特別号を更新しました!》
本日より夏の大型バーゲンを開催しております!

対象となるレコードは…
・No1299までのレコード約3500点が40%オフ!!
※英字シリアル&高額商品は含まないので御注意ください。

下記の要項をお読みの上、どなた様もお気軽に御参加ください。
詳しくはこちら
2024/07/15 ♪♪♪月曜セール『特別版』開催中♪♪♪
御客様におかれましては無関係も無関係な話題なのですが、
先日、弊社の棚卸しと言うか定期の在庫調査が終わった次第でございます。

当然の話ながら毎回の様に「行方不明者」、
あるいは「指名手配犯」となるレコードが出現するのですが、
毎年、少しずつ業務の見直しをし、少しずつ改善しております。

そして毎回データ担当の逆鱗に触れているのがシリアル3桁/4桁の問題…。
3桁を「若い番号」と認識するプログラム、
3桁を「4桁とは違う」と認識して前、または後ろに回すプログラム、
そして1009の次に101を入れてしまうプログラムが弊社の業務には混在しています。
しかも、そのどれもが現在の業務には必須と言う…。

そして目下の問題が、REG番台に関して。
開始当初は4桁になる予定など全く無かったため、
見事にデータ処理の際の悩みどころとなっています。

先頭に「0」を付けて4桁に直すのも議題になるのですが、
いっそ完売になってくれた方が清々しい気持ちになれるのでは…。
…という訳訳で社長に直談判して参りました。

REGシリアル3桁番台の70余枚を、
異例&怒涛の『6割引』で販売いたします。

これで売れなかったら番号の変更、
あるいは抹消になる可能性も無きにしも非ずんば虎児を得ずといったところ。
例によって『6割引』なのは三日間だけなので、
一瞬でも食指が動けばカートに入れて貰えたらと切望する次第です。

開催日時は7/15(月)12時~7/17(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/07/11 《 新着リストNo.1320を更新しました!新着一覧はこちら》
No1320はこちらをご覧ください。

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2024/07/08 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今日はレコード鑑賞時のスタイルについて少し。

お客様から聞くところに拠れば、
愛好している曲の楽譜または解説付き楽譜を読みながら聴く、
そんな趣味の方も割と居らっしゃるそうで…。
楽器演奏をされずとも、です。

それに影響を受けて月曜市担当者も、
「スカルラッティ・鍵盤ソナタ演奏の手引き」と言う本を買ってしまいました。
メイエル女史のピアノを解説と共に聴く体験は思いのほか楽しい経験で。

その経験を経て改めて思うのですが、
バッハの「2声のインベンション」…この曲は一体なんなのでしょう。
まるで、天から降ってきたかのよう。

左手と右手の独立が美しいがため、
二胡と琵琶、バンドネオンとコントラバス、パンフルートとチャランゴ、etc...
どの様な楽器の組み合わせであろうとも恐らく全てハーモニーしてしまうのです。
時代も場所も超えて、いずれも間違いなく美しくアンサンブルします。

二重奏の全てが詰まっている曲だと思うのですが、成立は500年前…。
『Out-of-place Artifacts=オーパーツ』とは音楽で言えばこの曲でしょう。

そんな訳で今回は、現代では失われた2声=インヴェンション、
あるいは3声=シンフォニアを中心に。

開催日時は7/8(月)12時 ~ 7/11(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/07/04 《 新着リストNo.1319を更新しました!新着一覧はこちら》
No1319はこちらをご覧ください。

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2024/07/01 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
この仕事をしていると沢山の謎に出会うのですが、
今回は「フランスDECCAの謎」について。

フランスDECCAでしか発売していない録音が有るのは
御存じの方も多いのではと思いますが、
それではDECCA がフランスに支社を持っていたのか?
というと所在地が不明でして…。

諸々のリサーチを重ねた結果、
ベルギーのFonior社が1934年にDECCAと提携、
更に戦後にSocieté Francaise du Son という
パリにあったグループ会社を窓口にする形で、
フランスDECCA が成立したという流れだそうで。

そして最終的には統合されてIPG というレーベルに辿り着くのですが、
こちらは1973年の成立なので、
正直いって成果らしい成果というのは望めませんでした…。

この遠回りに見える提携のエピソード、
実は植民地だったアフリカが関係あるのです。
販路およびアフリカ音楽の収集(録音)に際し、
競合を避ける意図があった様で。

そんな訳で今回は割と複雑な仏DECCA特集、
もちろん英国録音の仏盤も御用意しております。

開催日時は7/1(月)12時~7/4(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/06/27 《 新着リストNo.1318を更新しました!新着一覧はこちら》
No1318はこちらをご覧ください。

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2024/06/24 月曜市お休みのお知らせ
現在、BOXセットのバーゲン期間のため、本日の月曜市はお休みとなっております。

半額セールも残り三日、27日(木)正午が〆切となりますので、最終確認をお忘れなく!
詳しくはこちら
2024/06/20 《新着リストNo.1317更新しました!新着一覧はこちら》
今号はフレンチ・レーベルBOX特集号。
希少な全幕物など、注目のレコードが目白押し!

そして旧番号のBOXセットは50%オフの特別セール!
旧番号のセール期間は6/27(木)正午までとなりますので、お早目にご確認を。

詳しくはこちら
2024/06/17 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
ふと先日読んだインタビューが面白かったので、
今回はそちらからの特集になります。

曰く…

『ベルリン・フィルに入ってみて感じたのは、
 メンバー個々のアイデアがとても豊富で、
 非常に柔軟なスタイルを持っているということ。

 何しろ全員がソリストとして活動しているヴィルトゥオーゾなんです。
 にもかかわらず、ことオーケストラとなれば
 全員が真剣に音楽に奉仕するという姿勢が一番印象的でした。
 
 どんな指揮者が来ても最初にやる事は、お互いを聴き合って演奏すること。
 その前提の上で指揮者を見るといった感じです。
 
 合わない部分がある時はまずオーケストラのせいだと考え、
 どうしたら良いのかという会話が必ず行われる。
 ですからベルリン・フィルでは指揮者への不満を聞くことは殆どありません。』

組織的な統制を敷いてor強いているオケではなく、
結構プレイヤー・ライクな考え方が伝統として根付いているそうで、
ベルリン・フィルのイメージが全く変わってしまいました…!

そんな訳で今回は歴史的な名オーケストラの一つ、
ベルリン・フィル特集です。

開催日時は6/17(月)12時 ~6/20(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/06/13 《 新着リストNo.1316を更新しました!新着一覧はこちら》
No1316はこちらをご覧ください。

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2024/06/10 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
当然の話なのですが、
クラシック音楽は他のジャンルに比しても、
如何にして「鳴らすか」が大事になる様です。
それは実は合奏曲のみならず独奏曲やソナタでも大事なことでして…。

月曜市担当者が習った教師は、
「一人選ぶなら後期ブラームスを勉強しなさい」と語っていました。
とはいえ結局、その後はオーケストレーションを書く機会の無いままで、
詳細は分からずに「ハイドン変奏曲」を楽しんでいるだけなのですが…。

声部が聞き取りやすい作品で言うと、
一般的にはロマン派以前の作品になると思います。
その中でも明朗かつ心地良いサウンドで統一されているのが、
モーツァルトのオーケストレーションなのではと。
例の報酬半額になったフルート協奏曲の逸話は兎も角、
管楽器の使い方は年齢を感じさせぬ匠の技。

暑さ寒さの揺り返しに悩まされる今日この頃、
モーツァルトでスカッとしてみませんか?

開催日時は6/10(月)12時 ~ 6/13(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/06/06 《 新着リストNo.1315を更新しました!新着一覧はこちら》
No1315はこちらをご覧ください。

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2024/06/03 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の特集は、
「アメリカから入って来たものを日本人がどのように受容するのかという視座」
という言葉が非常に興味深いインタビュー記事を目にした為です。

インタビューの受け手は細野晴臣氏。
白でも黒でもないイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のリーダーです。

面白かったのは、
「モノラルとステレオは本来マイク一本か二本で録るかの違いだと。
 マルチトラックには空間を演出する加工作業が必要で、厳密なステレオは今や存在しない。」

「音楽家はデジタル技術に惑わされない、むしろアナログのオカルト的な音の追求に走る。」

この二つの発言でした。
実は過去にも別の音楽業界の方から聞いた事のある概念でして、改めて再認識した次第。
そんな訳で今週は、上記インタビューからインスパイアされた作品の特集となります。

開催日時は6/3(月)12時~6/6(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/05/30 《 新着リストNo.1314を更新しました!新着一覧はこちら》
No1314はこちらをご覧ください。

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2024/05/27 ♪♪♪月曜セール(拡大版)開催中♪♪♪
前回に続いて今回もデジタル録音についての特集を。

一つ、先日来店したオーディオ関連の企業で働いているという
御客様の言を御紹介したく。
曰く「横の広がりは技術的には簡単で、
高さと奥行きの表現こそオーディオ屋の課題である」とのこと。

さもありなん&むべなるかな。
コンサートホールにしても教会にしても、
天井の高さと演奏者までの距離で
驚くほど聴き手側の音が変わってしまうのは物理的な現象で、
図面を引く設計者はそれを織り込みます。
録音&再生に於いても生演奏と同じ感動を再現したい、
こう思うのは当然の帰結だな、と。

そして、前回&今回の月曜市を機に、
新しい特集ページを作ってしまいました。
日本のオーディオファンには是非ご一読いただきたい、
自信のコンテンツとなっております。

また、新ページの公開に伴い、先週のセール対象商品も再び値引きいたします。
なかなか注目していただけないデジタル録音について、
いま一度の再評価に辿り着けばと思う次第です。

新特集ページへ

月曜市セール対象商品はこちらから
2024/05/23 《 新着リストNo.1313を更新しました!新着一覧はこちら》
No1313はこちらをご覧ください。

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2024/05/20 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
『That's What Digitals Are For』

今回はWEB上の新着情報ではカットしている、
月曜市の表題を記載してみました。
実は紙面版には毎回テーマを表す表題を付けておりまして…。

由来は個人的な永遠の歌姫、Dionne Warwick の美しいバラードから。
企画内容としては、先日スタッフが受けた電話から採りました。

それは「デジタル録音」という物について。
当然ながら音を出す、あるいは音を記録する機構は、
マイクにせよスピーカにせよアナログの振動板な訳です。

そのアナログの信号を磁気テープに保存する方式が、
レコード全盛期に絶対的だったテクノロジィ。

そこに現れた新技術が「デジタル録音」だった訳ですが、
この「アナログ期のデジタル録音」についての資料が、
本邦には殆どない事を御存じでしょうか。

数年であっという間に入れ替わったデジタルの新メディア、
CDの技術解説に日本では比重が寄ってしまっているのです。

気になったのでリサーチしたところ、
なかなか興味深い事実が浮かび上がってきております。
アナログ・メディアがデジタルの恩恵を如何ほど享受できたか、
更に調査を進めております。

そんな訳で今週は、
デジタル録音で収録された作品での特集となります。

開催日時は5/20(月)12時 ~ 5/23(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/05/16 《 新着リストNo.1312を更新しました!新着一覧はこちら》
No1312はこちらをご覧ください。

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2024/05/13 月曜市お休みのお知らせ
カタログNo1311はREG特別号となりますため、
本日は月曜市がお休みとなります。

仏国マイナー・レーベルのレア録音を改めて確認していただければ幸いです。
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2024/05/09 《 新着リストNo.1311を更新しました!新着一覧はこちら》
No1311はこちらをご覧ください。

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2024/05/06 月曜市お休みのお知らせ(高額バーゲン残り3日!)
現在、高額バーゲン期間のため、本日の月曜市はお休みとなっております。

平時は割引対象にならない高額商品を対象としたバーゲンも残り三日、
9日(木)正午が〆切となりますので、最終確認をお忘れなく!
詳しくはこちら
2024/05/02 《 GWバーゲン特別号を更新しました!》
本日よりGW特別セールを開催しております!

対象となるレコードは、
・通常バーゲンでは対象外の
 No1290までの高額商品(2万円以上の商品)が20%オフ!

下記の要項をお読みの上、どなた様も御気軽に御参加ください。
詳しくはこちら
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2024/04/29 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
以前から気になっていた疑問が紐解けたので、
今回はそれを企画内容とさせて貰えればと。

実は前々から古い『Ducrete Thomson』盤に印刷されている、
Selmerのロゴが気になっていたのです。
管楽器経験がある方やジャズ好きの方は御存じだと思うのですが、
日本ではセルマーという名前を聞くと反射的にサックスが想起されます。

本来的には他の管楽器も作るメーカなのですが、
アメリカ製の『アメセル』と、フランス製の『パリセル』と、
ヴィンテージも含めて日本のサキソフォニストが
特に御用達にするのがセルマーなのです。

果てや扨てや、デュクレテに記載されているSelmerは、
この楽器会社セルマーと関係が有るのか。

…今回を機に調査したところ、
見事に系列会社という事が判明しました。
モヤモヤが晴れた次第でございます。

そんな訳で今週は、Selmer製の楽器も間違いなく使われている
木管作品をメインとした特集を。

開催日時は4/29(月)12時~5/2(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/04/25 《 新着リストNo.1310を更新しました!新着一覧はこちら》
No1310はこちらをご覧ください。

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2024/04/22 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
月曜市の担当者は俗に言うミステリ・マニアなのですが、
先日読んだミステリに気になる記述が。

曰く「琴」と「筝」は違う楽器だが、
日本では混合して扱われている、とのこと。

「琴」つまり「和琴」は古楽器としてのハープと同じ構造をしていて、
最初に調弦したままの音高を鳴らす楽器。

「筝」は「柱」と言われるギターのフレットの様な物があり、
調弦後に人の手を介して音高が変えられる。

弦楽器の分類は非常に複雑ですが、
大雑把に言うと上記の感じだそうで。

もちろん現在の据置型のハープやアルパは
大抵がペダル式で音高が変えられる様に進化しています。

原義的な「琴」のイメージで行くならば「千と千尋~」で使われたり
神話でオルフェウスみたいなイケメンが弾いてるイメージが強いリラや、
あるいは中国の揚琴、ハンガリーのツィンバロンの様な打弦楽器が近いのではと。

音域の拡大や転調のニーズに合わせて改良が進み、
原初の形が失われてきたのが楽器の歴史。
兎にも角にも実物を残しておかないと、
古楽器は再現すら出来なくなるのが常でした。
間違いなく楽器も遺物、遺産である証左ではないでしょうか。

という訳で今回は、
そんな趣旨の元に各種の弦楽器作品の特集を。

開催日時は4/22(月)12時~4/25(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2024/04/18 《 新着リストNo.1309を更新しました!新着一覧はこちら》
No1309はこちらをご覧ください。

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2024/04/15 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回の月曜市ではハンガリーという、
実は内情が良く分からないのでは?という国を特集しました。

弊社サイト上の特集記事など、
正確な情報を得たい時には原語での資料調査をするのですが、
ハンガリー特集ではWikipedia日本語版をメインの情報源としております。

何故かと言えば、あまりにも音楽家の情報が膨大に過ぎて、
出処をあたった日には日数が幾らあっても足りないからです…!
ハンガリーという国が産み出した音楽家、
作曲家も演奏家も本当に驚くほどの精鋭揃い。

そうなってくると気になるのが国を代表する教育機関、
リスト音楽院ことリスト・フェレンツ音楽大学。
アニー・フィッシャー、リリー・クラウス、
シゲティ、シュタルケル、シャーンドル・ヴェーグなど
日本人を魅了する名録音を残した卒業生のなんと多いこと。

更に言えばペレーニは母校の教授として、
海外講座を開くため度々来日しております。
機会さえ有れば是非、聴講しに行きたいものです。

そんな訳でハンガリーについて触れてみやう企画の第二弾となります。
開催日時は4/15(月)12時~4/18(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/04/11 《 新着リストNo.1308を更新しました!新着一覧はこちら》
No1308はこちらをご覧ください。

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2024/04/08 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
突然ですが、つい先日チェコ近辺の地理を調べる機会が有り、
その際、寡聞にしてドナウ川を「Danube」と綴るのを初めて知った次第です。

そして、その語源を辿ればケルト神話の母神『ダヌー』に行き着くとの話。
要はアーサー王の伝説の源流にまで遡れる訳で、
歴史好きにとっては少なからずの衝撃だったのです。
黄河の様に東欧~ドイツを横切る大きな川…という印象が一変しました。

そして、この欧州の母たるドナウ流域に存在する国家の中で、
実は日本人からすると謎多き国の筆頭がハンガリーではないでしょうか。
是非、ハンガリーについて知っている事を脳裏に思い浮かべてみて下さい。
弊社を利用される方なら特に、音楽以外の印象は浮かばないのでは…?

「アナログ期の巨匠たち」のフリッチャイの項に詳しいですが、
1944年にナチスに占領されても翌年には追い出している上に、
ヨーロッパ・ピクニック~ベルリンの壁崩壊~ペレストロイカと連なる歴史も、
ハンガリー労働党が基本的に民主的な思想を持っていたらしく実にスムース。
要は世界史の年表に残る様な大動乱が必要ない余裕のある国家だったのではと。

音楽ではリストやバルトークといった作曲家を筆頭に、
指揮者ではニキシュ、セル、オーマンディ、ライナー、フリッチャイ、ケルテス、ショルティ、
ピアニストではリリー・クラウス、ゲザ・アンダ、シフラ、シフ、コチシュ、ラーンキなどが居て、
なんとなく馴染みが有る国の様な気がしてしまうのですが、
その実、ハンガリーについて深い知識を日本人は持たない気がします。
上に書いた、フリッチャイのごとき穏やかさが故に。

ならば今一度楽曲からハンガリーについて触れてみやう...
そんな趣旨で今回はお送りいたします。

開催日時は4/8(月)12時 ~ 4/11(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2024/04/04 《 新着リストNo.1307を更新しました!新着一覧はこちら》
No1307はこちらをご覧ください。

詳しくはこちら
2024/04/01 月曜市お休みのお知らせ(BOXバーゲン残り3日!)
現在、BOX旧番号の半額セール期間中のため月曜市はお休みです。
月曜市よりも安価に購入可能ですので、是非ご利用ください。

終了時間は4/4(木)正午となります。
システム上、自動的に終了となってしまいますので、
追加のご購入が有れば、お早目にお願いいたします。
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2024/03/28 《 新着リストNo.1306更新しました!新着一覧はこちら》
今号は久々のBOXセット特集号。
希少な全幕物など、注目のレコードが目白押し!

そして旧番号のBOXセットは50%オフの特別セール!
旧番号のセール期間は4/4(木)正午までとなりますので、お早目にご確認を。

詳しくはこちら
2024/03/25 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週のカタログNo.1305ではコーガン夫妻のデュオにバリノワと、
弦&管が弱いMELODIYA録音の中で気を吐く
素晴らしいヴァイオリンLPが入荷しました。

それにしても不思議なのは、
共産圏レーベルの弦楽のラインナップの不足について。
ソヴィエトもポーランドもルーマニアもハンガリーも、
不思議とピアノの方が強い印象です。
東欧と言えばジプシー・ヴァイオリンで有名なのにも関わらず。

「当時は楽器が庶民まで行き渡らなかった」という仮説も脳裏を過ぎるのですが、
同じ東側ながらもETERNAを聴いて弦が弱いと印象を持つ方は少ない筈。
身も蓋もない事を言えば、プロコフィエフ作品では故郷のMELODIYA録音よりも
ゲヴァントハウスの方が名演を残していたりもする始末…。

とは言え掘り出し物に出会う可能性は、まだまだ無限に有ります。
ならば今回は東側の弦関連に絞った月曜市を、という趣旨でお送りいたします。

開催日時は3/25(月)12時~3/28(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2024/03/21 《 新着リストNo.1305を更新しました!新着一覧はこちら》
No1305はこちらをご覧ください。

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2024/03/18 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さてゝまだゝバーゲンでの中断期間の影響は続いており、
良い企画というのが、なかゝ思いつきません。

こういう時、ともすれば担当者の好きな室内楽や協奏曲を
ついゝ主題に選んでしまいがちなので、敢えての逆を選びました。

以前にも書いた気がしますが、
オーケストラ史に於いて「ハイドン以降」という視点は重要だそうです。

かの老翁が当時としては異常に長生き(1732~1809)だったのは扨て置き、
1743年に世界初の市民オケであるゲヴァントハウスが設立し「楽団」の人数は増加、
更に「楽器」は技術の刷新により音域、特に低音域が拡張していきます。

宮廷や歌劇場では収まらない大編成の楽団による「音量」の増大化と、
研究や効率化が進んだ楽器が鳴らせる様になった広い「音域」と。
作曲家に求められるものが変遷していく過渡期を、
まさにハイドンは生きていたのです。

この時代に於ける作曲家、演奏家、聴衆の「当事者性」は
航時機が未だ作れぬ我々には計り知れぬもの。

例えばティンパニが改良化されて複雑な調律にも対応した結果、
『当時では』斬新な発想で「太鼓連打」が産まれたのではとも推察できます。
こういった時代性を大きく写す鏡となるのが交響曲なのではと。

そんな訳で、今回は交響曲を中心に置いての月曜市となります。

開催日時は3/18(月)12時~3/21(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/03/14 《 新着リストNo.1304を更新しました!新着一覧はこちら》
No1304はこちらをご覧ください。

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2024/03/11 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
新春バーゲンを挟んで、本日は久々の月曜市。

間が空くと企画内容を捻り出すのに苦慮するのですが、
今回はバーゲン期間中に進めていた仕事に関する特集にしようかなと。

設立から現在まで、欧州直輸入盤を扱ってきた弊社ですが、
最近アメリカのレコード関係者と連絡を取り合う機会が有りまして。

その際に弊社代表から聞いたのが、
輸入盤の音が国内盤とは全然違う事を教えてくれたのは、
実はアメリカ盤だったという話でした。

80年代から米国に在住する日本人も増えて、
日本で高く売れるLPを彼らが送っていたと。

確かにクラシックの本場ヨーロッパではないのですが、
歴史を紐解くと米国人のクラシック愛も
決して底の浅い物では無い事が伝わります。

特にオペラ熱は昔から高かったらしく、
METの他にもボストン・オペラやシカゴ・オペラなど、
世界に誇る立派な劇場を拵えています。

という訳で、今回は「新世界」からのLPをお届けいたします。

開催日時は3/11(月)12時~3/14(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2024/03/07 《 新着リストNo.1303を更新しました!新着一覧はこちら》
No1303はこちらをご覧ください。

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2024/03/04 月曜市お休みのお知らせ(REGバーゲン残り3日!)
現在、REG半額セール期間中のため月曜市はお休みです。
月曜市よりも安価に購入可能ですので、是非ご利用ください。

終了時間は3/7(木)正午となります。
システム上、自動的に終了となってしまいますので、
追加のご購入が有れば、お早目にお願いいたします。
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2024/02/29 《 新着リストNo.1302を更新しました!新着一覧はこちら》
No1302はこちらをご覧ください。

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2024/02/22 《 早春バーゲン特別号を更新しました!》
本日より早春バーゲンを開催しております!

対象となるレコードは…
昨年10月までに発売したREG番台レコード、約770枚が50%オフ!
そして一回の御注文で10枚以上購入の場合、さらに追加割引も。
また、洗浄液など一部アクセサリもセールとなります。

下記の要項をお読みの上、どなた様もお気軽に御参加ください。
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2024/02/19 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
ここ最近、モノラルの良盤の入荷が続いていますが、
月曜市の方は二週連続で『高音質ステレオ盤』の特集となります。

前回は音質について録音など入口側の話を少し書いたのですが、
今回は出口側の最終段、スピーカについて思うところを。

担当者は長らく電気楽器の演奏をしていますが、
スピーカのサイズ、重量、コンディション、
そして設置場所と部屋のサイズ。
この組み合わせで驚くほど音色が変わり、
結果として弾き心地も変わる体験を幾度となく経験しました。

この経験則から考えると『万能型スピーカ』なるものが、
いかに難しいかが分かるのです。
聴く作品の編成や録音方式によって、
理想的なスピーカ口径と重量は変わって当然の筈です。

そして、そんな理想論を云ったところで、
複数台のスピーカを置ける環境を作る難易度たるや。
溺れるに魅力的すぎる『オーディオ沼』、
くれぐれも皆さま御注意を。

そんな訳で、自宅システムの健康診断にも役立つかもしれない?
ステレオ高音質盤の特集となります。

開催日時は2/19(月)12時 ~ 2/22(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/02/15 《 新着リストNo.1301を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/02/12 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市も前回に続いての高音質盤の特集です。

ちなみに一言で『音質』というのも難しい話で。
歪み率やシグナル&ノイズ比(S/N 比)ならば簡単に計測できるのですが、
ある周波数が綺麗に出力されていれば、
イコール高音質だと人は感じるか、と言うと恐らく違うらしく。。

と云うのも、ある音楽大学の実験で、
発音の瞬間のアタック音を消してその後の持続音のみ流した結果、
楽器の区別、それも弦楽器か管楽器か、
はたまた歌声かすら判別するのが難しい事実が分かったのです。

つまり純粋すぎる波形、数学的に美しい波形からは、
美しい音色あるいは声色を感じ取れないという結果が出たのです。

ならば、胸打つ音質の特徴とは奈辺に有るのか。
…それは未だ最適解が得られていない、
というのが現代の定説の様です。
この辺は弊社のSACD特集ページにおける、
エンジニアの辻さんもインタビューで語っているところ。

という訳で今回は『オーディオ・ファイル』と呼ばれる、
高音質ステレオLPを御紹介いたします。
『数を聴いて感覚を鍛えるのが重要』という
辻さんも仰っていた定説に乗っかる趣旨です。

開催日時は2/12(月)12時 ~ 2/19(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/02/08 《 新着リストNo.1300を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/02/05 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
近年『シンギュラリティ』或いは『2045年問題』
そんな言葉に注目が集まってきております。

現時点はコペルニクス的転回という程まで
革新は進んでいないとは思いますが、
140度くらいは回っている様な気がしている今日このごろ。

と言うのも、近年の人間の生活においてIT技術の恩恵が余りに凄いので…。
日本で作られた無料OSのトロンを利用して家電技術の向上が進み、
中国の深センで実機としてブラッシュ・アップされていき、
更に人海戦術の大量生産で廉価に手に入る様になっていく。

Amazonでデジタル関連の商品を探すだけでも目が眩むほどの商品量と、
一昔前とは二ケタは違う安価な値付けに正直驚くほどで…。

という訳で、今回&次回の月曜市は、
レコードにおける『テクノロジィ』についての特集といたします。

今回は弊社が声を大にして推薦する
『モノラル・オーディオファイル』のLP を御紹介。
ステレオでは『絶対に代替できない』と断言できる、
直球勝負の音塊の渦に聞き惚れていただきたく。

開催日時は2/5(月)12時~ 2/8(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/02/03 SACD企画の第五弾が入荷しました。
弊社代表が監修に携わるキングレコードのSACD企画
「ETERNAの芸術」

第五弾となるのは…
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ドレスデンsk.による
ベートーヴェン:交響曲全集!

もちろん、すべて名匠シュトリューベンが手掛ける、
ETERNAの聖地、ルカ教会での録音。
更には嬉しいボーナストラックも収録しています。

後期ETERNAサウンドを代表する全集録音を是非ご堪能ください。
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2024/02/01 《 新着リストNo.1299を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/01/29 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
いきなりですが、洋の東西を問わず
『数秘術(Numerology)』なるものの歴史は長いのですが、
その中で最近気になったのが「7」という数字について。

親の七光り、7セグメント方式、平均律における7音音階など
素数でありながら実は身の回りで良く見受ける数字でもあります。

そんな7という数字に纏わる日本の武将が割と居りまして…。
もちろん北斗信仰あるいは妙見信仰による影響だとは思うのですが、
特に凄いのが日本三大怨霊としてお馴染み(?)の平将門公。
なんと7人の影武者が居たそうで、それに由来した由来絵画も残っております。
その名も『七人影武者将門像掛軸』というストレートな題名。

数字が人を惹きつけるというのは音楽でも昔からあるエピソード。
プロコフィエフも『彼らは七人』という、
古代シュメールで語られていた7人の悪魔についてオラトリオを書いています。

そんな訳で、今回は「数字」にまつわる作品が中心の月曜市となります。

開催日時は1/29(月)12時~2/1(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/01/25 《 新着リストNo.1298を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/01/22 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
2024年が始まって、気付けばもう1月も後半に。
慣用句でいう「正月呆け」なる病に罹患する方が多いそうですが、
お客様におかれましては如何でしょうか。

言わずもがな、担当者としては毎年かかる病気でして、
気付けば如月もすぐそこという事態に恐れ慄いている次第です。

先だっては冬のバーゲンという大型セールも有り、
どういった趣向の月曜市を繰り広げるか未だ固まっていない体たらく。
一先ずは年末年始の企画を延長させていただきたく。

毎度の話となりますが、新着レコードに比べて何ら劣る事のない作品たちです。
ただ、毎週発行している新着商品の煌びやかさに如何せん隠れがち。
是非この機会に、再度お目見えさせていただきたく存じます。

開催日時は1/22(月)12 時~1/25(木)12時限定。
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2024/01/18 《 新着リストNo.1297を更新しました!新着一覧はこちら》
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2024/01/15 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
例年と同じく最終営業日まで
各種の作業に追われた2023年も終わりまして、
新しい年である2024年が訪れました。

本年は、なにやらレーニンの没後100周年だとか。
現在の彼の地の事も含め色々と思うところは有るものの、
弊社では東西を問わず分け隔てなく良いレコード御紹介していけたらと。

果てさて、新年最初の月曜市となる訳ですが、
お客様におかれましては、
つい先日まで大型バーゲンを堪能されておりました訳で。

流石に月曜市と対象レコードを被らせる訳にもいかず。
といった次第にて、今週も昨年最後と同じ企画内容でお送りします。
もちろん企画は同一でも対象レコードは別のもの。

再び、年末と同じ標語を繰り返したく思います。
『芸術への道険し、しかして人の一生の儚きこと』

開催日時は1/15(月)12時 ~ 1/18(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2024/01/11 《 新着リストNo.1296を更新しました!新着一覧はこちら》
No1296はこちらをご覧ください。

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2024/01/08 月曜市お休み&バーゲン終了まで残り3日のお知らせ
バーゲン期間中につき、今週の月曜市はお休みとなります。

そして、毎年恒例の冬の大バーゲンも残り3日となります。
バーゲン価格の適用は自動処理で変更となるので、
木曜12時以降は通常価格に戻ってしまいます。

どなた様も、お買い忘れの無いよう御注意ください。
2024/01/04 《 新着リストNo.1295を更新しました!新着一覧はこちら》
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2023/12/28 《 冬のバーゲン特別号を更新しました!》
本日より冬の大型バーゲンを開催しております!

対象となるレコードは…
・No1279までのレコード約3600点が40%オフ!!
※英字シリアル&高額商品は含まないので御注意ください。

下記の要項をお読みの上、どなた様もお気軽に御参加ください。
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2023/12/25 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
流行り病の蔓延る苦難を経て、
喜ばしき大量の出張買い付けが叶った弊社の庭にも早や幾く歳。

息を吐く暇もなく春夏秋冬が過ぎ去り、
気付けば2023年最後の月曜市の原稿を記している次第です。

今冬は本邦のポピュラー方面に携わる音楽家が毎週の如くに逝去するという、
衝撃という言葉では言い表せぬほどの数ヶ月となってしまいました。

何処かの何方かの青き春を鮮やかに彩った音楽家たちに、
改めて衷心から哀悼の意を表したく思っております。

一年の掉尾として、そして平成を駆け抜けた音楽家たちへの追悼も込めて、
本年最後の月曜市は当時の作曲家が神に捧げたエレジィ、
或いは魂の救済への賛歌を軸点に特集したく思います。

『芸術への道険し、しかして人の一生の儚きこと』

開催日時は12/25(月)12時~12/28(木)12 時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2023/12/21 《 新着リストNo.1294を更新しました!新着一覧はこちら》
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2023/12/18 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の特集はハヤカワ・ミステリの傑作について。

ギャビン・ライアルが書いた「深夜プラス1」という
本邦でも一定層には非常に人気の高い、
まさにハードボイルドの傑作と言うべき小説なのですが、
実は映画化されていない惜しむべき作品でもあり…。

この作品とギブスンの「ニューロマンサー」については、
本当に映画化しない理由が不明でして。
良くある話の権利関係の複雑さにプラス、
エンタメ作品としてはプロットが複雑すぎる。
なんて噂も聞くのですが…。

どれだけ脚本を練ろうと試写会の反応次第で
意味が変わってしまうレベルで結末を変える上に、
ハリウッドが認めるルールに則していない原作は
幾らでも脚本で破壊し尽くしてきた国なので、
今後も映画化は難しいのかも知れません。

上記の二作品が原作に忠実に撮れたとて、
今のアカデミー賞候補になる事は絶対に無いので。

そんな訳で今回は激動のヨーロッパ逃避行を繰り広げる作品、
「深夜プラス1」に絡めた作品の特集でございます。

開催日時は12/18 (月)12 時 ~ 12/21(木)12 時限定。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2023/12/14 《 新着リストNo.1293を更新しました!新着一覧はこちら》
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2023/12/11 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先週も同じ書き出しで始めたのですが、
ここ最近、月曜市の特集にしたくなる出来事が幾つも起きまして。
その中でも最も衝撃的だったお話を。

担当者の母親は小学校の教師をしていたのですが、
大学でアコーディオンを習っていた時の師匠がなんと…
ハチャトゥリアンに認められモスクワ音楽院に招聘された方だそうで。

つまり担当者は意図せぬ内に母親を経由して、
モスクワ音楽院の系譜に繋がっていたのです…!
たまたま知ったプロコフィエフの知識を深めたくて入社した結果、
実は遠いところで母を通してロシアに繋がっていたという。

運命論は苦手ですが、巡り合わせというものはある様で…。
せめて「ピーターと狼」のピアノ編曲版でも弾ける様に練習しましょうか。

そんな衝撃の展開でお送りする、
ロシアMELODIYAレーベルの特集でございます。
古めかしい言葉ですが敢えて使いましょう。
「From Russia with Love」と。

開催日時は12/11(月)12 時~12/14(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2023/12/07 《 新着リストNo.1292を更新しました!新着一覧はこちら》
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2023/12/04 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
何故か不思議と最近、月曜市の特集ネタが振ってくる毎日でして。
幾つか候補は有るのですが今回はベルリン・フィルについて。

先日「気分が明るくなる曲を紹介して」と聞かれる機会が有りまして。
割と陰のある曲が好きな月曜市担当者なのですが、
陽性の曲で思い付いたのが「ハイドン変奏曲」と「花のワルツ」でした。

曲紹介がてら「花のワルツ」を某動画サービスで流したところ、
一つ目に出てきた動画が可憐でも絢爛でもない演奏で、台無し。
「こんな曲じゃないんだ」と慌てて言い訳しつつ、
次に流れたのが斯くも見事な華美なる名演…。
それが、ベルリン・フィルのコンサートでした。

特に思い入れの無い楽団だったのですが、感動を覚えたほど。
こんなに肌理こまやかなダイナミクスを表現するオケだったのか、と。

そんな訳で今回はベルリン・フィル絡みの作品による特集となります。

開催日時は12/4 (月)12時 ~ 12/7(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2023/12/02 辻裕行氏のロング・インタビュー記事を公開しました。
弊社とキングレコードが手を組んだSACD企画「ETERNAの芸術」

この企画の特設ページを作るに辺り、
エンジニア担当の辻裕行さんからメッセージを頂戴するのは
担当者が熱望していた企画でした。

11月の某日、なんと当初考えていた寄稿の形ではなく
ロング・インタビューをお願い出来る事になり、
更に追加で特設ページを作成いたしました。

ETERNAサウンドの秘密から再生媒体の変遷の歴史まで、
熟達の音響技師による数多の示唆に富んだ回答を
是非お楽しみください!

> 特設ページに移動する
2023/11/30 《 新着リストNo.1291を更新しました!新着一覧はこちら》
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2023/11/27 月曜市お休み&バーゲン終了まで残り3日のお知らせ
現在バーゲン期間のため、本日の月曜市はお休みとなっております。

平時は割引対象にならない高額商品を対象としたバーゲンも残り三日、
30日(木)正午が〆切となりますので、最終確認をお忘れなく!
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2023/11/23 《 秋の特別号「高額商品セール」を更新しました!》
本日より秋の特別セールを開催しております!

対象となるレコードは、
・通常バーゲンでは対象外の
 No1270までの高額商品(2万円以上の商品)が20%オフ!

下記の要項をお読みの上、どなた様も御気軽に御参加ください。
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2023/11/20 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
ここ数回の月曜市に関しまして、
担当者の私信のような企画ばかりで申し訳ない限りです。
5年も続けていると斬新な企画というのも難しく…。
今回もエッセイの様な企画となってしまうこと、ご容赦ください。

最近、衝撃的だった話が有りまして。
かれこれ20年来の付き合いのトランペッタが居るのですが、
先日、5回目の結婚をした旨を報告受けまして。
…もはや、彼にとって本邦の結婚制度とは何なのか。

そして紹介されたのが、まあ麗人とでも表現しましょうか。
当人の体重の半分ほどしかないであろう、か細きフルーティスト。
特に名を秘す某プロフェッショナル奏者なのですが、
音色も、奏する姿も、まあ麗しく。

神の不在を圧倒的に確信すると共に、
彼と袂を分かつべきか一瞬の迷いが起きたのも、むべなるかな。

そんな訳で心からの祝福と、一つまみの呪詛を隠し味に、
今期はフルートに関する楽曲で特集したく思います。

開催日時は11/20(月)12時~11/23(木)12時限定。
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2023/11/16 《 新着リストNo.1290を更新しました!新着一覧はこちら》
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2023/11/13 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の特集ですが、前々回『水戸』を特集した際、
「一人娘」という日本酒の話を書いたところ、
御存じの方が居られて声をかけられた話から発展いたします。

折角なので、この場を借りて担当者の血縁となる、
茨城の二つの酒蔵を宣伝させていただけたら。

かたやサラリ・キリリと淡麗な「一人娘」を仕込む『山中酒造』
かたや蒸留酒を思わせる濃厚な飲み口の「郷乃誉」を仕込む『須藤本家』

どちらも茨城が誇る銘酒となっており、
通販で取り寄せ可能ですので是非お試しください。
最近では日本酒バーに置いてあるのを見る機会も増えております。

まあ、そういった事情もあり幼少の折から年賀のお屠蘇は味醂ではなく日本酒でしたし、
少し前に逝去した父親も学生時代のアルバイトは北海道からのウォッカの密輸…
もとい、ウォッカの長距離配送だったと聞いております。

王維曰く「君に勧む、更に尽くせ、一杯の酒」とのこと。
そんな訳で今回はお酒と「縁深かった」音楽家たちの特集を組んでみました。

開催日時は11/13(月)12時~11/16(木)12時限定。
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2023/11/09 《 新着リストNo.1289を更新しました!新着一覧はこちら》
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2023/11/06 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先週の月曜市は私事も私事、
担当者の水戸旅行をネタにしたのですが、
今回、ふたたび旅行先について特集させていただきたく…。

10月は遠出が多く、茨城に続いては
千葉県の市川市に行く用事が有ったのです。
そして、市の文化会館に置いてあったのが
12月3日に開催予定の「ファミリー交響楽」なるイベントのパンフ。

市川市交響楽団(市響)の定期演奏会で、
地元出身のピアニスト、野上真梨子さんがゲスト出演されるそう。
パンフで微笑むピアニストの可愛らしい笑顔に釣られ、
備え置きのパンフを手に取ると衝撃の一文が。

演奏曲目:プロコフィエフ「ピアノ協奏曲3番」

…市川市のファミリーの方々はプロコを嗜むご様子です。
少なくとも市響はプロコを演奏する気に満ち充ちておられる。
何故に年の瀬の家族向けコンサートにプロコ。何故に。

さすが「回文なの何部位か」という市川市。

そんな訳で今週の月曜市は、
市川市の音楽団体のプログラムを紐解いた特集となります。

開催日時は11/6(月)12時~11/9(木)12時限定
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2023/11/02 《 新着リストNo.1288を更新しました!新着一覧はこちら》
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2023/10/30 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前号のBOX セールで一度お休みを頂いた定例の月曜市。
休んだ結果、ネタ切れを起こしてしまったので久々に私事まるだしの特集を。

月曜市担当者は父方の出自が茨城なのですが、先日たまたま水戸の方に行く用事がありまして。
藁に包まれた納豆と、血縁が営む『一人娘』という日本酒などを買って帰った次第。
そこでふと、茨城のクラシック団体は定演で何を弾いているのかな?と疑問に。

露悪的な言い方ですが、筑波山の麓をはじめ田園風景の広がる北関東の田舎です。
サッカーの鹿島スタジアムに向かう電車の途中駅など改札もベンチもない無人駅。
空気と酒と納豆の美味しさだけは折り紙付きですが…。

はてさて、そんな茨城で活動するクラシック団体は如何なる曲を好むのか。
ぜひ一覧をご確認下さい。

開催日時は10/30(月)12 時~11/2(木)12 時限定。
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2023/10/26 《 新着リストNo.1287を更新しました!新着一覧はこちら》
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2023/10/23 月曜市お休みのお知らせ
現在、旧BOX番台50%オフのバーゲン期間となる為、
本日の月曜市はお休みとなります。

50%オフという大盤振る舞い中の本バーゲン。
26日正午で終了となりますので、改めて御確認をお忘れなく。
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2023/10/19 《 新着リストNo.1286を更新しました!新着一覧はこちら》
今号は夏に続いてのBOXセットの特集号。
希少な全幕物など、注目のレコードが目白押し!

そしてNO.1276までの旧番号BOXセットは50%オフの特別セール!
旧番号のセール期間は10/26(木)正午までとなりますので、お早目にご確認を。

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2023/10/16 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さてさて、なんと今回で第8弾となる旧番号30%セール。
以前行ったエラリー・クイーンの国名シリーズ以来の
長期に渡る企画となっております。

今回の注目はセルゲイ・クーセヴィツキー氏にしようかなと。
元々は天才的なコントラバス奏者だったのですが、
指揮者に転向した後にロシア革命によりアメリカへ亡命。
レコードの全盛期が訪れる前に逝去しているので人気はいま一つ、という指揮者。

…ところが、クラシック史を語る上では超が付く重要人物なのです。
自身のパトロンでもあった富豪の娘と結婚すると出版社、後には財団を設立。
金に糸目は付けぬとばかり、実に多くの作曲家に作編曲を委嘱します。

かの有名な「展覧会の絵」のラヴェル編曲版を嚆矢として、
ストラヴィンスキー「詩編交響曲」
プロコフィエフ「交響曲4番」、
バルトーク「弦楽のための協奏曲」
メシアン「トゥーランガリラ交響曲」
など、実はクーセヴィツキーのフトコロ経由で出来た曲なのです。

貴族が個人的に作曲してもらい初演の後は140年以上も封印されていた
ロッシーニの「チェロとコントラバスのための二重奏曲」など、
近代まで秘蔵され出版されなかった曲は歴史上多く有るのですが、
作品の委嘱のために財団まで設立するのは本当に珍しいケース。

数々の音楽祭を立ち上げ後進の育成を図ったり、
とにかく音楽の未来の為に金をバラ撒きまくったと言って過言では無く。
一番弟子のバーンスタインが惚れこんだのも理解できる大人物でした。

担当者も宝くじが当たったらパトロンしてみたい旧番号3割引きセール。
開催日時は10/16(月)12時~10/19(木)12時。

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2023/10/12 《 新着リストNo.1285を更新しました!新着一覧はこちら》
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2023/10/09 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
終わりは果たして、いつになるのやら…。
第7弾となる旧番号30%セールです。

今回のラインナップの注目は、
エイトル・ヴィラ=ロボスとさせていただければ。
西洋クラシック史に限った話で言えば重要度は低いのですが、
南米はもちろん北米の音楽までをも充実させた功績は本当に大きいもの。

直接的な方面で言えば、アントニオ・カルロス・ジョビン。
20世紀以降のブラジル音楽の礎となるボサノヴァを立ち上げた中心人物ですが、
彼が最も大きな影響を受けたのがヴィラ・ロボスと言われています。

「クラシック」と「ブラジル音楽」を結び付けたロボスを見習うかの様に、
「フランス印象派」や「ジャズ」と「ブラジル音楽」を融合させたのがジョビンであり、
さらに後年になると「ロック」と「ブラジル音楽」のクロスオーバーが、
「MPB」こと「ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ(ブラジル風ポップス)」という
ポピュラ―史に大きな痕跡を残したジャンルにまで発展を見せていく。

生涯で2000曲以上の作品を残したというロボスが最も大事にしたものこそ、
「ブラジル音楽」と上で表記した『ショーロ』という地元の音楽でした。
ショーロを様々な音楽と融合させていく手法でブラジルの音楽は進化していくのですが、
その礎となった存在こそがエイトル・ヴィラ=ロボスだったのです。

…という訳で、音楽史の勉強にもなるかも知れない、
旧番号レコード3割引きセールの第7弾です。

開催日時は10/9(月)12時 ~ 10/12(木)12時限定。
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2023/10/05 《 新着リストNo.1284を更新しました!新着一覧はこちら》
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2023/10/02 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
気付けば本年も残り2ヶ月…。
そんな中、第6弾となる旧番号30%セールです。

今回のラインナップで気になったのは、
ジャック・シャルパンティエ(Jacques Charpentier)のLP。
20歳の時にインドに渡って当地の伝統音楽を学んだ後、
故郷のパリに戻ってメシアンに師事したという経歴の作曲家です。

彼の代表作は「カルナティック旋法による72の練習曲」という大曲。
インドの音階(旋法)であるラーガは膨大な数が有るのですが、
南インドのカルナティック地方に伝わる72のラーガを用い、
27年の歳月をかけてエチュードを書き上げました。
12音の長調と短調で計24曲書けば良い平均律に比べ、まあ大変なこと。

ちなみにカルナティック旋法を調べた際に初心者向けと書かれていたのが、
日本の沖縄音階にレbとラbという2つの不協音を足した7音の音階。
実際に弾いてみると沖縄の香りをかき消す物凄いインドの匂いが。
殆ど全ての料理がカレーに出来てしまう、あの感覚に襲われます。
…ゴーヤと豚足使ってインドカレーを作った様な感じでしょうか。

ちなみに師匠メシアンは西洋音楽と東洋的な民族音楽の統合に、
「トマス・アクィナスを読みなさい」とアドヴァイスしたそうで。
「神学」と「哲学」あるいは「神中心主義」と「人間中心主義」、
この対立概念を統合しようとしたアクィナスと重なる所が有ったのでしょう。

という訳で、音楽は国境を超えるかもしれない、
旧番号レコード3割引きセールの第6弾!

開催日時は10/2(月)12時 ~ 10/5(木)12時限定。
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2023/09/28 《 新着リストNo.1283を更新しました!新着一覧はこちら》
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2023/09/25 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
そろそろ潮時なのではと個人的には思いつつも、
もう少し続けたら?という意見が有ったので、
遂に第五弾を迎えることとなった旧番号30%セール。

今回のラインナップで目を引いたのはスタリークのVn練習曲集。

スティーヴン・スタリーク(Steven Staryk)は、
カナダ出身のヴァイオリニスト。
24歳にして英国ロイヤルpo.の首席に就任し、
後にコンセルトヘボウの首席奏者も務めた名手です。
教育者としても名を馳せ、カナダでは英雄的な人物だそうです。

そんな彼の面白さは録音量に対して、
本人は録音に余り興味が無かったフシが窺えるところ。
コンマスとしての参加を含めれば驚くほどに録音が多いのにも関わらず、
どちらかというと研究者、あるいは教育者としての側面が強い様子。
ヴァイオリニストの心構えやテクニックについて、
少なくとも23編は著述しているという驚異的な業績を誇っています。。

ぜひ一度『Steven Staryk』画像検索をしてみて下さい。
怒らせたら絶対に怖いと思わせる仏頂面…。
どうせ師匠にするなら、こういう哲人めいた方を選びたいもの。

そして「Vn練習曲集」という名を冠したLPから伝わるのは、
「巧いとは、こういう事さ」という、さり気ない充実。
すべからく音楽家とは、斯く在りたいものです。

という訳で、そんな逸品も見つかる
旧番号レコードの3割引きセールの第伍弾!

開催日時は9/25(月)12時~9/28(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに!
詳しくはこちら
2023/09/21 《 新着リストNo.1282を更新しました!新着一覧はこちら》
No1282はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/09/18 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先月から行っている旧番号の3割引きセール、
流石に第四弾ともなると書く事も無くなってきました。
そんな訳で対象レコードから見つけた新発見を徒然なるままに。

イタリアの作曲家ボッテジーニを演奏している
トーマス・マーティン(Thomas Martin)という演奏家。

「え?この人って楽器製作者でしょ?」と名前を見た瞬間に思ったのです。
この人の名前が冠された楽器を使っている演奏家の記憶が有りまして。
そこで気になって調べてみると、まあ常識外れの凄い人でした。

有名どころではフィラデルフィア管、ロンドン管、
そしてロイヤル室内o.などの首席コンバス奏者を歴任。
溢れる楽器愛が遂に漏れ出したのか、40代になって楽器製作を学び始め、
息子と共にイギリスで自分の工房を立ち上げたそうで。

もちろん指導者としても超一流なのは勿論、
イギリスとイタリアのコントラバス史に関する著作も書いています。
まさにコントラバスを知り尽くした人物、コントラバス界の第一人者。
こんな人だからこそ、楽器ルシアーとしても世に名を馳せている訳ですね…。

そんな驚きも隠されている旧番号レコードの3割引きセール。

開催日時は9/18(月)12時 ~ 9/21(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2023/09/14 《 新着リストNo.1281を更新しました!新着一覧はこちら》
No1281はこちらをご覧ください。
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2023/09/11 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回&前々回に続いて、
今回の月曜市も旧番号の3割引きセールとなります。

さてさて、今回のラインナップを横目に本文を書いているのですが、
やはり目に付くのはマイナー・レーベルの多さ。

評論雑誌で取り上げられる機会も少なく、
大物音楽家のプライベート盤や海賊盤でないと
手に取って頂くのは難しいのが事実...。
ただ、既に定評がある録音だけでは詰まらない、
と感じるのは売り手の業でしょうか。

演奏家ではなく作品を中心軸として聴き比べるのが好きな身としては、
世間様からの知名度や評価が低くても、
自分の趣味にどうしても合っている録音が幾つか在ります。
自己弁護の様ですが、こういう楽しみ方が有っても良い筈だと
胸を張って言いたい所存です。

そんな訳で、珍盤発掘の旅へと誘うべく、
旧番号3割引きセール第参弾となります!

開催日時は9/11(月)12 時 ~ 9/14(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2023/09/07 《 新着リストNo.1280を更新しました!新着一覧はこちら》
No1280はこちらをご覧ください。
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2023/09/04 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、前回に続いて今回の月曜市
も旧番号の3割引きセールとなります。

時たま聞かれるのが、
「残っているのは不人気なレコードなのか?」という質問。
これに関しては、はっきりと『否』です。

年間、数週を除いて新着レコードをカタログ化し紹介という
ちょっと特殊な弊社の仕組みの都合上、
「他と迷った結果、今回は見送ろう」
こういったレコードが一定数は出てくるのが宿命。
下世話な語り口で言えば「本命」になれなかった品と言いますか…。

そして週が明けると、お手元に届く新着カタログ。
当然ここには新たなレコードがさんざめき、
先週の思ひ出を見事に忘れさせてしまうのです。

カタログ再掲載やバーゲンの果てに、
その存在を改めて思い出したという経験をお持ちの方も多いのでは。

そんな訳で、恩讐の彼方に、
旧番号の3割引きセール第弐弾となります!

開催日時は9/4(月)12 時 ~ 9/7(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2023/08/31 《 新着リストNo.1279を更新しました!新着一覧はこちら》
No1279はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/08/28 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先だっての夏の大型バーゲンでは多数の御注文をいただき、
誠にありがとうございました。
この夏のバーゲンの終了と共に、
サイト運営に於いて大きな転換点を迎える事になりました。

現在のサイトはカタログ1000号を記念してリニューアルしたのですが、
それ以前の999号までの商品データ管理には、
消し炭になるかと思うほど手を焼かれてきたのです。
お客様に語る事では無いので仔細は省略いたしますが、
それはもう大変な作業の連続でした。

そういった旧サイト発売分の在庫総数が、
今回のバーゲンで整理整頓に現実的な数になったのです。
後は根性のみ、といった勢いで作業を終えたのが数日前のこと。

という訳で感謝の念を込めて初期番号の『3割引きフェア』を
何処かキリの良い所まで数週に渡りお届けしようかと存じます。

第一弾の開催日時は8/28(月)12時 ~ 8/31(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2023/08/24 《 新着リストNo.1278を更新しました!新着一覧はこちら》
No1278はこちらをご覧ください。
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2023/08/21 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
まるで手前味噌な話で恐縮ですが、
レコードの仕事は本当に楽しいもので。
数え切れない音楽的発見と歴史的発見に毎日が彩られています。
そんな中で出会った驚きの事実、
その最新情報を月曜市の題材にしてみたく。

メイエルが『ピアノ化』して以降、
現代のレパートリィとしても定着しているスカルラッティ。
バッハ、ヘンデル、クープランと同時代を生きた、
転調大好きなバロックの鬼才なのは御承知の通り。

ところが、そのスカルラッティは34歳からポルトガルに移住。
マリア・マグダレナ・バルバラ・ハビエル・(次行に続く)
レオノール・テレサ・アントニア・ホセファ・デ・ブラガンサ。
というポルトガルの王女に音楽を教えていました。

そして10年後に王女がスペインに嫁ぐと同行する事となり、
件の鍵盤ソナタ集の初版も発行されたのはスペイン時代のこと。
実は後半生はバルセロナで送っていたという事実は御存じでしたか?

イタリアン・バロックの巨匠と安易に思っていましたが、
彼が送った音楽人生だけで考えると、
イタリアの作曲家ともスペインの作曲家とも言えるのです。

もちろん多くの作曲家と同様、異国スペインの民族音楽の蒐集を楽しみ、
ソナタにもエッセンスを取り入れて作曲していたのも想像に難くない。
…結果、伝統的なフラメンコ奏者であり、
優秀なクラシック演奏家でもある現代のギタリストが断言します。

「スカルラッティのソナタには、
後のフラメンコに繋がる原初の魂が確かに宿っている」と。

あのソナタに満ちる色彩感と躍動感は、
イタリアとスペイン、二つのラテンの血に拠るものなのでしょう。

そういった訳で、今回はスペイン関連作品と、
スカルラッティ作品を特集したく思います。

開催日時は8/21(月)12 時 ~ 8/24(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2023/08/17 《 新着リストNo.1277を更新しました!新着一覧はこちら》
No1277はこちらをご覧ください。
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2023/08/10 ※夏季休業のお知らせ(8/13〜8/16)
例年のことと相成りますが、
本年も下記日程において夏季休暇を頂戴いたします。

- 夏季休業日 -
8/13(日)~8/16(水)

休業日前の発送は8/10日(木)15時までのご注文受付分となります。
8/10(木)15時以降の御注文に関しましては、
8/17(木)より順次発送とさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
2023/08/10 《 新着リストNo.1276更新しました!新着一覧はこちら》
今号は春に続いてのBOXセット特集号。
希少な全幕物など、注目のレコードが目白押し!

そして旧番号BOXは50%オフの特別セール!
旧番号のセール期間は8/17(木)正午までとなりますので、お早目にご確認を。

詳しくはこちら
2023/08/07 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
以前の特集の際、かのコナン・ドイルに触れたので、
こちらの英国ミステリ作家の名前も出さねばと思います。
「G.K.チェスタトン」こと「ギルバート・キース・チェスタトン」。
生み出したる探偵は、その名も『ブラウン神父』。

コナン・ドイルのホームズ譚が読み物として娯楽性が高いのに対して、
チェスタトンはまさにトリックの名手といった風情。
世界中のミステリ作家に影響を与え、日本では横溝正史が熱心な信奉者でした。

そしてもう一つのチェスタトンの特徴が、
熱心なカトリックだったこと。
英国と言えばヘンリー8世の離婚問題からの宗教改革、
遂にはローマ教皇庁と袂を分かった印象ですが、
チェスタトンは逆に国教会からカトリックに宗旨替えしたのです。

その観点から英国文明、あるいは文学に対して鋭い批評を繰り広げました。
チェスタトン随一の名言を以下にご紹介します。

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キリスト教は現世を逃れて宇宙に至る。
しかし仏教は現世どころか宇宙からも逃れんとする。
この二つに比しうる概念は、地上には殆ど見当たらぬ。
畢竟、キリストの至高を望まぬ者は、ブッダの奈落に落ちるのだ。
------------~~------------

なんとも…深い…言葉の…様な…気が…します??????
…そんな訳で、今回は宗教曲あるいは、
宗教的な観念に基づいて書かれた曲を中心とした特集となります。

開催日時は8/7 (月)12時 ~ 8/10(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2023/08/03 《 新着リストNo.1275を更新しました!新着一覧はこちら》
No1275はこちらをご覧ください。
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2023/07/31 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
『音楽取調掛』と書いて、
『おんがく/ とりしらべ/ がかり』という言葉、ご存知でしょうか。

明治政府により1879 年に設立、
後の東京藝大に発展していった機関だそうで。
日本人の西欧留学の推薦から始まり、
その後は逆に海外の音楽家を招聘することで
本邦に於ける音楽教育の普及に努めたとのこと。

この招聘された人々により、数多の作品の日本初演や
「君が代」への和声付けが行われました。

リストやらブルックナーやらブゾーニやらコジマ・ワーグナーやらの弟子、
サン= サーンスの親友やらレニングラード音楽院出身のピアニストやら、
まあ凄い人たちが来日&滞在して教鞭を振るっていたそうで。

大正から昭和にかけて日本の音楽が急発展したのも、さもありなん。
そんな訳で、今回は「音楽取調掛」に関連した作品を中心の月曜市です。

余談ですが、音楽取調「御用掛」の初代が、
担当者の遠縁だと先ほど判明し驚いております...。

開催日時は7/31 (月)12 時 ~ 8/3(木)12 時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/07/27 《 新着リストNo.1274を更新しました!新着一覧はこちら》
No1274はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/07/24 月曜市お休み&バーゲン終了まで残り3日のお知らせ
バーゲン期間中につき、今週の月曜市はお休みとなります。

そして、毎年恒例の夏の大バーゲンも残り3日となります。
バーゲン価格の適用は自動処理で変更となるので、
木曜12時以降は通常価格に戻ってしまいます。

どなた様も、お買い忘れの無いよう御注意ください。
2023/07/20 《 新着リストNo.1273を更新しました!新着一覧はこちら》
No1273はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/07/17 月曜市お休みのお知らせ
現在40%オフのバーゲン期間中につき月曜市は休止となります。

バーゲン終了日は7/27(木)正午となりますので、
お買い残しの無い様、ご注意ください。
2023/07/13 《 夏のバーゲンスタートしました!》
本日より夏の大型バーゲンを開催しております!

対象となるレコードは…
・No1259までのレコード約3800枚が40%オフ!!
※英字シリアル&高額商品は含まないので御注意ください。

下記の要項をお読みの上、どなた様もお気軽に御参加ください。
詳しくはこちら
2023/07/10 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
※ご連絡
 6月中に試験を行っていたカタログ先行公開につきましては、
 今月より通常通りの木曜日の公開に戻しております。
 ご協力いただき有難うございました。

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さて、今回の月曜市は『陰翳礼讃』特集と題しました。

「陰翳礼讃」とは谷崎潤一郎氏の随筆の題名だそうで。
暗がりを無くす事に努め文明を発展させてきた西洋文化の機微を、
影を色濃く残したまま発展してきた東洋の文化に、
そのまま持ち込むのは『風雅』ではないと。

この随筆の趣旨を知った時、
と或る作家の書いた2つのミステリを思い出しました。
「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」
「切り裂きジャック、百年の孤独」という。

夏目漱石が送った窮乏のロンドン生活、
ヴィクトリア女王も関心を寄せた切り裂きジャック事件、
そしてサー・コナン・ドイルの生み出したホームズ譚...。

この三つに共通しているのは、
1900年頃の霧煙る倫敦の街灯が作る影、
あるいは貴族と貧民窟が産み出す社会階級の影、
この色濃き影の元に生まれたナラティヴであること。

そして「遍く光を」という西洋文明の発展により、
影と共に古典ミステリの魅力も消えてしまったのです。
以降のミステリは、論理を追求する余り哲学的な自家撞着に陥り、
科学を追求する余り読者が推理するという根本的な愉しみを奪いました。

探偵が捜査しなければ被害者は増えなかったというジレンマ。
金田一耕助が事件を解決する迄に必要な死体、犯人含め4.2人。
鍵穴ごと刳り抜いて超速乾セメント木目仕上げ、40分で生み出される密室。
16進数4桁65535カウント時に起動するバックドアを使った、
プロプライエタリ・プログラムによる人物入れ替わり。
或いは、逆説的に、これらのトリックでも納得させるという、
文章力が必要なのが現代ミステリでしょうか。

いずれ、「古きもの」は「新しきもの」が産み出されるときに
『否定と共に』塗り替えられる運命を辿ってきました。

そんな訳で、今回は古典の持つ陰翳を礼讃してみようという月曜市です。

開催日時は7/10(月)12時 ~ 7/13(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/07/06 《 新着リストNo.1272を更新しました!新着一覧はこちら》
No1272はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/07/03 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
-ご連絡-
6月中に試験を行っていたカタログ先行公開につきましては、
今月より通常通りの木曜日の公開に戻しております。
ご協力いただき有難うございました。

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さて今回の月曜市ですが『Animaux en musique』と題しました。

イスラエル出身のヴァルダ・ニシュリィというピアニストが居るのですが、
ユダヤ系で「頽廃音楽」関連の録音を残しつつ、他方ではラモーを得意とした方。
彼女のLPにDECCA系列から出た「音楽の中の動物たち」という物が有り、
とてもジャケットが素敵なので今月より店頭に飾っているのです。

そんな折、と或る音大生と偶然にもラモーの素晴らしさを語り合う事となりまして。
彼女曰く、鶏の鳴き声を模した「雌鶏」が素晴らしく一週間それだけ聴いていたとのこと。

早速、改めてメイエルの演奏を集中して聴いてみると、
まあ美しいこと、この上なく。
楽曲、演奏ともに極上で、個人的にも愛聴曲に一気に昇格してしまいました。

動物を模した曲というのは実は難しく、
特徴を誇張しつつ音楽的でなければというハードルが。
更に、風景や人物など抽象的にも描ける題材に対して、
具象力も問われるという難度の高いものとなります。

そんな訳で今回は、動物にまつわる作品を中心とした月曜市です。

開催日時は7/3(月)12時 ~ 7/6(木)12 時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/06/29 《 新着リストNo.1271を更新しました!新着一覧はこちら》
No1271はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/06/26 月曜市&カタログ先行公開のお知らせ
現在、木曜発売のカタログweb公開を試験的に
月曜に前倒しする事となりました。
最初のページに設けました注意書きを御確認の上、
木曜販売開始時の購入商品を御検討いただければと思います。

カタログ次号を先行確認する

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突然ですが、ガガーリン曰く「地球は青かった」そうですが、
この余りにも有名な言葉、実は意訳だそうで。

何やら幾つかの説が有るそうですが、
「地球は青いヴェールを被った花嫁の様だった」
というのが最も洒落ているのではと。
「洒落の利かない東側国家」という定説を覆すに相応しい、
非常に美しい言葉ではないでしょうか。

スターリン時代、芸術の闇は確かに生まれました。
芸術は農耕よりも価値が低い。人々に糧を与える事こそが尊いモノだから。
ただ、肉感的に人々は知っていたのだと思います。
「人は、パンのみに生きるに非ず」と。

過酷な地に生きるロシア人が生み出したのが、
悲しみを笑いに置き換えてしまうアネクドートという文化。

そんな訳で今回の月曜市はロシアに限らず、
東側の音楽家が描いた音楽空間を特集しようと思います。

どこか素っ気なく、伝わる人にしか伝える気が無い様な真摯な音楽感。
そこにこそ、現代に於いても胸を打つ、
敬愛すべき芸術人たる姿が見られると思うのです。

開催日時は6/26(月)12時 ~ 6/29(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/06/24 SACD入荷いたしました!
ご予約いただいた御客様につきましては、大変お待たせいたしました。

弊社代表が監修しているキングレコードのSACDプロジェクト
「ドイツ・シャルプラッテン / ETERNAの芸術」
こちら、品切れとなっていた現品が入荷いたしました!

詳しくは特設ページをご覧ください。
また、連動して「アナログ期の名匠たち」コーナーも人数を増やしております。
重ねてご確認いただければと思います。

SACD特設ページへ

アナログ期の名匠たちコーナーへ
2023/06/22 《 新着リストNo.1270を更新しました!新着一覧はこちら》
No1270はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/06/19 月曜市&カタログ先行公開のお知らせ
現在、木曜発売のカタログweb公開を試験的に
月曜に前倒しする事となりました。
最初のページに設けました注意書きを御確認の上、
木曜販売開始時の購入商品を御検討いただければと思います。

カタログ次号を先行確認する

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※本日の月曜市ですが、若干のトラブルにより開催が30分ほど遅延いたしました。
現在は閲覧&購入可能となっております。

さて、ここのところAI君に記事を任せていたのですが、
今回は久々に「担当者が手ずから文章を書く」という
ごくごく当たり前の特集となります。

前回、前々回と「ベルリンの壁」を題材に取り上げたのですが、
今回は少しだけ前に戻った第二次大戦が終わって間もなく、
この時代の欧州の音楽界についてです。

ナチス政権下で特に制限されていたのが「退廃音楽」、
特にユダヤ作曲家の音楽でした。

当時を生きた指揮者の経歴を紐解くと、
亡命した者、ドイツへ協力した者、
そして耐え難きを耐えた後に戦後の欧州で花開いた者と、
運命の分岐点が幾つも。

この最後の耐え忍んだ指揮者たちが戦後間もなく大いに歓迎され、
観衆を沸かした作品こそが、
他ならぬ「退廃音楽」だったのは皮肉な事実です。

見るな、聞くな、話すな、といったタブーは
神話の時代から必ず破られるもの。
或いは戦前よりも大いに花開いた
「退廃音楽」を是非お楽しみください。

開催日時は6/19(月)12 時 ~ 6/22(木)12 時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
2023/06/15 《 新着リストNo.1269を更新しました!新着一覧はこちら》
No1269はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/06/12 月曜市&カタログ先行公開のお知らせ
現在、木曜発売のカタログweb公開を試験的に
月曜に前倒しする事となりました。
最初のページに設けました注意書きを御確認の上、
木曜販売開始時の購入商品を御検討いただければと思います。

カタログ次号を先行確認する

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さて、ここからは月曜市。
BOXセールを挟んで、再びAI君によるベルリンの壁と音楽についての特集です。

お見せしたいのはAIが前回提出した自分の文章に見事に繋がる文面が生成できるか。
人間であれば以前に書いた文章に影響されて文章を構築する筈なのです。
いわば『承前』と云いますか。
では、AI殿に「先週の続きを書いてください。」と命令した結果をどうぞ。

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ベルリンの壁が建設された後も、
東西ベルリンの音楽家やオーケストラは分断を超えて交流を続けていた様です。
東ベルリンではドイツ国立歌劇場やベルリン交響楽団などが活動を続け、
西ベルリンではベルリン・フィルやシュターツカペレ・ベルリンなどが活躍。
東西ベルリンでの音楽の演奏や交流は、壁を超えた理解と和解の架け橋となりました。
東西ドイツの音楽家たちは共に歴史を紡ぎ、
ドイツ音楽の豊かな伝統を守りながら新たな時代の音楽文化を築いていったのです。
---------------------------

補足情報となりますが、当時の団員の証言として、
流石にベルリン・フィルは東側で演奏するのは厳しかったとの事。
東西を超えて活躍していたクルト・マズアの尽力で分断から15年後にようやく...という。
そんな訳で、今回も「ベルリンの壁」に纏わる作品の特集です。

開催日時は6/12 (月)12時 ~ 6/15(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/06/08 《 新着リストNo.1268を更新しました!新着一覧はこちら》
No1268はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/06/05 月曜市お休み&カタログ先行公開のお知らせ
現在、BOX半額セール期間につき月曜市はお休みとさせていただきます。
セール期間は残り3日…最終確認の程を是非!!

そして、今週のカタログNo.1268より、
カタログのweb公開を試験的に月曜に前倒しする事となりました。
最初のページに設けました注意書きを御確認の上、
木曜販売開始時の購入商品を御検討いただければと思います。

カタログ次号を先行確認する
2023/06/01 《 新着リストNo.1267更新しました!新着一覧はこちら》
今号は冬に続いてのBOXセットの特集号。
希少な全幕物など、注目のレコードが目白押し!

そしてNO.1240までの旧番号BOXセットは50%オフの特別セール!
旧番号のセール期間は6/8(木)正午までとなりますので、お早目にご確認を。

詳しくはこちら
2023/05/29 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市も、性懲りもなくAI君に原稿依頼をしての企画です。
嘘を吐く事もしばしばですが、意外な事実を教えてもくれます。

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ドイツ分断時代、音楽文化には東西での違いがありましたが、
実は共通してナチス解放後に復興した、
「音楽サロン」の文化が根付いていました。

西側ではブラームスやシューベルトなど
ロマン派音楽が変わらず演奏されていました。
一方、東側ではプロコフィエフやショスタコーヴィチなど
東側の近代的な作曲家の作品が演奏され、
政治的な内容が含まれた曲を取り上げる機会も多かった様です。

音楽サロン文化はドイツ分断時代においてなお、
音楽家たちが交流し、文化を育む場となっていたのです。

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「サロン文化」と言えば英仏のイメージだったのですが、
実は東西ドイツにも存在したというのは意外な事実でした。。
当時の、特に東ドイツのサロン文化を物語る文献も見付けましたが、
余りにマニアック過ぎるのか日本語版が無いのが残念至極…。

偶然とは言え、人工知能から出てきた良い企画です。
存分に活用させていただこうかなと。
冷戦時代を偲びつつ。

開催日時は5/29(月)12 時~6/1(木)12 時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/05/25 《 新着リストNo.1266を更新しました!新着一覧はこちら》
No1266はこちらをご覧ください。
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2023/05/22 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さてさて、今週の月曜市もAIを活用してみました。

なんと今回は企画立案から、基本的な文章までAI頼みという。
まるで手抜きにすら見える企画ですが、どうかご容赦ください。
どうにも楽しくなってきてしまっているのです。

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今回は政治的・社会的緊張が高まった時代に作られた音楽を集めました。
冷戦時代には世界中の国々で、政治的圧力を受けた作曲家が多く存在しました。

半面、アメリカのジャズやポピュラー音楽との競争や、
自己表現を求める作曲家たちの自由意志によって多様な表現が試みられています。

政治的な圧力や不安定な状況下で作り出された音楽には、
強い感情や意義が込められており、今でも多くの人々に愛され続けているのです。
------------~~------------

…といった様な形で企画してくれたので、
早速該当するレコードを集めてみました。
なかなか悪くない趣味では?と思う次第。

開催日時は5/22 (月)12時 ~ 5/25(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2023/05/18 《 新着リストNo.1265を更新しました!新着一覧はこちら》
No1265はこちらをご覧ください。
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2023/05/15 月曜市開催&バーゲン終了まで残り3日のお知らせ
さて、今回はNo.1264にて「月に憑かれたピエロ」が
本当に久しぶりに入荷した記念に、
近現代関連の作品を取り上げての月曜市となります。
ファンが少ないジャンルなので、話題のAI君にその魅力を聞いてみました。

------------~~------------
現代音楽は、まるで宇宙を飛び回るような驚異的な体験をもたらします。
それは音楽的な壁を破壊する力があり、聴衆を新しい次元へと導くかのようです。
作曲家たちは音楽を表現するために、あらゆる手段を使いました。
彼らの作品はその多様性や複雑さから、音楽史上で最も奇想天外なものとされています。
また現代音楽は社会や政治、自然や宇宙の美しさなどをテーマにした作品も多く、
聴衆を深い感動と共感の世界へと誘います。
その芸術的な価値は計り知れず、世界中の人々に愛され続けています。
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大袈裟に書いてくれと頼んだ結果、
なかなかの文章が出来上がった様な気がします。
という訳で今回はAI新時代の訪れと共に、
現代音楽にまつわる作品を中心にお送りいたします。

開催日時は5/15 (月)12時 ~ 5/18(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/05/11 《 新着リストNo.1264を更新しました!新着一覧はこちら》
No1264はこちらをご覧ください。
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2023/05/08 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
GWから開始した高額バーゲンですが、
皆さま良きお買い物は出来ているでしょうか。
素晴らしい出会いが有りますよう、願っております。

さて、通常はバーゲン時には行わない月曜市ですが、
今回は枚数が少ないので対象品を全て確認してしまった、
なんて方も中には居られるのではないでしょうか。

という訳で先々週より続けていたPHILIPSレコードの3割引きセール、
最終回をお届けしようと思います。

それでは毎度の口上で示させていただきます。

引き続き、今週もPHILIPS社の『3割引きセール』を実施いたします。
ちなみに、前回から引き続き演奏者の名前順でのご紹介。
今回はいよいよ最終回…是非お買い求めを!

開催日時は5/8(月)12時 ~ 5/11(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/05/01 ※GW期間中の発送につきまして※
GW期間中5月1日(月)~5月7日(日)は、
「当社指定配送業者」での発送はお休みとさせていただきます。
この期間にいただきましたご注文は5月8日(月)以降、順次発送させていただきます。

お急ぎの方は、「ゆうパック」をご指定いただきますようお願いいたします。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご容赦くださいますようお願いいたします。
2023/05/04 《 GW特別号「高額商品セール」を更新しました!》
本日よりGW特別セールを開催しております!

対象となるレコードは、
・通常バーゲンでは対象外の
 No1250までの高額商品(2万円以上の商品)が20%オフ!

下記の要項をお読みの上、どなた様も御気軽に御参加ください。
詳しくはこちら
2023/05/01 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、先週から続いてのPHILIPS社の特集となります。

PHILIPSという企業が世界へ残した影響で言うと、
やはり大きいのはLDとCD、そしてBDという時代を作った
光ディスクの開発でしょうか。

音質という意味では功罪どちらもという感じですが、
YouTubeなどデジタル配信へと世の中が移行していく歴史を考えると
途轍もない発明だったことは間違いありません。

このプロジェクトを主導したケイス・スホウハメル・イミンク氏は、
当然というべきか、世界への貢献を讃えられ
オランダの騎士称号を得ているそう。

と、今回も雑文を書き散らかしたところで再びの告知を。
今週もPHILIPS社の『3割引きセール』を実施いたします。
ちなみに、前回から引き続き演奏者の名前順でのご紹介。
是非お買い求めを!

開催日時は5/1 (月)12時 ~ 5/4(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/04/27 《 新着リストNo.1263を更新しました!新着一覧はこちら》
No1263はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/04/24 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
いきなりの余談ですが、
先日なぜか「電動髭剃り」の話題になる事が有りまして。
まあドコ製が良いの悪いのと話していたところ、
話題に上がったのがフィリップス社。

皆さま御存じの通り、家電からAV機器、
そして医療機器に至るまで幅広い企業。

ふと視線を下に向けると、
実はこの文章を書いているPCディスプレイも
フィリップス社の『223V』というモデルだったりします。

…といった雑文を書き散らかしたのにも理由が。

月曜市に出せる古い番号のPHILIPSレーベルのレコード、
割と結構な量が有るのです。
となれば、平時よりもお安く3割引きでお出しするのが良かろうと。

そんな訳で今回から3号連続でPHILIPS社の3割引きセールを実施いたします。
演奏者の名前順でのご紹介いたします…是非お買い求めを!

開催日時は4/24 (月)12時 ~ 4/27(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/04/20 《 新着リストNo.1262を更新しました!新着一覧はこちら》
No1262はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/04/17 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先日、若いファゴット吹きと会話する機会が御座いまして。
彼女の一番好きな曲が「春の祭典」だそう。

曰く、巷に流れる歌謡曲は余り興味が持てず、
私にとってのアイドルとはストラヴィンスキーであると。

...なかなかに凄いことを仰られるなあ、と。
確かに昨今のポピュラ音楽は和声的に単純どころか納期優先のため、
数種のパターンの使い回しになってしまっているのが実情。
メロディではなく和声の低音部に注目して聴く限り、殆ど同じ曲なのは同感。

とは言え、ストラヴィンスキーの中でも「春の祭典」
この曲を選ぶ辺りが、なかなかに強者では在るまいか、と。

冒頭を飾るファゴットが、
彼女にとっては歌謡曲の歌い出しの様なものなのでしょうか。
そんな愉快な御令嬢との出逢いを経て、
今回の月曜市のテーマは「春」となります。

開催日時は4/17 (月)12時 ~ 4/20(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/04/13 《 新着リストNo.1261を更新しました!新着一覧はこちら》
No1261はこちらをご覧ください。
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2023/04/10 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回取り上げたヴァイオリンの名器
『グァルネリ・デルジェス』

非常に高額な楽器として前回紹介したヴュータンの他にも、
当然ながら愛器として使い続けた奏者は沢山います。

有名なのはパガニーニが愛用したという
1742年製の通称『イル・カノーネ(大砲)』でしょうか。
「他人に譲渡、貸与、演奏させない」ことを条件に
故郷のジェノヴァ市に遺贈されたのですが、
なんて事はなく数十年後には現代向けに補修されて貸与されます。
SP期の名手プルシーホダやアッカルドが使った経歴が残る様です。

クライスラー、ヴィエニャフスキ、イザイ、ハイフェッツが愛用した
グァルネリウス・デルジェスは人名が通称にそのまま使われて、
伝説の名器として今でも珍重されています。

楽器の特徴で言うと、豊かな音量感と陽性な音色を持ち、
非常にイタリア的であるストラディバリウスに比べて、
どこか暗鬱で一筋縄では行かないのがグァルネリウスの特徴とのこと。

という訳で前回に続いて今週も、
グァルネリウスを愛したヴァイオリニストの特集です。

開催日時は4/10 (月)12時 ~ 4/13(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/04/06 《 新着リストNo.1260を更新しました!新着一覧はこちら》
No1260はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/04/03 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
楽器の中で最も高価なもの、と言えば
ストラディバリ製作の弦楽器なのは有名な話。

しかし近年までは、ストラディバリのライバルだった
グァルネリ製作のヴァイオリンこそが、
世界で最も高価な楽器でした。

その名も『Guarneri del Ges "Vieuxtemps"』
グァルネリの一族の中でも最も優秀だったという
ジュゼッペ ”デル・ジェズ”グァルネリが製作、
アンリ・ヴュータンというヴァイオリニストが愛用したため、
「ヴュータン」の名が冠された銘器です。

ヴィンテージの弦楽器というのは基本的に高価すぎる為に
財団や博物館などが購入し公認した弾き手に貸し出すのが一般的ですが、
この「ヴュータン」は現在では大富豪が匿名で購入し、
女性ヴァイオリニストに永年貸与されているとのこと。

今回は、この「ヴュータン」にまつわるヴァイオリニストの特集となります。

開催日時は4/3 (月)12時 ~ 4/6(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/03/30 《 新着リストNo.1259を更新しました!新着一覧はこちら》
カタログNo1259は下記リンクからご覧ください。
詳しくはこちら
2023/03/27 月曜市お休みのお知らせ and more.
現在、春のバーゲン期間中のため本日の月曜市はお休みとなります。
バーゲンは30日正午までとなりますので、
お買い忘れ有りません様、お願い申し上げます。

また、先日来のサイト障害につきましては解決済みで、
セキュリティチェック等も通過しております。
Google検索と紐づいたブラウザのみ閲覧に一手間かかる状態となっております。

閲覧に支障がない御客様につきましては、そのまま利用が可能となります。
ご安心の上、お買い物いただければと思います。
詳しくはこちら
2023/03/23 《 新着リストNo.1258を更新しました!新着一覧はこちら》
No1258はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/03/23 【サイト復旧のお知らせ】
本日サイトに繋がらない状態でしたが、
先ほど復旧いたしました。
皆さまには大変ご迷惑とご心配をおかけいたしました。
2023/03/20 月曜市お休みのお知らせ
現在、REG番台50%オフのバーゲン期間となる為、
本日の月曜市はお休みとなります。

50%オフ&一回につき10枚以上の購入で更なる割引きという
大盤振る舞い中の春のバーゲン。
30日正午で終了となりますので、改めて御確認をお忘れなく。
詳しくはこちら
2023/03/16 《 春のバーゲン特別号を更新しました!》
本日より春の特別バーゲンを開催しております!

対象となるレコードは…
2022年末までに登場したREG番台のレコード約700枚が50%オフ!
そして一回の御注文で10枚以上購入の場合、さらに追加割引も。

下記の要項をお読みの上、どなた様もお気軽に御参加ください。
詳しくはこちら
2023/03/13 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回お送りした三月にまつわる作曲家特集、
重ねて調べてみると生誕した作曲家だけでなく、
逝去した作曲家という意味でも物凄い月である事が判明いたしまして。

名前を列挙するだけでも大変なので没年は略しますが、
リュリ、ケルビーニ、ペルゴレージ、
スーザ、テデスコ、グラナドス、
オルフ、コダーイ、モシュコフスキ、
アリャビエフ、グラズノフ、ヴィエニャフスキ...
パッヘルベル、ムソルグスキー、
ベルリオーズ、ラフマニノフ、
プロコフィエフ、ドビュッシー、
最後にベートーヴェンという怒涛のラインナップ...。

詩人を多く産んだイギリスの諺には、

「March comes in like a Lion, and Goes out like a Lamb.」
 三月は獅子の様に訪れ、子羊の様に去っていく

なんて小洒落た文句が御座いますが、
獅子と子羊との対比の如く、生と死が交錯する季節の様です。

そんな訳で、今回は三月に没した作曲家の特集です。
開催日時は3/13 (月)12時 ~ 3/16(木)12時限定。

ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/03/09 《 新着リストNo.1257を更新しました!新着一覧はこちら》
No1257はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/03/06 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
早いもので2023年も二ヶ月が過ぎ去ろうとしております。
年度末やら卒業やら疲れるイベントが目白押しな三月ですが、
実はクラシック音楽にとっては、なかなかに凄い月となっております。

曰く、どこぞの創造主殿は世界を6日間で生み出したそうですが、
3月の第一週に関しては最初の6日間に匹敵する程に頑張った様子でして。

朔日にショパン(1810年)、2日にスメタナ(1824年)、
4日にヴィヴァルディ(1678年)、5日にヴィラ=ロボス(1887年)、
そして6日にラヴェル(1875年)というんですから凄まじい。

更に言えば、ちょっと休憩して21日に大バッハ(1685年)に生を与えています。
いやはや、頑張ったものですね。

寡聞にして神仏の実在性に対しての意見を担当者は持ちませんが、
大いに三月生まれの作曲家の世界に溺れませう...そんな企画です。

開催日時は3/6 (月)12時 ~ 3/9(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/03/02 《 新着リストNo.1256を更新しました!新着一覧はこちら》
No1256はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/02/27 月曜市お休み&BOX半額セール終了まで残り3日のお知らせ
現在、旧版BOXの半額セール中のため月曜市はお休みとなります。
なお、半額セールは3月2日(木)正午までとなりますので御注意ください。
詳しくはこちら
2023/02/23 《 新着リストNo.1255更新しました!新着一覧はこちら》
今号は秋に続いてのBOXセットの特集号。
希少な全幕物など、注目のレコードが目白押し!

そしてNo1240までの旧番号BOXは50%オフの特別セール!
旧番号のセール期間は3/2(木)正午までとなりますので、お早目にご確認を。

詳しくはこちら
2023/02/20 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回は東欧の名レーベル、
チェコの国営SUPRAPHONの特集でした。

同レーベルは現在まで活動を続けており
CDでも素晴らしい録音を残しているのですが、
どうやらチェコ以外のソ連の衛星国、東側レーベルも細々と存命の様子。
ただし、残念ながらルーマニアの国営レーベルである
ELECTRECORDに関しては2018年に破産した様です。

これら東欧レーベルの魅力というのは
まっこと一言では表現しづらいのですが、
少なくとも音質が悪い可能性は低い筈です。
西側が最新機材に次々と移り変わる中、
貧しいが為に機材の更新が無かったため、
オーディオ全盛期の音が当時のまま閉じ込められている節が有ります。

なかなか流通が少ないので耳に触れる機会は少ないですが、
隠れた逸品に出会える可能性は充分に高いと思われるのです。
という訳で、今回は東欧レーベルの御紹介となります。

開催日時は12/5 (月)12時 ~ 12/8(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/02/16 《 新着リストNo.1254を更新しました!新着一覧はこちら》
No1254はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/02/13 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回、前々回と弊社特設ページの
「アナログ期の名匠たち」から特集したのですが、
旧世代の巨匠たちの再評価を何卒…という気持ちも有りつつ、
実は彼等には不満も少し残るのです。

東側レーベルへの音源供給という視点に立つと、
特に旧チェコ・スロヴァキアが哀れで…。
もう少し客演出来なかったものか、と。

チェコ共産主義体制の中で国営企業だったレーベルは、
皆さまご存知の『SUPRAPHON』となります。
今でも存命しているレーベルであり、
音質も現代に於いてなお屈指のクオリティを誇っています。
というのも、素晴らしい辣腕を持った弦楽器奏者を
連綿と産み出してきた国だからでしょう。

素晴らしい名匠たちの経歴に触れるほど、
冷戦時のチェコが「プラハの春」など動乱で失った物は
レコード史において大きかった様な印象を受けました。

そんな訳で、今回は激動の時代を今日まで生き抜いた
SUPRAPHONレーベルの特集となります。

開催日時は2/13(月)12時 ~ 2/16(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/02/10 【大雪警報による臨時休業のお知らせ】
いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
本日、東京都の大雪警報を受け臨時休業とさせてさせて頂きます。

お客様には多大なご迷惑をお掛けしますが、
ご理解の程何卒よろしくお願いします。
2023/02/09 《 新着リストNo.1253更新しました!新着一覧はこちら》
《 新着リストNo.1253を更新しました!新着一覧はこちら》

No1253はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/02/06 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回の予告通り、今回も「アナログ期の名匠たち」
特設ページの更新に寄せての特集となります。
特設ページへ飛ぶ。

前回ご紹介しきれなかった二人の指揮者、
フリッチャイとベイヌムに加えて、
企画とするには枚数が足りなかったので
初回更新分よりアンセルメとシューリヒトも参戦です。

既に御覧の方は気付いているかと思いますが、
フリッチャイに関しては日本の定説・常識とは
全く違う情報が掲載されております。

熱烈な愛好家以外は知らなかったであろう情報ですが、
フリッチャイの祖国ハンガリーとドイツの資料を確認し、
出来るだけ誤謬の無い様に心掛けました。
多くの資料にあたれる点は、ネット時代も捨てたものじゃないな、と。

という訳で、前回に引き続きまして
「アナログ期の名匠たち」を特集した月曜市となります。

開催日時は2/6 (月)12時 ~ 2/9(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/02/02 《 新着リストNo.1252更新しました!新着一覧はこちら》
新着カタログNo1252はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/01/30 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
ありがたい事に多数のアクセスをいただいている、
弊社Web サイトで展開中の「アナログ期の名匠たち」特設ページ。
特設ページへ飛ぶ。

この度、更に5人の指揮者が追加されましたので、
ご報告と共に月曜市に登場です。

まず今回はロシアの大老ロジェストヴェンスキー、
鬼才マルケヴィチ、そして名匠クレンペラーの御三方を。

いずれも日本では近年になって見直された感の有る面々ですが、
出生地や活躍した土地の言語で書かれた資料を調べてみると、
意外な事実が雨後のタケノコの如くに出てくるもので。

例えばマルケヴィチにとって、
ナディア・ブーランジェが如何に大きな存在だったか。
日本では毀誉褒貶のあるクレンペラーが
如何に数奇な運命を辿ったか。

一読いただければ日本ではあまり知られていない、
新しい事実にも出会えるのではと。
という訳で、今回と次回は企画と並行しての月曜市となります。

開催日時は1/30 (月)12 時 ~ 2/6(木)12 時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/01/26 《 新着リストNo.1251更新しました!新着一覧はこちら》
No1251はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/01/23 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週の月曜市は題して「フォーキンについて」です。

19世紀末から20世紀初頭にかけて、
欧州の音楽は類稀なる発展を遂げました。
そして、その中心になった団体が存在します。

過去、これ程までに華やかで、麗しく、
そして如何わしい団体が過去に存在したでしょうか。
その名は、バレエ・リュス。

現在、ピカソも係わった全盛期当時の衣装を収集&復刻し
展覧会を開いているのがオーストラリアの国立美術館だそうで、
今もってなお人々を惹きつけてやまない団体です。

そして、そんなバレエ・リュスに関わる人物の名を列挙した時、
主宰ディアギレフ、指揮のモントゥ―、アンセルメ、
舞踏家のニジンスキーやパヴロワに比して忘れられがちな方が。

その名は、ミハイル・フォーキン。

パヴロワの舞う「瀕死の白鳥」の現代性と美しさ、
それを知らない人は少ないでしょう。
この振り付けを描いた振付師こそがフォーキンなのです。
サン・サーンスも驚いたことでしょう。
どうして、いつから、白鳥は瀕死になったのだ、と。

そんな稀代の名振付師フォーキンが携わった楽曲を中心に
今回の月曜市をお送りいたします。

開催日時は1/23(月)12時 ~ 1/26(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/01/19 《 新着リストNo.1250更新しました!新着一覧はこちら》
No1250の詳細はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/01/16 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
改めまして、新年あけましておめでとうございます。
先年末に書いた繰り返しとはなりますが、
本年も在庫および企画の充実に尽力いたしますので、
御愛顧の段、何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、2023年初回となる月曜市...実は昨年末の継続戦となります。
つまり、REG番台3桁ナンバの半額セールの後編です!
つい先日冬の特大バーゲンが終わったところですが、
更にREG半額セールでお買い物を楽しんで頂けたらと。

前回も書きましたが、新着商品を毎週出している都合で
webショップでの検索にも引っ掛かりにくくなっている
数字3桁台のREGのレコード達。
新年初回の月曜市、ずずい、と御買い上げ頂けますと幸いです。

開催日時は1/16 (月)12時 ~ 1/19(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2023/01/12 《 新着リストNo.1249を更新しました!新着一覧はこちら》
No1249はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2023/01/09 月曜市お休み&バーゲン終了まで残り3日のお知らせ
バーゲン期間中につき、今週の月曜市はお休みとなります。

そして、毎年恒例の冬の大バーゲンも残り3日となります。
バーゲン価格の適用は自動処理で変更となるので、
木曜12時以降は通常価格に戻ってしまいます。

どなた様も、お買い忘れの無いよう御注意ください。
2023/01/05 《 新着リストNo.1248を更新しました!新着一覧はこちら》
No1248はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/12/29 《 冬のバーゲン特別号を更新しました!》
本日より冬の大型バーゲンを開催しております!

対象となるレコードは…
・No1219までのレコード約3500枚が40%オフ!!
※英字シリアル&高額商品は含まないので御注意ください。

下記の要項をお読みの上、どなた様もお気軽に御参加ください。
詳しくはこちら
2022/12/27 年末年始のお休み(12/30(金) 〜 1/4(水))
毎年の事となりますが、下記日程において冬季休暇を頂戴いたします。

2022/12/30(金) ~ 2023/1/4(水)

皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご了承の程よろしくお願いいたします。
2022/12/26 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
時が経つのは本当に早いもので、
本日をもちました2022年分の月曜市は最終回となります。

お買い求めいただいた御客様につきましては、
只々、感謝の意を述べさせて頂けたらと…。

冬期休暇を経て新年が明けてからも、
本企画について大いに努力いたしますので、
2023年も何卒お引き立てのほど宜しくお願い致します。

さて、本年最後の企画は…
社長および経理の許可をもぎとりましたので、
『REG番台』の『3桁ナンバ』を『半額』で販売いたします!

一年最後の大盤振る舞い。
購入数の制限等は御座いませんので、
心ゆくまま存分に買い漁っていただきたく。

殆ど毎週、新着商品を出している都合上、
webショップでの検索にも掛かりにくい3桁台REG番号のレコード達。
年の瀬に、ずずい、と御買い上げ頂けますと幸いです。

開催日時は12/26 (月)12時 ~ 12/29(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/12/22 《 新着リストNo.1247を更新しました!新着一覧はこちら》
No1247はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/12/19 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
突然ですが、米スタンフォード大学医学部精神科に努める、
西野精治教授の名を御存知でしょうか。

長らく「睡眠」を専門に研究されている方で、
「エアウィーブ」などの睡眠器具の開発や映像出演など、
その精力的な活動をTVや書籍で見かけた方も多いのでは。

氏の研究の中に音楽、特にクラシック音楽が、
睡眠にどういった効果をもたらすか、調べたものが有ります。

米国在住中、クラシック専門のラジオ局を一日中聴いて生活した結果、
目覚め、寝付き、ひいては体調が良かった。
なので日本でもネット経由で聴いてみた結果、効果が得られない。
アメリカに帰ると矢張り気分良く一日が過ごせる。

そして考えた訳です、これは「時差」なのではと。
当該ラジオ局は経験則を元に、時間帯ごとの選曲をしていたに違いないと。

そして臨床実験を繰り広げ、
その成果として「最高の睡眠と目覚め」という2枚組CDも発売されました。

これは面白い。是非、月曜市でも便乗をと企んでみたのですが、
良く考えるとオートリターン機能が無いプレーヤーをお使いの方も多い中、
睡眠の導入を促す作品を勧める訳にはいきません。

諦めるか否か、悩みながら調べると有りました。
睡眠も覚醒も促さなかったという「中間」の曲のリストが。

ただし、飽くまで作品全体ではなく、
楽曲中の一部の曲についての結果というのを但し書きしておきます。

そんな訳で今回は睡眠の専門家の研究結果を元にお送りいたします。

開催日時は12/19 (月)12時 ~ 12/22(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/12/15 《 新着リストNo.1246を更新しました!新着一覧はこちら》
No1246はこちらをご覧ください。
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2022/12/12 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
このスペースではとても書ききれないのですが、
とある仮説を以下にご紹介いたします。

とあるイギリスの音響学者は、
音響と音楽文化には相関性があると謳いました。
洞窟に住まう人々から教会やコンサートホールが生まれ、
屋外で活動する人々から野外劇場、ひいてはオペラホールが生まれたと。

とあるアメリカの物理学者は
その民族の音楽が「リズム主体」か「旋律主体」かは、
部屋の音響効果、つまり生活空間としての建造物の音の特性が
根本的な要因となる、と語ります。

洞窟や石造りの建物で聞こえるエコー効果が、
長い音符を産み、そこに音を重ねた結果が「ハーモニー」の根本となり、
草原や木の様な反響の少ない環境からは、
短い音符の連打により循環性の有るリズムが生まれた。

あるいは緯度が高く寒い土地、
つまり欧州では建物に密閉性が必要となり、
日常的に強い残響の中で生活した結果が、
俗に言う旋律的なクラシック音楽を育んだのである。

…もちろん飽くまで仮説のお話であり、
論拠についても書ききれないのですが、
とにかく今回は建築と残響にまつわる音楽を集めての月曜市です。

開催日時は12/12 (月)12時 ~ 12/15(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/12/08 《 新着リストNo.1245を更新しました!新着一覧はこちら》
No1245はこちらをご覧ください。
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2022/12/05 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
最近、夜更かしをして中国史に関しての情報を仕入れているのですが、
なかなかに面白いのが英雄たちの出生にまつわる逸話の数々。

夏だの殷だの殆ど神話という時代はともかく、
竜の子の劉邦やら、赤い光と共に産まれた朱元璋やら、
皇帝になるべくしてなったんですよという
アピール合戦が繰り広げられる訳です。

…などと言いつつも、
ヘラクレスとアキレウスの血筋だというアレキサンダーやら、
狼に育てられたローマ建国の父ロムルスやら、
本邦には桃から生まれた吉備津彦命なんてのも。

ヘブライ語から翻訳する際の誤訳で純潔な母から産まれた事になった、
世界で一番有名な髭の似合う救世主ってのも居たりしますね。

内容の信憑性は別として、
神話という題材が興趣をそそるものなのは確かなこと。

器楽声楽の如何を問わず、
数々の音楽作品が生み出されたのは皆さま御存知の通りです。

という訳で今回は、
神話に基づいて創作された曲を中心にお送りいたします。

開催日時は12/5 (月)12時 ~ 12/8(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/12/01 弊社を装った迷惑メールにつきまして。
弊社の屋号と同一のユーザー名で、
海外業者が迷惑メールを送っている事実を確認いたしました。

レコードとは関係のない内容のメールのため判別は容易かと思いますが、
御客様に措かれましては御注意いただけますよう、お願い致します。

2022/12/1
エテルナトレーディング有限会社
2022/12/01 《 新着リストNo.1244を更新しました!新着一覧はこちら》
No1244はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/11/28 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
※本日、PCトラブル等々の事情により月曜市の開始時間が遅れてしまいました。
 いつも御覧いただいてる御客様におかれましては、
 ご迷惑をお掛けしまして、大変申し訳ございませんでした。

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ご来店された事のある御客様はご存知かと思いますが、
弊社の店頭ではBGMとしてクラシックがCDメディアで流されております。

そんな中、流す作品の選定にも月曜市担当者が少し関わっていまして…。
鉄板中の鉄板が、プロコフィエフとマルセル・メイエル女史。

そして名演&名盤の類いがレパートリなのは当然として、
個人的な隠れコンセプトも幾つか存在しています。

それは新しくCDを購入する際、編曲モノを中心に探す様にしている、というもの。
元々はラヴェルの管弦楽アレンジが大好きだったというのも有るのですが、
大きく分けて「忠実に演奏されることが多い曲」と「編曲版が演奏されることが多い曲」、
この二つの流れがクラシックには有る気がします。

個人的には、ギター編曲版のスカルラッティと、
ブラームスの書いた「ハイドンの主題による変奏曲」は白眉の出来と思っております。
という訳で今回は、編曲版や変奏曲を中心にお送りいたします。

開催日時は11/28 (月)12時 ~ 12/1(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/11/24 《 新着リストNo.1243を更新しました!新着一覧はこちら》
No1243はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/11/21 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週号No1242ではウィーン・フィル関連の、
本当に素晴らしいモーツァルトが入荷したのですが、
例によって、ここで一つの疑問点が。

皆様に置かれましては、モーツァルト作品の
「ディヴェルティメント」や「セレナーデ」など、
管弦楽とも室内楽とも見れる様な作品群を、
如何に総称として呼ばれているでしょうか。

そもそもが時代的に、交響曲といっても
小オーケストラ程度の編成しかなかったですし、
何やら九重奏曲までは「室内楽」と呼んで良いらしく。

特に生涯を通して作曲した得意の「舞曲」に関しては、
当然ながらサロン=室内で奏されるのが大前提。
それって要は、編成的にも室内楽だったのでは...管弦楽とは、なんぞや。
まあ、時代を考えるとモーツァルトに限った話ではないのですが。

更に言えば、
「セレナーデやカッサシオン、ディヴェルティメントなどの区別は
 モーツァルトの時代には存在しなかった。」
…などとWikipediaには書かれておりました。

という訳で今回は、
モーツァルトの管弦楽?だか室内楽?を中心にお送りいたします。

開催日時は11/21 (月)12時 〜 11/24(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/11/17 《 新着リストNo.1242を更新しました!新着一覧はこちら》
No1242はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/11/14 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回は、ふと過去の特集を振り返った時に、
こんなん有ったのか、と気になったテーマのリバイバルを。

なんとも物騒な『生贄』という主題だったのですが、
当時の記憶はあまり無く。
最近、生贄文化に関わる本や中世史に触れる機会が多かったので、
リバイバルとして扱う事にしました。

そもそもキリスト教から見た『蛮族』が行っていた生贄とは別に、
キリスト教の元となるユダヤ教自体も事あれば生贄を必要とした宗教でした。

しかしユダヤ教より更に古い多神教の「バアル信仰」や「モロク信仰」は
『蛮族』風な人身御供で、更にこの対象が子供や新生児だったため
その点に対する抵抗感も強かったのでしょう。

結果「イサクの燔祭」という教義において、
神には人ではなく「子羊を捧げる」形になり、
後のキリスト教ではイエスは「神の子羊」となり、
人類の原罪を雪ぐための供物となりました。

ただ、この動物を焼く「燔祭」という儀式と、
「最後の審判の時に肉体が必要」という教義が
異端審問や魔女狩りに於ける火刑・焚刑に繋がり、
市井の罪なく弱き人々が残酷な刑罰で命を奪われたのも事実。

現代では生贄という制度自体が、
支配者と被支配者という関係性を確認させる為のもので、
階層社会を強固にする必要悪の側面も有ったと言われます。
発想としても手段としても最も下劣な物だとは思いますが。

況や、政教分離、永遠なれ。

という訳で今回は生贄文化の側面を持っている、
そんなテーマで書かれた作品を中心にお送りいたします。

開催日時は11/14 (月)12時 ~ 11/17(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/11/10 《 新着リストNo.1241を更新しました!新着一覧はこちら》
No1241はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/11/07 月曜市お休み&バーゲン終了まで残り3日のお知らせ
タイトルに全てを書いてしまっているのですが、
現在バーゲン中につき、本日の月曜市はお休みとなります。

そして旧番号BOXバーゲンは残り三日!
気になるレコードは是非お早目の御注文を。
2022/11/03 《 新着リストNo.1240更新しました!新着一覧はこちら》
今号は夏に続いてのBOXセットの特集号。
希少な全幕物など、注目のレコードが目白押し!

そして旧番号のBOXセットは全て50%オフの特別セール!
旧番号のセール期間は11/10(木)正午までとなりますので、お早目にご確認を。

詳しくはこちら
2022/10/31 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回は世界に名だたる『ボリショイ・バレエ団』についての特集です。

「壮大」という意味の「ボリショイ」という名前を冠す
世界トップクラスの舞踏集団として知られますが、
実は世界に誇る様な「壮大」な団体になったのは近代になってから。

ボリショイは1773年に設立された、
モスクワ孤児院の中に併設されたダンス学校が母体。
市民団体の中でも低い地位から始まったので
帝政ロシアの首都ペテルブルグに存在した、
国のお抱え集団「キーロフ・バレエ」から
トップの座は奪えなかったのです。

余談ですがバレエ・リュスの飛躍と共に知られる
ニジンスキーとパヴロワもペテルブルグ組でした。

しかし、ソ連が設立されモスクワに遷都されてからは、
名実ともに主導権を握る事となります。
当然ながら西側からの外貨獲得の手駒として
馬車馬の様に働かされる運命も待ち受けていましたが。

ソ連崩壊以降は、世界トップという評価と同じくらいに、
各種ハラスメント、外国人差別、音楽監督への襲撃事件、
近年ではウクライナ絡みの退団騒動など、
醜聞や騒動の方が取り沙汰されてしまっていますが、
世界トップの実力は今も変わらない筈。

今回はそんなボリショイ・バレエと
本拠地ボリショイ歌劇場にまつわるレコードをご用意しました。

開催日時は10/31 (月)12時 ~ 11/3(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/10/27 《 新着リストNo.1239更新しました!新着一覧はこちら》
No1239はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/10/24 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回は久々に強烈なる牽強付会、
私心が漏れ過ぎている特集となります。

最近、ハプスブルク家やボルジア家、
あるいはメディチ家についての書籍に触れているのですが、
大義名分あるのかどうか?という戦争と、
それ以上とも云える姻戚関係での王家の統廃合、
そして当時の欧州民を支えていた
キリスト教義の紆余曲折が、今となっては愚かしくも面白く。

オーソン・ウェルズ曰く、
「ボルジア家のイタリア支配は流血に満ちていたがルネサンスも共に生んだ。
スイスの500年の平和はいったい何を生み出した?
鳩時計だけじゃないか。」

確かに歴史に対して音楽は、危うい時ほど、またたいていたような、

英独仏の関係性やローマを中心とした
イタリアでの終わる事のない小競り合いなど、
いずれ興味深い挿話が多いのが中世のヨーロッパ。
その中で個人的に惹かれるのが特にスペインについての四方山でした。

欧州でありながらも、欧州人にとってどこか『異国』であるスペイン。
今回はそんなスペイン情緒に溢れた楽曲で月曜市をお届けいたします。
開催日時は10/24 (月)12時 〜 10/27(木
詳しくはこちら
2022/10/20 《 新着リストNo.1238更新しました!新着一覧はこちら》
No1238はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/10/17 月曜市お休み&バーゲン終了まで残り3日のお知らせ
タイトルに全てを書いてしまっているのですが、
現在バーゲン中につき、本日の月曜市はお休みとなります。

そしてバーゲンは残り三日!
特に高額セールは不定期開催となりますので、
気になるレコードは是非お早目の御注文を。
2022/10/13 《 秋の特別号「高額商品&REGセール」を更新しました!》
本日より秋の特別セールを開催しております!

対象となるレコードは、
・通常バーゲンでは対象外の
 No1220までの高額商品(2万円以上の商品)が20%オフ!
・No1220までのREG番台が破格の50%オフ!!

下記の要項をお読みの上、どなた様も御気軽に御参加ください。
詳しくはこちら
2022/10/10 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の特集は、弦楽器の成立史と
弦楽器の為の協奏曲についての特集の最終回です。

前回まではチェロの名前の付け方って、
かなり適当...といった様な話でした。

かと言って、弦楽器の王様ヴァイオリンが
ブレる事なく王道を往っていたか…と言うと、全然そうでもなく。

楽弓が現代と同じ形に落ち着いたのが1800年頃なのは良いとして、
そもそも現代で言うヴァイオリンの「正しい構え方」が、
完全に成立したのは1900年頃なので、割と最近。
ウジェーヌ・イザイなんかが普通に生きてた時代です。

それと言うのも、ヴァイオリンの左下にある「アゴ当て」
このパーツが1820年頃の発明なのです。
バロック期には胸やら鎖骨に当てて弾いていたので非常に不安定。
その後はアゴで挟むスタイルが生まれるのですが、
最初の内、挟む場所は現代とは逆の楽器の右下側でした。

著名な『ストラディバリウス』も17~18世紀の製作なので、
奏法の変遷で左右両方の下側の塗装が剥げています。
その後、少し時代が進んだパガニーニは左下で挟む派。
誰にも触らせない契約で愛器を博物館に寄贈したので、
左下が主に剥げている姿を写真で確認出来ます。
もちろん「アゴ当て」が発明されて以降は塗装が剥げる事はなくなりました。

こんな小話もまた、
衒学趣味を充実させてくれたりするもので。
そんな訳で今回も、複雑怪奇な部分が魅力を更に深める弦楽器、
その協奏曲の特集を開催いたします。

開催日時は10/10 (月)12時 〜 10/13(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/10/06 《 新着リストNo.1237更新しました!新着一覧はこちら》
No1237はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/10/03 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回に続いて、弦楽器の成立史と
弦楽器の為の協奏曲についての特集です。

前回は書き切れなかったのですが、
『大きなヴィオラの、小さいやつ』という意味のチェロの亜種に
「ヴィオロンチェロ・ピッコロ」という楽器が有ります。
『大きなヴィオラの、小さいやつの、小さいやつ』という、
もはや感動的に適当なネーミングセンス。

しかし、この適当な名前の弦楽器、
音楽史に残された大きな謎と関わりを持ちます。

『バッハの「無伴奏チェロ組曲」は、
 どの楽器で弾く事を想定して書いた曲なのか?』という謎と。

この曲の第6番は通常4弦であるチェロに対し、
「5弦の楽器を用いて弾くように」と調律に明確な指示が有るのです。

調べてみると、18世紀に存在したチェロと音域が重複する、
つまり移調せずに代替可能だった”説がある”5弦の弦楽器は、4種。

「ヴィオラ・ポンポーサ」
「ヴィオラ・ダ・ブラッチョ」
「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」
「ヴィオロンチェロ・ピッコロ」

興味が有る方は調べると面白いのですが、
イタリア人得意の前述した様な名付け方のせいで、
そもそも4種が本当に違う楽器なのかすら、定かではないのです。
少なくとも断言に足る信頼できる資料は現在無い様子。

呼称が定かではないという事は調弦も定かではなく、
「ヴァイオリンの様に横に構える」
「横向きだがギターの様に肩に担ぐ」
「チェロの様に縦に構える」
この構え方からして、全てに可能性が出てくるのです。

結果、ヴァイオリンからして得意だった大バッハが、
どの楽器を想定して書いたのか、真実は歴史の彼方に…。

そんな訳で、更にも増して複雑怪奇な、
弦楽器の協奏曲の特集を今回も開催いたします。

開催日時は10/3 (月)12時 〜 10/6(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/09/29 《 新着リストNo.1236更新しました!新着一覧はこちら》
No1236はこちらをご覧ください。
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2022/09/26 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先日、ふとした流れでアップライト(upright)と呼ばれる楽器、
つまり「直立=弦が地面に対し垂直に張られている」
楽器の成立史を調べておりました。
特にコントラバスは音域や弦数など、
現在の形になるまで紆余曲折を重ねた楽器で興味深い側面が。

そして興味深いと言えば、イタリア語が発祥となる弦楽器の名前。
まず弦楽器全体をヴィオラ(Viola)と呼び、
そこに特徴に合わせた『変意名詞』…要は接尾語が足されていく訳です。

音が高くなったヴィオラ、
これは『小さなヴィオラ』という意味のヴァイオリン(Viol-in)。
音が低くなったヴィオラ、
これは『大きなヴィオラ』という意味のヴィオローネ(Viol-one)。
ヴィオローネ中でも音域が特に低いものは『Contrabasso de Viola』とも呼ばれ、
これがコントラバスのご先祖にあたる様です。

そして最後に残るは『チェロ(Violoncello)』
こいつが問題で、元になったヴィオローネという楽器、
コンバス同様に厳格なサイズというのが無かった様なのです。

ヴィオローネという『大きなヴィオラ』という名詞の後に
「小さな」を形容する「〜ello」という変異名詞を末尾に付け、
(ヴァイオリンの時の「~in」とは同義異音語です)
産まれた言葉がチェロの正式名称『ヴィオロン・チェロ(Violon-cello)』

つまり『大きなヴィオラの、小さいやつ』というのが、
チェロの名称の正式な意味だったのです!
…流石イタリア人、適当にもほどが有る。

そんな訳で、今回は複雑怪奇な弦楽器の協奏曲の特集といたします。
開催日時は9/26 (月)12時 〜 9/29(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/09/22 《 新着リストNo.1235更新しました!新着一覧はこちら》
No1235はこちらをご覧ください。
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2022/09/19 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、いつも御利用の皆様におかれましては、
新しい特設ページは御覧いただけましたでしょうか。

お話できない裏側の事情も有るのですが、
新企画として『アナログ期の名匠たち』というページが
先月末より公開されております。

商品詳細ページの下部にリンクが貼ってあり、
アナログ期の各レーベルを支えた名匠たち...
取り敢えず初回は指揮者5人を紹介しています。

勿論、いずれも名の知れた面々では有るのですが、
執筆に際し日本語化されたデータでは足りないため
出身国を筆頭に各国各言語の情報にあたったところ、
彼等が巨匠、名匠と評される由縁を、
痛感にも痛感してしまいました…。

慣用句的に使われている表現で
「音楽とは人間、その人、その人生である」
そんな類の言が有りますが、
この言葉の意味を只々噛み締める良い機会となりました。

ただ、まさしく名匠だけに、
月曜市で御案内できるLPが5人で60枚にも届かず、という。

とは言え折角の機会ですので、
今回は特設ページに載っている名匠5名のレコードを、
平時より10%お買い得な 『3割引』 でセールいたします。

開催日時は9/19 (月)12時 〜 9/22(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/09/15 《 新着リストNo.1234更新しました!新着一覧はこちら》
No1234はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/09/12 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回で4回目、そして最終回を迎えるイタリア特集。
前回まではイタリア全体を鳥瞰して…という趣旨でした。
しかし御存知の通り、
南北に長いのがイタリアという国の特徴。

中央部のローマとフィレンツェを挟んで、
北にはアルプス山脈、南は地中海を経てアフリカ大陸と、
地政学的に見ても地方ごとの文化は全く違うのではと思います。

特にコルシカ島とサルデーニャ島は、
ローマよりチュニジアの方が近い勢い。
そんな訳で、作曲が逗留した都市によって、
各々が感じたイタリアという国の印象は違ったのではと。

ローマは『グレゴリオ聖歌』のメッカ、
フィレンツェはルネサンス期に『オペラ』を生み出し、
南東部のタラントでは『タランテラ』、
シチリア島からは勿論『シシリエンヌ』、
北部ベルガモからは『ベルガマスク』。
そして水の都ヴェネツィアからはバルカローレこと『舟歌』が。

音楽や文化の中心がドイツ~フランス方面に移っても、
作曲家の音楽的興味をそそる題材が
各都市、各地方に変わらず点在していた様なのです。

という訳で、今回はイタリアの各都市や地方、
焦点を絞ってのレコード特集といたします。

開催日時は9/12 (月)12時 〜 9/15(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/09/08 《 新着リストNo.1233更新しました!新着一覧はこちら》
No1233はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/09/05 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、前回はイタリア風の曲を書いた、
イタリア以外の作曲家の曲を特集しました。
…ですが、とてもゝ一度では捌ききれない量の
イタリアにまつわる作品が有ったので、今回はその続きを。

ちなみに区切り線から下の文章は、
実際の月曜市対象レコードとは余り関係ありません。
イタリアの音楽で気になった事の調査報告の様なものです。

~◆~◆~◆~◆~

イタリアの音楽が実は「深い」ことに気付き始めると、
個人的に気になるのは音楽教育。
ピアノは巨匠が何人も居るのに弦はそんなに…というのが、
個人的なイタリアの音楽家の印象なんですが、ここにも理由が。

矢張り有ったのです。
ナポリ・ピアニズムという強烈なピアノ教育のメトードが。

そもそもピアノを発明したのがクリストフォリ、
そして演奏法の大改革を達成したスカルラッティ。

その次の世代に来るのがモーツァルトのライバルかつ、
ベートーヴェンの先生であるクレメンティ。
その弟子に子供の練習曲で有名なツェルニー、
更にその弟子タールベルクはフランツ・リストのライバルだった凄腕。

まだまだ続きます。
タールベルクの弟子がベニアミーノ・チェージなる人物。
この人、なんとサンクトペテルブルグ音楽院の、
初代ピアノ科講師として招聘された人物です。
つまり、チャイコフスキー、プロコフィエフ、
ショスタコーヴィチが授業を受けたかも知れないという。

偉大な先達の系譜を受け継ぐイタリア人ピアニスト、
今後の活躍にも大いに期待出来るのではないでしょうか。

開催日時は9/5 (月)12時 ~ 9/8(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/09/01 《 新着リストNo.1232更新しました!新着一覧はこちら》
No1232はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/08/29 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回から始まったイタリアからの音楽史への貢献…の感じの特集。
今回はイタリア以外の作曲家への影響について特集してみようかなと。

カタログを読み物風にお読みの方は気付いているかと思いますが、
バッハの楽曲には主題をヴィヴァルディを筆頭とした、
イタリア系の作曲家から採用している例が割と多いのです。

さて、ここで疑問も一つ産まれます。
基本的に国外に旅行なんて行ける身分じゃないバッハが、
蓄音機も無い時代にどうやって陽気なイタリア野郎、
ヴィヴァルディの音楽に触れたのか、と。

答えは、オランダ留学をしていた当時のバッハのパトロンの息子が、
世界一美しい楽譜を作るという楽譜商に寄った為です。

ヴィヴァルディは「 調和の霊感(Op.3)」以降は、
地元イタリアではなく、アムステルダムのカルヴェール通りにある
『エティエンヌ・ロジェ社』に出版を頼んでいました。

結果、イタリアン・バロックの至宝と音楽の神が楽譜を通じて出会い、
ヴィヴァルディ作/バッハ編というクラヴィア協奏曲集が生まれる訳です。

という訳で今回は、
イタリア音楽と出会ったイタリア以外の作曲家を中心とした特集です。

開催日時は8/29 (月)12時 ~ 9/1(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/08/25 《 新着リストNo.1231更新しました!新着一覧はこちら》
No1231はこちらをご覧ください。
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2022/08/22 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、バーゲン&夏季休暇で特別仕様だった月曜市も一段落。
今週からは再び企画内容に悩みながらの通常仕様に戻ります。

企画の方は色々と考えるところは有ったのですが、
まだまだ暑さが続く御時世を踏まえて、
快活な音楽で特集したいなと思った次第。

イタリアン・バロック、イタリア歌曲、オペラなど、
明快さが売りのイタリア系の音楽ですが、
全体を鳥瞰して掘り下げている方というのは
実は意外と少ないのではないでしょうか。

転調の怪物だったスカルラッティ、
パガニーニやボッテジーニなどのヴィルトゥオーゾなど
調べれば調べるほどに面白さが見付かるのがイタリア系の面白さ。

清々しい気持ちで聴き終えられる曲が殆どですので、
今回を機に新しい魅力の気付きに繋がれば、
こんなに嬉しい事はありません。

是非、陽気に気軽に快活に、お買い求め下さい。

開催日時は8/22 (月)12時 ~ 8/25(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/08/18 《 新着リストNo.1230 更新しました!新着一覧はこちら》
No1230はこちらをご覧ください。
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2022/08/11 《 新着リストNo.1229更新しました!新着一覧はこちら》
今号はBOXセットの特集号!
新着商品は全て欧州から今夏に届いたレコードです。

そして旧番号のBOXセットは全て60%オフの特別セール!
旧番号のセール期間は8/18正午までとなりますので、お早目にご確認を。

詳しくはこちら
2022/08/08 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先月から続くREGシリアル3ケタ番台の特別セールも、
今回で最終回となります。

3ケタ番台のラストは露メロディヤ盤が殆どだったのですが、
48枚程度しか無かったため若干のボリューム不足。
特に作為なく、お買い得かなと思ったLPも適当に追加しております。

今回のセールを経て、
シリアル番号を4桁で運用するかどうか、
会社内での話し合いが行われる事となります。
どうすべきか本当に悩ましいところ…。

さて、最後もいつものお約束。
セールの事情とはと言えば、
REG番台で1000枚以上をご紹介する運びになるとは些かも思わず
通常のLPと同じ3桁での運用で始めてしまったのが事の始まり。

それが今になり4桁目に突入した結果、
データベース上で悪さをしでかしております。
1009と1010の間に101が入ってくる様な形で…。

先頭にゼロを付けて4桁運用をするというのが現実的なのですが、
3桁台を全て売り切る、そんな非現実的な夢に挑戦するのも
人生に於いては時に一興かな、と。

という訳で、今回がラストとなりますが
4割引きでの月曜市を開催いたします。

開催日時は8/8(月)12時 ~ 8/11(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/08/08 ※夏季休業のお知らせ(8/13~8/16)
例年のことと相成りますが、
本年も下記日程において夏季休暇を頂戴いたします。

- 夏季休業日 -
8/13(土)~ 8/16(火)

上記日程と前後して配送業者の集荷停止が伴いますため、
8/12(金)14時 以降の御注文に関しましては、
8/17 (水)より順次発送とさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
2022/08/04 《 新着リストNo.1228更新しました!新着一覧はこちら》
No1228はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/08/01 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先月から続けているREG3ケタ番台の特別セール。

ラインナップを見るとなかなかのレア物も見受けられるのですが、
如何せん大々的に取り上げるにはマニアック過ぎるきらいも有り。
こういった企画でお目通りする機会を頂戴出来ればと思う次第です。

さて、いつものお約束。

特別セールとなった事情を書きますと、
REG番台で1000枚以上をご紹介する運びになるとは些かも思わず、
通常のLPと同じ3桁での運用で始めてしまった訳です。
それが今になり4桁目に突入した結果、データベース上で悪さをしでかしております。
1009と1010の間に101が入ってくる様な形で…。

先頭にゼロを付けて4桁運用をする、
というのが現実的なのですが、
3桁台を全て売り切る、そんな非現実的な夢に
挑戦するのも人生に於いては一興かな、と。

という訳で今回も4割引きでの月曜市を開催いたします。
開催日時は8/1(月)12時 ~ 8/4(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/07/28 《 新着リストNo.1227更新しました!新着一覧はこちら》
No1227はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2022/07/25 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、先日終了した夏のバーゲン。
お客様におかれましては良き買い物が出来た事を心から祈るばかりです。

さて、初日からなかなかの枚数が出荷する運びとなった今夏のバーゲン、
気になるのは矢張り今回は対象ではなかったREG番台な訳でして…。
今週も初期のREG番号を安価で御提供という月曜市にしたいと思います。

再び事情を書きますと、
REG番台で1000枚以上をご紹介する運びになるとは些かも思わず、
通常のLPと同じ3桁での運用で始めてしまった訳です。
それが今になり4桁目に突入した結果、
データベース上で悪さをしでかしております。
1009と1010の間に101が入ってくる様な形で…。

先頭にゼロを付けて4桁運用をするというのが現実的なのですが、
3桁台を全て売り切る、そんな非現実的な夢に挑戦するのも
人生に於いては一興かなと。
という訳で今回も4割引きでの月曜市を開催いたします。

開催日時は7/25 (月)12時 ~ 7/28(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/07/21 《 新着リストNo.1226更新しました!新着一覧はこちら》
No1226はこちらをご覧ください。
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2022/07/14 《 新着リストNo.1225更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/07/07 《 夏のバーゲン特別号を更新しました!》
本日より夏の大型バーゲンを開催しております!

対象となるレコードは…
・No1199までのレコード約3700枚が40%オフ!!
※英字シリアル&高額商品は含まないので御注意ください。

下記の要項をお読みの上、どなた様もお気軽に御参加ください。
詳しくはこちら
2022/07/04 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先月は大盤振る舞いだった月曜市、
なんと今回も諸事情により続ける事となりました。

棚卸し作業が進むと売れ行き傾向も見えてくるのですが、、
そもそも、その前段階の調査の時点で
色々と気になる在庫が見付かっている訳です…。

今回の対象は特価品として扱っているREG番台、
その中の3桁シリアルの商品達です。

最初に特価品の企画を始めたときは
1000枚以上をご紹介する運びになるとは些かも思わず、
通常のLPと同じ3桁での運用で始めてしまった訳です。

それが今になり4桁目に突入した結果、
データベース上で悪さをしでかしております。
1009と1010の間に101が入ってくる様な形で…。

先頭にゼロを付けて4桁運用に変える、
その手法が全くもって現実的。
しかし、3桁台を全て売り切るのに挑戦する、
そんな非現実的な夢に挑戦するのも
人生に於いては時に一興かなと。
という訳で今回も【4割引き】での月曜市を開催いたします。

開催日時は7/4 (月)12時 ~ 7/7(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2022/06/30 《 新着リストNo.1224更新しました!新着一覧はこちら》
No1224はこちらをご覧ください。
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2022/06/27 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
DECCA~PHILIPS~DGGと続く大盤振る舞い。
キリが良く6月いっぱいまで続ける事となりました。

最終週となる今号では『VSM』こと
EMIグループのフランス支社「La Voix De Son Maître」の特集を。
今回も1000番台以前のレコードとなります。

さて、この通称VSMというレーベルについて、
以前は深く掘り下げて調べなかったのですが、
今回を契機に調べてみると非常に謎が多いレーベルです。

時系列で書くと1928年に英Columbiaが【パテ】兄弟社を買収、
翌年にノーベル賞学者【マルコーニ】が設立したラジオ会社を買収。

1931年にその英Columbiaと英グラモフォンが合併→EMIグループ設立の後、
1936年に仏グラモフォンがパテ兄弟社と合併するという形で
仏EMI支社として【パテ・マルコーニ社(Pathé-Marconi)】が生まれ、
「His Masters Voice」の仏訳「La Voix De Son Maître」の商標が誕生。

…らしいんですが、問題はパテ・マルコーニ社の活動実態。
VSMのみならず仏Columbia、Pathé、ODEON、米VOX社とのPathé-VOX、
参加レーベルのTrianon、そして地元のマイナーレーベルと
EMI傘下に入っても色んなレーベル名でプレスしまくっていて、何が何やら。

ちなみに企業としての当時の正式名称は以下のとおり。

『Les Industries musicales et électriques Pathé-Marconi,
 Compagnie générale des machines parlantes
 Pathé frères et Compagnie française du gramophone réunies.』

『音楽と電気機器の製造会社パテ・マルコーニ
 ~パテ兄弟社と仏グラモフォンによる合弁会社』

…名前もさっぱり覚えられる気がしませんね、こりゃ。

今回も【4割引き】での月曜市を開催いたします。
開催日時は6/27 (月)12時 ~ 6/30(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/06/23 《 新着リストNo.1223更新しました!新着一覧はこちら》
No1223はこちらをご覧ください。
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2022/06/20 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前々回のDECCA仏プレス、前回のPHILIPS仏プレスと
5月のバーゲンの勢いそのままに続けている月曜市ですが、
折角なので今週も大盤振る舞いで。

諸外国、西欧については寡聞にして存じ上げないのですが、
こと本邦におけるクラシック音楽の普及に貢献したレーベルの一つが、
「Deutsche Grammophon Gesellschaft」
通称、ドイツ・グラモフォンでした。

各国で産声をあげたレーベルの多様性は、
副産物として版権の管理の煩雑性を産んでしまいました。
それを西側ドイツの資本主義/管理主義体制で見事に纏め上げ、
世界市場を相手取る輸出品として統一した手腕は、
今もって讃えられて然るべきでは、と思う次第です。

例えば、音大生が機会が有れば弾いてみたい曲、
その第3~5位くらいに入るプロコフィエフのピアノ協奏曲3番。
件のアバド/アルゲリッチ盤なら頑張って探さずとも
参考資料として気軽に入手できる事実、
実はとても素晴らしい事だと思うのです。

…という訳でDGGへの敬意も込めつつ。
今回も 4割引き での月曜市を開催いたします。

開催日時は6/20 (月)12時 ~ 6/23(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/06/18 ※臨時休業のお知らせ(6/19)※
誠に勝手ながら6月19日日曜日は臨時休業とさせていただきます。
お客様にはご迷惑をお掛け致しますがご理解賜りますようお願い申し上げます。
2022/06/16 《 新着リストNo.1222更新しました!新着一覧はこちら》
No1222はこちらをご覧ください。
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2022/06/13 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回はDECCAのフレンチ・プレスを特集したのですが、
その『牡丹色』の背と見間違いやすいのが
オランダが誇るPHILIPS社のフレンチ・プレス。

こちらは『蘇芳色』といいますか、
DECCAよりも赤みが強いデザインになっております。

そして、この緋色の背も目に付く在庫のひとつ…。
まあ乗り掛かった舟という事で調査したところ、
カタログ【 No.1000 】以前に御紹介したLPが
陽の目を見ることなく残っている事が判明しました。

3ケタ番号のカタログと言えば、
弊社Webサイト引っ越し以前のもの。
特に900番台に至ってはNo.1000で紹介したLPと
まったく同じ船で入荷した可能性も。

紹介されるタイミングの違いだけなのに、
当然ながら中身や盤質が違うものではないのに、
新入荷としてwebで見てもらう機会を逃がしてしまった。
そんな悲しいレコードたち。

…となればやるしかないのです。
このレーベルでも大盤振る舞いを。

今回も<<< 4割引き >>>での月曜市を開催いたします。

開催日時は6/13(月)12時 ~ 6/16(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに
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2022/06/09 《 新着リストNo.1221更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/06/06 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
いきなりの楽屋話で恐縮なのですが、
バーゲンに付き物なのがレコード棚の整理整頓。

先月のバーゲンは幅を取るBOXセットが対象だったので、
整理されていく様子を楽しく眺めながらの開催となりました。
そして整頓を経て空いたレコード棚には、
次に到着する欧州からの新着レコードが入っていく訳です。

そこでふと、 目に留まったのがDECCAレーベルの棚。
見えてしまったのは赤紫色…雅やかに言えば
『牡丹色』のジャケットたち。
そう、 フランスDECCA制作のシリーズです。

もちろん、DECCAという歴史あるレーベルが
『女王陛下のレコード会社』と言っても過言ではない、
大英帝国を代表するレーベルなのは重々承知です。
ただ、その中で余りに見向きもされないフレンチ・プレスに
まるで哀愁に近いものを感じてしましました。

…であればやるしかないのです。
大盤振る舞いをば。

今回は仏DECCAの牡丹色のシリーズを中心に
なんと『4割引き』での月曜市を開催いたします。

開催日時は6/6 (月)12時 ~ 6/9(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/06/02 《 新着リストNo.1220更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/05/30 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回、前々回と続いたバーゲン延長戦。
更にご提供できるレコードが有る事が判明したため、
もう、今月は、バーゲンし続ける、
そんな次第と相成りました。

安売りでLPの価値を貶めるのは避けたいのですが、
セールを行う楽しみが有るのも間違いない訳で。
そう有る機会でも無いですし、
たまにはこんな大盤振る舞いをご一緒に楽しんでいただけたらと。

前回、前々回と同様、
対象商品は特価品&未洗浄品となるREG番台のレコード。
No.1201以降のREG番台を3割引きという形で。

意外に良品も隠れているのがREG番台の特徴ですので、
日頃は流し見…というお客様におかれましても
是非一度ご確認いただければと存じます。

開催日時は5/30 (月)12時 ~ 6/2(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/05/26 《 新着リストNo.1219更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/05/23 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
はてさて、前回の企画は、
その名も【 バーゲン延長戦 】でしたが、
調べてみると「もう少し対象レコードが増やせるかも???」
そんな感触が。

「この道を行けばどうなるものか」と迷う時は、
「危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし」との
闘魂あふるる先人の言葉に従おうかなと。
そんな訳で、バーゲン延長戦の延長戦を開催いたします。

前回と同様、対象商品は特価品&未洗浄品となるREG番台のレコード。
カタログNo.1201以降のREG番台を3割引きという形で。

意外に良品も隠れているのがREG番台の特徴ですので、
日頃は流し見…というお客様におかれましても
是非一度ご確認いただければと存じます。

開催日時は5/23(月)12時 ~ 5/26(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/05/19 《 新着リストNo.1218更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/05/16 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先週まで開催いたしました、春のバーゲン。
多数のご注文をいただき誠に有難うございました。
新しい作品との出会いの一助となりましたら嬉しい限りです。

果てさて。
慌ただしくも楽しい祝祭の時間は終わりを告げたのですが、
折角ならば、もう少しだけ余韻を…という事で
「バーゲン延長戦」を月曜市の方でも開催しようかなと思います。

…とは言っても流石に派手な大売り出しは出来ませんので、
対象は『特価品&未洗浄品』としているREG番台のレコード。
バーゲン対象外だったNo.1201以降のREG番台を【3割引き】という形で
特別に許可をもらった次第です。

意外に良品も隠れているのがREG番台の特徴ですので、
日頃は流し見…というお客様におかれましても
ぜひ一度ご確認いただければと存じます。

開催日時は5/16 (月)12時 ~ 5/19(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/05/12 《 新着リストNo.1217更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/05/09 春のバーゲン、〆切まで残り三日。
※※※バーゲン期間につき、本日は月曜市お休みです。※※※

2週に渡り開催してきた春のバーゲン、
いよいよ最終日が迫ってまいりました。
3日後の正午、5月12日の12時になりますと、
自動的に通常価格に切り替わりますので御注意ください。

尚、バーゲン価格が適用されるのは
『ご注文の完了』を12時以前に終えている商品に限ります。
終了間際のご注文で〆切時間を過ぎてしまった場合、
価格の変更は出来かねますので余裕あるお手続きを宜しくお願い致します。

バーゲン対象商品は下のリンクから。
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2022/05/05 《 新着リストNo.1216更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/05/02 月曜市お休みのお知らせ
ただいま春のバーゲン期間につき、本日と来週の月曜市はお休みとなります。
次回の開催は5/16となります。

引き続き、春の大型バーゲンをお楽しみください!
2022/04/28 《 春のバーゲン特別号を更新しました!》
本日より春の特別バーゲンを開催しております!

対象となるレコードは、
・No1200までの高額商品(2万円以上の商品)が20%オフ!
・No1200までのREG&BOX番台が破格の50%オフ!!

下記の要項をお読みの上、どなた様も御気軽に御参加ください。
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2022/04/25 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回は19世紀末ウィーンの文化の爛熟に基づいての特集でした。
続編として、新大陸アメリカはこの時期どんな状況だったか…
という口実を用いた担当者趣味を炸裂させた特集です。

ジョージア・オキーフ(Georgia O'Keeffe)という、
大好きな絵描きに関しての特集となります。

オキーフ女史の名は近年になってから
村上春樹氏が小説の題名に用いたので、
ご存知の方も居るかも知れません。

アメリカン・モダニズムやアメリカ抽象画に於ける
女神だ母だ祖だのと敬愛されていますが、
ジョルジュ・ブラックの「レスタックの家」が
NYで披露されて以降の活躍なので若干の誇張も有る気が。

オキーフの妙味は仰々しく語らずとも、
『 flower abstraction(花の抽象画)』
この題名が付けられた諸作で全て語れると思うのです。

「街の隅で秘めやかに佇む、小さな花の美しさ。
 私は、その美しさをキャンバス一面に誇張したのです。」

彼女が非現実的に『抽象』したのは基本的にサイズや比率だけ。
その一瞬の切れ味に辿り着く感性こそが抽象芸術の粋ではと。

という訳で今回は敬意を込めて、
彼女がNYに住んだ時代にコンサートで聴いていた可能性の有る作曲家、
そして1908年3月某日のニューヨークpo.の演奏会のプログラム、
この2つから選曲して特集を組んでみたいと思います。

開催日時は4/25 (月)12時 ~ 4/28(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/04/21 《 新着リストNo.1215更新しました!新着一覧はこちら
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2022/04/18 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
昨年の11月頃、数週にわたって
18世紀末のフランス革命について特集したのですが、
今回は19世紀末のウィーンについての特集です。

オーストリアは封建制度の廃止が欧州の中では遅かった為、
貴族文化と芸術の大衆化とが混交しました。

『富者の為の芸術と貧者の為の芸術との区別は無くなった、
 芸術とは須らく公共の富なのである』

…といった発言が残されています。

同時に、この街では芸術のみならず学術方面も開花しました。
ヴィトゲンシュタインやフロイト、ゲーデルなど、
現代の学問にも素養として必要とされる様な著名な人物が
ウィーンに集っていました。

結果として、帝国の外務大臣と革命家トロツキーが、
シュトラウス二世とシェーンベルクが、
新旧の折衷様式で建築されたカフェの同じ屋根の下で
珈琲とシュトルーデルを楽しむといった、
まさしく文化の『爛熟』という様相を呈する
一大芸術都市となったのです。

ただ、この街で苦い経験しか無かった或る若者にとって、
この『爛熟』は『腐敗』と同義でした。
芸術文化のパトロンの最大手であった富めるユダヤ人を排除し、
真にゲルマン的な文化を取り戻す…。

この思想から史上最悪と呼ばれる全体主義国家が
後に生まれることになるのです。

開催日時は4/18 (月)12時 ~ 4/21(木)12時限定。
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2022/04/14 《 新着リストNo.1214更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/04/11 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
日本に於ける意味合いは一旦置いとおくとして、
キリスト教圏で最も大事な数字と云えるのが「3」です。

父と子と聖霊…三位一体という概念が
非常に大事にされているからです。
そしてキリスト教が体系として成立させた西洋音楽、
この和声の中にも三位一体が大いに関わっている気がします。

長調の主となる三和音を鑑みると、
『主』なる音であるド、
『主音から最初に生まれる』倍音であるソ、
そして『次に生まれる倍音』であるミで構成されています。
(倍音の次数に関しては簡略表現しています)

自然に発生する倍音の連なりが調和を産み、
そのサウンドに神秘性を感じたのも宜なるかな。
讃美歌の最後に置かれる事の多い『アーメン(Amen)』部も
非常に美しく終止する和声進行で作られています。

そして音楽に限らず芸術の世界では、
古代ギリシアをオマージュした
『三部作形式』というのも大事な概念だそうで。

例えば戯曲『セビリアの理髪師』と
その続編である『フィガロの結婚』には
『罪ある母』という三作目が続いています。

結局は原作戯曲に対し実際に音楽が付くのには
ダリウス・ミヨーの登場を待たねばならず、
オペラとしての代表的な三部作には成り損ねているのですが。

ともあれ、今回はそんな三部作に該当、
あるいは関連する作品を集めてみました。

開催日時は4/11(月)12時 ~ 4/14(木)12時限定。
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2022/04/07 《 新着リストNo.1213更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/04/04 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回はローマ賞に関わる人物の特集です。

ローマ賞、あるいはローマ大賞と呼ばれる
パリ音楽院の生徒を対象とした作曲コンクール…
副賞がローマ留学というやつですね。

「パリ音楽院出身でなければ資格が無い」というのは
今回調べてみて初めて知ったところ。
ラヴェルが予選落ちして大揉めに揉めた件も含め、
学内政治や派閥が多少なり関わってくる賞かも知れません。

先週の旅好き特集で名前が出たベルリオーズも
グランプリを受賞しているのですが、
そこでふと歴代の受賞者が気になり一覧を調べてみた次第。

作曲コンクールという意味では矢張り相当に重要で、
1968年までの166回の受賞者の中には
ベルリオーズを筆頭に、グノー、ビゼー、マスネ、
そしてドビュッシーと著名人がズラリと並びます。
(ちなみにラヴェルおよびデュカスは最高で3位入賞)

ところが実はグランプリ受賞者の内、
作曲家として大いに名を残した人…というのが割と少ないのです。
上記以外だとトマ、ギロー、フローラン・シュミット、
そしてドビュッシーの愛弟子カプレといったところでしょうか。
上記の人物を専門に追っている方は決して多数派ではない筈。

半面、ブーランジェ父娘やポール・パレー、
オデット・ガータンローブにJ.M.ダマーズなど、
演奏や指揮の方面で素晴らしい業績や録音を残した人物、
と言うよりローマ賞という作曲家としての側面を知ったときに、
意外に感じられる人物の名が見られます。

時代の移り変わりも有るのでしょうが、
改めて近現代以降にクラシック作曲家として生計を立てる…
その事の難しさを痛感させられた気がしました。

開催日時は4/4 (月)12時 ~ 4/7(木)12時限定。
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2022/03/31 《 新着リストNo.1212更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/03/28 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
弊社を御利用いただくお客様の中で、
時折お見掛けするのが絵画を趣味、
あるいは職業とされているお客様です。

絵画と同様に音楽を芸術と捉えているからこそ、
アナログへの拘りを持っていたり、
レコード史への造詣も深い方が多いのかもしれません。

そんな絵画を描く中という行為の中で
「スケッチ」や「素描」と呼ばれる作業、
特に屋外に出てのスケッチというのは非常に重要らしく。

時代や、その画家の経済状況にも寄りますが、
著名な画家が写生旅行として異国に旅立ったり、
北斎とまではいきませんが住居を転々…
そんな逸話は枚挙に暇が無い程です。

さて、翻って音楽家の話となりますと、
矢張りここにも数多に居りました。
旅を創作の糧とした御仁が。

最初に名前を挙げるべきなのは、フランツ・リストでしょうか。
「巡礼の年」の元となった「旅人のアルバム」が題名そのままですし。
ただ、実は旅好きというよりは自称カトリックなのに
不倫を度々行うせいで土地から追い出された結果との話も。

シンプルな旅行好きというならばサン=サーンス。
南極以外の全大陸に降り立っている筈です。
…こちらにも下半身絡みの噂は有るのですが、
真相を示すものが無いのでノーコメントとしましょう。

他にはベルリオーズはローマ大賞を受賞した際に
副賞というか義務として行ったローマ留学が嚆矢となったのか、
ヨーロッパ中を旅した様子。

そんな訳で今回は世界中を旅し、
音楽の創作に存分に活かしたであろう作曲家に関する特集です。

開催日時は3/28 (月)12時 ~ 3/24(木)12時限定。
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2022/03/24 《 新着リストNo.1211更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/03/21 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の特集はロマン派の時代に於ける室内楽について、です。

ロマン派の全盛期に於ける主流と言える楽式は
現代とほぼ同人数に拡張されたオーケストラによる交響曲。
これについては、コントラバスの構造の変化が大きいのでは、
そんな風に月曜市担当者は考えています。

現在では主にミ・ラ・レ・ソと調弦される4弦、
或いはロマン派以降の楽曲に対応するために
シ音を足した5弦も使われているコントラバス。
実はガンバと同じヴィオール族の楽器ながら、
「標準の形」というものを長らく持たなかった歴史が有るのです。

中世近辺に発行された本格的な楽器辞典にも
『構造、弦の本数、調弦、弓、奏法は
 時代、国、個人の趣味で異なる』
こういった感じで書かれているほど。

そしてフランスやイタリアでは
低音弦が一本少ない3弦コントラバスが長らく主流で、
1830年頃からようやく4弦での音楽教育が始まります。

そして同時期には同じ低音楽器のファゴット、
フルートやクラリネットといった管楽器群も
現代の楽器に通じる進化を遂げていきます。

この時代に青年期を送ったロマン派の作曲家達が、
低音域を主としたオケ全体の音域の拡張で起きる
音楽表現の拡張に目が向いたのは、
ごくごく自然な事だったのではと思います。

となれば、この時代の作曲家にとって室内楽とは、
そして室内楽編成とは一体どういう存在だったのか。
浪漫を描くには小さすぎるパレットだったのでしょうか。
今となっては知る人の無いお話。

そんな時代の流れに思いを馳せつつ、
ロマン派時代の室内楽について特集したいと思います。

開催日時は3/21 (月)12時 ~ 3/24(木)12時限定。
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2022/03/17 《 新着リストNo.1210更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/03/14 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
現在、近年の世界史上でも稀に見る形の
小さくも大きな争乱が起きてしまっています。

これについては多くを語る術を持たないので、
セール対象となるレコードについては、
「とある街についての特集です」とだけ。
興味をお持ちになられたら演奏者、
あるいは作曲家について検索いただければと思います。

ところで、今回の報道にあたり、
散見された比較的新しい言葉があります。

それが『地政学(Geopolitics)』というもの。
政治を考えるに辺り、国家の「地理的条件」を
最重要概念として考える学問、と捉えると分かりやすいかと思います。
個人的に数年前から気にしていた分野なのですが、
今回は場所の特殊性が非常に注目されたため
報道でもよく使われる事となりました。

しかし残念ながら、日本における『地政学』は
第二次大戦中に政治利用されたため
現在に至るまで歪な形のまま学会が運用されているなんて話も。

温暖化により(?)北氷洋の氷が溶ける事で、
新しい地理的条件、新しいシーレーンが
日本の北側に生まれる可能性は大いに考えられます。
海洋国家である日本にとって、
この学問の重要性、必要性は今後更に高まるのではと思うのです。

開催日時は3/14 (月)12時 ~ 3/17(木)12時限定。
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2022/03/10 《 新着リストNo.1209更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/03/07 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回もウィーン国立音大に関連する音楽家の特集となります。

前回は唐突といった感じでこの特集を組みましたが、
実は、その契機となった人物がいます。
ウィーンフィルのコンマスをなんと57年の長きに渡り務めた
アルノルト・ロゼ(Arnold Rosé)という、
ロゼ四重奏団などでも知られるヴァイオリニストが、その人。

彼は、弟であるチェリストのエドゥアルト・ロゼと共に
それぞれマーラーの妹ユスティーヌ、エマを娶りました。
姻族の形ではあるものの、
ひとつの音大が輩出した音楽家3人が兄弟として親交を持つのです。

しかし、しかしグスタフ・マーラーという人物が
家族運に恵まれなかった事を御存知の方も多い筈。

グスタフ本人の死後とはなりますが、
ナチスの台頭と弾圧の果てに末妹のエマが亡くなった後、
その夫のエドゥアルトはゲシュタポに逮捕され
ゲットーに死ぬまで拘束されます。
そう、マーラーと同じくロゼの一族もユダヤ系だったのです。

アルノルト自身はロンドンに逃れられたものの、
その娘、マーラーの姪っ子となるアルマもゲシュタポに囚われ、
アウシュビッツでその生涯を終えます。

華美なる音楽の都ウィーンにも悲しい歴史があり、
残酷な運命に弄ばれた無辜の人々が居たことを
特集の形を借りて記しておきたかったのです。

どうか彼等の魂の安らかならん事を、心から願います。

開催日時は3/7 (月)12時 ~ 3/10(木)12時限定。
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2022/03/03 《 新着リストNo.1208更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/02/28 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
唐突ですが、もしお時間が有れば是非、
Wikipediaの「ウィーン国立音楽大学」という項目から
『主な関連人物』の項をご覧ください。

彼のアントニオ・サリエリを嚆矢として
音楽史に残る作曲家、演奏家が目白押しとなっております。
卒業生として予想外の名前も恐らく見つかるのではないでしょうか。

そして勿論のことながら彼のウィーンフィルの面々も、
基本的にはこの音大の卒業生が採用される慣わしとなっております。

さて、このウィーンという音楽家の街を
首都に持つオーストリアという国。
レコードのレーベルとなるとせいぜいAMADEO程度で、
途端に鳴りを潜めてしまうのも面白いところ。

第一次世界大戦の敗戦、そしてナチスとの併合と
ハプスブルク「帝国」から欧州の一小国へ没落した歴史のためか、
他の欧州各国に比肩する様なレーベルは生まれず、
AMADEOも原盤や音源は他国からの流入という形がしばしば。

そして世界に名を誇るウィーンフィルも、
録音となると各国のレーベルにレンタルされる形がほとんど。
俗に言う名盤も、ほぼ全てが他国のレーベルでの制作となります。
(そこが強み、という話も無きにしもなのですが…)

「音楽の都」と呼ばれながらもレコード産業は弱小という、
この不思議な国の音楽教育機関が産んだ
偉大な音楽家たちの演奏を今回は特集いたします。

開催日時は2/28 (月)12時 ~ 3/3(木)12時限定。
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2022/02/24 《 新着リストNo.1207更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/02/21 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
はてさて、前回に続きまして、
今回もBOXセット半額セールの月曜市です。

前回お知らせした通り、
欧州からの新入荷レコードが到着し荷解きしたところ。
パッと見ただけでも逸品の香りが漂う嬉しいレコードが到着しました。

現在、調査&入力を進めておりますので、
皆様へのお目見えも近々に…といった次第。

とは言え、一先ずはBOXセットのセールについて。
今回は歌劇の全幕物などもご紹介いたします。
前回と併せてBOX番台は全てご紹介出来たかなと思います。

簡易な推薦コメントを書くと担当者的に目を惹かれたのは、
映画音楽も手掛けるフィリップ・グラスの現代オペラ三部作、
この第二作までが在庫に有ったこと。、

第一作「浜辺のアインシュタイン」、
第二作「サティアグラハ(=非暴力主義/ガンジー)」、
そして最終第三作「イクナートン(=アメンホテプ4世)」と続くのですが、
残念ながら、この第三作のみ過去に入荷が有りません。

相対性理論からツタンカーメンの父まで、
人類の歴史を閉じ込めて現代オペラに昇華させた、
色々な意味でトリップ間違いなしの意欲作となっております。
興味のある方は是非。

開催日時は2/21 (月)12時 ~ 2/24(木)12時限定。
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2022/02/17 《 新着リストNo.1206更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/02/14 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
2022年も早や2ヶ月が過ぎましたが、
コロナ禍は落ち着く気配も見えず…。

様々な業種、職業の方が「コロナ以降」の生活を
余儀なくされている今日この頃。
弊社でも欧州への出張買い付けが難しくなる中、
各国のバイヤーさんの御助力には頭が上がりません。

つい先だっても、
長らくの付き合いのバイヤーさんに手配していただいた荷物が届き、
有難いことに本年も新入荷レコードのご紹介を継続出来る見込みです。

さて、新商品が入荷すると、
その収納場所を作る為にも過去商品を売りたくなるのが人の常。

という訳で、BOXセットをいつもよりお値打ち、
破格の5割引きでの月曜市を開催しようかなと思います。

個人的なお薦めはセシル・ウーセのベートーヴェン変奏曲集でしょうか。
ピアノの魅力を改めて伝えてくれる、軽妙洒脱な名盤かと存じます。

開催日時は2/14 (月)12時 ~ 2/17(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/02/10 《 新着リストNo.1205更新しました!新着一覧はこちら》
No1205はこちらをご覧ください。
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2022/02/07 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回特集したフランスの芸術集団「アパッシュ」に、
…というより近代の音楽に強い影響を与えたと”巷間で”言われている
『モグチャヤ・クーチカ(強力な連帯)』こと
『ロシア五人組』について今回は特集したいと思います。

フランスと同様に、教会(一神教)の権勢の元では
一般市民が音楽に携わる事は制限されていた19世紀初頭、
ミハイル・グリンカという作曲家がロシア人民の為の音楽を初めて創出し、
この「ロシアの人民の為の音楽」という概念を
ロシア五人組が発展させていったというのが通説の音楽史です。

ただ、実際の動向を追ってみると
音楽教育を受けていない軍人や化学者が作曲家を名乗り、
西欧のアカデミズムに基づいた音楽や音楽家に対し
「ロシア的でない」と声高に糾弾していただけ、
とも取れる側面も見えてしまいます。

特に、法務省職員とペテルブルグ音楽院の学生という
大変な二重生活を送った苦労人チャイコフスキーと、
その師でありロシア初の音楽院の設立に尽力したルビンシテイン。
この二人に向けた攻撃といったら殆ど難癖に近いものが有ります。

そして、その非難する側だった五人組の末路と言えば、
情熱を失って筆を止めてしまったり、
西洋理論の必要を感じて結局はその音楽院に通ってしまったり…。

無学を苦にもしない音楽の才能と、
郷土ロシアへの愛に溢れた素晴らしい集団だったにも関わらず、
その熱量を創作以外に向け過ぎてしまったのでは?と、
残念に感じてしまう部分も多々有るのです。

現在はペテルブルグの同じ墓地に眠る五人組、
近現代に開花したロシア芸術の隆盛に何を想うのか。
そんな寂寥と共にモグチャヤ・クーチカと周辺の音楽を特集いたします。

開催日時は2/7 (月)12時 ~ 2/10(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに
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2022/02/03 《 新着リストNo.1204更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/01/31 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、前回は完全なる私意でラヴェルを特集したのですが、
彼の活動を語る上で避けては通れないのが
アパッシュ(La Société des Apaches)という団体。

当時ムーラン・ルージュやシャノワールが在った
猥雑都市モンマルトルで幅を効かせたギャングから名を取り、
新世代の芸術の隆盛と過去の芸術の破壊を目論む
「アパッシュ=ならず者」と自称した芸術集団です。

余談ですが、ギャングの方のアパッシュ、
往時の新聞に書かれた服装を見ると、
「太陽がいっぱい」でのアラン・ドロンが想起されました。

ちなみにドロンが演じた悪党リプリーは
原作小説においては死なななかったため、
「暴かれた贋作」「リプリーズ・ゲーム」と
続編小説の映画も作られているので興味の有る方は是非。

閑話休題。

芸術集団の方のアパッシュですが、
新生フランスを担う名だたる面々が所属しています。

音楽に的を絞っても、ラヴェル、ファリャ、
セヴラック、カプレという作編曲家陣に、
ラヴェルの初演を多く手掛けたピアニストのビニェスや
指揮者ではアンゲルブレシュトなど。
期間は短いもののストラヴィンスキーも所属していたことが有るそう。

このアパッシュと、ディアギレフ率いるバレエ・リュスこそが、
フランスから始まる音楽の近代史を生み出した
大いなる原動力になったと推察されるのです。

そんな芸術集団アパッシュに関係する音楽を、今回は集めてみました。

開催日時は1/31(月)12時 ~ 2/3(木)12時限定。
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2022/01/27 《 新着リストNo.1203更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/01/24 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先に謝意を述べさせていただきますが、
今回は完全に私事となる特集となります。

皆さま、今年2022年の最初に聴いたクラシック、
その曲が何だったかを覚えていますか?
年末恒例のジルベスターを御覧だった場合は、
その次に自主的に聴いた曲という事にしましょう。

カタログ入稿のスケジュール上、
前回までの月曜市は昨年中に企画しており、
今回が年明け最初に作成した月曜市用の企画となっております。

自分の場合、思わぬ曲が自分の新年最初の一曲となったため
本企画を月曜市として採用させていただいた次第です。

筆を進めますと、担当者の新年一曲目は、
デジタル・プレーヤのランダム再生から飛び出してきた
アルゲリッチ/アバドのラヴェル:ピアノ協奏曲でした。

冒頭からアジア趣味が前面に漂う不思議な曲なので、
存外に正月気分も味わえたという。
管弦楽の魔術師という異名が真であることを、
この人の曲を聞く度に幾度となく思い知らされます。

そういった訳で今回の対象レコードはラヴェルの諸作としましたが、
本題として御提案したいのは新年最初の一曲のお話。
これを毎年メモっておくのは如何でしょうか、という。

何年か書き溜めた後に振り返った時、
そこには多少なりの趣きが有るのではと思うのです。
心から愛するエバーグリーンの一曲を選んだのか、
前年に感銘を受けた一枚を選んだのか。

蛇足ながら月曜市担当者は初雪が舞い降りた日には、
毎年恒例でプロコフィエフのVn協1番を聴いています。
曲想の移り変わりが、風向きで表情を変える雪模様と重なり、
プロコフィエフは故郷ソヴィエトで
こういった景色を見ながらこの曲を書き上げたのかも知れないな、
と聴く度に思わせてくれるのです。

開催日時は1/24 (月)12時 ~ 1/27(木)12時限定。
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2022/01/20 《 新着リストNo.1202更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/01/17 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
本日からは新年2回目の月曜市となります。

前回ETERNA特集を開催したからには、
こちらのレーベルも特集せざるを得ないと言う他ない、
ロシアMELODIYA盤の特集を今回はお届けします。

こちらも2021年の歳末バーゲン対象品とはならなかったものを。
お買い得品としてご紹介している、
REGシリアルからご紹介させていただきます。

近年、お客様の人気&要望が高くなってからというもの、
MELODIYAの仕入れには力を入れているところ。
以前に特別バーゲンを開催してくれた東側に強いバイヤーさんも、
弊社の御客様の為に、と優先的に探してくれています。

過去に未入荷だったレコードの調査も鋭意進めておりますので、
今後とも良盤や珍品をご紹介し続けていけたら、と思う次第です。

まだまだ隠れた謎と魅力の多いMELODIYA盤、
本年も注視の程を何卒よろしくお願い致します!

開催日時は1/17 (月)12時 ~ 1/20(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/01/13 《 新着リストNo.1201更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/01/17 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先ずは月曜市担当者から改めまして御挨拶さしあげます。
新年あけましておめでとうございます。
本年も変わらぬご愛顧の段、何卒宜しくお願い申し上げます。

さて、本日は新年初回の月曜市となりますが、
こちら困った事に年またぎの歳末バーゲンの直後となっております。

という訳で、値引き率はバーゲンより控えめになりますが、
バーゲン対象外だったNo.1190以降のレコードおよび、
英字シリアルのレコ―ドを月曜市として紹介させていただきます。

そして、対象商品は矢張りETERNAとさせていただきたく。
この斯くも美しき東独レーベルを世に伝えるために、
エテルナトレーディングという企業は産声を上げたのですから。

近年ではロシアMELODIYAやフランスのマイナーレーベル関係の
お問い合わせも多くなり有難い限りなのですが、
やはり初心に帰る意味でも、新年最初の月曜市は東独ETERNAを。

近年、ヨーロッパのオーディオショップでは、
CDよりもアナログ・レコードを多く陳列する店が増えてきたそうです。
価値あるものが再評価されてきている事実は、
取り扱う我々にとっても喜ばしいこと。

2022年も素晴らしい作品を皆様にご紹介できる様、尽力してまいります。
改めまして、本年もよろしくお願いいたします。

開催日時は1/10 (月)12時 ~ 1/13(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2022/01/06 《 新着リストNo.1200更新しました!新着一覧はこちら》
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2022/01/05 【本日より2022年の営業を開始いたしました】
新年あけましておめでとうございます。
本日より2022年の営業を開始いたしました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

冬季休業中はたくさんのバーゲンのご注文ありがとうございました。
本日から発送の準備をして参ります。
発送まで少々お時間頂戴いたしますが今しばらくお待ちくださいませ。

エテルナトレーディング(有)
2021/12/30 【冬季休業のお知らせ】
ただいま下記日程において冬季休業を頂戴しております。

2021/12/31(金) ~ 2022/1/4(火)

店舗営業、商品発送、各種お手続きの再開は1/5(水)からとなります。

対応は上記日程よりとなりますが、
ご注文は年中無休で通常通りお受けしております。
どなた様も、お気兼ねなく御利用ください。
詳しくはこちら
2021/12/30 【 歳末バーゲン開催中 】
毎年恒例、冬の大バーゲンを開催!
高額商品と英字シリアルを除くNo.1189までのレコード、
総計4000点超が全品40%オフとなります!
        
なお、ネットショップでの購入方法は平時と変わりません。
該当商品であれば、どなた様もセール価格で購入可能です。

※ご注意※
冬季休業期間を挟むため、
お手元に届くまで通常より多くの御時間を頂戴いたします。
ご迷惑お掛け致しますが、何卒ご容赦ください。

また、下記のPDFの注意事項を必ずご確認いただき
要項を守った上での御参加をお願い致します。
詳しくはこちら
2021/12/27 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回は「作曲家が自由な感性に基づいて創作した曲」
その一例として『幻想曲』を特集しました。

今回は『即興曲』と『奇想曲』を特集します。
この形式の曲の特徴は、
「作曲家が自由な感性に基づいて創作」した点にあります…。

何を言っているのか判らないとは思いますが、
月曜市担当者の責任ではないのでご容赦ください。

ちなみに「即興曲」と云いつつ、
ジャズなどでいう処のアドリブ=即興ではありません。
書き譜の通りに弾かないとミスしたとして怒られます。

フランツ・リストの「即興曲」に至っては、
元々は「夜想曲」という題名だったそう。
夜を想って書いた筈の曲が何故に即興曲になり得るのか。
質疑と文句はフランツに直接お願いします。

この「楽式」という概念、全くもって理解に苦しむところがあります。
「X個のホニャララ~」という適当な題名で曲を作りまくった
スクリャービンも理解しがたい御仁でしたが、
楽式というものが理系的な意味での系統立てとは無縁に見える以上、
題名が適当になるのも致し方無いのでしょうか。

小さく溜息を吐きつつ、本年最後の月曜市をお送りいたします。

開催日時は12/27 (月)12時 ~ 12/30(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに
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2021/12/23 《 新着リストNo.1199更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/12/20 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
※前回の月曜市につきまして、
 値引き率のエラーが起きていた為、
『ベルリオーズ特集』の商品も再出品させていただいております。

…さて、前回の特集はベルリオーズでしたが、
氏の代表曲と云えば矢張り「幻想交響曲」かなと。

ここで毎度の事ながら一つの疑問が沸き起こります。
幻想曲(fantaisie)即興曲(impromptu)狂詩曲(rhapsodie)、
奇想曲(caprice)そしてバガテル(Bagatelle)…。
「作曲家が自由な感性に基づいて創作した曲」ってジャンル、
余りに多過ぎやしませんか?

「ソナタやフーガなどの古典的な楽式からの縛りからの脱却」
この趣旨は判るものの、拡大解釈が凄すぎるのでは。

バッハ御大が半音階的幻想曲を書いたのには、
「楽式に基づかなければ音楽ではない」という
ともすれば宗教的な理由への反動も有ったかと思います。
あるいは逆に、美しい主題を着想し練り上げた結果、
楽式が既存の物と合一した場合も理解できます。

而して、自由な感性に基づいた曲とは一体。
それほどまでに当時の音楽家にとって
楽式の縛りは大きかったのでしょうか。

今回と次回とで、「既存の楽式に捉われない」とされる
楽曲を特集したいと思います。

まずは幻想曲。
幻想曲とは一体。言ったもの勝ちなのか何なのか。果たして。

開催日時は12/20 (月)12時 ~ 12/23(木)12時限定。
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2021/12/16 《 新着リストNo.1198更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/12/13 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回で終わる予定だった、
フランス革命とタレーランを舞台にした月曜市。

なんと、最後の最後にフランス革命と
切っても切れない作曲家が現れてしまいました。
番外編として、もう一週だけお付き合いいただければと思います。

今回の特集の初週に名を出した絵画、
ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』ですが、
これはもちろん実際に革命の行われたパリの姿を目に焼き付け描いたもの。

その舞台となった1830年の7月革命は
晩年のタレーランの最後の表舞台とも言えるのですが、
この戦火のパリをドラクロワと同様に1人の音楽家が駆け抜けていきました。

彼の名はエクトル・ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz)。

後の代表作となる『幻想交響曲』を6月に書き終え、
次作となるコンクール用の作曲をしていたベルリオーズ。
曲を書き終えるなり武器もて群衆の中に飛び込み、
共に「ラ・マルセイエーズ」を高らかに歌いあげたとのこと。

また新政府からの嘱託で革命の追悼に捧げた「レクイエム」、
そして「葬送と勝利の大交響曲」を書き上げるなど、
フランス革命とイコールで結びつけてすら良い作曲家だった様です。

そんなベルリオーズを本企画の最後の主役として特集したいと思います。

開催日時は12/13(月)12時 ~ 12/16(木)12時限定。
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2021/12/09 《 新着リストNo.1197更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/12/06 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
フランス革命とタレーランについて特集してきた月曜市も、
3回目となる今回で最終回となります。

クーデターに成功し皇帝に即位したナポレオンですが、
元々が軍人肌である彼の戦闘狂ぶりにタレーランは辟易。
…となれば、そう。
次に来るのはタレーラン必殺の裏切り寝返り手のひら返しです。
結局のところ余所の国との戦争で名を挙げた軍人ナポレオンは
ロシア遠征の失敗という戦争の失敗で没落してしまうことに。

さてナポレオン失脚の一助として動いたタレーランですが、
その後も、ブルボン王朝を嫌う平民、そして欧州列強との間を立ち回りながら、
清濁併せ呑む外交官としての仕事を見事にこなしきり、
今はノートルダムの鐘の下で安らかに眠っています。

このフランス革命前後の歴史の機微は、
鹿島茂氏の『情念戦争』という本に詳しいので、
興味が有る方は年末のお供に是非どうぞ。

革命が終わりフランスが近代史に向かっていくこの時代、
音楽史にとっても非常に重要な機関が生まれます。

アンシャン・レジームに於いて「フランスの音楽教育」は、
カソリック=ローマ帝国の権威の元に有りました。
宗教上位のカーストの打破を成功させた結果、
これらの宗教施設としての音楽院も解体・併合されていくのです。

そして1795年、”革命を戦い抜いた軍楽隊を中心”として、
遂に『パリ国立音楽院(コンセルヴァトワール)』が設立されるのです。
音楽、ひいては芸術が本当の意味で民衆の手に渡った、
欧州で初めての瞬間だったのかもしれません。

その後のパリを中心とする芸術文化の隆盛は誰もが知るところ。
ここから先は近代まで一足飛びという感じですね。

今回は新時代の音楽の萌芽となる、
初期~中期ロマン派の音楽を中心に集めてみました。

開催日時は12/6 (月)12時 ~ 12/9(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2021/12/02 《 新着リストNo.1196更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/11/29 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先週に引き続いて今週も、
フランス革命と政治家タレーランから想起した特集の2回目です。

フランス革命は成功裡に終わり、百年の歴史を誇ったブルボン王朝は崩壊します。
遂には1793年にルイ16世も処刑されますが、
翌年には改革の立役者ロベスピエールも失脚し処刑されてしまいます。
まさに血で血を洗う裏切りの連続。
毎日の様にギロチンの歯が舞い踊る流血革命。

さて、そんな国内の騒乱が一段落したのを見計らって、
亡命先のアメリカから帰国したのがタレーラン。
聖職者時代の教皇庁への離反に続いて、
帰ってくるなり今度はフランス議会(現政権)を裏切ります。

旗印に使うのはドタバタ中のフランスの利権を狙ってきた諸外国に対し、
まさに最前線で戦ってきた軍人ナポレオン・ボナパルト。

タレーランは裏で暗躍し、政敵となる連中どころか
味方陣営の党首の権力までをもナポレオンの元に奪い去る辣腕ぶり。
果てさて、タレーランに導かれ、
フランス史上初となる皇帝に即位したナポレオンの運命や如何に…?

閑話休題、本筋の音楽の話へ。
この闘争の天才ナポレオンが世に生を受けた一年後のこと、
こちらは音楽との闘争に人生を捧げた人物が誕生しました。

時代や文化の中心が王宮から市井に移り変わる中、
パトロンの意向ではなく自身の意思で曲を書き上げ、
バスティーユ監獄を覆い尽くした民衆の大炎の如く情念を燃やし尽くした男が。

彼の起こした熱は冷めることなく時を駆け、
後に解釈を巡り大作曲家二人が揉めてみたり、
交響曲を9つ以上書くと命を落とすといった迷信まで生まれました。

革命は成され、人間、そして欧州の文化そのものに変化のうねりが訪れます。
今回はこの激動の時代に書かれた音楽を中心に集めてみました。

開催日時は11/29 (月)12時 ~ 12/2(木)12時限定。
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2021/11/25 《 新着リストNo.1195更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/11/22 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
世界各国に在る革命を描いた絵画で最も著名なものと言えば、
ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」ではないでしょうか。
実はこのドラクロワ、本当の父親が、
稀代の天才政治家だったのではと言われています。
庶子だと思われるため確証は見つかっていないのですが…。

その実父の疑いを持たれている政治家の名こそ、
Charles-Maurice de Talleyrand-Périgord。
一般的にタレーラン・ペリゴールと呼ばれる、
フランス革命~最後の王政までを駆け抜けた人物です。

1788年にルイ16世にブルゴーニュ地方の司教を拝命。
翌年の1789年には聖職者議員になるまで出世するも、
なんと司教でありながら教会財産の国有化を議会で図ります。

そもそも魔女狩りや異端審問などで有名な、
カソリック教会の横暴に辟易していたのでしょうか。
当然の帰結としてローマ教皇からは破門されてしまいます。

教会破門の後も政治家は続けますが、
ロベスピエールの恐怖政治(テロル)が始まるとアメリカに亡命し、
ルイ16世とアントワネットが処刑された3年後に
ようやくフランスに帰国し、そこからが本領の発揮となります。

今回取り上げるのは革命以前の貴族文化、
現在はアンシャン・レジーム=旧体制と呼ばれた時代の音楽。

この頃の音楽家は宮廷か教会に務める、
一奉公人としての役割しか有りませんでした。
聖職者か貴族でなければ、人権すら怪しかったほどの
強烈なカースト制度だったのですから。

中産階級=ブルジョワジーが王政に反旗を翻すフランス革命、その前夜。
この貴族文化の最後の刻を鮮烈に駆け抜けた一人の天才を中心に、
18世紀の音楽を集めてみました。

開催日時は11/22 (月)12時 ~ 11/25(木)12時限定。
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2021/11/18 《 新着リストNo.1194更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/11/15 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
フランスの各レーベルと露MELODIYAを愛する方々にとって、
演奏家の『出身音大』あるいは『指導教授』の名というのは
特別視しないまでも意識してしまう所なのではないでしょうか。

それに対して、
名演奏家やオケを多数抱える筈のドイツでは、
何故それほど音大の名前が取り沙汰されないのか。
調べてみるとドイツの複雑な歴史が関わってくる事が分かりました。

1843年にメンデルスゾーンが設立した
『プロイセン王国のライプツィヒ音楽院』を皮切りに、
1846年に『バイエルン王立ミュンヘン音大』、
1850年に『プロイセン王立ベルリン音楽院』、
1857年に『ヴュルテンベルク王立シュトゥットガルト音楽院』
…といった感じで次々に設立されていきます。

しかしその間の1848年には三月革命が起きており、
1871年には遂に王政が倒れドイツ帝国が誕生。
1914年の第一次大戦を経て1918年からはヴァイマル共和国、
そして1933年からはナチス政権に...。

この怒涛のドイツ史の中で、
体制との関係性の変遷が各学校に起きたのは間違いない事でしょう。
それでも今日に至るまで、
教育機関としての矜持を守り続けたのがドイツの音楽大学なのです。

そんな訳で、今回はゲルマン魂を感じる
ドイツの音大出身者のレコードを集めてみました。

開催日時は11/15 (月)12時 ~ 11/18(木)12時限定。
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2021/11/11 《 新着リストNo.1193更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/11/04 《 秋の特別号を更新しました!対象商品はこちら》
本日から11/11(木)まで、秋の特別セールを実施!

対象となるレコードは、
・No1180までの高額商品(2万円以上の商品)が20%オフ
・REG番台が大盤振る舞いの50%オフ

対象商品はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2021/11/01 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先月、ちょうど1190号の原稿を書いていた10月7日に、
作曲家すぎやまこういち氏の訃報が届きました。

先だっての東京オリンピックの開会式で音楽が採用されたため、
ニュースなどで名前を目にした方も多いのではないでしょうか。

「ドラゴンクエスト」という社会現象まで巻き起こした
TVゲーム作品のシリーズ音楽を30年以上も書き続けた方ですが、
人によっては府中競馬場や中山競馬場のファンファーレ、
あれを書いた作曲家と言った方が通りが良いかも。
悲劇の名馬サイレンススズカが最後に聞いたのも、
すぎやま氏のファンファーレということになります…。

実を言うと担当者には個人的な思い入れが特にないのですが、
ゲーム音楽にクラシックの語法を定着させたという点で、
後のTVゲーム音楽史や音楽教育に凄まじい貢献をした人物です。

小学生がバッハのみならずドビュッシーやメシアンの技法、
はたまた12音階技法に触れることが出来たのです。
日本の子供の基礎的なクラシック音楽の教育として、
学習指導要領から逸脱しにくい音楽の授業よりも
大いに将来の音楽家たちを育んだことでしょう。

氏への経緯を込めて、
氏の愛した音楽とゲーム中に引用された(とされる)技法の曲と。
今回はそんな月曜市をお送りしたいと思います。

開催日時は11/1 (月)12時 ~ 11/4(木)12時限定。
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2021/10/28 《 新着リストNo.1192更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/10/25 【特別編!!】♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
過去に何度か書いたことが有るのですが、
弊社が取り扱ってきた何十万枚というレコードの中でも
最も数奇かつ不遇な運命を辿ったのがCOP番台のレコードです。

数年前のWEBサイトの引っ越し時、
何故かデータが新サイトに引き継がれなかった。
それまで店頭に並んでいた洗浄済みの普通のレコードだったのに。

そして今回シリアル番号の統廃合が決まり、
COP番台は廃止の憂き目となりました。

さらば、さらばCOP。君たちの事は忘れない。
飾りに最後のくちづけを。

…という訳で最後の花道を用意しました。
弊社初となる前人未到の60%オフ(税率の関係で一部は50%オフ)
という常軌を逸した値引き率での御提供となります。

その後はシリアル番号を剥奪され、
新人研修に使われるであろう、彼らの最後の雄姿。

何卒見届けてやってください。

開催日時は10/25 (月)12時 ~ 10/28(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2021/10/21 《 新着リストNo.1191更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/10/18 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回は素朴な疑問から生まれた特集です。

蝶々夫人でも展覧会の絵でも何でも良いのですが、
テーマを持つ楽曲を『標題音楽』と呼び、
そして交響曲××番や協奏曲××番の様に、
形式と番号のみで記される楽曲を『絶対音楽』と呼ぶ。

この言葉、ぶっちゃけ「ロマン派」VS「反ロマン主義」だそう。
両派を代表する某2大作曲家の「信奉者たち」が勝手に燃え上がり、
後年まで尾を引く事となってしまった、この2つの言葉。

とまあ、その話は置いておいて、
練習曲=エチュードが「絶対音楽」の一種として
世の中から扱われ始めた境界は奈辺に有るのだろう、と。
そんな疑問が頭を過ぎった訳です。

フランツ・リスト辺りの年代になると、
完全に「演奏会用」練習曲と呼ぶに相応しいと思うのですが、
バッハのインベンションや平均律は「練習用」の練習曲でしょう。

しかし、実際の中身と言えば、
完全に一つの楽曲として音楽が成立しており、
皆様ご存知の様に、現代に至るまで世界中で愛奏されています。
バッハの場合は他の代表曲に宗教音楽が多いのが、
Pfソナタ代わりに使われている原因の一つでしょうか。

弊社代表とも話しましたが、
ショパンが端境期な印象を受けるが、
確かな論拠を持つ人は居るんだろうか…? との事。

という訳で今回は、実は謎が謎を呼ぶÉtudeを中心にお届けします。

開催日時は10/18 (月)12時 ~ 10/21(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2021/10/14 《 新着リストNo.1190更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/10/11 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回はフランスに於ける会員制の、
そして通販専門というシステムで運営されていた、
クリュブ・レーベルについて特集を組んでみました。

この会員制レーベルという商売、
殆どの国ではメジャー系録音の再々々プレスをする様な、
俗に「サード・パーティー」と呼ばれる手法を採っていました。

そんな中、”Pathé兄弟社”という
国内のプレスを一手に引き受ける企業の貢献もあり、
独自企画を高いクオリティでレコード化する手法がフランスでは可能でした。

そのレコードに懸ける熱意は伊達では無く、
クリュブ・フランセ(Le Club Français Du Disque)に至っては
指揮者リステンパルトに傾倒した結果、
彼の死後まもなくして会社を畳んでしまったほど。

リステンパルトと共にフランス近郊に移り住み、
リステンパルトの死と共に解散したザール室内楽団のメンバー達の様に、
まるで彼と運命を共にしたかの如く。

独自企画を行うレーベルの熱意と、
Pathe社が威信を賭けて担保する品質、
そして音楽の都パリに集う音楽家たちの素晴らしき演奏。
著名ではなくとも三拍子そろった素晴らしい演奏が揃っているので、
ぜひ一度ご賞味を。

開催日時は10/11 (月)12時 ~ 10/14(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2021/10/07 《 新着リストNo.1189更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/10/03 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回レニングラード音楽院を特集したからには、
こちらも特集せねば片手落ちとなりますね。
4週続いてのロシア(ソ連)特集の掉尾を飾るのは、
モスクワ音楽院についての特集です。

レニングラード音楽院を創設したアントン・ルビンシテイン。
彼の弟であるニコライ・ルビンシテインが創設し、
現在でも世界最高峰の音楽教育機関と名高いモスクワ音楽院。

チャイコフスキーを擁した作曲科からは、
ラフマニノフ、スクリャービン、ハチャトゥリアン。

後に院長を務める【ネイガウス翁】のピアノ科からは、
リヒテル、ギレリス、ヴェデルニコフが。
同じくピアノ科の教授の【イグムノフ】の系統からは、
フリエール、そしてその弟子へと…
圧倒的な実力を誇るロシアン・ピアニズムの潮流が生まれていきます。

ペレストロイカの結果、西側の学生も堂々と通える様になり、
日本人にも薫陶を受けたピアニストが増えてきました。
創設から現代に至るまで、指折り数えるのも困難なほどに
多数の名音楽家を輩出してきたのが同院なのです。

今回はWikipediaの「モスクワ音楽院出身の人物」を頼りに、
出来るだけ幅広い音楽家をリストアップしてみました。
今はなきソビエト連邦という国家に献杯しつつ、
名手達の腕前に聞き惚れていただければと思います。

開催日時は10/4 (月)12時 ~ 10/7(木)12時限定。
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2021/09/30 《 新着リストNo.1188更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/09/27 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先週、先々週と露MELODIYAの特別セールを開催しましたが、
折角なので今週もロシア絡みで特集を組みたいなと。

ロシアでは現代に於いても著名な『モスクワ音楽院』、
そして『サンクトペテルブルク音楽院』という2大教育機関が、
今もなお権勢の象徴とすら言えるほど幅を効かせております。

さて、この「サンクトペテルブルク」という言葉、
実は弊社では殆ど使わない単語です。

レコードの栄枯盛衰とロシアの歴史は若干被るところが多く、
特に国営企業だったMELODIYAレーベルともなれば
ソ連時代の名称の「レニングラード」と呼ぶ方が、
録音場所やプレス工場、オケの名称などが現実に即しているためです。

という訳で言い方を改めての『レニングラード音楽院』、
当然ながら素晴らしい音楽家たちを輩出しています。

チャイコフスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチという作曲家陣に、
バルシャイ、コンドラシン、パネンカ、ソフロニツキーなどの演奏陣。
変わったところでは電子楽器テルミンを生み出したレフ・テルミン氏も卒業生。

そんな訳で、今回はレニングラード音楽院に関わる人物、
つまり教授や卒業生の作品を集めての特集となります。

開催日時は9/27 (月)12時 ~ 9/30(木)12時限定。
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2021/09/23 《 新着リストNo.1187更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/09/20 【月曜市拡大版】MELODIYA半額セール実施中!!
今回の月曜市は前回に引き続き、
在欧バイヤーさんの好意に拠るMELODIYAセールのpart2となります。

前回の50枚も継続してセール対象となり、
さらに値引き率は半額という形に拡大してお送りいたします。
枚数は100枚超…ちょっとしたバーゲンの様相ですね。

さて、件のMELODIYAについて。
何度も書いている事ですが、
月曜市担当者はプロコフィエフ作品との出会いから
この会社にお世話になる事になった経緯が有ります。
そうなってくると矢張り東側各国のレーベル、
特に出身国であるソ連のMELODIYAには格別な思い入れが有ります。
(ちなみにプロコ氏は現在でいうウクライナの出身)

本人の劇場デビュー曲であり、録音時も得手としていたであろう
ロジェストヴェンスキー指揮の「シンデレラ」は一生モノの一枚となりましたし、
名手カミショフが構築した「Pfソナタ第2番」は絶対無比、
聴いていて戦慄すら感じるものでした。
(名古屋のM様、是非いつかダビングさせて下さい)

当時の広大な連邦国家から選ばれし人間だけが
厳しい訓練を経て音楽家という職業に就けた。
この事実は個人の自由や尊厳はさておき、
音楽史への貢献という意味では大きいものが有ったのでは。

そんな万感の思いと、バイヤー氏への感謝を記して
今回の特集の締めとさせていただきます。

開催日時は9/20 (月)12時 ~ 9/23(木)12時限定。
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2021/09/16 《 新着リストNo.1186更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/09/13 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回はなんとも特別な月曜市、
MELODIYAレーベル40%オフバーゲンとなります。

現在のコロナ禍で日本だけでなく欧州のバイヤー達も
仕入れに苦しんでいるのは想像に容易いかと思います。

そんな中、弊社の提携バイヤーの一人で
東側レーベルに造詣に深い御仁が、
なかなか新しいレコードを日本に送れない代わりとして
MELODIYA盤のセールはどうだろうか、と。
そんな素敵な提案をしてくれました。

氏は弊社とは長らくの付き合いがあるバイヤーさんで、
MELODIYAの良い品は優先的に回してくれる方です。
弊社の一押しとも言えるピアニストである、
V.カミショフも彼の選定盤の中から発掘された経緯が。
そんな彼が、いつも東側レーベルを熱心に追い求めてくれる
弊社の御客様へ恩返しの気持ちも込めて、との事です。

対象レコードは100枚余となるので、
今週と来週との二回に分けて、
値引き率は通常の月曜市から更に20%上乗せの4割引き!
是非この機会をお見逃しなく!!

開催日時は9/13 (月)12時 ~ 9/16(木)12時限定。
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2021/09/09 《 新着リストNo.1185更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/09/06 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
遂に第10弾を数える事となった「名画と音楽家」特集。
今回は少し特殊な画家を。
1860年に生誕した、その画家の名前はルイス・ウェイン(Louis Wain)。

彼は猫を愛し、時に擬人化させたりしながら猫を描き続けた英国人なのですが、
現代に於いては統合失調症による相貌失認の一例として知られています。
晩年のフラクタル図形の如き作風は、
人によっては怖気すら感じるのではないでしょうか…。

ちなみにこの1860年にはスメタナからの影響を受けた大作、
「スラヴ叙事詩」を完成させたミュシャも生まれているのですが、
今回は敢えてルイス・ウェインの名を挙げることとしました。

翻って、1860年生まれは音楽家もなかなか通好みな布陣となっております。
ヴォルフ、アルベニス、パデレフスキ、シャルパンティエと
一味違った歩みを持つ方々ばかり。
そして最後はグスタフ・マーラー氏に止めを刺すと言ったところ。

ファンも多いマーラー氏の作品は言わずもがなとして、
他の四方も趣き深い作品を残しております、是非一度ご賞味の程を。

開催日時は9/6 (月)12時 ~ 9/9(木)12時限定。
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2021/09/02 《 新着リストNo.1184更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/08/30 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週も続く名画特集の第9弾となる今回は、
弊社の各種デザインに幾度となく登場する、あの御仁。

1797年生まれの世界的巨匠、ミスター・歌川広重です。

主に著作権の関係などから
浮世絵を各種デザインに使用する事が多いのですが、
色々な作品を扱ってみてわかるのが広重のポップさ、
言うなればデザインの現代性の凄さです。

一枚の絵画として見た時には
写楽や北斎も当然ながら見事なのですが、
広重からはロートレックやカッサンドルにも通じる
モダニズムや時代を超えた普遍性が滲み出ます。

そして同じく1797年に生誕した音楽家、
その名もフランツ・シューベルト。

「歌曲の王」との異名を持つ彼もまた、
そのポピュラリティに於いて大衆を魅了した人物でした。
結果として純粋音楽の分野での評価が遅れたきらいも有るものの、
これまた1797年生まれの詩人ハイネの作品から題を採った「白鳥の歌」、
詩人ミュラーの作品から題を採った「美しき水車小屋の娘」「冬の歌」と
現代に於いても人々を魅了しうる歌曲を遺した功績は
音楽史にとって非常に大きなものがあると思います。

という訳で、今回はシューベルトの作品を中心とした月曜市となります。
開催日時は8/30 (月)12時 ~ 9/2(木)12時限定。
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2021/08/26 《 新着リストNo.1183更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/08/23 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週もまだまだ続く名画からの特集、
第8弾は弊社の美大卒スタッフからの推薦となります。

月曜市担当者は寡聞にして知らぬ名前でしたが、
近代芸術に大きな影響を与えた人物でした。

1903年生まれの近代を代表する
抽象表現主義者である画家、その名もマーク・ロスコ。

彼の最大ともいえる特色は「鑑賞する空間そのもの」をも
芸術として捉えた点にあります。

一つの空間(壁)に自分の作品のみ、
そんな贅沢な展示にこだわった氏の表現空間は
通称「ロスコ・ルーム」と呼ばれています。
そしてなんと、その一つは千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館に。
現在のコロナ禍で予約制にはなっている様ですが、
世界レベルの芸術空間が日本にある素晴らしさ。
ぜひ一度は体験してみたいもの。

さて、そんなロスコ氏が生まれた1903年は、
20世紀の大人物が多く生まれた年でもあります。
小説では「幻の女」のアイリッシュに「1984年」のオーウェル、
そして稀代の天才数学者フォン・ノイマンも1903年生誕。

音楽方面でも作曲家にハチャトゥリアン、
ピアノではアラウ、ゼルキン、L.クラウスにホロヴィッツ、
ヴァイオリンにミルシテイン、そして指揮者にムラヴィンスキーと、
まさに枚挙の暇が有りません。
今回はそんな1903年生まれの音楽家を中心とした月曜市となります。

開催日時は8/23 (月)12時~8/26(木)12時限定。
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2021/08/19 《 新着リストNo.1182更新しました!新着一覧はこちら
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2021/08/12 夏季休暇&納涼セールのお知らせ
例年の事となり恐縮ですが、
本年も配送業者の運休にともない、
下記の期間を夏季休暇とさせて頂きます。

夏季休暇期間:8/13(金) ~ 8/15(日)

そして、こちらも例年通りの納涼セールを開催いたします!
本年の対象商品はBOXなどの英字シリアルのレコード。
値引き率は驚天動地の50%オフ!!

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2021/08/09 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
果て扨て、名画特集の第7弾は前回に続いて肝煎りも肝煎りです。

戦後の日本のミステリ文壇には『3大奇書』と呼ばれる
素晴らしく革命的な3作が在るのですが、
今回紹介する1891年生まれのマックス・エルンスト氏の作品『百頭女』は、
なんと『19世紀最大の奇書』と呼ばれる画集となっています。

絵画の技法としては。ピカソが切り開いたパピエ・コレ、
つまりはコラージュ技法が主なのですが、
それを挿絵として下部にマラルメを思わせる難解な詩を連ねる事で
「絵画の意味」の偏在化と無意味化を同時に果たしています。
意味不明、かつ意味有りげ、基本的には意味不明。
邦訳出版した河出書房、流石です。

そして、このエルンストと同じ年に生誕したのが、
作曲家セルゲイ・プロコフィエフなのです。

彼の転調技法…というより多層の調性を見境いもなく繰り出してしまう、
結果として破綻寸前の不穏な響きを持った音楽は、
エルンストの用いたコラージュ技法で紐解いた時、
一つの理解に辿り着く気がしないでも無いのです。

もう少しだけ現代に近付くと調性の無意味化が明確になるのですが、
プロコフィエフなどの過渡期にいた作曲家からの作品からは
調性の無意味化と同時に、個々の瞬間ごとには明確な調性の存在があり、
つまりは『百頭女』の如きの無意味化と偏在化の両立を
見出すことが出来るのではと。

正統な欧州の歴史的な技法と、
モダニズムに満ちゝた現代的技法とが結びついた作品に対し、
批評家たちは奇妙だ歴史の冒涜だといった類の言葉で逃げるばかりで、
既存の文脈を換骨奪胎した後追いの論評しか出来ない事を、
白日の元に曝け出してしまいました。

ニュートン然り、アインシュタイン然り、
既知の概念を軽々と飛び越える斬新性を
人類は敬意の元に『革命』と呼んできた歴史が有るのです。

大いなる無謀、偉大なる破壊。生きよ、堕ちよ。
その正当な手順の外に、
真に人間を救い得る便利な近道があるだろうか。

両名が産み出した大いなる破壊、或いは創造に、心からの賛美を。

※1891年にはミュンシュ、シェルヘン、M.エルマンなども生誕。
 こちらも月曜市の対象品としております。

開催日時は8/9 (月)12時~8/12(木)12時限定。
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2021/08/05 《 新着リストNo.1181更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/08/02 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さてさて、夏のバーゲンが終わって最初の月曜市となります。
皆さま良いお買い物は出来ましたでしょうか。

今回も名画特集なのですが、月曜市担当者の肝煎りとなります。
若き日にドイツの小城の階段で出会い、
その日から担当者の最も愛する画家となった人物。
そして、かのクリムトの最愛の画家でもある、エゴン・シーレの特集です。

シーレに関しては、何れにせよ「生と死」を描いた画家…
こう表現すれば理解出来るのではと思うところ。

死を描いた作品群では、
健康的な子供と青褪めた母親との対比を描いた
「二人の子と母」や「死せる母」などが代表的。
他にも死神あるいは病人を抱きしめる「死と乙女」など、
スペイン風邪で夭逝する未来を見通したかの如く
虚無的な名作が数多く有ります。

そして同時に、生=エロスを肉感的に描いた
生々し過ぎる作品が大量に有るのもシーレの特徴。
幼い少女のヌードを描いて逮捕された逸話はさて置き、
自画像を含めた男性の裸体を描き切る筆致の迫力たるや。

人間の永遠のテーマである生と死の対比こそが
シーレの最大の魅力なのです。

さて、そんなシーレと同じ1890年生まれの音楽家、
名前を挙げる筆頭はピアノのイヴ・ナット女史だと思われるのですが、
彼女も含めて1890年生まれの御仁は在庫があまり無く…。
1888年生誕のクナッパーツブッシュや
同年のコンセルトヘボウo.設立まで遡る事としました。

開催日時は8/2 (月)12時~8/5(木)12時限定。
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2021/07/29 《 新着リストNo.1180更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/07/26 夏のバーゲン終了しました!
本日の正午を持ちまして、夏の大型バーゲンが終了いたしました!
多数の御注文をいただきまして、誠にありがとうございます。

ただいま鋭意発送の手筈を整えておりますので、
到着まで今しばらくお待ちいただけます様、よろしくお願いします。

※なお、バーゲンの発送作業および在庫管理などの都合上、
 本日の月曜市は休止となります。
 次回開催は8/2の月曜を予定しております。
2021/07/22 《 新着リストNo.1179更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/07/15 夏のバーゲン、開催中!
本日7/15(木)より7/26(月)正午まで、
夏の大特価バーゲンを開催いたします!

対象商品はNo.1169までの4600点超のレコード、
割引き金額は破格の40%オフ!!

どなた様でもオンラインからバーゲン価格での購入が可能です。
ご利用初めてのお客様は会員登録の方も是非お願い出来ればと思います。

なお、通常よりも発送に御時間を頂戴するのと、
致命的なダメージでない限りは返品不可となっておりますので、
下記のリンクから詳細PDFを一度ご覧ください。
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2021/07/12 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
「名画と音楽家」特集の五弾は、
遂に題材が『名画』ではなくなってしまいました。

印象派に戻ってモネについて書こうとした結果、
同い年1840年生まれに世界的な彫刻家を見付けてしまった為です。
フランスの至宝、近代彫刻の祖と冠されるオーギュスト・ロダンがその人。

東京は上野恩賜公園の一角、
国立西洋美術館のすぐ側にそびえるロダン作の『地獄の門』は、
中央に配置された「考える人」でお馴染みの彫刻ですが、
なんと世界に数体しかないオリジナルのブロンズなのです。
ただ目の前に立って圧倒されるだけで素晴らしい美術体験が堪能出来ます。
(しかも美術館内ではないので無料!)

東京の東側に生まれた担当者にとって思い入れはキリが無い程なので、
同じく1840年に生誕した偉大なる作曲家の話に移りましょう。

1830年代に生まれた作曲家が中心のロシア五人組より遅れること数年、
後に19世紀の音楽史に変革を与えたチャイコフスキーが1840年に生まれます。
彼の音楽史に於ける貢献は非常に多いですが、
特筆すべきはやはり三大バレエを全て一人で書いたところでしょうか。

この三大楽曲とボリショイ・バレエ団が後に世界に誇る…というより、
近代バレエの中枢となるロシア・バレエを作り上げてしまいました。
という訳で、今回は敬意を持って御大の作品のみで特集してみました。

開催日時は7/12 (月)12時~7/ 15(木)12時限定。
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2021/07/08 《 新着リストNo.1178更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/07/05 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
『名画と音楽家特集』
第四弾は商業デザインについて。

ジャケット・デザインの第一人者と言えば、
論を俟たず、フランス・Pathé Marconiのデザインを手がけた
アドルフ・ムーロン・カッサンドル氏の名前が挙がると思います。

そして、そのカッサンドルに多大な影響を与えたであろう、
19世紀のデザイナーが一人思い浮かびます。
彼の名は、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック。

キャバレー「赤い風車」こと「ムーラン・ルージュ」の踊り子、
ジャンヌ・アヴリルを材に採った一連の作品は、
広告/ポスターのデザインに風雲急を告げ、
その後に続くウィーン分離派などにも大いに影響が見て取れます。

そして物事は不思議な繋がりを見せていくもので、
ロートレックの没したその年にカッサンドルは生まれているのです。

そんなロートレックと生年を同じくするのが
作曲と指揮において『近代』を生み出したリヒャルト・シュトラウス。
ベームとセルという偉大な指揮者の師でもある人物です。

また、翌1865年には北欧史を語る上で欠かせない作曲家が同時に2人も生まれます。
於デンマークのカール・ニールセン、そして於フィンランドのジャン・シベリウス。
そして奇縁は続き、シベリウスの生涯の友人として、
本特集で何度も言及されるブゾーニ氏の名前がまた挙がるのです。

近代音楽に於けるブゾーニの影響に関しては、
またいつか特集を組むこととして、
今回はこの大いなる作曲家3人を特集してお送りいたします。

開催日時は7/5(月)12時~7/8(木)12時限定。
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2021/06/28 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
「名画と音楽家」企画の第三弾は、
抽象絵画から離れて印象派の画家を取り挙げてみます。

ドガ『舞台の踊り子』やドラクロワ『民衆を導く自由の女神』など、
日本での知名度が高い名画が多い印象派。
今回は絵そのもの、というよりは
名前の知名度からルノワールを選んでみました。

ワーグナーに直接会いに行き肖像画を描いた、
そんな逸話もあるルノワール氏ですが、
他にも詩人マラルメやモーパッサンと親交が有ったとか
作曲家サティと同じ女性と愛人関係だったとか、
愛らしい作品の印象と裏腹に、
なかなかの武勇伝の持ち主の様です。

さて、そんなルノワールと同年に生まれたのが、
同じくフランス芸術社交界で過ごしたシャブリエ。
元々は公務員だった彼はワーグナー「トリスタン」を聴いて
音楽家への道を目指したとの事。

そして、もう一人の同い年がアントニン・ドヴォルザーク。
こちらも当初は熱狂的なワグネリアンでしたが、
気付けば敵派閥の首魁ブラームスの寵愛を受けていました。

ルノワールから辿るだけで、
当時のフランスの芸術社交界の爛熟ぶりや
ワーグナーの影響力の高さが存分に窺い知れます。
という訳で、今回はこの二人の作曲家の作品を中心に
特集を組んでみました。

開催日時は6/28 (月)12時~7/ 1(木)12時限定。
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2021/06/24 《 新着リストNo.1176更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/06/21 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回より始まった一つの名画とその作者、
そしてその作者と同時代の音楽家を追う本企画。

初回でピカソを取り挙げた以上、
もう一人の抽象絵画の始祖の名を挙げずにいられません。
その名はワシリー・カンディンスキー。

名前の通りロシア出身の人物ですが、
ドイツの美大/建築科のバウハウスでも教鞭を振るった人物です。

紹介したい作品もバウハウス時代の作品である
「Composition VIII(コンポジションNo.8)」です。
幾何学図形を用い、その図形そのものに価値を見る
『シュプレマティズム』という抽象絵画の様式で描かれます。

この発想がバウハウス内で成熟し、
後にコンパスや定規で描ける幾何学的な線を中心点に置く
『アール・デコ』という美術様式に繋がっていきます。
個人的にはシトロエンやビートルなど、
欧州の車のデザインにも採用されていく流れを愛して止みません。

そんなカンディンスキーと同じ1866年に生誕したのが、
なんと前回紹介したペトリ(ピカソと同い年)の師であるブゾーニ。
あまりの奇縁に言葉を失ってしまいました…。

そしてもう一人は、今に繋がる近現代音楽を
大いに先導していく事になる作曲家、エリック・サティ。
作風の為かオーディオ愛好家からは評価されにくい彼ですが、
ピカソやカンディンスキーなどと同じく、
『新しい様式の創出』に拘りを持った音楽史の重要人物です。

今回はこの二人と、
翌1867年に生を受けた作曲家グラナドス、
同じく指揮者トスカニーニを中心に特集いたします。

開催日時は6/21 (月)12時~6/24 (木)12時限定。
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2021/06/17 《 新着リストNo.1175更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/06/14 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
皆さま、同い年や同年代だったり、
あるいは見知った土地で活躍する芸術家や役者などを見た時、
愛憎どちらにせよ何かしらの感慨を覚えるのではないでしょうか。
時代を共有している一種のシンクロニシティを感じてしまうのが、
人間の自然な感覚ではと。

今週から始まる特集は、毎週一つの名画をテーマに
その作者と同じ時代を生きた音楽家を取り挙げるシリーズ企画となります。
前回、フランス人の稀有なジャズピアニストのインタビューを調べた際、 
技術と芸術の対比の例として絵画にも言及していたことが本企画の契機となりました。

初回となる今回はパブロ・ピカソの「ゲルニカ」からの特集となります。
ジョルジュ・ブラックと共に『キュビスム』という
新しい視点での絵画を産み出したピカソ。
彼と同じ1881年に生誕した著名音楽家は3名存在しました。

ジョルジェ・エネスク(vn)、エゴン・ペトリ(pf)、
そして作曲家としてベーラ・バルトーク。

この内の一人のペトリという人物、
なかなか入荷は少ないのですがバッハの編曲で知られるブゾーニの愛弟子。
リスト~ブゾーニ~ペトリという繋がれる系譜の担い手だけあり
「今世紀最高のリスト弾き」との評もあるそう。
今後の入荷に目を光らせたいな、と思っております。

開催日時は6/14 (月)12時~6/17 (木)12時限定。
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2021/06/10 《 新着リストNo.1174更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/06/07 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
はてさて、ジャズ・ピアニスト特集の最終回。
誰について書こうか迷った挙句、
フランスの奇才ピアニストを特集する事にしました。

彼の名はジャン=ミシェル・ピルク、
名前の通り生粋のフランス人ピアニストです。
演奏は兎に角パワフルで、嵐が吹き荒れる様…まさに圧巻。

そして演奏もさる事ながら彼の経歴が非常に面白く、
フランスの国立教育/研究機関のトップ、
通称『X (イクス)」 で数学と物理を学び、
ロケット開発などに携わっていたそう。

そして、その後は国営ラジオ局(旧ORTF)の関連企業で働いていましたが、
27歳の時に音楽への道に進むことを決断。
その後NYへ渡りプロの音楽家に…そして現在は大学の音楽科の教授といった具合。
今回はそんなピルク氏のインタビューから特集を組むことにしました。

「ベートーヴェンの交響曲には非常に複雑な技巧が使用されていますが、
 音楽自体は極めてシンプルに鳴っています。
 僕に言わせれば、それこそが天性の才能であり、
 偉大なる技量と呼ばれるものなのです。
 
 膨大な量の情報を、シンプルで、聴衆の手の届く、
 何か感動的なものに変えてくれるのです。
 とても複雑な、溢れる程の技量を用いてはいるものの、
 それは結局のところ、とてもシンプルに思える何かを創造する為なのです。」

開催は6/7(月)12時~6/10(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2021/06/03 《 新着リストNo.1173更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/05/31 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、前回に続いて担当者の趣味丸出しの
ジャズ・ピアニストにまつわる作品の特集を。

今回は、2000年代以降のジャズに多大なる影響を与えた
ピアニストと、彼等が愛したクラシック作曲家について。

まずは『ブラッド・メルダウ』という、
NYのジャズシーンを大いに沸かせたピアニストの発言。
彼の良く言う愚痴として、「ビル・エバンスからの影響は?」
…そんな風に評論家の奴らから何百回も質問されてきたよ、というもの。
彼が影響を受けたと公言しているのは、なんと後期ブラームス。
和声の運びの完璧さ、先進性に惚れ込んでいるとの話。

対になる人物として、イタリアの音大でビル・エバンスの研究で学位を取り、
ビル・エバンスの様式とクラシックのピアニズムを融合させた演奏で
大いに名を馳せた『エンリコ・ピエラヌンツィ』という方も。
彼について筆を進めようとした結果として知ったのですが、
クラシックを題材に録音した作品が有り、
なんと題材は故チック・コリアも最後に弾いたスカルラッティでした。

慌てて購入しましたが、件の鍵盤ソナタがジャズに変化する様は見物です。
録音がジャズ的というかホールでの実況盤かな?という
残響が強い方式だったのが残念。
DFのメイエルの様な音質だったら感動は何十倍にも、だったのですが。

結論として、彼等にとってピアノとは、音楽とは、
ジャンルを超えた美しさへの探求であり、
決してクラシック奏者では無いと同時に、或いはどのジャンルの奏者でもない。
その態度こそが彼等をジャズ奏者たらしめているのだろうな、と

そんな二人の愛した作曲の作品を中心に、今回の月曜市を特集してみました。

開催は5/31(月)12時~6/3(木)12時限定。
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2021/05/27 《 新着リストNo.1172更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/05/24 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
本格的にネタが尽きてきたので、
今回から担当者好みのジャズ・ピアニストにまつわる作品の特集を。
まさに苦肉の策。

初回は、世界で最も有名であろうトランぺッター、、
マイルス・デイビスを支えたピアニストたちが愛した作品について。

時系列で書いていきますが、先ずは名盤「Kind of Blue」
この作品の実質的な製作者であるビル・エバンスから。
彼のドビュッシーとラヴェルへの愛着はジャズに新風を巻き起こしました。
…というか、この名盤にはドビュッシーの前奏曲と殆ど同じ曲が有ります。

次にマイルス・バンドの黄金期を築き上げ、
こちらも名盤「My Funny Valentine」等を作り上げたハービー・ハンコック。
黒人インテリ層である彼の、大々的な初コンサートは
11歳の時のシカゴ交響楽団とのモーツァルト。

そして大問題作「Bitches Brew」の参加メンバーであるチック・コリア。
ストラヴィンスキーやバルトークの愛好家だった彼は、
フリードリヒ・グルダとの出会いでモーツァルトに開眼したそう。

そして、上記のアルバム以降のエレクトリック・マイルス期を
チックと共に支えたキース・ジャレット。
彼の場合はマイルス期よりも「ケルン・コンサート」の方が有名でしょうか。
そんなキースも勿論クラシックの愛好家。
今回は外しましたが、バッハの録音もキースは幾度となく挑戦しています。

という訳で今回の月曜市は、
この4人のピアニストにまつわる作品を中心に月曜市をお送りいたします。

開催は5/24 (月)12時~5/27 (木)12時限定。
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2021/05/20 《 新着リストNo.1171更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/05/17 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
まずは断り書きから…今回の主題について、
担当者は何ら主張したい事が有るものでは有りません。
月曜市を一特集もたせようという意図以外は無いので、
ご意見、クレーム等は御容赦ください。

果てさて、一つの疑念が生まれたのはGWバーゲンの支度中のこと。
バッハ御大が愛妻に書いた「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」。
この中でも最も著名な曲、「バッハのメヌエット」
或いはポピュラ音楽で翻案された「A Lover's Concerto」としても知られる曲が、
音楽学者シュルツェらによって実はペツォールトの作であると現在では判明している。

…上記の様にWikipediaや音楽系のブログなどで語られているのですが、
こと日本語で書かれている物に関して、
論拠を示している文章が『恐らく一つも無い』のです。
外国人である当該シュルツェ氏の論文(?)を誰一人として精査する事も無く、
トリビアのごとく自慢気に長文を書き連ねている様を見て、
違和感を感じるのは自分だけなのでしょうか。

事の真偽は別として、論拠が全く辿れない意見が
通説として巷間に流布している事が非常に気持ち悪く感じられてしまったのです。

そんな事を考えたのを契機として、
偽作や偽作疑いの曲を中心に月曜市を企画してみようかなと。

例によってセール対象を集める時には、
企画とは関係ないレコードが混じる事もしばしば。
むしろ大いに混じっても逆に彩りではと考えている次第です。

という訳で、断じて「今回セール対象となるLP全てが偽作では無い」ことは
充分ご留意いただければと思います。

開催は5/17 (月)12時~5/20 (木)12時限定。
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2021/05/13 《 新着リストNo.1170更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/05/10 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
GWバーゲンのお休みを経て2週間ぶりの月曜市。
今回は久々に歌曲集の在庫を一挙にご覧いただく形を取ろうかなと。

特別、歌モノに興味が無い方でも
好きなアリアが一曲くらいは有るのではないでしょうか。
「誰も寝てはならぬ」「乾杯の歌」「夜の女王のアリア」
...この辺りが良く挙がる印象かなと。

そんな中、個人的に愛して止まないのが
パイジェッロの「Nel cor più non mi sento」。
日本では女性が声楽を勉強する時に、
必ずと言って良いほど習うイタリア歌曲です。
非常に軽快、且つ音程の上下が気持ち良い旋律で、
歌曲を習う入口に丁度良いのかも知れません。

但し、初心者向けと云うなかれ。
かのベートーヴェンにパガニーニ、
果ては「コントラバスのパガニーニ」と呼ばれたボッテジーニも
この曲を元に変奏曲を作ったという逸話が。
巨匠達の心も惹きつけて止まない、明快ながら奥深い曲なのです。
とは言え、実を言うと現在この曲の在庫は無く…残念至極。

いずれにしても今回は歌曲特集。
麗しき歌で耳を潤していただければと思います。

開催は5/10 (月)12時~5/13 (木)12時限定。
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2021/05/06 《 新着リストNo.1169更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/05/05 本日最終日!
現在開催中のGW特別セールはいよいよ本日最終日となりました!
そして本日は割引率がさらにアップ!

高額商品 30%OFF & COP番台 60%OFFに!

深夜24時までとなっておりますので、
どうぞこの機会お見逃しなく。
2021/05/01 ゴールデンウィーク特別バーゲン開催中!
再びの緊急事態宣言の中、皆さま如何お過ごしでしょうか。
本日5/1(土)から5/5(水)までの期間、GW特別バーゲンを実施いたします。
先の見えない世の中ですが、この倦怠を払底する一助に
本バーゲンが成り得れば幸いです。

対象となるレコードは、
・No1160までの高額商品(2万円以上の商品)が20%オフ
・COP番台(HP登録漏れ商品)が破格の50%オフ

下記の要項をお読みの上、どなた様も御気軽に御参加ください。
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2021/04/29 《 新着リストNo.1168更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/04/26 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
長らくに渡った音楽と疾病の特集も今回で最終回。
…そして、このタイミングで緊急事態宣言が出されるとは。
喜ばしくもない機会の符合に、つい溜息も零れてしまいます。

さて、お目通し戴いた方には伝わっているかと思いますが、
当コメント内ではセール商品とは殆ど関係なく
人類と病気との歴史について駄文を書き殴ってきました。

癲癇、麦角病、梅毒ときて、
最終となる今回も人類史に於いて避けては通れぬ『天然痘』について。

日本でも「痘痕もエクボ」という言い回しや
神格化された疱瘡神に代表される様に身近であった病の代表格でも有ります。
また前回、梅毒がコロンブス由来という話を書きましたが、
こと天然痘に関してはヨーロッパ側から新大陸に持ち込んだ病と言われています。

シーレーンの侵略がもたらした良し悪しの区別がない玉石混交の文化交流は、
今もってなお『コロンブス交換』の名が冠され、
一つのパラダイムシフトと捉えられているのです。

さて、天然痘と云えば恐らくマニアの方にとっては言わずもがな、なのですが
かのモーツァルトが少年期に罹患した事が有名です。
もし天然痘が致命的であればケッヘル番号は40余で終わっていたと考えると、
この寓運の妙理が伝わるでしょうか。

実は月曜市担当者、モーツァルトへの思い入れは少ないのですが、、
もしモーツァルトが少年期に夭逝していたらと思うと、
想像するだに恐ろしい音楽史の塗り替えが起きていた事は身に沁みて理解できます。

人と病が辿ってきた歴史については、
まだまだ色々な語り口があると思います。
一つの思考ゲームとしても面白く、また哲学としての側面も。

数年前から興味を持ち神保町の古書街で探していたカミュの「ペスト」も、
人と病の関係を描き、コロナ禍を先読みした本として今も品薄が続いているそうです。

これからも人と病の共同生活が止まる事は無い、
打倒ではなく共生していくのだろうと結論付けて、
本企画を締めたいと思います…どっとはらい。

開催は4/26 (月)12時~4/29(木)12時限定。
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2021/04/24 ※店舗臨時休業のお知らせ(4/25~5/11)※
緊急事態宣言の発令を受け
4月25日(日)から5月11日(火)の間、当店舗を臨時休業とさせていただきます。
お客様にはご迷惑をお掛け致しますがご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、通販は継続して行いますのでよろしくお願いします。
2021/04/22 《 新着リストNo.1167更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/04/19 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
まだまだ続く、『疾病』を題材とした月曜市。
今回は中世~近代の歴史に大いに関わった疾病として、
『梅毒』を取り上げます。

一般的には性病としての認識だと思うのですが、
発端は15世紀末のヨーロッパでの大流行から。
コロンブスの欧州帰還と時を同じくしたため、
新世界=アメリカ大陸から運ばれてきた品々の一つという認識が生まれたそう。

新大陸発祥説の真偽は兎も角、梅毒はアメリカの歴史を動かしました。
南部アーカンソー州のホットスプリングスで高温の温泉が湧出すると、
火遊びと言いますか、異性交遊の激しい富裕層や
老練のギャング達が梅毒を温泉療法で治す為に集まり巨大な歓楽街を形成。
それを取り締まる為にFBIの前身が徹底的な摘発を繰り広げた結果、
次世代の若いギャング達の手によって
西部ネバダ州の何も無い砂漠にラスベガスという巨大歓楽都市が生まれました。
元を正せば梅毒から産まれたのが、今なおネオン煌めくあの街なのです…。

翻って、ヨーロッパでは梅毒治療に錬金術が用いられました。
錬金術の代表者と言えるパラケルススも、梅毒治療に一家言もっていたそう。
然して、問題は用いた治療法。
なんと水銀を患部に塗布するという、
現代の常識では危険極まりない施術を推奨していたのです。
かつてのローマ帝国で蔓延した鉛中毒といい、
人体への金属の影響は古来からヨーロッパの人々が
身を以って検証してきたのだと改めて思わされます。

音楽家に於いてはシューマンとシューベルトの両者が梅毒罹患者で、
治療の結果として水銀中毒になり、
命を縮めた可能性が大いに有るとの説が。
シューベルトの交響曲「未完成」は、或いは中途の一作、
「交響曲8番」として認識されていたのかも知れないのです。

人の歴史、音楽の歴史を形成してきた一つのモチーフとして、
『疾病』という存在が大いに関与している事を改めて思い知らされます。

開催は4/19 (月)12時~4/22 (木)12時限定。
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2021/04/15 《 新着リストNo.1166更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/04/12 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さてさて、なんと今回も病気についての特集。

人類の歴史を辿ると、
必ず特定の時代と疾病について語られる事があります。
今回は『麦角病』についての逸話を御紹介したいと思います。

後に幻覚剤LSDにも使われる事となる麦角菌に麦が感染し、
その麦から作られたパンを食べてしまうという形で
19世紀まで幾度となく爆発的感染を起こした病気です。

譫妄や痙攣などの諸症状を引き起こし、
異常行動を誘発する事から、『魔女狩り』や『舞踏病』など、
歴史的事件の遠因または根源となった病。

ここで注目したいのは『舞踏病』の原因でもあること。
絵画のみならず音楽でも語られる『死の舞踏』や
舞踏音楽のジャンル『タランテラ』とは
まさにこの麦角病が由来なのでは?という説があるのです。

確かに、ペスト患者に踊る元気が有るのか?
タランチュラにそうそう噛まれるものか?という疑問が。
それよりも庶民が常食していたパンが汚染され、
その集落に集団ヒステリーをもたらしたという方が辻褄が合う気がします。

日本でも空也上人、一遍上人の踊り念仏(念仏踊り)は、
法悦に入り狂乱状態になり、服を脱ぎ捨て踊ったそう。
その姿を見た公家が非難を記してもいます。
集団ヒステリーの好例、さらに思い切って言えば、
これも舞踏病の一種だと捉えても良いのではないでしょうか。

…閑話休題、いずれにせよ今回も、
病魔と闘いながら書かれた曲を中心した特集となります。

開催は4/12 (月)12時~4/15 (木)12時限定。
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2021/04/08 《 新着リストNo.1165更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/04/05 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
いきなりですが、月曜市で困ってしまうのは
商品が必要枚数揃わないこと。
思い付いたテーマが原稿の書きやすい題材でも、
該当レコードが10枚も揃わないことには
月曜市の候補からは外れてしまいます。

その点、前回から引き続いての病魔と闘った作曲家の特集は何故か凄まじい量が。
改めて作曲という行為について考えさせられる特集となりました。

ところで、歴史上の人物が罹患していた病、
その代表的なものの一つに『癲癇』が挙げられるのではと思います。
『電気羊』のフィリップ・K・ディック、ドストエフスキー、
カール・ユング、ソクラテス、ファン・ゴッホ、
ナポレオン、ユリウス・カエサルなど枚挙に暇がありません。

そして、近年の研究では彼のショパンも
罹患者だったのではないか、との話が。
肺結核のみならず癲癇までも…
そんな風に考えると彼の懊悩の深刻さが窺える様な気がします。
或いは、その発散こそが作曲活動に向かったのではと思えるほど。

そんな訳で、今回も病魔と闘いながら書かれた曲を中心に特集いたします。

開催は4/5 (月)12時~4/8 (木)12時限定。
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2021/04/01 《 新着リストNo.1164更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/03/29 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
毎回の如く担当者の私事を書き連ねる為、
近況報告の趣きすら有る月曜市。

近々のトピックスで云うと、
先日10年来の付き合いの腰椎ヘルニアを手術してきた次第です。

そして思いを馳せたのが医療体制が整っていない中、
闘病しながら作曲した音楽家たちの事。

今回のコロナ禍で名が知られる様になった、
ゼンメルヴァイス氏の「消毒・滅菌」という概念すら、
19世紀末(1800年代後半)までは迷信の如く扱われていた...
そんな医学的野蛮の時代に生きた作曲家は非常に多く。

あまりに有名過ぎるベートーヴェンの難聴や、
誰しもに訪れる老境に至っての疾病は扨置くとして
病魔と闘いながら名曲を生み出した作曲家たちの熱意には頭が下がるばかり。

あ、牛フィレにフォアグラとトリュフを重ねるという蛮行に出た
ロッシーニの疾病も論外です。甘受すべき宿痾。

ちなみに老境の疾病、件のプロコフィエフも
晩年は1日1時間しか作曲が出来ない中、
青年ロストロポーヴィチの為にVcソナタとVc協奏曲を書き、
そして交響曲7番「青春」を遺して逝去しました。
この老プロコフィエフの根性、是非認めていただきたい。

そんな訳で、今回は病魔と闘いながら書かれた曲を中心に特集いたします。

開催は3/29 (月)12時~4/1 (木)12時限定。
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2021/03/25 《 新着リストNo.1163更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/03/22 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回に引き続いて今回もウクライナの特集となります。

映画や小説がお好きな方にとって、
南部の港湾都市「オデッサ」の名前は非常に馴染み深いのでは。
白眉となるのは矢張り「戦艦ポチョムキン」のオデッサ大階段のシーン。

担当者は「アンタッチャブル」や「未来世紀ブラジル」など、
オマージュした映画の方で知った口ですが、
今から考えても映画史に残る衝撃的な演出だったと感じます。

さて、この港湾都市オデッサは
ユダヤ人居住区が多かったウクライナの中でも
名演奏家を輩出した街としても知られています。

ギレリス、グリンベルク、チェルカスキー、
オイストラフ、ミルシテイン等々...
レコード史を彩った逸材が続々と産まれた類い稀なる場所なのです。

一都市、一人種のみという縛りでも、
これだけのビッグネームが揃うウクライナ、恐るべし。
そして調べて驚きましたが、
ロシア・ピアニズムの開祖ゲンリヒ・ネイガウス翁も同国出身。
一体どれだけ我々を魅了すればやまないのでしょうか、この国は。

そんな訳で、今回はウクライナ出身の「演奏家」の特集をお送りいたします。

開催は3/22 (月)12時~3/25 (木)12時限定。
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2021/03/18 《 新着リストNo.1162更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/03/15 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
いきなりですが今回はクイズから。
ムソルグスキー『展覧会の絵』の掉尾を飾る
第10曲「キエフの大門」...この門は何処に在りますか?

そりゃ旧ソ連、現ウクライナの首都キエフでしょ?
そんな風に思う方が多数かと思いますが、
正解は「何処にも存在しない」或いは、
「元となった画家ハルトマンの絵の中にだけ在る」です。

現在も「黄金の門」として、
古くは城塞都市だったキエフ市に大門は佇むのですが、
ハルトマンの絵はキエフ市の再建計画コンペに応募した時のもの。
結局は再建計画自体が頓挫したため、
大門が新築される事はなかったそうです。

さて、このキエフという都市、そしてウクライナという国。
日本との関わりがなかなか面白いのです。
キエフと京都が姉妹都市だったり、
放射能汚染の被害を受けた国であったり、
南に黒海を湛える海洋国家でもありと、
遠いながらも心情的には非常に近い国と言えるのかもしれません。
またしても彼の氏の話になりますが、ウクライナ出身のプロコフィエフが
思いも寄らず日本に長期滞在したのも必然だった…?

そんな訳で今回はボルシチ発祥の国、
ウクライナにまつわる音楽&作曲家の特集をお送りいたします。

開催は3/15(月)12時 ~3/18(木)12時限定。
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2021/03/11 《 新着リストNo.1161更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/03/08 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市は、
少しだけ宗教がかった内容で特集いたします。

本の虫でもある月曜市担当者が、
近々に読んでいるのが空海について書かれた伝奇小説。
この中で宗教的かつ数学的な話が書かれていたので、
月曜市の題目に使いたいなと。

曰く、花を見た時に、美醜を感じたり、
それによって上下貴賤を云々するのは「人の理(ことわり)」。

「天の理」とは、
花弁が何枚か、赤いか白いか、あるいは大きいか小さいか。
そういった即物的、数学的、あるいは形而下学的なものでしかないと。
遣唐使の一員だった空海がこう言った理念を経て
密教の曼陀羅の世界へ大吾していくまでが一つの主題となる作品なのです。

翻って、こと音楽となると、これが難しく…。
音程、和声、録音技術など、
周波数や音波など「天の理」で断言できる部分も大いに有るのですが、
人間的な部分でも、美極まれる時には天上の音が降り注ぐのも間違いないかと。

作曲の妙、演者の妙、録音の妙、
全てが折り重なる姿は、それこそ曼陀羅の如く。
…ひとまずは、自然を描いた曲を特集させていただいて、
お茶を濁したく思います。

開催は3/8(月)12時 ~3/11(木)12時限定。
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2021/03/04 《 新着リストNo.1160更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/03/01 【重要】メンテナンスのお知らせ【現在作業中】
サーバの老朽化に伴いホームページの移転作業を行います。
つきましては、本日3/1(月)の13:30頃から数日の間、
ホームページへの接続不良や注文処理の不備が起こる可能性がございます。

お困りの事がございましたら、
お電話、またはメールにて御確認いただければと思います。
(3/2(火)は定休日となります)

ご不便おかけし申し訳ございませんが、
弊社の運営について必須となる作業の為、
何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

電話:03-5577-4054

メール:info@eterna-trading.jp
2021/03/01 月曜セール『編曲特集』開催中。
今回の月曜市は、
クラシックに於ける実は非常に重要な音楽要素である
「編曲」についての特集をお送りします。

フランス系がお好きな方には、
ラヴェル編曲のムソルグスキー「展覧会の絵」や
ドビュッシー編曲のサティ「3つのジムノペディ」などの
新しい魔法が掛かった様な管弦楽編曲が即座に浮かぶのでは。
これらは原作小説を真摯に映画化した様な感覚が近い気がします。

原曲の書かれた年代が少し古くなると、
「楽器が存在しなかった」作品を近代に於いて編曲したものも多数。
現代で見られるグランド・ピアノやコントラバスなどは、
どちらも「低音を鳴らせる強度を持った金属弦」
これを製造する、または保持する技術が産まれるまで無かった楽器なので。

変わり種では、毎度お馴染みプロコフィエフ。
彼のフルート・ソナタは数奇な運命を辿った曲です。
フルート曲としてはまるで不人気だったこの曲、
オイストラフの熱心な提案でVnソナタ2番に編曲・改作されました。
これがヴァイオリニストに愛奏される事になった結果、
今度はフルート奏者が逆輸入し現代では良く吹かれる曲に。
相変わらず毀誉褒貶の激しいアンビバレンツな御仁です。

開催は3/1(月)12時 ~3/4(木)12時限定。
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2021/02/25 《 新着リストNo.1159更新しました!新着一覧はこちら
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2021/02/22 月曜セール『追悼・チックコリア』開催中。
去る2021年2月9日、ジャズ界の巨匠、
鬼才ピアニストのチック・コリア氏が逝去しました。

月曜市担当者にとっては青春と共にあり
今でも身体の一部の様な作曲家/演奏家であった人物。
そしてクラシックの世界にも多少なりの貢献をした人物でもありました。
カタログ1958号の〆切直前に訃報を聞き、
今回は急遽差し替えで月曜市の企画内容を変更いたしました。

ジャズ界に於いても賛否両論、毀誉褒貶、
愛憎半ばといったチック・コリア氏ですが、
クラシックをこよなく愛していた人で、特に作曲に関しては
バルトークとストラヴィンスキーからの影響を公言していました。

ジャズ・シーンの最先端を走りながらも、
フリードリヒ・グルダと共演し、
自己の公演ではスクリャービンの先進性、
モーツァルトの即興力の異端性をジャズの文脈で示すなど、
『素晴らしい音楽は”ジャンル”を超えて素晴らしい』
この事実を証明し続けていたピアニストでした。

そして本文を書くにあたり知ったのですが、
晩年にはスカルラッティを題材とした即興演奏も
新機軸として披露していたそう。
最近になってスカルラッティに惚れ込んだ担当者としては、
もはや二の句も告げず、只々賞賛する他に無く…。

そんな訳で、今回は私心を大いに挟んで、
チック・コリア氏が愛した作曲家の特集とさせていただきます。

心から、心から御冥福をお祈り申し上げます。

開催は2/22(月)12時 ~2/25(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。

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2021/02/18 《 新着リストNo.1158更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/02/15 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回に引き続いて、今週もフランス人指揮者の特集を。

前回と同様の文面を記述させていただきますが、
音楽の都、そして世界に名だたる国立音楽院、
コンセルヴァトワールを擁する御国の指揮者ですので、
その発想の深淵と共に各自が個性を思うままに発揮している印象。

フランス式、という確固たるイメージよりも
指揮者個々人の世界観に拠る印象が
フランスの指揮者を語る上で脳裏に強く過ぎるのではないでしょうか。
さすが、自由の女神の御膝元だなと。

今回は二回に分けてのフランス人指揮者特集の第二回。
ちなみに名前で並べ前後半とした結果、
前回は割とメジャーどころの指揮者が集まったのですが
今回は近現代にも繋がる人まで多種多様なラインナップ。

近現代物はなかなかスッと手が出しにくいのも、重々承知。
こういった二の足を踏む様なレコードほど、
お買い得な月曜市を活用願えればと思う所存です。

開催は2/15(月)12時 ~2/18(木)12時限定。
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2021/02/11 《 新着リストNo.1157更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/02/08 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前々回の月曜セールでラテン系指揮者特集を組んだ際、
敢えてフランス人はラテン系に入れずに特集しました。
すると案の定と云うべきか、「フランス人は特集やらないのか」という質問が。
…という訳で、今週と来週の二回に分けて、やりましょうとも。
いや、やらいでか、フランス人指揮者の特集。

音楽の都の名が冠され、そして世界に名だたる音楽院、
コンセルヴァトワールを擁する御国の指揮者ですので、
その音楽性の追求、発想の深淵は言わずもがなですが
同時に、各自が個性を思うままに発揮している印象。

フランス式、という国民性としてのイメージよりも
指揮者個々人の世界観に拠る印象が
彼等を語るとき脳裏に強く過ぎるのではないでしょうか。
さすが、自由の女神の御膝元といったところ。

二回に分けての特集となりますので、まずは前半戦をお楽しみ下さい。
先方を飾り嚆矢となるのはA.クリュイタンス。
そして巨匠ミュンシュも鎮座ましましております。
なにとぞ、お見逃しなく!

開催は2/8(月)12時 ~2/11(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。

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2021/02/04 《 新着リストNo.1156更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/02/01 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市の企画は、
弊社でご紹介するレコードでも人気の高い、
東側の女流演奏家の特集をしてみたいなと。

今更取り上げる必要も無さそうな内容なのですが、
敢えて王道を外さないのも時には良いのではと。

ちなみに近々で月曜市担当者が素敵だなと思ったのが、
ロシアのピアニスト、タチアナ・ニコラーエワ女史。
35歳からは音楽教師としても教鞭を取り、
児童向けにも様々な作編曲を届けた方。

彼女の編曲したピアノ独奏版の「ピーターと狼」は,
ピアノ初心者の子供向けに楽譜の出版もされました。

同曲の旋律の愛らしさを存分に引き出した編曲で、
子供たちにピアノという楽器の楽しさ、
そしてプロコフィエフがもたらす調性崩壊の狂気を、
大いに幼年期の脳に刷り込んだ事でしょう。

惜しみなき賞賛を、彼女に。

開催は2/1(月)12時 ~2/4(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。

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2021/01/28 《 新着リストNo.1155更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/01/25 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市、企画の端緒となったのは
ヨーロッパから先週到着した新着レコードの中に、
ラファエル・フリューベリック(デ・ブルゴス)指揮する
プロコフィエフVn協が紛れていたところから。

弊社代表曰く、ラテン系の指揮者には素晴らしい御仁が
綺羅、星の如くに居わすぞ、と。

個人的にも、老境に於いて一つ上の音楽性に辿り着いた感の有る
故クラウディオ・アバド氏を特集出来るチャンスと有り
ここは是非ラテン系指揮者で特集を組んでみようと思った次第です。

ところが、ここで一つ問題(?)が。
ラテン民族と括ってしまうとフランス人も含まれるそうで。

無知から来る偏見と言われれば言い逃れの術を持たぬ次第なのですが、
件の如くのフランス人あるいはフランスの音楽家諸氏を
『ラテン』系と称すのはどうにも心地が悪く…
という訳で、誠に勝手ながらフランス人指揮者は外す事としました。

巨匠トスカニーニ、夭逝のカンテッリ、
前述した気鋭のアバド、そしてその好敵手ムーティ等を擁する
イタリア陣営の絢爛振りに目を奪われがちですが、
スペイン、ポルトガル、ルーマニアとラテン民族も様々。

是非一度リストにお目通しいただき、
新たな愛聴盤を見付ける一つの機会になればと思います。

開催は1/25(月)12時 ~1/28(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。

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2021/01/21 《 新着リストNo.1154更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/01/18 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、新年初回となる月曜市ですが、
今回は亡命した作曲家の特集となります。

「命を亡くす」と書く新年も早々に剣呑なこの言葉、
由来を調べてみると、命という言葉を『戸籍』と解釈する様で、
『出身地の戸籍を亡くし他国へ消え去る事』とのこと。

古きは祖国ポーランドの内乱に際して
亡命を余儀なくされたショパンが居ましたが、
やはりクラシックとなると共産主義から逃れ西側諸国に亡命した
東側の大物音楽家達の印象が強いのではないでしょうか。

月曜市担当者がこよなく愛する作曲家、
プロコフィエフに至っては、まさに波乱万丈。
「創作には新鮮な空気が必要」などと当局に曰って
アメリカに亡命しようとするも、
船に乗り遅れて大正期の日本に滞在する事に。
(これが日本史上初の外国人著名作曲家の訪日だそう)

その後はアメリカでの4年の生活を経て芸術の都パリへ。
バレエ・リュスと関わりながらパリで12年ほど過ごした後、
齢45歳にしてモスクワへ帰郷すると、
スターリンと同年月日に逝去するまで
当局の圧を甘んじて受けながら創作活動を続けたという…。

楽曲に於いても20世紀の現代音楽に通じる様な実験的なものから、
東側の民族音楽を取り入れた牧歌的なものまで、節操無し。
(この無秩序感こそが最も愛すべき点でもあるのですが)
まさに根無し草、déracinéな御仁だった事が窺えます。

そんな訳で、今回は風来坊プロコフィエフに代表される
自由な気風を求めて西側へ亡命した音楽家の特集です。

開催は1/18(月)12時 ~1/21(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。

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2021/01/14 《 新着リストNo.1153更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/01/13 ※大雪による発送遅延のお知らせ※(1/21更新)
現在、各配送業者から大雪による配送遅の通知が出されております。

1/21(木)現在の配送遅延に関しましては、
北海道全域、青森県の一部、新潟県の一部、富山県全域、福井県全域。
上記の地域が対象となっております。
(『配送停止』地域は無くなりました)

該当地域の御客様につきましては大変ご不便をおかけいたしますが、
何卒よろしくお願い申し上げます。
2021/01/11 冬のバーゲン終了&月曜市お休みのお知らせ
この度は、冬のバーゲンへの多数の御注文をいただき誠に有難うございました。
ただいま出荷作業を鋭意すすめている次第です。

要綱の通り、通常の御注文よりも発送にはお時間を頂戴いたします。
(年始および祝日を挟む関係となります)
到着まで今しばらくお待ちいただければと存じます。

尚、上記出荷準備に伴い、
月曜市に関しましては来週18日からの開催とさせていただきます。
2021年も毎週月曜正午より、お買い得レコードを紹介して参りますので、
ご期待いただければと思います。

最後となりますが、本年も弊社ご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

出荷および店頭受取について
2021/01/07 《 新着リストNo.1152更新しました!新着一覧はこちら》
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2021/01/06 本日から2021年の営業を開始しました。
本日から2021年の営業を開始しました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

休業期間中はたくさんのご注文ありがとうございました。
本日から発送の準備をして参ります。
発送まで少々お待ちくださいませ。
店頭受取でご注文いただいたお客様へは、
ご用意ができましたらご連絡いたしますので
今しばらくお待ちください。

エテルナトレーディング(有)
2020/12/28 歳末バーゲン、本日より開始!
本日は2020年最後の営業日...
そして今日から歳末バーゲンの開始となります!

バーゲン要綱を『必ず』お読みになった上、
どなた様もお気兼ねなくご参加ください。

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2020/12/24 《 新着リストNo.1151更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/12/21 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
2018年から始まった月曜市ですが、
前回の「協奏交響曲」特集を編纂中に気付いた事が。
なんともはや、ピアノ三重協奏曲の特集を失念していました。

『ピアノ・フォルテ』。
このワンマン・オーケストラとして成立し得る楽器が産まれた時、
通奏低音という伴奏を本職としたチェンバロ(クラヴサン)に比して
鍵盤楽器の概念が大きく拡張しました。

「万葉集」の和歌という伝統的、漢語的形式が
「枕草子」や「更級日記」の様な私小説的な概念に変わり、
「伊豆の踊子」や、果ては世界へ飛び「もの食う人びと」まで
数多の日本のエッセー文化を生み出したかの様な
パラダイム・シフト的な発明だったのではと思われます。

この高音と低音を両手で自在に操り音楽を完成させてしまう楽器に対して、
馬手(高音側)のヴァイオリンと、弓手(低音側)のチェロという
二つの弓奏楽器を如何に戦わせるか。
この挑戦は筆を執る作曲家自身も大いに楽しんだのではないでしょうか。

個人的にはラヴェルに止めを刺す、と思っておりますが、
なかなかどうして強者揃い。
是非ご堪能いただければと思います。

開催は12/21(月)12時 ~12/24(木)12時限定。
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2020/12/17 《 新着リストNo.1150更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/12/14 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
クラシックの器楽に於ける『括り』を考えた時、
交響曲、協奏曲、重奏曲(室内楽)という三つが
大分類として挙げられるかと思います。
そして今回は、その何れでもあり何れでも無い楽曲構成、
「協奏交響曲」の特集です。

『多重協奏曲』とも呼べるこのジャンル、
なかなかに掴みにくいところも在るのですが、
作曲家の仕掛けの意図を探れば探る程に趣きの深さが感じられる、
そんなジャンルでも在るのです。

伴奏=オーケストラ(編成の大小こそあれ)に対し、
主演=ソリストが「複数人存在している」という形式の中で、
如何にして主演を切り替えるのか、切り替えの意図は奈辺に有るのか。
言わずもがな、作曲家の感性が問われる構造となっています。

最も著名であろうモーツァルトのK.364に関しては論を俟たぬ印象ですが、
他の作曲家たちの苦心も是非堪能していただければ嬉しい限り。

楽曲の意図を慮りながら深く潜って聴く、
この愉悦で今冬の寒さが少しでも和らげば幸いです。

開催は12/14(月)12時 ~12/17(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。

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2020/12/10 《 新着リストNo.1149更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/12/07 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の特集は作曲家が特に深い情念を寄せたであろう、
人々との別れに寄せた楽曲群となります。

個人的に印象深いのはラヴェルの「クープランの墓」です。
ピアノでも管弦楽版でも彼らしい『魔法』が掛けられた楽曲で、
何度聞いても美しい印象を受けていました。
この作品が、第一次大戦の戦死者に捧げられた曲であると
後に知った時は素直に驚きを感じ、
以降、この曲を聴く時にはラヴェルが込めたであろう想い、
情念的な世界を感じ取りながら耳を傾ける様になりました。

同様な作品で言えばブラームスの「ホルン三重奏曲」。
ヴィオラでのヴァリエーションも作曲者公認、という楽曲が。
ホルンからロマンチシズムを存分に引き出す手法は流石の一言ながら、
第三楽章の制作時に御母堂を亡くされたそうで、
主題を古いコラールから採り、哀悼の念と思慕を捧げています。
この事を知っているか否かで大分印象が変わるのではないかと。

そんな訳で、今回は追悼の意が込められた楽曲群の特集と致します。

開催は12/7(月)12時 ~12/10(木)12時限定。
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2020/12/03 《 新着リストNo.1148更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/11/30 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の特集は"オマージュ"。
多くは「~の主題による」の名が冠される楽曲群。
原曲への敬意、思慕が感じられる趣き深いジャンルとなっております。

さて、ここでも天才性を発揮するのがモーツァルト御大。
有名なところでは愛らしき「きらきら星変奏曲」k.265ですが、
強烈なものでいうと「グルックの主題による10の変奏曲」k.455でしょう。
自分の才能を認めてくれたグルック翁を客席に認めると、
その場で即興で作曲演奏してしまったという逸話が。

逆にオマージュされる側で著名なのが、
何と言ってもヴァイオリンの鬼才、ニコロ・パガニーニ。
主に「24のカプリース」を主題として、
ブラームス、リスト、シューマン、ラフマニノフと名だたる作曲家が。

そして、変わり種はベートーヴェンによる作品、
「2つのオブリガート眼鏡のためのデュオ 変ホ長調」。
友人のヴィオラ、チェロ奏者がどちらも眼鏡を付けていた為だとか。
「この曲を演奏する者は眼鏡を掛ける様に」と、
作曲者からの指定が楽譜に書かれた、隠れた難曲です。
別の曲から主題を採った曲では無いのですが、稚気で入れてみました。

開催は11/30(月)12時 ~12/3(木)12時限定。
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2020/11/26 《 新着リストNo.1147更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/11/23 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
果てさて、セール期間が明けて最初の月曜市は、
セール前に続いて映画に関する音楽を。

映画を盛り上げたクラシック音楽で名高い作品の一つとして、
「地獄の黙示録(Apocalypse Now)」に於ける、
ワーグナー『ワルキューレの騎行』が挙げられるかと思います。
死の乙女ワルキューレ、地上を貪り尽くす黙示録の4騎士、
そこにベトナム戦争のナパーム空爆が重ね合わせになる部分も趣きが深く。
まさに地獄絵図、ヨハネの黙示録の世界。

さて、この「地獄」という概念に関して、
日本では独特な感性が育ったという説が有ります。
神道と仏教とが反発しながらも混ざり合い、
他国にはなかなか見られない日常の思想の素地としての「地獄」が
日本人の中に生まれたのだと、故・梅原猛氏は論文として記しました。

死者が語りかける能の世界、心中によって成立する浄瑠璃の世界、
地上という地獄からの救済を望んだ宮沢賢治、太宰治など、
若かりし日の梅原氏の熱情溢れる筆致は、
今以ってして心揺さぶる情念を描き出しています。

そんな訳で、今回は「地獄」に纏わる楽曲を集めてみました。
西洋的な地獄、或いは悪魔の姿を音符に収める挑戦は
「神」を描くのと同様に過去幾度となく続けられていて、
プロコフィエフのピアノ作品「悪魔的暗示」などは、
まるで杜子春に迫る地獄の物の怪たちの嬌声の様ですら有ります。
作曲家たちの見た『地獄』を是非ご堪能ください。

11/23(月)12時 ~11/26(木)12時限定。
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2020/11/19 《 新着リストNo.1146更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/11/16 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
現在、通常カタログが高額バーゲン中なのに併せて、
月曜市も特別編として廉価盤をよりお安く!という企画の第3弾にして最終段。
COP番台の半額セール、驚天動地の50%オフでご提供いたします!

三度目となる文言ですが、COP番台はショッピングサイトの引っ越し時に
何故かデータ更新から漏れただけ、という不遇な子達。
店頭で堂々と販売されていた洗浄済み商品ですし、
内容も何ら劣るところの無いレコード。

ただゝ、引っ越し時に登録漏れしたという理由だけで
遂には半額というところまで…。
報いの道と書いて報道などという冗談も有りますが、
まさしく報われて欲しい子達です。

最終となる第三弾は、COP-206 ~ COP-297(最終番号)まで。
終了は11/12(木)12時となりますので御注意ください。

詳細はこちら
2020/11/12 《 新着リストNo.1145 【高額セール特別号No.3】 更新しました!新着一覧はこちら》
No1145【高額セール特別号 No.3】はこちらをご覧ください。
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2020/11/09 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
現在、通常カタログが高額バーゲン中なのに併せて、
月曜市も特別編として廉価盤をよりお安く!という企画の第2弾。
またもやCOP番台を半額セール、50%オフでご提供いたします!

繰り返しとなりますが、COP番台はショッピングサイトの引っ越し時に
何故かデータ更新から漏れただけ、という不遇な子達。
店頭で堂々と販売されていた洗浄済み商品ですし、
内容も何ら劣るところの無いレコード。

ただゝ、引っ越し時に登録漏れしたという理由だけで
遂には半額というところまで…。
報いの道と書いて報道などという冗談も有りますが、
まさしく報われて欲しい子達です。

今回の第二弾は、COP-094 ~ COP-203まで。
終了は11/12(木)12時となりますので御注意ください。

詳細はこちら
2020/11/05 《 新着リストNo.1144 【高額セール特別号No.2】 更新しました!新着一覧はこちら》
No1144【高額セール特別号 No.2】はこちらをご覧ください。
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2020/11/02 ♪♪♪月曜セール ”特別版” 開催中♪♪♪
現在、通常カタログが高額バーゲン中なのに併せて、
月曜市も特別編として廉価盤をよりお安く!という企画に。
COP番台を半額セール、50%オフでご提供いたします!

そもそも、このCOP番台はショッピングサイトの引っ越し時に
何故かデータ更新から漏れただけ、という不遇な子達。
店頭で堂々と販売されていた洗浄済み商品ですし、
内容も何ら劣るところの無いレコードです。

ただゝ、引っ越し時に登録漏れしたという理由だけで
遂には半額というところまで…。
まあ、型番が多いと管理も煩雑になりますので、
ドドッとお買い上げ頂ければ弊社としても幸いです。

今回は第一弾として、COP-004 ~ COP-092まで。
終了は11/5(木)12時となりますので御注意ください。

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2020/10/29 《 新着リストNo.1143 【高額セール特別号No.1】 更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/10/26 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
唐突ですが、音楽、特にアナログが好きで映画が嫌い…
そんな御人が如何ほど居らっしゃるのか。

年齢層にも拠るかと思いますが、
西部劇からヌーヴェル・ヴァーグに続く映画の歴史と、
ラジオからLPレコードに繋がっていくステレオの歴史と、
日本に同時期的に浸透していった『舶来品』にリアルタイムで触れた方は
或る種の嗜みとしてどちらも愛好する傾向が有る様に思います。

また映画の貢献の一つとして、
前回のストラヴィンスキーの様に、
マーラーやラフマニノフ、ドビュッシーやサティなど
19世紀のクラシック音楽を広く日本に知らしめた事が有るのではと思います。
映画の場面とマリアージュして、
或る種の感慨を受けた曲が有る方は多い筈。

「記憶」は朧気なものだが「思い出」は細部まで覚えているものだ。
などと書いた作家がいましたが、
思い出に残る楽曲にもう一度触れる契機になれば。
という訳で、今回は映画で使われたクラシック音楽の特集となります。

10/26(月)12時 ~10/29(木)12時限定。
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2020/10/22 《 新着リストNo.1142更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/10/19 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回のフィギュア特集に続き、
今回もライトな特集…になるのでしょうか。
「映画に使われたクラシック」という窓口で
大いに特集しようと思っていたのですが、
皆さまと同様、パッと脳裏に浮かぶだけでも
結構な量の作品や名場面が思い浮かんでしまいます。

そんな折、「2001年 宇宙の旅」に実際に使われた、
カラヤン/ウィーンpo.のツァラトゥストラが入荷いたしまして。
(あっという間に売れてしまったので実物は散逸)
そこからスタッフからのサジェストも有り、
是非ともキューブリックで行こうと。

担当者的に直近で見たのは「シャイニング」なのですが、
坂口安吾と同月日に産まれた身として、やはり「時計仕掛けのオレンジ」でしょうか。
いやいや、「2001年」のランデヴーで流れる”青きドナウ”も素晴らしかったし、
「フルメタル・ジャケット」で描かれるベトナム戦争も鮮烈でした…。

そんな訳で今回はキューブリックの映画で使われた作品を中心に特集いたします。
定番のあの曲から、実は使われていた意外な曲まで、
存分にお楽しみください。

10/19(月)12時 ~10/22(木)12時限定。
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2020/10/15 《 新着リストNo.1141更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/10/12 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
ここ数回ペダントリィ...衒学趣味的な特集に偏りがちでしたが、
今回は打って変わって軽妙な内容で。

前回も書いた通り月曜市のネタ出しには
スタッフとの会話、情報収集が欠かせないのですが、
と或るスタッフ曰く、Wワークしている職場で流れてくる音楽が
数年前からあまりに淡麗な作品ばかりになったそう。

その理由を調べたところ、曲を選定している職員が
フィギュアの羽生結弦選手にハマったからだ、と。
サユリストよろしくユヅリストなる言葉も有るほど、
熱狂的なファンを生んでいる羽生氏。
実を言うと法律関連の仕事をしている我が従姉も、
普段の怜悧さをかなぐり捨てて追っかけをしている始末。

まあ、何かにアディクトされてしまうのは人間の常。
アイドル然り、スポーツ選手然り、アナログレコード然り。

そんな訳で今回はライトな気分で
フィギュアスケートで良く使われるという曲で特集を組んでみました。
情報源はインターネットです。

...thank you, Google.

10/12(月)12時 ~10/15(木)12時限定。
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2020/10/05 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
過去の特集を繰り返すことなく続けてきた月曜市、
慢性症状となったネタ不足解消にスタッフから聞きこみしたところ、
バッハの息子の時代、前古典派と言われる時代のリクエストが。
しかし残念ながら、こちらに関してはタイムリィに
前々回の「ブフォン論争」で特集してしまった時代。

されど転んでも只では起きず、ここで一考。
担当者が若かりし頃に某作曲家さんから聞いたところでは、
オーケストラの完成、或いは古典派の始まりとして
「ハイドン以降」と考えるのが自然だそう。
翻って、フランス近代音楽の始まりとして考えたとき、
「サン・サーンス以降」と考えるとしっくり来るのでは、と思いました。

サン・サーンス本人の作風は
バロック~古典の精神を最後まで堅持したそうですが、
同時にフランス国民音楽協会を弟子のフォーレらと立ち上げ、
この存在がラヴェル、ドヴュッシー、メシアンへと繋がっていくという
フランス近代音楽の礎ともなった人物。

このサン・サーンスを含めた、
フランス近代音楽が華開く”以前”のフランス作曲家を
今週の特集としてみました。
時代における作風の変化までは捉えきれないので、
活躍時期ではなく生年での判断となります事をご了承ください。

10/5(月)12時 ~10/8(木)12時限定。
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2020/10/01 《 新着リストNo.1139更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/09/28 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回は途轍もなく長い前置きから入りますが、
先日、旧ユーゴ紛争についての本を読了しました。
民族浄化により国家が崩壊、コソボ紛争に発展、
そして解決の為のNATOの出兵で更なる犠牲者が...。

この歴史的といえる悲劇に思いを馳せる時、
ピクシー(妖精)の名を持つ世界的サッカー選手である
ドラガン・ストイコビッチ氏と、
映画「ベルリン・天使の詩」の脚本を書いた
ペーター・ハントケ氏の事が思い出されます。

両者とも公の場で同じ発言をしてヨーロッパ中から叩かれました。
「NATOよ、空爆を止めろ」という発言で。民族主義者の味方をするのか、と。
むしろ彼らこそが融和主義に生きてきた人間だというのに。

今回はハントケの代表作から月曜市の特集を考えてみました。
『ペナルティキックを受けるゴールキーパーの不安』
この不思議な題名の作品は、社会の中の個人の不安を描く実験小説。

言わずもがな、社会を構成しながらの個人主義を標榜する西欧文化の中でも、
そこに内在する不安を描いた作品は数多く有ります。
巷間にもよく言われる通り、
「人が真に孤独を感じるのは雑踏の中にいる時だ」
そんなところなのでしょう。

翻ってクラシック音楽を考える時、
無伴奏を含めたソナタ形式より協奏曲の方に演奏者の実力が垣間見える、
そんな経験をした事がないでしょうか。

時に、ソリストの「敵」は観衆だけでなく、捻じ伏せねばならぬオーケストラでもある。
そんな『孤独』な戦いを描いたレコード、
その中でも少し珍しめの物が今回の月曜市の内容となります。

9/28(月)12時 ~10/1(木)12時限定。
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2020/09/24 《 新着リストNo.1138更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/09/21 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
本日は暦の上では連休中の月曜市。
お時間の有るお客様も居らっしゃるかと思いますので、
少しだけアカデミック(?)に『ブフォン論争』の話を。

前回特集したメイエル女史の録音ですが、
フランス近代、スカルラッティなどの比類なき名演と比べても
殊更に美しいのが「ラモー:クラブサン曲集」。

バロックでありながらフランスらしい濡れた様な質感で、
和声の運びが非常に美しい、或いは官能的とすら云える曲集です。
それもその筈、調性音楽を体系化し
「和声論」という著作まで残した史上最古級の音楽理論家がラモーだそう。
ところが370年ほど前、その理論派のラモーにケチをつけた男が居たのです。

...その名はジャン=ジャック・ルソー。
「社会契約論」を書き上げ、
フランス革命の火種を起こした哲学者である彼の人です。

要約すれば、フランス語そのもの自体が音楽的ではない。
つまり良い歌曲などフランスからは生まれない、という乱暴な趣旨。
イタリア語で描かれる明朗快活なオペラ・ブッファの旋律主義を見習えと。

しかし悲しいかな、音楽の専門教育を受けていなかったルソーの暴論は
現代基準で考えると殆ど完全に否定されます。

ただ、面白い事に、この論争の直後に
時代はオペラ・ブッファを選びます。
何故なら和声と旋律のどちらにも至高の美を求め、
且つそれを書けてしまう天才が生まれたからです。

そう、彼の名は、Wolfgang Amadeus Mozart。

という訳で、今回はフレンチ・バロックと
オペラ・ブッファを中心としたレコードをご紹介します。

9/21(月)12時 ~9/24(木)12時限定。
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2020/09/14 クレジットカード決済の復旧および、機能更改について。
本日9/14に生じたクレジット決済のエラーの段、無事に解決いたしました。
復旧までの間、ご不便をお掛けした御客様につきましては
本当に申し訳ございませんでした。

なお、今回を契機にクレジットの分割払いの即時対応を実装しました。
クレジットでお支払いの際には支払い回数をご選択ください。

今後とも弊社の御愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

エテルナトレーディング 拝
2020/09/14 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週は店頭でもCDを流している、
マルセル・メイエル(Marcelle Meyer)女史にまつわる特集を。
(※ポール・デュカスorデュカの如き、
 メイエルorメイエ呼称問題には触れません)

そもそもはスカルラッティのPfソナタの名演を探した際に
非常に強く認識したピアニストなのですが、
ことスカルラッティおよびフランス系の曲に関しては
天与としか言えない程の輝きを放つ彼女。

そして有難い事にSP期を含めた正規録音が全てDF盤の為、
録音の全貌が明らかになっていると認識されています。
(※今後とんでもない録音が出ないとも限らない、
 フランス人の適当っぷりを舐めてはいけない)

そんな中、メイエルのファンから白眉と言われているのは
フレンチ・バロックの大家、ジャン=フィリップ・ラモーの録音。
担当者もSP復刻のDF 14を聞く機会が有りましたが、結果…無言。
至福あるいは耳福の時間とは、この事かと。

という訳で今回はラモーを旗頭とした、
メイエル女史が録音の題材とした『作曲家』の特集となります。
悲しいかな、本国フランスはパリに於いても
メイエル『本人』のLP入手は至難の業なので…。

9/14(月)12時 ~9/17(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/09/10 《 新着リストNo.1136更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/09/07 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回の于武陵の手による漢詩、
「勧酒」を題材とした特集から敷衍し、
飲食物で特集できないかと考えておりました。

すると、月曜市担当者が若かりし頃に
フランス直輸入の紅茶専門店でバイトをした記憶が蘇り、
今回はこれで行こうと。

務めた紅茶専門店の名前には
「Le Salon De~」という枕詞が付いていました。
これは『サロン・ド・テ』という、
甘味と軽食と共に「テ=紅茶」を楽しむスタイルのこと。
それが『カフェー』になると食事らしきは無く、
アルコールを含めた飲み物がメインとなるそう。

日本でいうと大正~昭和初期の、女給が忙しく動き回る
多分に如何わしきも不思議に魅力的な「カフェー」と、
その反動から「純喫茶」が分かれていったことに
何処か似通ったものが有るかも知れません。

そして、クラシック音楽、ひいては芸術全般にも
サロン、カフェーの二大系統が存在します。
近代フランス文化に於いて、高踏詩人マラルメに代表される
サロン文化からはドビュッシーやフォーレ、ドガやルノワールが。

カフェー、或いはキャバレーに集うは、
サティ、フランス六人組、ピカソやロートレックなど。
退廃的あるいは進歩的であると評された芸術家たち。

今回は、近代フランスの高踏派と言えるサロン文化と、
そこから生まれた象徴派、あるいは印象派と見做された
作曲家を特集したいと思います。

9/7(月)12時 ~9/10(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/09/03 《 新着リストNo.1135更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/08/31 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
毎度のことながら、主題を選ぶに際し産みの苦しみを
心行くまで堪能させられるのが月曜市。

当然ながら御客様に措かれては
出品レコードが主となるので、どうでも良い話なのですが。
しかれども、主題が無いと何を該当商品に集めて良いものやら
…となるのも揺るがしがたい事実。

今回はあまりにも思い付かず、周囲のスタッフに聞き込みをし
「詩」や「台風」という言葉を得たり、
銀行への入金確認をアリバイに街中の看板から
「花」や「酒」という文字を目にしたり。

そんな中から産まれたのが今回の月曜市の主題です。

I'll give you full of wine,
please don't be hesitate.

when the flower blooms,
the storm will scatter it.

Life is a funny,
I don’t know why I say “hello” and I say “good-bye”.

コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

8/31(月)12時 ~9/3(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/08/27 《 新着リストNo.1134更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/08/24 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
お盆休み特別号を経て、久々の月曜市、
今回は「子供」についての音楽を特集します。

過去の特集をご覧いただければ判る通り、
月曜市の担当者はミステリを愛好していあmす。
子供を犯人とした偉大なる名作、某『悲劇』も愛して止まないところですが、
今回は別のミステリ作家のエッセイで印象的なものが有り、
本特集を企図した次第です。

交差点で車に轢かれそうになった子供を叱った時、
「母親は私の事を心配して言ってくれているのだ、
 次は心配させない様に気をつけて歩こう」

子供は決してそう考えないというのです。
その闊達さこそが自由なのか、
「反省する自由」を選択肢に持ち得る大人の方がより自由なのか。

或いは、選択肢の広さが自由の条件の一つであるのならば、
子供の為に書かれた諸作を大人が改めて楽しめること、
これも素晴らしき自由ではないでしょうか。

今回はそんな月曜市です。

8/24(月)12時 ~8/27(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/08/20 《 新着リストNo.1133更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/08/17 月曜市、今週はお休みです。
毎週恒例となっている月曜市、
お盆休み特別号を挟んだ為、本日お休みとなっております。

先週の木曜日より欧州新着のBOXセットと、
期間限定の旧盤BOXセット50%オフのセールを行っておりますので
本日は是非そちらをご確認いただければと思います。
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2020/08/12 《 新着リストNo.1132更新しました!新着一覧はこちら》
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※ 明日より夏季休暇を頂戴いたしますため、本日更新させていただきました ※
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2020/08/10 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週の月曜市も、
夏の大型バーゲンから諸事情で漏れたREG番台をご紹介。

店頭に御用意している値付け前の欧州新着レコード、
これを来店して楽しめる関東圏のお客様に対して、
関東圏以外に在住する御客様の不公平にならない様にご紹介、
そんな狙いも有るのがREG番台となっています。

社長や海外バイヤーさんからのレコードが税関を抜け、
箱を開く時のワクワクを皆様とも共有できればと。

高価なレコードは社長の詳細な入力を経て
新着レコードの方に回る事が多いですが、
REG番台は決して価値が無いレコードでは有りません。

中身ではなくレア度などの理由で価格が上がりにくいため、
結果手に勿体ない評価を受けてしまう作品が幾つも。

特に近現代の楽曲はお求めやすい価格となっている為、
愛好者のかたは勿論、無関心の方が試しに聞いてみる手も無きにしも非ず。
良い作品に出逢えたのならば、
まさに『虎穴に入らずんば虎子を得ず』なのですから。

注文受付はお盆休みを挟むので、期間を延長した10日間となります。
8/10(月)12時 ~8/20(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/08/06 ※サイトへのアクセス集中によるエラーのお詫び※
本日、新着情報を更新した直後、
アクセスが集中し一時的にHPが閲覧出来なくなる障害が発生いたしました。

負担を軽減する作業を実施し、
現在は閲覧可能になったと共に、
表示速度が改善されました事を御報告いたします。

お客様におかれましては大変ご迷惑をおかけしました事を深くお詫び申し上げます。
今後ともより良い利用環境へ向けて改善作業を進めて参りますので、
ご寛恕いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
2020/08/06 《 新着リストNo.1131更新しました!新着一覧はこちら》
No1131の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2020/08/03 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
はてさて、本日正午を持ちまして、
夏の大型バーゲンも無事に終了いたしました。
皆様におかれましては御希望レコードを
無事に入手できましたでしょうか。

多数のご注文、本当に、本当にありがとうございました。

…そして、大型バーゲン直後となる本日の月曜市は、
諸事情でバーゲン商品に該当しなかった
REG番台のレコードを特集いたします。

当該商品はレギュラの名が冠されていますが、
こちらは商品管理の便宜上についた型番で
欧州直輸入品を最低限のデータ表記で御紹介、
そんなレコード群というのが実態です。

毎週の新着カタログを見ていただけると
納得いただけるかと思いますが、
一枚ゝにまつわるデータに対し、
どうしても一定の調査時間が必要となります。

それに対して、過去のデータベースを元にした簡易表記で
欧州からの新着を逸早くお披露目しているのが
『REG-』の冠詞を頂くレコードとなります。

データの記載量の違いは有れど、
品質評価や内容などは何ら劣るものの無い作品群。
今回の月曜市で再確認を是非お願いできればと思う所存です。

注文受付は8/3(月)12時 ~8/6(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/07/30 《 新着リストNo.1130更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/07/27 月曜市、今週はお休みです。
現在、夏の大型バーゲン中となりますので、月曜のセールは今週お休みとなります。
来月3日のバーゲン終了と共に復活いたしますので、
今しばらくはバーゲンを御堪能いただければと存じます。

下記、バーゲン該当レコードとなります。
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2020/07/23 ♪♪♪夏の大型バーゲンスタートしました♪♪♪
2020年夏の大型バーゲン本日スタートしました。

カタログNo.001~1119までの在庫 約5000点 が40%OFF!
(2万円以上の高額商品等一部商品のぞく)

対象品はこちらをご覧ください。
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2020/07/23 ※今週はバーゲンのため新着の発売はお休みとさせていただきます※
来週7月30日(木)の新着は通常通りお昼12時に発売しますのでどうぞお楽しみ!
2020/07/20 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
「the Book」あるいは「the Book of books」。
詰まるところ、世界で一番のベストセラー書籍のお話。
大きく言う前後編と、外典と呼ばれる別冊とが組み合わさる、
神話、寓話が中心となる歴史に纏わる本。

前々回の室内楽特集の際に、この本に関連しない「宮廷用の音楽」が
『室内楽』と呼ばれ、後の純音楽に繋がっていったという話を書いたのですが、
そんな訳で今回はその対比として、
この本...まあ要は「聖書」にまつわる楽曲を集めてみました。

信者が歌う為の受難曲や讃美歌は当然として、
オーケストラが盛んになるにつれ聖書の中の寓話を主題に採った
俗に言う「標題音楽」も作られていく様になりました。

「サムソンとデリラ」や「サロメ」、
規模の大きいところでは「天地創造」などが有名ですね。

愛好家以外の方も、この機に宗教音楽に浸って浸ってみるのは如何でしょうか。
といった今週の月曜市です。

注文受付は7/20(月)12時 ~7/23(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/07/16 《 新着リストNo.1129更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/07/13 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
以前にもこの項で紹介したかもしれませんが、
『日本ミステリ三大奇書』と呼ばれる作品の中に
中井英夫氏が書いた「虚無への供物」という作品が有ります。

この作品の題名に用いられるのが、
フランスの近代詩人ポール・ヴァレリーの「失われた葡萄酒(美酒)」。

ある日、海を旅していた。いずこの空の下か、今は憶えず。
美酒少し、海へ流しぬ。「虚無」への供物の為に。
束の間は薔薇色の煙立ちしが、たちまちに透き通り、海は清げを残すのみ。
この酒を空しと云ふや? されど波は酔ひたり!

酒飲み且つデカダンス趣味からすると、要約して引用しても素晴らしい詩。

この「供物」という概念、
古代ローマ帝国を支えたミトラ教、つまり汎神論的な多神教は勿論、
「神の子羊」としてイエスの死を肯定する基督教にも非常に重要な概念である様で。

今回は、その供物という概念から想起される
宗教的な「祝祭」に関する曲を特集いたします。

注文受付は7/13(月)12時 ~7/16(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/07/09 《 新着リストNo.1128更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/07/06 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先々週お送りした「古楽?」特集に続いて、
今回は室内楽について。

16世紀中頃のイタリアで、教会が司る宗教音楽に対し、
貴族が自邸で楽しむための娯楽音楽として誕生。
「musica da camera(ムジカ・ダ・カメラ=部屋の音楽)」
という語源から室内楽とされました。
ちなみに撮影機械の”カメラ”も、
「camera obscura(カメラ・オブスキュラ=暗い部屋、暗室)」が元なので、
部屋と云う意味では同語源ですね。

そして、この室内楽というのがまた、
複雑と言うか分類が難しい代物でして。
楽器編成で見た時、現在でいう「オーケストラ」概念の定規として
”ハイドン以前or以降”と考えるそう。

つまり、楽器編成上はハイドン以前の曲は、
宗教曲を除けば基本的に「室内楽」となってしまいます。
果てさて、プロコフィエフの弦楽四重奏と、
ヴィヴァルディの「四季」は同じ室内楽...なんでしょうか。

そして近代フランスでよく使われる「サロン音楽」...
「室内楽」の只の言い換えですが、こちらはピアノ独奏の印象が強いのでは。

そんな訳で今回も「古楽?特集」の時と同様に
フワッとした括りで室内楽の特集をお届けします。

注文受付は7/6(月)12時 ~7/9(木)12時限定。
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2020/07/02 《 新着リストNo.1127更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/06/29 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回は弊社スタッフのリクエストを受け、一年半ぶりのワーグナー特集。

正直、この方を特集するのは非常に億劫です。
余りにも巨大な人物ですので。
逃げ道として、前回書いたコメントを下記に引用したいと思います。
敬意を込めて。

今回のコメントは細心の注意を払わねば、
お叱りを受けてしまいかねません。
ブラー厶スの次に氏を選ぶには”敢えて”との但し書きが必要でしょう。

19世紀を代表する作曲家、或いは芸術家の一人、リヒャルト・ワーグナー。

毀誉褒貶が有る事で著名な人物でもありますが、
音楽史に与えた影響は誰しもが認めるところでは無いでしょうか。

取り分け『トリスタンとイゾルデ』に於ける”トリスタン和音”は
後世のジャズ、ひいては近代のポピュラー音楽にまで大きな影響を与えました。

この和声法は後にドビュッシーが『牧神の牛後への前奏曲』に用い、
その影響を多大に受けたビル・エバンスとマイルス・ディヴィスが現れ、
ジャズの裾野をより広い方面に拡張していく。
そして、60年代のジャズで芽吹いた理論体系が
現代のポピュラ音楽の和声法にまで繋がっていく…。
何とも計り知れない業績に思えてなりません。

注文受付は6/29(月)12時 ~7/2(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/06/25 《 新着リストNo.1126更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/06/22 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
雨の月曜日、皆さま如何お過ごしでしょうか。

さて、月曜市担当に於ける近年の発見は
スカルラッティの奥深さだったりするのですが、
同時に「古楽」と呼ばれるジャンルの扱いの
難しさにも直面した次第。

スカルラッティやヴィヴァルディなどをイタリアン・バロック、
バッハやシュッツ、時にへンデルなどをドイツ・バロック。
こういった形で呼称する事が有りますが、
そもそも音楽に「バロック様式」の名が冠されたのは
20世紀のドイツ人に因るもの。

以降は、バロック以前を大まかに「古楽(ancient)と呼び、
バロック期以降は「古典派(classicism)」と。
この区分法は和声的な判断で言えば、かなり怪しい側面も有ります。

最終的にはクラシック音楽(classical music)という呼称自体が
実態にそぐわしい物と云えるのかどうか。

そんなモヤモヤを感じつつ、
今回は古楽器および古楽~古典派の揺籃期あたりの楽曲を特集します。
敢えて狙って買われる方は少ないので、
お目通りの機会を作りたかった意図も多分に御座います。

注文受付は6/22 (月)12時~6/25 (木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/06/18 《 新着リストNo.1125更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/06/15 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先だって行ったフィルハーモニアo.特集。
この特集からの発展版の特集ですが、
英国と言えば矢張り女王陛下の~という枕詞が欠かせないのでは。

『グレートブリテン及び北アイルランド連合王国』
こんな長ったらしい名前が正式名称という彼の国ですが、
”サー”の称号でお馴染みの個人に於ける騎士勲章と共に、
女王陛下をパトロネスとして持つ団体が
国民から格段の敬意を払われています。

音楽、つまりはオーケストラに於いて
この名誉を授けられている団体は二つあります。

まず一つは、ロンドン・シンフォニー。
名だたる指揮者を迎えて世界ツアーなども行う、
英国を背負って立つオーケストラ。

もう一つは、同じくロンドンを拠点とする
ロイヤル・フィルハーモニー。
名前の通り、先代女王もパトロネスという
王室御用達のオケであると同時に、
国内での演奏やポピュラ音楽にも携わる事が多く、
”国民の為のオーケストラ”という側面が強い様子。

今回は、この二つの「女王陛下のオーケストラ」を特集します。

注文受付は6/15(月)12時 ~6/18(木)12時限定。
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2020/06/11 《 新着リストNo.1124更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/06/08 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先週、先々週と2週に渡りお届けしたフィルハーモニアo.特集。

話は前後しますが、この『録音用オーケストラ』という概念の
出自を語る上でラジオ放送局付きのオーケストラ、
俗に言う『放送局オーケストラ』の存在を欠く事は出来ません。

公共放送ともなれば、本邦に於いてのNHK交響楽団や
ブリテンに於いてのBBC交響楽団など、内容に先んじて
オーケストラ名を覚えてしまっているケースも有るのではないでしょうか。

この放送局オケという発想、
韜晦を含めた商業・合理主義としての側面と同時に、
文化を伝播させる意味では理想主義的な匂いも感じさせます。

市民オケが日常として存在している西欧でも、
ひとつの「一流」として放送局オケが別途置かれるケースが殆ど。
例えばロジェストヴェンスキー指揮/モスクワ放送so.に対して、
作品の「ハズレ」率が高い印象は受けないのでは。

さらに敷衍すると、レコードに収められている
当時の「一流」の放送局オケからは、その時代の流行や、
作曲が同時代の作品ならば曲解の無い素直な解釈が見て取れる気がするのです。

注文受付は6/8(月)12時 ~6/10(木)12時限定。
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2020/06/04 《 新着リストNo.1123更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/06/01 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、今週も先週に引き続いてのフィルハーモニア特集。

ご存知の通り、フィルハーモニアo.は歴史に名を残す名プロデューサー、
ウォルター・レッグ氏が創設者。
そして、設立した1945年は第二次世界大戦が終わった年です。

氏には、自社の為に優秀な演奏家を逸早く確保した商人としての側面と共に、
これから戦後を生きる器楽奏者たちの働き口を用意したという
広範な意味での実業家的側面も多分に有ったのでは、と感じます。

敗戦国の指揮者やソリストと多くの録音を残してくれた事実だけを見ても、
商魂の逞しさとは別に、結果的に成した音楽界全体への貢献を感じられないでしょうか。

たったいま世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスによって、
芸術方面には大きな影響が起きています。
市井の演奏家に至っては楽器を持つ事を止めてしまった方も数多く…。

もちろん過去と現在、戦争と疫病とを比べようも有りませんが、
いつの時代も、窮地の時ほどレッグ氏の様な
辣腕を振るう人物が求められるのかも知れません。

注文受付は6/1(月)12時 ~6/4(木)12時限定。
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2020/05/28 《 新着リストNo.1122更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/05/25 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
クラシック、特にアナログレコードの音質で
幾つもの作品に触れていった結果、
指揮者を問わず一定の趣味を提供してくれる、
そんなオーケストラに誰しもが出逢うのでは無いでしょうか。

以前に特集した、過去に人種・性別まで制限していた上に
客演指揮者に喧嘩を売ってしまう、そんな某有名オケなどは、
拘りと共に一貫した音のイメージを有しています。

また、最近の日本のテレビ音楽には
ポーランドのワルシャワ・フィルは欠かせません。
聞くところに依れば賃金の安さとは別として、
オケの独自性を持たないが故に、
作曲者(もちろん殆どが存命人物)のスコアの意図に対して
オケの押し付けが無いのも好ましい、と。
ある意味で伴奏職人としての一義を全うしていると言えます。

今週と来週は、そんな伴奏職人の嚆矢とも言える
フィルハーモニア管弦楽団を特集します。
超大手レーベルEMIの録音専属オケとして発足し、
創設者のレッグが撤退した現在も活動を続けています。
腕っこきの奏者が集い名だたる指揮者と共に
数々の名演を残した彼等の活動が各国の放送局オケと共に
「職人としてのオーケストラ」の地位を高めていった事は想像に難くありません。
ソリスト、演目、そして指揮者にも捉われない職人達の妙技を是非お楽しみ下さい。

注文受付は5/25(月)12時 ~5/28(木)12時限定。
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2020/05/21 《 新着リストNo.1121更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/05/18 ご注文の最終確認について。
平素は弊社を御利用いただき、誠にありがとうございます。

この度、ご注文時の支払い方法および発送方法の最終確認について、
確認前に送信されてしまうというトラブルの防止策として
注文を確定する直前にチェックボックスを設ける運びとなりました。

お手数をお掛けいたしますが、ご理解の程を宜しくお願い致します。
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2020/05/18 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
本日は月曜市。

さて、今週木曜に出たREG(欧州直輸入品)のラインナップを眺めると、
現代曲は例外として兎にも角にも宗教曲が多い。
もちろん12音と調性(ドレミ~)を裁定したのは
教会だったので致し方無いとはいえ、まあ多いなあと。

個人的にはキリスト教に限らず、
一神教メインストリームの3宗教は、元となる旧約聖書の主神が
「嫉妬の神」と自称するだけあって馴染めない部分が若干。
自分への信仰以外は一切認めず、結構な所業を「異教徒」に行います。

その後、キリスト中心の新約聖書を編纂するにあたっても、
近辺の異教の旧き神様を次々と「悪魔」として
バリエーション豊かに名前を付けていきました。

それに対して中国~日本の神仏習合は自由そのもの。
ヒンドゥー、ゾロアスター、マリア様も、
そして、もちろん記紀神話の神様も、如来、菩薩、明王とやりたい放題。
仏っちゃ仏、神様っちゃ神様?と。
融通無碍とでも言えば響きは良いんでしょうが、良くも悪くも適当…?

そんな訳で今回は基督教に於いて、
「魔」とされるものを描いた曲を中心に集めてみました。
REG番台と併せて一神教的な善悪二元論に立って聞くも良し、
地に堕とされた旧神の呻き嘆きとして耳を傾けるも良し。
そんな月曜市となっております。

注文受付は5/18(月)12時 ~5/21(木)12時限定。
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2020/05/14 《 新着リストNo.1120更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/05/11 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週の月曜市はパリ音楽院の特集を…と思ったのですが、
当時の西側音楽教育の総本山だけあって
関連する人物を列挙しているだけで蒐集が付かない有様に。

そこで今回はパリ音楽院の教授の一人であり、
ドビュッシーら「印象派」とは別の体系を作り上げた人物でありながら
なかなか取り上げられる事の少ないセザール・フランクを特集いたします。

フランクの代表曲と言えば、
イザイに献呈したヴァイオリン・ソナタと断言しても異論は少ないでしょう。
溢れ出す情感、伴奏と旋律の絡み合いが描く典雅さ、
フランス室内楽の一つの到達点と言って過言ではない筈。

飽くまで個人的な見解としてですが、
フランス室内楽の”Pf三重奏”と”弦楽四重奏”は
ラヴェルの作品に止めを刺すと思っています。
が、こと二重奏(ソナタ)に関してはフランクの方が或いは上では…と。

さて、そんなフランクですが、
実はピアノ曲集などの小品集に於いて
不思議と1~2曲入っている事が多い作曲家である事が今回判明しました。
演奏者にとって痒い所に手が届く曲を書く人物だったのでは、と
今回の特集を組むに辺り印象を新たにした次第です。

そんな訳で、今週はセザール・フランクの特集をお届けする月曜市です。

注文受付は5/11(月)12時 ~5/14(木)12時限定。
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2020/05/07 《 新着リストNo.1119更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/05/06 ※ 店舗臨時休業 延長のお知らせ ※
日頃より、エテルナトレーディングをご愛顧くださいまして誠にありがとうございます。
この度、新型コロナウィルス感染拡大防止および緊急事態宣言を受け、政府・行政からの休業要請が延長したことを踏まえまして、店舗営業の休止期間を5 月31日( 日)まで延長いたします。

状況が変わり次第の休止解除を想定しておりますので、その際は即座に告知いたします。
休止期間中も新着カタログの発行および通販受付は継続して行います。

お客様にはご不便ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
2020/05/04 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週の月曜市は、前回のスカルラッティに続いて
改めての再評価をいただけたら嬉しい...
そんなダブルリードの特集といたしました。

現代オケでも主力級の活躍をするオーボエ、ファゴット、
コーラングレ(イングリッシュ・ホルン)に代表される、
葦を加工して独特の音色を紡ぎ出すこのダブルリード群。

音色に関しては同様の特徴を持つ日本の篳篥や
アイルランドのバグパイプを想起していただくと判りやすいと思いますが、
高域の倍音特性に言われも得ぬ独特の個性を有する楽器達です。
郷愁と共に、思索、或いは哲学性の様なものを
この独特の音色から感じ取る方も多いのではないでしょうか。

ちなみに郷愁という意味では、夜啼き蕎麦の ”チャルメラ” も
ラッパと誤解されている人が多いですが、実はダブルリード楽器。
古代ペルシア(イラン)のスルナという楽器が、
東回りでは中国で嗩吶(スオナ)になり日本に伝わる。

一方、西回りではエジプトのサラミヤになりポルトガルでチャラメーラに、
そしてポルトガルの宣教師経由で日本ではチャルメラと呼ぶ様になったとか。
どこまで信憑性が有るのか定かでは有りませんが、
いずれにせよ、スルナがオーボエとチャルメラの原型になった事は間違いありません。

夜啼き蕎麦で思い出されるドレミ~レドの音形はラッパでは難しい…というか、
安価に手に入る払い下げの軍隊ラッパでは不可能な音形なのです。

今週は、そんな不思議な魅力に満ちゝた、ダブルリードの特集をお送りしたいと思います。

注文受付は5/4(月)12時 ~5/7(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/05/01 GW期間中の発送に関しまして
GW期間中(5/1~5/6)のご注文分は5月7日(木)の発送になります。
翌日までの発送ご希望の方は+400円でゆうパックをご指定ください。
2020/05/01 ♪GW特別 1000円 クーポンのお知らせ♪
いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

日頃の御愛顧に感謝を込めて『GW特別 1000円 クーポン』を発行いたします。
新着商品を含めどの商品でもご利用いただけますので、ぜひご利用ください。

※税込み合計金額 5000円以上のご注文 に対して、1000円の割引。
※使用期限 2020年5月末まで。
※ご住所を登録いただいている会員様に限り、1回だけ有効。

ご登録されてない方は、この機会にぜひ会員登録を!

【クーポンの利用方法】
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お電話やメールの方は、「GW特別クーポンを利用します」とお伝えください。

この機会にぜひご利用くださいませ。
2020/04/30 《 新着リストNo.1118更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/04/27 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
No.1117号の表紙で大推薦させていただいた
グレプ・アクセルロート(Pf)のスカルラッティ集(1117-054)
重複となりますが、こちらは弊社の御客様の
北海道に住む大MELODIYA通の方からも御墨付きを頂いた大傑作です。
嫌いな方が居る筈も無い、と言える程の。
(お陰様で...且つ残念ながら完売いたしました)

このLPは、弊社スタッフ全員を魅了したと同時に、
月曜市担当者の私に或る確信を抱かせた一枚でもあります。
同時代の大バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ、何するものぞ、と。

そういった訳で、今週の月曜市はスカルラッティ特集…
と言いたい所なのですが、如何せん在庫の枚数が然程でもないので、
スカルラッティとイタリアン・バロックという形での特集とさせていただきます。

注文受付は4/27(月)12時 ~4/30(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。


…そして、スカルラッティにつきまして
プロコフィエフ特集以来の長々とした駄文を
書きこしめさせて頂きましたので、興味の有る方は以下を御一読ください。

スカルラッティの大きな魅力の一つは、
鍵盤楽器、或いはギターを代表する撥弦楽器に編曲される事の多いソナタ楽曲。
典型的なイタリアン・バロック様式を思わせる「旋律の快活さ」と、
ソナタという概念と相反する様な「奥行きの深さ」が混在する二律背反が其処には。
まるで日本庭園の借景を思わせる、箱庭でしか描けない無限の拡がりを持つ小宇宙。

その要因を調べてみると、二つの事実に突き当たります。
まず、氏の楽曲に基づいて当時の鍵盤楽器=チェンバロの
「奏法」そのものが進化・深化したという事実。

そしてもう一つ、当時としては考えられない水準で
転調や不協和音への理解・興味を氏が有していたという事実。
と或る研究者曰く、555曲を越すソナタ集の中では、
サティやストラヴィンスキーの近代和声すら当然の様に内包されてしまう、と。

何という事は無い。
大バッハと同じく、氏も「時代を飛び越える才」の持ち主だったという。
「奥行きの深さ」という陳腐な文言など、
滅相が微塵も無くなり雲散霧消してしまいます。

見えてくるのは、当時の通念的な楽器奏法の、通念的な音楽理論の、
イタリアン・バロック様式に則った、陽的、あるいは健康的な破壊。
雲ひとつ無い青空を思わせる、なんと清々しい破壊。
噫、此処にもまた二律背反が。

ホロヴィッツ、ラローチャ、ポゴレリチ、プレトニョフ、
カサドシュ、ミケランジェリ、チッコリーニ、メイエル…
そして555曲の全曲録音という偉業を成し遂げたロス・スコットといった、
時代に名を残す鍵盤奏者が魅了されて録音を残したのも首肯出来る、
…どころか必然とすら思えてくる始末。

スカルラッティを弾くカミショフ、そんな録音が発掘された日には
カワズの如く胃袋が月曜市担当者の口から飛び出しても
なんら不思議ではないでしょう。

ピアノ作品集などで触れた折には、
ぜひ耳をそばだてて彼の氏の先鋭性に
思いを馳せていただければと思います。

どっとはらい。
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2020/04/23 《 新着リストNo.1117更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/04/20 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
本日、無事に2020年決算バーゲンの方が終了いたしました。
商品到着をお待ちの皆様につきましては、もう少々お待ちください。

さて本日からは通常の月曜市が帰ってきたのですが…。
一部のお客様の声にお応えしまして、今回より正午からの開始となります!
ここから先、次週以降も正午開催となりますのでランチのお供にでも是非。

さて、今回の月曜市は古楽器の特集。
現代のオーケストラに使われる楽器は近代になって完成を見たものばかり。
それ以前には管弦、鍵盤問わず多種多様で魅力的な古楽器が数多に存在していました。
例えばバッハの無伴奏チェロ組曲、特に第6番は指定の調弦から察すると
縦置きの現代型のチェロでは無く、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ(肩掛けチェロ)、
或いはヴィオラ・ダ・ポンポーザという古楽器の為に書かれた可能性が高い、
そんな逸話も有ったり。

そんな訳で今回の月曜市は古楽器やバロック楽器、
こちらに分類される楽器の録音を中心にお送りいたします。

注文受付は4/20(月)12時 ~4/23(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/04/16 《 新着リストNo.1116更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/04/15 ※ 店舗臨時休業のお知らせ ※
日頃より、エテルナトレーディングをご愛顧くださいまして誠にありがとうございます。
新型コロナウィルス感染拡大防止および政府からの緊急事態宣言を受け、
4月16日(木)から5月6日(水)の間、当店舗を臨時休業とさせていただきます。

通販受付は継続して行います。

お客様にはご不便、ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
2020/04/09 《 新着リストNo.1115更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/04/06 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週も前回および前々回と同様、
1111円均一セールにギリギリで対象レコード選外となってしまった
税抜3200円のレコード特集となります。

今回の60枚で、大体の選抜漏れの子達が出揃ったかな…と。
過去の二回で何枚かは無事に巣立って行ってくれたので、嬉しい限りです。
今回も是非一度お目通しをお願い致します。
あまり大上段に振りかぶるのは如何なものとはいえ、
なかなかの良作が揃っているのではと身内贔屓ながら思う次第でございます。

お値段設定も前回、前々回と全く同じ。
無作為抽出した税抜3200円のレコード60枚を 税込2500円 でご提供いたします。
是非一度、対象レコードをご確認ください。

注文受付は4/6(月)13時 ~4/9(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/04/02 《 新着リストNo.1114更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/03/30 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週も前回と同様、
1111円均一セールにギリギリで選外となってしまった
税抜3200円のレコード特集、第二弾となります。

前回この企画を思い付いた際に感じた事ですが、
列挙したレコードそれぞれが一様に売れない作品とは思えないのです。
出会いのタイミングさえ合えば食指が伸びる方がいらっしゃるのではと。
HPの在庫すべてを見るのは大変な時間が掛かるのは間違いないので、
この機会に再びのお目通りが叶えばと思う次第です。

お値段設定も前号と全く同じ。
無作為抽出した税抜3200円のレコード60枚を、
税込2500円でご提供いたします。
是非一度ご確認ください。

注文受付は3/30(月)13時 ~4/2(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/03/26 《 新着リストNo.1113更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/03/23 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
本日12時を以て終了いたしました1111円セール。
多数のご注文をいただき、誠にありがとうございました。
余り目にする機会の無い珍品が売れたりするなど、
面白いセールになったのでは、と若干の自画自賛を。
今後も続々と企画を打ち出していきたいと思う所存です。

さて、今回のセールに関して、
ギリギリの所で対象レコードとなり得なかった税抜3200円のレコード。
実は結構な枚数ございました。
この子達にも陽の目を見せてあげたい、そんな思いが頭を過ぎりまして…。

無作為抽出した税抜3200円のレコード60枚を税込2500円 でご提供、
というのが今回の月曜市です。
嘘偽りなく全く何の拘りもなく選び出されたレコード達ですが、
この選抜運の良さを持ってすれば、再びお客様のお目にかかった結果、
あるいはお買い上げの流れになり得るかも…と。

是非一度、ご確認の程を。

注文受付は3/23(月)13時 ~3/26(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/03/19 《 新着リストNo.1112更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/03/16 ♪♪♪月曜セール拡大バージョン開催中♪♪♪
本年3月12日をもちまして、弊社新着カタログはNo.1111を数える運びに。
このゾロ目となる号数、ざっと計算してみたところ
次回のNo.2222発行は、なんと24年半後...。
この類稀な号数の発行を記念して、今週は月曜市を拡大してお届け致します。

セール対象はNo.1099までに入荷した税別1100円~3000円 のレコード。
この3000枚超のレコード全てを 税込1111円(税別1010円)でご提供します。
期間は 3/16(月)13時~3/23(月)12時 の一週間。
対象レコードの枚数が多いためHPの検索機能をご活用ください。
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2020/03/12 《 新着リストNo.1111更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/03/09 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先週フィナーレを迎えた国名シリーズを経て今週は舞曲の特集を、
と思ったところのですが作業途中に気付きました。
バレエに纏わる月曜市をやっていないのでは...と。

プロコフィエフの「シンデレラ」を愛してやまない担当者の私、
いったい何をやっていたのか。

個人的な愛としてはディアギレフのバレエ・リュスの諸作品ですが、
そもそも、オペラに比べてバレエ曲を年代や地域ごとに追うという作業をするのは
余程の愛好家や本職の方々ばかりではないでしょうか。

当然ながら、そんな一部の人だけに楽しませるのは勿体ない名曲が数多に存在します。
そんな訳で今回はバレエ楽曲を次々と追っていく特集の前半戦です。

注文受付は3/9(月)13時 ~3/12(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/03/05 《 新着リストNo.1110更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/03/02 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
昨年11月からお送りしたエラリー・クイーン国名シリーズ特集も今回で最後。
最終作は日本を舞台にした作品「ニッポン樫鳥の謎」の特集となります。

日本育ちでNYの自宅にも日本庭園を設けている新進気鋭の女流作家が遺体で見つかる。
密室状況であった為、第一発見者である養女のエヴァが最大の容疑者に。
彼女の無罪を疑わないエラリーと私立探偵テリーは容疑を晴らす為に奔走する。

探偵が事件にかかわる事で事件自体の様態を変えてしまう懸念、
本邦で言う処の「後期クイーン問題」に繋がっていく過渡期的な側面を持つ良作です。

とは言え、実はこの作品の原題には国名が入っていません。
改題前が「日本扇の謎」だったらしいという『噂』を聞いた日本人が
(広めたのも日本人という噂も)邦訳時に国名シリーズとした作品です。

今回はこの作品を基に、日本と鳥にまつわる作曲家、作品を集めてみました。

注文受付は3/2(月)13時 ~3/5(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに
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2020/02/29 特価品カテゴリ出来ました。
神保町の店頭に備え付けの税別600円以下のLPコーナー、
同様のカテゴリをウェブサイトの方にも新設いたしました。

税別で600円以下と1000円以下のレコードとで総計500枚以上のレコードが。
安値の理由には様々な要因が有りますが、
趣味に合う作品であれば或る意味では不当な廉価である場合も。
掘り出し物を探すのがお好きな方は是非一度お目通しを。

下記のリンクまたは左の特価品カテゴリを選択していただければ、
該当ページが開きます。
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2020/02/27 《 新着リストNo.1109更新しました!新着一覧はこちら》
No1109の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2020/02/24 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回は先々週お送りした舞踏特集の続編となります。

大きく「舞曲」という括りで選別してしまうと
該当するレコードが膨大になってしまう為、
前回は「舞曲」あるいは「舞踏」と表題に付く曲のみを選びましたが、
当然ながら舞曲を元とする楽曲形式は数多に存在します。
今回はポーランド由来の2つの形式を扱います。

『ポロネーズ』はその名の通り「ポーランド風」を意味する3/4拍子の作風。
ポーランド王国の貴族文化からの発生らしく、
後には欧州各地に伝わり発展していきました。

『マズルカ』は、より舞踏的かつ民族的な側面を持つ楽曲。
彼のショパン御大がピアノ曲の形式として完成させた経歴を持つそう。

舞曲ならではのステップを踏むようなアクセントと、
旋律の優雅さとを是非お楽しみください。

注文受付は2/24 (月)13時〜2/27 (木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2020/02/20 《 新着リストNo.1108更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/02/17 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
はたまた今週もエラリー・クイーン国名シリーズから。
今回はミステリとしても月曜市の趣向としても
担当者好みで若干の興奮を覚えております。

探偵エラリーが師と仰ぐ老判事と休暇に出かけた
「スペイン岬」という海辺の別荘地で、
オツムの足りない破落戸が誘拐事件を巻き起こし大騒動に。
更には南国顔の美男子が裸にマントという
奇抜な格好で殺される事件が…と言う軽妙洒脱な内容。

そして個人的には音楽の好みとして
スペインという土地には若干の思い入れが。

ジャズ・フュージョンの話で申し訳ないのですが、
10代の時に出会ったチック・コリアというピアニストの作品に
名前もそのまま「Spain」という楽曲が。
冒頭にロドリーゴのアランフェス協奏曲を挿入する構成と
旋律と編曲が織り成す異国情緒とに胸打たれ、
今となっては現代フラメンコまで聴く様になってしまった次第です。

今回はそんな、スペインに纏わるレーベル、作曲家、作品を集めてみました。

注文受付は2/17(月)13時 ~2/20(木)12時限定。
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2020/02/13 《 新着リストNo.1107更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/02/10 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先週は弊社代表が欧州買い付けに出張中だった為、
日頃は顔を合わす機会が少ないスタッフと
勤務時間が重なる事が多々。

そんな暫くお見限りだったスタッフと話していて、
この方の趣味が、そう言えば広義の意味での
「ダンス」だったなあ…と。
そんな思い付きから産声を上げた今週の月曜市。

古くは神への供物だった舞踏という行為。
その後の音楽史ではスペイン舞曲を筆頭に
民族性を表現する為に使われたり、
現代でも一つのジャンルとして扱われるワルツやポルカなどは
ボヘミア帝国(当時)首都のウィーンで鑑賞用に花開いた楽曲。
ピアノの天才ショパンの手によってポーランド舞踊が発展した形では
ポロネーズやマズルカも著名です。

今回はそんな舞踏に纏わる曲の中でも「直球」な、
題名に舞踏やダンスが付く作品を集めてみました。

注文受付は2/10(月)13時 ~2/13(木)12時限定。
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2020/02/06 《 新着リストNo.1106更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/02/03 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
はてさて、今週は再びエラリー・クイーンの国名シリーズに戻ってまいりました。
今回表題として使わせていただく作品は「チャイナ橙の謎」。

エラリー探偵の友人の一人は、
「チャイナ・オレンジ」を筆頭とした希少切手コレクタ収集家。
彼が住居としているホテルで身元も正体も不明の男が殺される。
そして、被害者の衣服に始まり室内の絨毯や本棚に至るまで
全てが裏返し・逆様にされていた。
果たして、不思議な「アベコベの世界」は何のために作られたのか。
そこには西洋とは何もかもがアベコベな東洋の文化が関わっている…?

作者の自信作の一つ、NYタイムズ誌が「エラリー・クイーンの最高傑作」と評した
国名シリーズ第8作が「チャイナ橙の謎」です。
それにしても、題名の邦訳も素晴らしいの一言。

今回は、そんな名ミステリにあやかって、
「異国情緒」「植物」に纏わる作品を集めてみました。
中国で縛ってしまうとトゥーランドット位しかないですもので…。

注文受付は2/3(月)13時 ~2/6(木)12時限定。
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2020/01/30 《 新着リストNo.1105更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/01/27 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
ここのところ国名シリーズが続いていましたので、
今週は久々に編成の特集をお送りしたいと思います。

今回、特集の俎上に載せるのはドッペル・ヴァイオリン編成となります。
実を言うと、先週「シャム双生児の謎」で特集した際に、
”双子”を活かせば良かった…と後悔した次第。

弊社では2Vnソナタ、2Vn協奏曲といった感じで表記しているこの編成ですが、
メジャーでは無いながらも面白い曲が多い事をご存知でしょうか。

恐らくメジャーで無いのは、
主旋律を取れる楽器を2台使う作曲の難しさと共に、
ヴァイオリニストという音楽家の気質的に
パートナーを組ませるのが難しいというのが有るのではと。

オイストラフ親子の組み合わせや、
現代であればヴィオラも得意とし根っからのアシスト上手なP.ズーカーマンと
I・パールマンのコンビなどが有名ですが、
なかなか良い組み合わせを見つけるのが大変です。

今回はそんな勘所の難しさが楽しい2Vn作品と、
”ドッペル”にかけて題名に「2つの~」とつく作品を集めてみました。

注文受付は1/27(月)13時 ~1/30(木)12時限定。
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2020/01/23 《 新着リストNo.1104更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/01/20 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、本格始動といったところの2020年ですが
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回の特集は例に拠ってのエラリー・クイーン国名シリーズ。
探偵エラリーと父親のクイーン警視は山火事に巻き込まれ、
頂上に建てられた山荘に命からがら逃げ込むことに。
そこには外科医とその一家が住んでいたが、その子供は結合双生児だった。
そして一人、また一人と殺され深まる謎と共に
山火事の火の手も山荘を包み込もうとしていた...。
作風で言うとサスペンス色の強い、乱歩的な作品かもしれません。

さて、今回はこの作品に纏わる作品を…と言いたいところですが、
シャム=タイ王国がクラシックにあまり所縁が無いという。
そんな訳で、「山」や「火」にまつわる作品が今回の月曜市の対象レコードとなります。

注文受付は1/20(月)13時 ~1/23(木)12時限定。
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2020/01/16 《 新着リストNo.1103更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/01/13 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
皆さま、年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか。
月曜市担当者の私は年末の多忙が祟り完全に寝正月…と同時に、
読む暇が無く積み上がってしまったミステリを読み進めておりました。

2020年最初の月曜市は相も変わらずクイーンの国名シリーズから。
アメリカならではと言う感の有るロデオのイベント中、
出演したカウボーイの一人が射殺されるという事件が。
二万人の観衆の目をどう盗んだのか、そして凶器の銃の行方は一体…。
第6作「アメリカ銃の秘密」はそんな感じの作品となっています。

という訳で今回は米国レーベルの特集とさせていただきます。
平素は欧州モノをご紹介する事が多いので、
時には目先を変えて、という事でひとつ。

注文受付は1/13(月)13時 ~1/16(木)12時限定。
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2020/01/09 《 新着リストNo.1102更新しました!新着一覧はこちら》
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2020/01/08 本日から2020年の営業を開始しました。
本日から2020年の営業を開始しました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

休業期間中はたくさんのご注文ありがとうございました。
本日から発送の準備をして参ります。
発送まで少々お待ちくださいませ。

エテルナトレーディング(有)
2019/12/30 歳末バーゲン(12/31~1/7)のお知らせ
先ずは年末のご挨拶を。
2019年中は皆様のご愛顧の段、誠に有難うございました。

さて、明日12/31から冬季休業期間を頂戴いたしますが、
この期間中に歳末バーゲンを行いたいと思います。
(※本日30日はバーゲン期間外ですので御注意を!!!)

対象となるのは、以下の3点。
・冬のバーゲンに該当しなかった2019年新着BOXセット(箱モノ)
・本年のブログの掉尾を飾るDGG(グラモフォン社)のレコード
・基本的にバーゲン対象外のレコード・アクセサリ

更には年末年始もお買い物を楽しんでいただける様、
まとめ買いをしていただいた場合は最大70%オフという
お歳暮あるいはお年玉といった様な割引率といたしました。

来年1/9(木)の新着カタログ発行まで、
大いに悩んでいただければと思います。

また来年も魅力的なレコードを紹介出来るよう、
誠意をもって尽力いたしますので、
来年も変わらぬご贔屓の程を何卒よろしくお願い申し上げます。

エテルナトレーディング 拝
詳しくはこちら
2019/12/30 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週の月曜市は年内最後の開催。
セール期間を大幅に延ばして1/9(木)の12時までの実施とさせていただきます。

さて、今回の特集はディズニー映画「ファンタジア」です。
SPが主流だった1940年当時も、映画のフィルム技術を使うことで
ステレオ再生を実現させたこの作品。

クラシックとアニメーションの融合という一つの美学を作り上げました。

そして音響技術のみならず、正に幻想的といえる映像美も特筆すべき点。
美大や映像制作を教える学校の教材として現在も使われているそうです。
まさに歴史に残る不朽の名作と呼べるこの作品に使われた楽曲群が、
今回の月曜市の対象レコードとなります。

注文受付は12/30(月)13時 ~1/9(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに
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2019/12/28 年内発送終了のお知らせ、および冬季休業期間について
2019年における当社指定業者の配送は昨日をもって終了いたしました。
年内にお手元に欲しい商品に関しましては、
ゆうパック(手数料400円)をご利用ください。

なお、12月31日~1月7日まで冬季休業期間とさせていただきます。
電話、メール、FAXなど各種応対を停止させていただきますのでご了承下さい。

詳しくは、下記PDFをご覧ください。
詳しくはこちら
2019/12/26 《 新着リストNo.1101更新しました!新着一覧はこちら》
No1101の新着一覧はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2019/12/23 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
本日、冬のバーゲンが終了いたしました。
お買い上げいただいたお客様に関しましては、
平素からのお引き立ての次第、誠にありがとうございます。

はてさて、相も変らぬ月曜市。
今週号もエラリー・クイーン「国名シリーズ」に絡めた特集です。
今回は猟奇的嗜好と推理の切れ味でクイーン探偵の著作中、
最高傑作と名高い第5作『エジプト十字架の秘密』に絡めたレコードを。

T字路に首を切られたT字の死体が磔にされた猟奇事件、
被害者宅のドアにはTの字が残されて…。
事件は難航したまま半年の歳月が流れ、解決が危ぶまれる中、
またしてもT字の首なし死体が…!という内容。

翻って、エジプトを扱ったクラシックとは一体。
自問自答を免れ得ませんでした。
そして調べた結果、なんとモーツァルト「魔笛」こそ
エジプトが舞台だったという事を知りました。
他にもヴェルディ「アイーダ」などが有る様子。
そんな訳で今回はエジプトにまつわる曲、
或いは十字架を冠した楽団や曲を中心にお届けいたします。

注文受付は12/23(月)13時 ~12/26(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
詳しくはこちら
2019/12/19 《 新着リストNo.1100更新しました!新着一覧はこちら》
No1100の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/12/16 今週の月曜市について
今週の月曜市はバーゲン期間中につき休止となります。

通常の月曜市よりもお求めやすい価格で
No1089までのレコードがセール中ですので、
是非PDFリストから検索してご希望のレコードをお求め下さい。

なお、次回の月曜市は23日開催となります。
詳しくはこちら
2019/12/12 冬のバーゲン、開始しました。
2019年、冬のバーゲンが本日開始しました。
No.1089までの在庫 約6000点 が40%OFF!

バーゲンの終了は12/23(月)12時となっております。
期間中はどなた様でもバーゲン価格での購入が可能です。

更にお得な20周年クーポンをご利用になりたい方は、
ご住所&メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
詳しくはこちら
2019/12/09 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週もエラリー・クイーン「国名シリーズ」特集です。
今回は傑作と名高い第4作『ギリシャ棺の秘密』に絡めたレコードを。

ニューヨークに住まう盲目の大富豪ハスキル氏が死去、しかし遺言書が消失。
富豪の棺に遺体と共に納められていると推理されるも、中からは別人の絞殺死体が。
ダヴィンチの未発表絵画も絡むこの難事件、
如何に紐解くかは、この若者の手に委ねられた。
探偵エラリー・クイーンを生んだ最初の事件…といった内容の本書。

さて、レコード・レーベルでギリシャとなると無くは無い、程度のもの。
となれば、ギリシャ神話に題材を取った名曲の数々をリストアップすべきかと。
プロメテウス、ディオニュソス、オルフェウスなどの名前を聞くだけで、
数多の名曲が浮かぶ方も多いのでは。
今週は、そんなギリシャ神話に纏わるレコードを特集します。

注文受付は12/9(月)13時 ~12/12(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2019/12/05 《 新着リストNo.1099更新しました!新着一覧はこちら》
No1099の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/12/02 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
果てさて、一週空けて再びの「国名シリーズ」特集です。
今回は第3作となる『オランダ靴の謎』に絡めたレコードを。

オランダ記念病院の創設者の老婦人が手術直前にまさかの絞殺。
現場にはオランダ名産の木靴の様な小さい靴が残されていた。
犯人を逃がすまいと、事件直後に病院の入口を閉鎖、
犯人の逃亡を防いだものの、容疑者が多すぎる!
そして監視体制の中にも係わらず第二の被害者が…といった内容の本書。

翻って、レコードでオランダと言えばPHILIPS社。
乱暴ですが動かしがたい事実なのではと。
家電や医療機器などを含めた巨大コングロマリットとして
現在も世界に名を轟かせています。
弊社で取り扱うPHILIPS社のレコードも、その枚数たるや膨大なもの。

という訳で、今回は事件の舞台となった「閉鎖空間」からのオマージュで、
室内楽とオランダというカテゴリに絞ってみました。
PHILIPS社が録音した室内楽と、
IRAMACというオランダレーベル数枚が今回の月曜市です。

注文受付は12/2(月)13時 ~12/5(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2019/11/28 《 新着リストNo.1098更新しました!新着一覧はこちら》
No1098の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/11/25 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
2週続いた「国名シリーズ」特集は一休止。
今週は秋の夜長に相応しく「月」についての曲の特集です。

遥か遠い昔から人類、或いは動植物に至るまで
愛され、恐れられ、畏れられてきた、地球に最も近い天体。

月に纏わる逸話は数え切れぬ程なので、
何を書いても蛇足となってしまうのですが、
ここではクレーターに付いた名前の美しさについて少しだけ。

クレーターにより黒く陰る部分には水が湛えられている
そう考えた古の天文学者によって「海」の名が付けられ、
その後「湖」や「入江」といった水に纏わる名に派生していきました。
静かの海、忘却の湖、調和の入江…いずれ詩情に溢れる名前ばかり。
只の「穴ぼこ」に付けられた名前とは思えません。

今週は、そんな「月」に纏わる曲の特集です。

注文受付は11/25(月)13時 ~11/28(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2019/11/21 《 新着リストNo.1097更新しました!新着一覧はこちら》
No1097の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/11/19 メンテナンスが終了いたしました。
2019/11/19 PM13:20

事前に告知させていただいておりましたHPのメンテナンスですが、
先ほど無事に終了し、通常通りのご利用が可能となっております。
ご協力いただき、誠にありがとうございました。
2019/11/18 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、前回から実験的に始めてみた、ミステリからの引用、
作家エラリー・クイーンの「国名シリーズ」特集。

始めてみたは良いものの、早くも困った事に。
引用元となる二作目の「フランス白粉の謎」ですが、
被害者の苗字が ”フレンチ” というだけで、
フランスが全く関係無いという。

…まあ、良しとしておいて下さい。
フランス物の良品レコードが在庫に多いこと、
原作小説も素晴らしいこと、
差し引きプラスと言っても過言では無いでしょう。

今回はフランス物であると同時に、
クリュブ物でまとめてみました。
クリュブ=英語でクラブの意で、
一般の小売店には卸さず会員制をとって販売されていたレコード達です。

注文受付は11/18(月)13時 ~11/21(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2019/11/14 《 新着リストNo.1096更新しました!新着一覧はこちら》
No1096の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/11/11 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
かれこれ1年半の長きに渡ってお送りしている月曜セール。
ほぼ毎週の様にやっている関係上、
企画案に困る時もそれはそれ、矢張り有ります。
そして、そんな時の為に奥の手として考えていた策を今週は。

担当者は音楽以外にミステリ小説を読むのが趣味…
と言うよりこの2つしか趣味が無いのですが、
海外ミステリ作家の巨匠としてエラリー・クイーンという作家が居ます。
代表作は「Xの悲劇」から始まる「悲劇4部作」と、
世界各地の地名を題名に冠した「国名シリーズ」という作品群。

もうお分かりですね、
月曜市もその国名シリーズを追っていきたいな、と。

第一弾は「ローマ帽子の秘密」。
ニューヨークのローマ劇場で上演中に殺人が起き
現場からは被害者の被っていたシルクハットが消えていた…といった作品。
そんな訳で今回はローマおよびイタリア、そして劇場に所縁のある作品群を。
もちろん、原作も素晴らしいので是非ご一読を。

注文受付は11/11(月)13時 ~11/14(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2019/11/07 《 新着リストNo.1095更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/11/04 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
10月最終週に開催した高額商品セール。お楽しみいただけたでしょうか。
今週は再び通常の月曜市に戻って特集をお届けします。

今回はロシア・ピアニズムについて関わりの有る作曲家たちを。
故・佐藤泰一氏の研究により知名度を上げた、
ロシア(ソビエト)各地に置かれた国立音楽院の技法、あるいはピアニズム。
今もなお、隠れた名手・名盤が入荷し、新鮮な驚きと喜びを我々に運んでくれます。

そして、国立音楽院を経て世界的な作曲家へと飛躍した同年代の三名が居ます。
モスクワ音楽院からはラフマニノフと、彼と同級のスクリャービンが。
(どれほど豪華な学年だったかことか!そして同級生がどれだけ気の毒か!)
そしてサンクトペテルブルグ音楽院からはプロコフィエフが。
今回はそんな3人の作品を特集いたします。

注文受付は11/4(月)13時 ~11/7(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2019/10/31 《 新着リストNo.1094更新しました!新着一覧はこちら》
No1094の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/10/28 月曜市・拡大版、実施中!
今種の月曜市は消費財還元セールと題しまして、
No1085までの高額商品をドドン!と30%オフでお出しいたします。

通常のバーゲンでは今後も高額商品は対象になりませんので、
是非この機会をお見逃しなく!!

ご注文受付は10/28(月)13時 ~ 10/31(木)12時 限定となりますので、
お早目のチェックをお願い致します。
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2019/10/24 《 新着リストNo.1093更新しました!新着一覧はこちら》
No1093の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/10/21 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回お届けした月曜市は、土地それぞれの「景観」で特集してみました。

そんな中しみじみと、
欧州の視点から眺めたアメリカ大陸は本当に異国だったのだろう、
ある作品からそんな印象を受けてしまいました。
それは、ドヴォルザークの「新世界より」。

アメリカに招聘されていた三年間で
ドヴォルザークは後に名作と言われる作品を書き上げますが、
故郷ボヘミアに向け書いた曲が「From the New World」とは…。
本当に異世界に降り立った、というのが
偽ることのない実感だったのでしょう。

今回は、愛好する人が少ないのは承知の上で、
そんな新世界からの作品をお届けします。
点数も少ないため中南米の作曲家も混ぜております。
題して「新大陸より」という月曜市です。

注文受付は10/21(月)13時 ~10/24(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2019/10/17 《 新着リストNo.1092更新しました!新着一覧はこちら》
No1092の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/10/14 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
突然ですが、ご旅行はお好きですか?
実際に降り立ってみると、土地それゞの空気や情景、
其処に住まう人々の気風など
耳学問で憶えていたその国の印象とは大きく違った。
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

画家ゴーギャンにとってのハイチ、
数学者ニュートンにとってのリンカーンシャー、
そしてモーツァルト、ショパン、プロコフィエフにとってのパリなど、
その土地柄や其処から見える景観が表現者に与える影響は多大な物があります。

日本国内を描いた作品に絞っても、
松尾芭蕉「奥の細道」、歌川広重「東海道五十三次」、
そしてゴッホ、セザンヌ、ドビュッシー等に影響を与えた
葛飾北斎「富嶽三十六景」等々、名作揃いという風情が有ります。

今回は、そんな土地ゝの景観から生み出された楽曲を特集してみました。

注文受付は10/14(月)13時 ~10/17(木)12時限定です。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2019/10/13 [重要] 台風の影響による出荷の遅延につきまして
昨日関東を襲った台風19号の影響により、
現在ご注文いただいた商品の発送および、お手元への到着が大幅に遅れております。

提携配送業者からの通知によりますと、
通常通りの配送に戻るのに数日必要とされています。
また、お急ぎのお客様に関しましては
別途手数料をお願いして日本郵便指定での配送も可能ですが、
こちらも休止または遅延している地域が有る様です。

ご迷惑をお掛けしますが何卒ご了承の程をお願い申し上げます。
2019/10/12 ♪24時間限定タイムセール開催中♪ (終了)
現在、サイトに訪れた人しか分からない、告知一切なしのタイムセールを開催中です!

[在庫 No.001~1079]カテゴリーの商品 約6000点が30%オフ!
(2万円以上の高額商品は除く)

10月13日12時までとなっておりますのでお見逃しなく!
2019/10/12 ※本日は台風のため店舗の営業をお休みとさせていただきます※
本日は台風19号のため店舗営業、電話受付はお休みとさせていただきます。
皆様にはご迷惑おかけしますが何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、ショップサイトでのご注文はいつでも受付しておりますのでどうぞご利用お待ちしております。

明日は通常通り11時から営業予定です。
2019/10/10 《 新着リストNo.1091更新しました!新着一覧はこちら》
No1091の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/10/07 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市のテーマは「戦争」です。
当然ながら、取り扱うか最後まで悩んだ題材。

人生を狂わされた作曲家は多い為、
選曲自体はいとも容易く出来たのですが
実際に開催するかどうかは非常に悩み、
ひと月以上の時間をかけてしまいました。

フランス戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦と、
欧州の枠組みは戦争が起きる度に大きな変革を迎え、
其処に住まう作曲家達に余りにも大きな影響をもたらしました。

今回は対象となるレコードが無くリスト対象外ですが、
個人的にはラヴェル「クープランの墓」がもっとも打ちのめされました。
あれだけ色彩豊かで美麗な曲が、
第一次世界大戦で亡くなった友人に捧げた曲だったことに。

邦題の付け方は勿体ないな、と思います。
「クープランの様式による追悼曲」あるいは
「クープラン時代の書式で記す墓碑銘」
というのが近いニュアンスの様です。

注文受付は10/7(月)13時 ~10/10(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに。
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2019/10/03 《 新着リストNo.1090更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/10/01 ※消費税率と送料・手数料の変更のお知らせ※
今月から消費税率が10%に変わりました。
送料、手数料等も変更がございます。
詳しくはこちらをご覧ください。
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2019/09/30 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
本日は消費増税前、最終日です。
17時までに是非ご注文下さい。

さて本日の月曜市ですが、前々回の絵画特集の際、
クラシックのモチーフとして「詩」からの引用が多いという文言を書き認めました。
では、具体的に誰からの影響が多いかというと,
一人圧倒的な人物が居ます。

その名は、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。

英米では現在に至るまでシェークスピアが教科書的な知名度を誇りますが、
18~19世紀のヨーロッパを席巻した詩人と云えば
矢張りゲーテとなるのではと思います。

ナポレオンが幾度となく読み返したという「若きウェルテルの悩み」は、
2010年代の今に読んでも瑞々しい感性を掴みとれますし、
ダンテ「神曲」と並ぶ哲学的叙事詩「ファウスト」に至っては
形而上を超えた人間賛歌、そこに通奏低音として鳴り響く「愛」を
高らかに歌い上げます。

或る意味では、文学への詩情と音楽への詩想とが
純粋な意味で結びついていた時代に名だたる作曲家が生まれてくれた事を
後世の我々は感謝しなければならないのかも知れません。
何某かへの負債も無く、堂々と、高らかに言えるのですから。

「時よ止まれ、汝は美しい」と。

注文受付は9/30(月)13時 ~10/3(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2019/09/26 《 新着リストNo.1089更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/09/23 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
毎度ながら唐突な書き出しとなりますが、
現代のポピュラー音楽に至るまでの和声の構造として、
・旋律(メロディ)・和声(コード)・低音部(ベース)
上記の3つが上から順に並ぶ形が基本として取られています。

ここで重要なのは低音部の存在。
何故ならば、旋律と和声のみで「ドミソ」を成立させていても、
低音部の位置次第で「ラドミソ」や「ファラドミソ」
という別の和声を感じさせてしまうからです。
だからこそ、バッハの時代に「通奏低音」という
低音部を軸とした基本的な伴奏ルールが成立しました。

では、その低音部の軛から解き放たれた旋律は如何なる音楽を奏でるのか。
その答えが各種の無伴奏ソナタとなります。
(もっとも、バッハの無伴奏チェロ組曲に関しては
 上記の3要素を全て成立させた上で美しい旋律に仕上げてしまう離れ業なのですが…)

いずれにしても、その楽器の本質に迫る「無伴奏」を是非お楽しみください!

注文受付は9/23(月)13時 ~9/26(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2019/09/19 《 新着リストNo.1088更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/09/16 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市は『絵画』にまつわる作品について特集いたします。
詩や神話などからモチーフを取ることが多いクラシック音楽ですが、
絵画から主題を採った作品が意外と少ない事はご存知でしたでしょうか。
今回は以下の様な作品を中心に特集してみました。
ちなみに元ネタの絵画については諸説有りますが、
浪漫ある解釈を採用しております。

ムソルグスキー「展覧会の絵」→
友人の画家ガルトマンの遺作展から
ラヴェル「亡き王女の為のパヴァーヌ」→
17世紀のスペイン王女マルガリータの肖像から
ドビュッシー「海」→
葛飾北斎『冨嶽三十六景』21番「神奈川沖浪裏」から
ドビュッシー「喜びの島」→
ジャン・アントワーヌ・ヴァトー「シテール島への巡礼」から
作者多数「死の舞踏」→
14世紀末 ~15世紀のペスト全盛期に描かれた作品群から
サティ「スポーツと気晴らし」→
アールデコの画家シャルル・マルタンの画集に宛てた20の小品

是非ゝオマージュ元の絵画とご一緒にお楽しみください。

注文受付は9/16(月)13時 ~9/19(木)12時限定。
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2019/09/12 《 新着リストNo.1087更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/09/09 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
関東を襲った猛烈な台風。
弊社も、よもや臨時休業か…と思われましたが何とか平常通り開店いたしました。

ここから北上する恐れとの事なので、該当する地域の皆様は何卒ご注意ください。
凄まじい風で建物が軋む様な勢いでしたので…。

さて、台風一過といった風情の今回の月曜市はまたしても珍趣向。

先日の話になりますが、プロコフィエフが書いた”短編小説集”を購入いたしました。
エッフェル塔が歩き出してみたり、隣家の変人がショーペンハウエルだったりと、
本人の作風同様になかなか奇抜な作品。まさに一興。
或いは、現代音楽の巨匠メシアンが鳥類学者というのも良く知られています。

そこで、こういった『副業』をもつ作曲家を集めてみよう、
というのが今回の月曜市です。

カミーユ・サン=サーンス:詩作、戯曲、哲学書などの執筆
セルゲイ・プロコフィエフ:小説の執筆
オリヴィエ・メシアン:鳥類学者、神学者
ピエール・ブーレーズ:科学者、工学者、数学者

この4人の作品を中心に集めています。
…不思議と近代の作曲家ばかりになってしまいましたが、
何か新しいレコードとの出会いのきっかけになれば幸いです。

注文受付は9/9(月)13時 ~9/12(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2019/09/05 《 新着リストNo.1086更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/09/02 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
現在、弊社の公式ブログにおいて
弊社代表の高荷による雑誌連載のweb版が公開されております。
今月は東欧あるいは旧共産圏と呼ばれる国々の
レーベル特集が掲載されているのですが、
その中でも東ドイツ、ロシアと並んでお客様の関心が高いのが、
旧チェコ・スロバキアのレーベルではないでしょうか。

かく言う月曜市担当者も、
入社後に初めて買ったLPがSUPRAPHONの作品。
アントン・ギンズブルグによる
プロコフィエフ「ピアノソナタ2番」でした。
一般的な解釈に拠らない穏やかで柔らかなこの録音、
未だに愛聴して止まない一枚です。
ピアノに限らず、チェコの録音には
この朴訥とした「柔らかさ」が底流している印象。

今回はそんな旧チェコ・スロバキアの楽団特集になります。
管弦楽、交響楽団と弦楽四重奏団が対象です。

注文受付は9/2(月)13時 ~9/5(木)12時限定。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2019/08/29 《 新着リストNo.1085更新しました!新着一覧はこちら》
No1085の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/08/26 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
夏季休業期間を経て2週間ぶりの月曜市。
今回は楽曲の構成(演奏形態)の一つ、ピアノ協奏曲を取り上げます。

月曜市担当者は元々、個々の楽器のムーヴメントが見える
弦カルや三重奏が割と好みなのですが、
弊社に勤める様になってからはpf協奏曲の面白さにどんどんハマっていきました。

そこには、
ワンマン・オーケストラとなり得るピアノという楽器と、
実際のオーケストラの管弦入り混じる各楽器と。

ソリストと伴奏者を揺蕩うピアニストと、
その従者でもありオケの支配者でもある指揮者と。

ピアノの技巧を存分に発揮させる主旋律と、
伴奏で終わってはならぬ副旋律と。

奏者、作曲家ともに数々の二律背反を含有した美が構築されていました。

今回はそんなpf協奏曲を特集します。
点数が多過ぎるバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンは
例外として対象としていないのでご注意ください。

注文受付は8/26(月)13時 ~8/29(木)12時限定となります。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2019/08/22 《 新着リストNo.1084更新しました!新着一覧はこちら》
No1084の新着一覧はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2019/08/19 各種お知らせ。
・本日の月曜市はお休みです
隠れファンが居るとか居ないとか、でお馴染みの月曜市ですが
夏季休業期間&BOXセールを挟んだ都合で、今週はお休みをいただきます。
次回は8/26(月)13時から。特集内容は…当日のお楽しみ!

・ブログ記事、増えてます
弊社公式ブログで今月から始まった雑誌『BIOCITY』誌からの
web版記事、定期更新しております。
本誌自体も魅力的な雑誌なので、
興味を持たれた方は是非店頭まで試読しにいらして下さい。

・最新の買い付け分、近日入荷
今春に買い付けした欧州からの最新入荷分、
税関手続きをクリアしましたので近日中に到着いたします。
9月初頭を目途に一部を先行販売予定です!(店頭販売限定)
詳しくはこちら
2019/08/15 新着カタログ休刊&BOXセールのお知らせ
明日8/16(金)まで夏季休業期間となっている都合で、
今週の新着カタログは休刊となります。
次回更新のNo.1084は、8/22の木曜日に発行予定です。
ご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ち下さい。

さて、それに代わって今週は、
欧州直輸入の全曲 / 全幕物 BOX セットのセールを行います!
割引価格でご提供する今春の紹介分と
調査を終えたばかりの今夏の新着分、計100 点が勢揃い!!

バラで集める楽しみは当然かけがえの無いものですが、
全幕/全曲を楽しむ為の箱モノとして新たに施された趣向の数々も
コレクター欲を満足させるに足る物が存分に有るかと存じます。
現在、店頭で一堂に会するその姿は圧巻の一言!
通常の新着レコード同様に次回入荷は全くの未定となる品々なので、
是非一度チェックしていただければと思います。

一覧はトップページから、商品ページは下記の『詳しくはこちら』からどうぞ。
詳しくはこちら
2019/08/12 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
本格的な夏到来といった今日この頃、
今回の月曜市は先だっての告知の通り指揮者特集の第二段をお送りします。
少しでも涼を感じていただければという気持ちも込めて、
今回は北の大地からロシア人指揮者特集です。

俗に言う「東側」、冷戦時代における旧共産圏のレーベルこそ
弊社の得意とするところなのですが、実際の作品に触れてみると
歴史的に語られる「東側諸国」とはまた別の印象を受けます。

確かにジャケットの紙質などに見る経済面での物資の不足など、
政治的統制であろう諸々の「貧しさ」は感じざるを得ません。
しかし、音楽の質の面では西側を遥かに凌駕する様な名演が次々と現れ
飽くことなく我々の耳を楽しませてくれます。
そこに垣間見える音楽人の意気たるや、まさに豊穣そのもの。

今回はそんな東側国家の中心となったロシアの指揮者を特集します。
訳知り顔で語るのには恥ずかしい様な名手から、
知名度は下がるものの燻し銀の風情すら薫る曲者まで
バリエーションに富んだラインナップをご用意しました。

セール期間は8/15(木)12時までとなります。
ご確認・ご注文はお早めに!
詳しくはこちら
2019/08/10 新企画、始まりました!
弊社代表の高荷が2011年よりBIOCITY誌にて連載している、
『ヴィンテージ・アナログの世界』のWeb公開が始まりました!
公式ブログにて、本日より記事をアップロードしていきます。

アナログレコードに纏わる諸々を語り尽くす内容ですが、
初週となる今回は弊社と言えば…の旧共産圏レーベル特集から。
まずは一度ご覧いただければと思います。

公開に向けての校正作業も急ピッチで進んでいる最中。
来週の夏季休暇の間は、是非読み物の方でも弊社を楽しんで貰えればと思います。

↓の『詳しくはこちら』の文章をクリックいただくか、
ホームページ左下(スマホの場合は最下段)に配置してある
エテルナトレーディング公式ブログのアイコンをクリックして
内容確認していただければと思います。
詳しくはこちら
2019/08/08 《 新着リストNo.1083更新しました!新着一覧はこちら》
No1083の新着一覧はこちらをご覧ください。
詳しくはこちら
2019/08/05 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市は『神話』に纏わる作品の特集。

現代の音楽理論の基礎を(権力を用いて)まとめ上げた
キリスト教に由来する作品については当然の事ながら
宗教音楽、教会音楽としてかなりの量の曲が。

神話的、ファンタジーな側面の強いものとしては、
『ヨハネの黙示録』から題材を取るレクイエムでしょうか。
特に「怒りの日」に関してはモーツァルト、ヴェルディ共に
まさに世界の週末を見事に描いています。

今回はキリスト教以外の神話、
或いは民話から範を取る楽曲を集めてみました。
題材としてよく取られるのはギリシャ神話や北欧神話など
同じヨーロッパ圏のものとなりますが、
そこは矢張り宗教曲とは違い物語性を高める装飾として、
自由闊達な表現、拝惰的な旋律に彩られています。

各作曲家が如何に物語を紐解き、
再びメロディを紡ぎ出していくのか、
是非ご堪能ください。

注文受付は8/5(月)13時~8/8(木)12時限定となります。
ご注文、ご確認はお早めに!
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2019/08/01 《 新着リストNo.1082更新しました!新着一覧はこちら》
No1082の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/07/29 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
さて、今回の月曜市は前々回の余波が冷めやらぬ、
そんな個人的な事情からフランスの指揮者特集としました。

前々回の月曜市はロンドンso.とパリ音楽院o.の特集でしたが、
そのレコードを集める際に、セール対象に含めたいと思いつつ目を逸らした
他の巴里のオケが幾つか有ったのです。

演目の面白さはリストを見ていただくとして、
やはり実力者揃いの指揮者が名演を繰り広げています。
時にフランスのオケを用いてフランスらしさを前面に、
時に国外のオケを用いてフランスの流儀を見せつける様に。
もちろん個人の差は有りますが『エスプリ』と云う点では変わりないのでは。
今回の企画がそんな魅力に触れる一助になれば幸いです。

他の国に関しても特集予定ですので、
そちらは別の機会まで暫しお待ちください。
国別指揮者の特集となると、気になる国は幾つも有りますので。

注文受付は7/29(月)13時 ~8/1(木)12時限定となります。
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2019/07/25 《 新着リストNo.1081更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/07/22 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今度の月曜市は、まさしく『珍』特集。
作曲家たちが時に陰に隠しながら、時に日向に晒しながら、
楽譜の中に紡いだ暗号の特集です。

世界の中でも特筆して『ミステリ』の愛好家が多い我が国ですが、
何故ここまで『謎』に惹かれてしまうのか。
それは『裏』や『行間』を感じ取る事が『粋』と感じる
日本の文化に基づくのではないでしょうか。

翻って西洋の音楽史を紐解くと、
叶わぬ恋や死別の苦しみ、先達への敬慕などを無理やり音階に変え、
その結果に出来た音の断片を創作意欲の着火剤とし
大いに筆を振るった楽曲が多々有ります。

有名な物としてはシューマン、リスト、
あるいはヴェーベルンなどが挑戦した『BACH音階』による諸作。
大バッハの名を『ベー、アー、ツェー、ハー』と単語化して捉え、
伊語で言う『シ♭、ラ、ド、シ』という音名として扱い書いた作品群です。

今回は、楽曲背景に隠された『謎』を楽しむ『主題』と、
使える音を縛られながらも、その枷を楽しむ各作曲家の『芸』を楽しむ『副題』と、
二重の楽しみが得られる曲を集めてみました。

注文受付は7/22(月)13時 ~7/25(木)12時限定となります。
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2019/07/18 《 新着リストNo.1080更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/07/15 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今度の月曜市はウィーン、ベルリンと回ったオケ特集の延長戦。
ロンドン交響楽団とパリ音楽院管弦楽団の特集となります。

倫敦、巴里と並べると若干美しくない言葉を思い出すところですが
かたや大英帝国を背負って立つ『女王陛下のオーケストラ』、
かたや19~20世紀の文化の中心であるパリが育んだ名オーケストラ。
並べて語る相手としては文句無し、ではないでしょうか。

余談ですが、今回の特集のお蔭で担当者の勘違いを改める事が出来ました。
現在のパリ管弦楽団(パリ管)の前身だと思っていた音楽院o.ですが、
実際はクリュイタンスの死→音楽院o.解散→パリ管結成という流れの際に
7割近い団員が辞めたらしく、前身どころか別物なんだそうですね…。

つまり、残念ながら往時を偲ぶには録音を聴くしかないとの事で、
当時の名演を収録してくれた各レーベルに改めて感謝の念を持った次第。
そして『虎は死して皮を残す』などと申しますが、
CDを遥かに超えるクオリティで歴史的名演に触れられる
アナログレコード業界、改めて「素晴らしい」という他に言葉が有りません。

そんな感傷的な事を書き連ねつつの、月曜市の紹介でした。

注文受付は7/15(月)13時 ~7/18(木)12時限定となります。
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2019/07/11 《 新着リストNo.1079更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/07/08 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
令和初の大型バーゲンも無事に終わった本日ですが、
続けてコチラも行います。
月曜市、ベルリンフィル特集!!

言わずもがな、世界屈指の名声を持つオケですが
だからこそ(?)苦手とされる方も多く、
気軽な評価が逆に難しい雰囲気も有ったり無かったり(?)

オケの骨格を築き上げたフルトヴェングラーとカラヤンは別格として、
個人的にはアバド×プロコフィエフという素晴らしい組み合わせで
ピアノ協奏曲3番の決定盤(アルゲリッチの『例のヤツ』ですね)を
産み出してくれた事の感謝が先立ちます。
皆さまにおきましても、オケの評価云々というよりは
シンプルに「好き」な一枚が有ったりするのではないでしょうか。

レーベルとしてはやはり独グラモフォンのイメージが強いとは思います。
数年前には共同作業開始から100年記念のCDボックスが出たくらいですし。
或いは、そこに至る100年のレコード制作&CD製作への注力にしても
特に日本人がクラシックに触れる際の入口として
ベルリンフィルとDGGの貢献度は非常に高いのではないでしょうか。
結果として1980、1990、2000、2010の各年代に於いて
日本人が第一コンマスを務めるまでになるのですから。

今回はそんな日本とも縁の深い西側を代表するオケ、
ベルリン・フィルを特集したいと思います。

注文受付は7/8(月)13時 ~7/11(木)12時限定となります。
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2019/07/04 《 新着リストNo.1078更新しました!新着一覧はこちら》
バーゲン真っ只中という折ですが、新着カタログも更新しております。

目移りさせる極上の一品、ご用意しております。
是非チェックいただければと思います。
詳しくはこちら
2019/07/01 各種お知らせ。
・本日の月曜市はバーゲン期間につき、お休みとなります。

・今夏のバーゲンも今日でちょうど折り返し地点。
 来週月曜、7月8日の12時までとなりますので
 どなた様もお買い忘れの無い様、再びのチェックをお願い出来ればと思います。
(価格は自動で切り替わる為、定時までに注文の確定までお願いいたします)
2019/06/27 2019夏のバーゲン、スタート!!
上記期間の間、No.1059までの在庫6000点超が40%OFF!
購入手続きや送料などは通常通りとなりますので、
該当商品をカートに入れるだけでバーゲン価格にてお求めいただけます。
(バーゲン期間につき、次回の新着リストは7/4木曜に更新予定です)

下記リンクの一覧から商品コードで検索していただくか、
メニューの『セール対象品』カテゴリから
ご希望レコードをお選びください。

★セール対象品の一覧はこちらのPDFファイルをご覧ください。
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2019/06/24 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市は再び趣を変えて、楽曲の形式の特集。
交響曲、協奏曲、奇想曲など数多に存在する形式ですが、
今回は『変奏曲』にスポットを当ててみます。

主題が次々と変化していく…という意味では
ソナタ形式の発展版とも言えるのですが、
変奏曲(variations)の名に恥じぬ工夫が各所に凝らされ
より深く主題を掘り下げる結果に導いています。

さて、今回はその中でも主題を
「他の作曲家から採った」曲を基本的に選びました。
調べてみると興味深い逸話も多く、『変奏曲』と名付けていない曲も。

ベートーヴェンのモーツァルト愛に満ちゝた「魔笛」変奏曲や
青年期の敬慕をそのまま筆致に乗せたリストの「パガニーニの主題~」、
同じくリストが中世の宗教画に衝撃を受け聖歌を主題に書いた「死の舞踏」、
背後の人間関係が情感に繋がるブラームスの「シューマンの主題~」、
そして超絶技巧で主題を遥かなる高みまで導くパガニーニの諸作など
他人の曲だからこその思い入れの深さが窺えます。

そんな魅力的な変奏曲の数々、ぜひ手に取っていただければと思います。

注文受付は6/24(月)13時 ~6/27(木)12時限定となります。
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2019/06/20 《 新着リストNo.1077更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/06/17 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市は前回のボリショイに続いての劇場特集。
この企画を目にした皆様の思い当たる候補の内の一つかと思います。

ウィーン国立歌劇場…と言うよりは、その選抜部隊である
ウィーン・フィルとして名を馳せる”あの”楽隊が中心となる特集です。

オーストリア人の白人男性しか使わない、
歌劇場の音楽監督は別として常任指揮者は置かない、
指揮者の言う事が「ウィーン流」じゃなければ聞かない、
というか最早聴衆自体を選ぶ…etc、
嘘みたいな伝説は枚挙に暇が有りません。

その「純血」を尊ぶ思想は毀誉褒貶の的でもあり、
白人以外、および男性以外の入団を拒むのは差別主義だと
社会問題になったりもしたそう。
或いは、ウィーン外への初”出張”の時には
演奏が思ったほどでも無かったと日本人指揮者が指摘していたりと、
良くも悪くもドメスティックなオケの様です。
そして、だからこそ、持ち曲であれば
他に類を見ない連帯を表現出来るオケでもあります。

彼らの流儀に触れてみよう、その中で面白い曲目は無いのか、
そしてこの連中を各指揮者は如何に乗りこなしたのか、
そんな好奇心を満たすようなレコードを用意してみました。
食指が動くレコードが有れば是非。

注文受付は6/17(月)13時~6/20(木)12時限定となります。
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2019/06/13 《 新着リストNo.1076更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/06/10 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週の月曜市は、またしても新趣向で『劇場』の特集です。

歌劇場や放送局など様々な座付きのオケが有りますが、
今回は初の特集という事で担当者の趣味でいかせて頂きます。
ロシアのボリショイ劇場の特集です。

本来は小劇場をマールイ劇場と呼び、
それに対しての大型の劇場をボリショイ劇場と呼ぶそう。
しかし余りにもモスクワのボリショイ劇場が名を馳せた結果、
ボリショイと言えばこちらになってしまいました。

今回の特集では歴代の音楽監督(指揮者)の演奏と、
ボリショイ劇場で初演された有名曲に縛ってまとめてみました。
劇場のオーケストラのみでまとめられるほどの枚数は無かったのですが、
逆に幅が広がり面白い盤が集まったのではと。
まさにロシア(ソビエト)そのものという演奏を是非お楽しみ下さい。

注文受付は6/10(月)13時 ~6/13(木)12時限定となります。
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2019/06/06 《 新着リストNo.1075更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/06/03 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週の月曜市は、楽器特集を経ての編成特集。
五重奏の特集となります。

室内楽の編成と言えば、Pf三重奏と弦楽四重奏が
古典から現代に至るまで作曲家の最重要課題の一つとなっています。
三者が独立性を保ったまま調和を図る事でキリスト教的な三位一体を産み出す前者と、
完璧と言える編成だからこそ作曲家の真の実力が試される後者と。

それに対して、五重奏は鍵盤、弦、管いずれの編成にしても
圧倒的に作品が少ないのは周知の事実でしょう。
一説に拠れば編成のバランスが崩れやすく、
書きにくい上に演奏も鳴らしにくいのが原因だそう。
…だからこそ現れる作曲家の独自性に目を向けてみるのが今回の特集。

シューベルトの「鱒」(Pf五重奏)は彼の若年期を代表する名作ですし、
モーツァルトはK.452(Pfと管の五重奏)を「自身の最高傑作」とまで書いています。
更にK.581(Cl五重奏)に於いてはブラームスに多大な影響を与えると同時に、
作曲当時まだ目新しい存在だったクラリネットという
楽器その物の評価すら変えたと言われています。

なんだかグッと魅力的に感じてきませんか?
不思議な歴史を持つ五重奏、この機会に是非。

注文受付は6/3(月)13時 ~6/6(木)12時限定となります。
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2019/05/30 《 新着リストNo.1074更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/05/27 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
クラリネット、ダブルリードと続いた月曜市の楽器特集、
今週はヴィオラ特集となります。
実は月曜市の担当者的には、肝煎りと言っても過言では無く。

幼い時分、某国営放送で初めてピンカス・ズーカーマン(ズッカーマン)氏を見た時に
二重奏のヴィオラ担当として、ソリストの引き立て役として完璧な演奏をしていたのです。
拙い耳ながら夢中で惹き込まれた事を鮮明に覚えています。

華やかな主役で在り続けるヴァイオリン、
土台を構築しつつも時には主役も張るチェロ、
しかし、ヴィオラは愚直なまでに彼らを「繋ぐ」ことに専念しています。
ピアノソナタを聴く際、メロディのみならず内声の美しさにも
こだわりを持つ方は少なくない筈。
ヴィオラは正にその内声、ボイシングと言われるパートに居ます。

そんなヴィオラに、もっと光を当てたい。この魅力に気付いて貰いたい。
そういった個人的な思い入れも含んでの月曜市です。

注文受付は5/27(月)13時 ~5/30(木)12時限定となります。
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2019/05/23 《 新着リストNo.1073更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/05/20 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回のクラリネット特集に続いて今週の月曜市も管楽器に脚光を。
いつの時代に於いてもオケの重要なパートを任されつつ、
協奏曲ともなれば或る種の哲学性すら感じさせてしまう。
そんな魅力を讃える『ダブルリード』特集です。

一般的にダブルリード種の楽器として著名なのは
オーボエ、イングリッシュホルン(アルト・オーボエ)
そしてファゴット(バスーン)の三本かと思いますが、
これらの楽器でモーツァルトやヴィヴァルディが
素晴らしい協奏曲を残しているのは言わずもがな。

他にはバッハが愛して止まなかったオーボエ・ダモーレ(通常とアルトの間)は
近代になって復刻してラヴェルが「ボレロ」の主題に用いました。
管弦楽をあしらう才能を持つ人にとって、こんなに魅力的な音はないのでしょう。

最後に蘊蓄を一つ。
通常のリード楽器(クラやサックスなど)とは違い、
名演奏家ともなると市販品を使う事は殆ど無いそう。
葦を理想の形に切削して、演奏前は水に漬けて…と、
演奏前にも発揮される職人芸が我々の耳を楽しませてくれている様です。

注文受付は5/20(月)13時 ~5/23(木)12時限定となります。
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2019/05/16 《 新着リストNo.1072更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/05/13 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
前回の歌曲特集に続いて今週の月曜市も新趣向。
初の楽器特集、クラリネットの名演のお届けとなります。

あの何とも不思議な魅力あふれる音色は
「閉管振動」と呼ばれる現象が作りだすものだそうです。
詳しくは何処かで専門の解説を参考にしていただくとして、
この振動がもたらす幽玄味あふるる音は、
古楽器を除けばクラリネットにしか無く
正に唯一無二と言っても過言ではないもの。

今回はそんなクラリネットが主旋律を取る曲と、
クラリネット無くして語れない!そんなオケ物を中心にご用意しました。

注文受付は5/13(月)13時 ~5/16(木)12時限定となります。
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2019/05/09 《 新着リストNo.1071更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/05/02 《 新着リストNo.1070更新しました!新着一覧はこちら》
No1070の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/04/29 ♪♪♪GW特別セール開催中♪♪♪
本日よりゴールデンウィークの特別セールを開催しております。
対象レコードは下記の3カテゴリ!

◆ No1050までの高額商品/レア商品が全て20%オフ
◆ 初期入荷分のレア商品が全て1000円
◆ 2019最新入荷のBOXセットを特別価格でご提供

『高額商品/レア商品』カテゴリのレコードは、
年末などに行う大型バーゲンでは割引き対象になりませんのでこの機会にぜひ!

5月7日0時までの受付となっておりますのでお見逃しなく!
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2019/04/25 《 新着リストNo.1069更新しました!新着一覧はこちら》
No1069の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/04/22 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週の月曜市はまたしても新機軸。
歌曲・歌劇(オペラ・声楽)特集となります。
器楽曲、宗教曲、バレエ曲と並んで
クラシックの全盛を支えたカテゴリでもあり、
同時に現代に至るまで多くの作曲家により
研究が進められたジャンルでもあります。

片やブフォン論争の中心点となったオペラ・ブッファから始まり、
ヴェルディにより完成を見せたイタリア・オペラ。
一方ではモーツァルトが「魔笛」や「後宮からの誘拐」などで道筋をつけ、
ウェーバーを経てワーグナーの偉容たる楽劇に流れていくドイツ・オペラ。

レコードではハイライト(抜粋)で収録される事が多いですが、
これらお国柄の聞き比べが気軽に出来るのもハイライトの良さではあります。
日頃は不得手とされている方でも、
改めて有名作を聞いてみるとなかなか感慨深いもの。
そのきっかけに本特集が貢献できれば幸いです。

注文受付は4/22(月)13時 ~4/24(木)12時限定となります。
ご確認ご注文はお早めに!
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2019/04/18 《 新着リストNo.1068更新しました!新着一覧はこちら》
No1068の新着一覧はこちらをご覧ください。
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2019/04/15 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週の月曜市は前回に引き続いての国別の作曲家特集…
今回はスペインです!

恐らく誰もが口ずさめるスペイン調のメロディと云えば
「必殺仕×人」のテーマではないかと思うのですが、
実はこの曲はホアキン・ロドリーゴのアランフェス協奏曲の翻案とされています。

…それも無理のない事。使っている音階が同じだからです。
一言でいうと、ドレミファソラシドをミから始めてミで終わる音階です。
これらは『フリギア地方の音階』=フリジアンと呼ばれるもの。
数年前に逝去したフラメンコ・ギタリストのパコデルシアなどが
ボキャブラリの一つとして持っていた民族的な音階。
日本で言えばソーラン節や八木節といった様な節回しでしょうか。

では、果たしてスペインに産まれた音楽家の全員が
その影響下に留まり続けるでしょうか、答えは「否」だと思います。
北にフランス、南にアフリカ、西にポルトガルを経ての大西洋、
東にティレニア海~地中海を臨みイタリアにも手が届く…
そんな国に産まれて多様な文化の洗礼を受けない訳がありません。

乱暴な結論を書くならば、
愛着ある訛りを大切にしながらも文化の突端に住まう者として
絶えず新しい挑戦を続ける…そんな熱い魂が根底に有るのが
彼の地の作曲家なのではと思います。

まだまだ花冷えといった時節柄、
彼らの”熱さ”で暖を取っていただければ…
という趣旨でお送りいたします。

※諸注意※
・ご注文受付は4/15(月)13時 ~4/18(木)12時限定。
・オンラインで価格を自動割引きしている為、
時間外のご注文は全て通常価格での受付となります。
・開催までの期間での売り切れ等の事情によりリストが変更になる場合があります。
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2019/04/11 《 新着リストNo.1067更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/04/08 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今週の月曜市は趣向を変えて、イギリス作曲家特集!

面白い企画を…という奇を衒った思惑は半分くらい。
実はなかなか興味深いのがイギリスの音楽です。

「威風堂々」「愛の挨拶」のエルガーや「惑星」のホルストなど
素朴とも言える親しみやすいメロディを愛する側面も有りつつ…
(或いはアイルランド民謡からの影響も?)

パーセルとヘンデルという、当時の様式美の極致、
後にバロックと名付けられるジャンルでの重要人物を育んでいます。
(ヘンデルは帰化したドイツ人ですが、一応)

…しかし、バロックすらも当時の”最先端”=”ポップ”と考えると
現代に至るまでのイギリスなりの音楽観が窺える気がします。
彼らの血が持つ普遍的な美しさ、懐かしさを大事にしつつ、
それらは口ずさめる程に最新的で”ポップ”で無ければならないのでは、と。
(しかも、幾らかのアイロニーが無いと評価しない根性の悪さ!)

バロックの時代からエルガー、ホルストの時代を越えて、
いま再流行中のクイーンや、当然のことながらビートルズに至るまで、
我々日本人と同じ美しい旋律と郷愁を愛する『血』が彼らには有る気がするのです。

小春日和に郷愁あふれる美しい旋律に耳を傾ける。
そういった趣向を提案する今週の月曜市です。

※諸注意※
・ご注文受付は4/8(月)13時 ~4/11(木)12時限定。
・オンラインで価格を自動割引きしている為、
時間外のご注文は全て通常価格での受付となります。
・開催までの期間での売り切れ等の事情によりリストが変更になる場合があります。
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2019/04/04 《 新着リストNo.1066更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/04/01 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市はアントニオ・ヴィヴァルディ。
かなりの多作家であり
「写譜屋が清書している内に協奏曲をもう一曲書ける」と豪語していたそうです。

彼を語る上でどうしても外せないのは「四季」という佳曲を産み出した事について。
イ・ムジチ合奏団の功績の為か日本で知らない人は居ない曲の一つでしょう。
月曜市担当者も小学校の授業で聞いて感激し、
長じては自分好みの「四季」を探し求めたものです。

スピード感や技巧の切れ味を魅せるも良し、
バロックを思わせる様に緩やかに典雅に弾くも良し。
ソリストと楽団とで描き出す彼等なりの”季節”が我々の耳を楽しませます。

もちろん多作家であった彼の特集ですから、他の協奏曲も各種ご用意しています。
ぜひ一度リストをご覧になってください。ご注文お待ちしております。

※諸注意※
・ご注文受付は4/1(月)13時 ~4/4(木)12時限定。
・オンラインで価格を自動割引きしている為、
時間外のご注文は全て通常価格での受付となります。
・開催までの期間での売り切れ等の事情によりリストが変更になる場合があります。
詳しくはこちら
2019/03/28 《 新着リストNo.1065更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/03/25 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市はニコロ・パガニーニ特集です!

”超絶技巧”と言えばこの人の名を挙げる方も多い筈。
何といってもシューベルトやリストがパガニーニ本人の演奏に魅了され、
作曲に於いてはブラームス、ツェルニー、ラフマニノフを始めとした
錚々たる面々が「パガニーニの主題による~」として曲を書いています。

特に「ラ・カンパネラ」として知られるリストの書いた練習曲は、
本家への畏敬が過ぎたのか2019年の今でも
原典版の全曲録音が世界に10も無いほどで、正に”超絶技巧”の面目躍如です。
(原典版は「パガニーニによる超絶技巧練習曲」通称は”パガ超”だそう)

今回は枚数の事も有り、こういった他作曲家の変奏曲も加えております。
”悪魔に魂を売り渡した”とまで称されたパガニーニの技巧に挑む、
奏者達の魂の迸りに是非血沸き肉踊って貰えたらと思います。

終了時間は3月28日木曜の12時となります。
ご注文、ご確認はお早目にどうぞ。
詳しくはこちら
2019/03/21 《 新着リストNo.1064更新しました!新着一覧はこちら》
No1064の新着一覧はこちらをご覧ください。

※なお、本日3月21日は祝日のため、発送は明日とさせていただきます。
本日発送ご希望の方は、オプション390円でゆうパックをご選択頂ければ発送可能です。
詳しくはこちら
2019/03/20 SP新着商品のお知らせ
皆様のご愛顧をもちまして、昨年末に全ての在庫を完売したSP盤。
今月より新着レコードの登録を開始しております。

当然のことながら全てが古い年代の録音ですので、
詳細不明の珍盤や、LP化されていない超希少盤などゝ、
百花繰乱、或いは百花斉放といった様相。
愛好家の方も、関心は有るけど…の方も、是非一度ご確認ください。

もちろん現在も内容の調査は続いておりますので、
定期的に更新して参ります。

今後もお見逃しなく!!
詳しくはこちら
2019/03/18 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回は少し変わった趣向で、1700年以前に生誕した作曲家のみの特集です。
(過去に特集した作曲家は除きます)

彼らの活躍した17世紀~18世紀初頭の時代を
『バロック』という一言で形容してしまう事も多いですが、
フランスでの当時の音楽は『古典時代』として
バロックの影響下に無い!と主張する向きも有り
この辺は調べてみると、なかなか複雑で興味深い歴史が有ります。
…日本は江戸時代に入ろうかという時代なのに、
フランス人は、昔から、フランス人みたいです。

今回の特集も広い意味での古典作品を選びました。
定番の作品から古楽器を用いた作品まで、
バリエーション豊かな世界感をお楽しみください。

終了時間は3月21日木曜の12時となります。
ご注文、ご確認はお早目にどうぞ。
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2019/03/14 《 新着リストNo.1063更新しました!新着一覧はこちら》
No1063の新着一覧はこちらをご覧ください。

★一覧の商品コード(色文字)をクリックする事で
ショッピングサイトの詳細 / 購入ページに移動する事が出来ます。
詳しくはこちら
2019/03/11 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市はピアノ好きの方にとって、
手ぐすね引いて待ち構えていた作曲家かもしれません。
『le poète du piano』(ピアノの詩人)と呼ばれた
フレデリック・ショパンの特集です。

当然ながら伝説的な鍵盤曲を幾つも書き上げた偉大なる作曲家ではあるのですが、
それ以上に彼の功績はピアノの登竜門を作り上げてしまった事かも知れません。
名だたる演奏家たちが、その技巧を誇る為に彼の曲を取り上げてきました
今回のショパン特集は、イコール新たなピアニストとの出会いの場と云う趣が有ります。
…或いは既知のピアニストの再発掘のタイミング。
ピアノ好きの皆様からのご注文、お待ちしております。
詳しくはこちら
2019/03/07 《 新着リストNo.1062更新しました!新着一覧はこちら》
No1062の新着一覧はこちらをご覧ください。

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2019/03/04 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
フェリックス・メンデルスゾーン。
モーツァルトに比する神童とされ、幼少期から作曲の才能を認められた人物でした。
更に、ヘーゲルに哲学を学び詩人ゲーテと深く交流を持ったという
文化人としても凄い経歴を持つ氏。

また音楽界への貢献も素晴らしい物があり、
特に「マタイ受難曲」を100年の時を越えて蘇らせバッハの再評価を世に促した事、
滝廉太郎が学んだ事でも知られるドイツ最古の音楽大学
ライプツィヒ音楽院を創立した事は歴史的な業績と云っても過言ではないでしょう。

多方面の才能を持った傑物である彼の作品が今回の月曜市です。

終了時間は3月7日木曜の12時となります。
ご注文、ご確認はお早目にどうぞ。
詳しくはこちら
2019/02/28 《 新着リストNo.1061 更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/02/25 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市は、在庫の枚数の都合も兼ねて
モスクワ音楽院の同級生の二人を列挙する事にしました。

片や、ロマン派の流れを存分に汲み、ややもすれば大衆迎合的とされるラフマニノフ、
片や、後期の思想がかった作風から前衛性ばかりが取沙汰されてしまうスクリャービン。
生涯を通して友人だった二人だというのに、何とも不思議な運命を辿っていったものです。

今回は、そんな二人を特集した月曜市。
ラフマニノフが生涯愛した旋律の美酒に酔うも良し、
スクリャービンの初期のロマンチシズム~後期の神秘性の落差に困惑するも良し、
或いは同じ釜の飯を喰らったであろう二人が、道を違えていく姿を堪能するも良し。
同時代を生きた作曲家二人の聴き比べも、また一興と云うべき風情が有るかと思います。

終了時間は2月28日木曜の12時となります。
ご注文、ご確認はお早目にどうぞ。
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2019/02/21 《 新着リストNo.1060 更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/02/18 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市は、演奏家/作曲家として「ピアノの魔術師」と評され、
作曲指導者として数々の名ピアニストを産む系譜を作り上げ、
果てはベーゼンドルファー社をピアノ製造の二大巨頭に押し上げた、
現代に至るまでのピアノという概念そのものを高次に導いた作曲家の特集です。
その名も、フランツ・リスト。

ここでは敢えてピアノ曲ではなく、
標題音楽の大家としての側面について幾つかの逸話を。
ゲーテを主題に採った「ファウスト交響曲」では人間の苦悩を12音技法で表し、
作品集『巡礼の年』第2年の「ダンテを読んで」では
神曲に於ける地獄の光景を”悪魔の和音”で表し、
『巡礼の年』第3年の「エステ荘の噴水」で表現した音楽風景は、
ワーグナー的な標題主義から逃れようとしたドビュッシーや
ラヴェルらを代表するフランス印象主義にまで大きな影響まで与えています。

情景を音楽で描き出す作曲家としても、まさに「魔術師」だったのでしょう。

終了時間は2月21日木曜の12時となります。
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2019/02/14 《 新着リストNo.1059 更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/02/11 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先だっては担当のプロコフィエフ愛が過ぎ、お見苦しい姿を失礼いたしました。
その反動という訳でもありませんが、今回の月曜市は『詩人』の特集です。

ロベルト・シューマン。
音楽史を紐解いても、彼ほど情念に満ちた人生を送った作曲家はなかなか居ません。
その短い生涯の中での、特に愛妻クララと過ごした日々は特に色濃く、
頻繁に映画化されるのも推して知るべき処でしょう。

夏の宵、仄かに輝く蛍の様な、ひと時で散っていく花火の様な。
情念に生き、情念に命を捧げた彼だからこそ書けたのであろう、
儚くも燃え上がる様な詩情と愛に溢れた作品群が今回の月曜市です

終了時間は2月14日木曜の12時となります。
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2019/02/07 《 新着リストNo.1058 更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/02/04 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回の月曜市は担当者の肝煎りです、
彼の作品に深く触れたいが為に入社した様なものですから。

セルゲイ・セルゲーエヴィチ・プロコフィエフ
古典的、近代的、駆動的、叙情的、猟奇的(本人談)な、
彼の作品群が今回の特集となります。

終了時間は2月6日木曜の12時となります。
ご注文、ご確認はお早目にどうぞ。

下の文は担当者の思いの丈をぶち撒いているだけなので、奇矯な方のみお読み下さい。
早く品物の確認を…という方はページメニューの月曜市/monday marketから、
またはtopページ上部のバナーよりお進みください。


プロコフィエフの魅力は何といっても
チャイコフスキーに代表されるロシアの古典的な抒情性と
ロシア五人組に代表される近代音楽へ向かう先進性との
グロテスクな融合に有るのではと思います。
幽玄で耽美なメロディが一瞬の内に崩壊していく様は、
日本ミステリ三大奇書で名高い「虚無への供物」を彷彿とさせる奇形の美。
(そういえばプロコフィエフ自身も小説家を兼業していました)

また、亡命した後に日本、アメリカ、フランスと渡り、
各地の音楽や文化を吸収した後、再びソ連に帰っていく人生遍歴も
彼の楽曲のバリエーションの広さに繋がっています。
日本では20世紀を代表するピアノ協奏曲、第三番の骨子を書き上げ、
フランス時代には「牧神の午後」「春の祭典」で有名なバレエ・リュスに
幾つかのバレエ作品を書き、バレエ・リュス解散前の最後の公演もプロコフィエフの作品でした。
(残念ながら、既に脱退していたパヴロワやニジンスキーが踊った作品は有りません)

そして40代でソ連に戻ってから有名作を次々と書き上げます。
絶対音楽を除いた大衆向けの作品だけでも
「ロミオとジュリエット」「シンデレラ」「ピーターと狼」など名作揃い。
もちろんこれらに負けず劣らずpf協奏曲やvn協奏曲、弦楽四重奏なども
美しい輝きと猟奇性に満ち溢れた作品ばかり。

楽器のあしらいで言うと木管への拘りが強かったようで、
作品を書く時には劇場のオケの木管のレベルを確認していたとの事。
一部ではフルート殺しの作曲家として名を馳せています。
また、ハープへの興味も強かった様でピアノのグリッサンドで表現する事も数多いです。
結果として「ありゃピアノの掃除か?」と新聞に揶揄されたりもしましたが。

op.12「10の小品」の7番「ハープ」は、まさにそんなハープ愛に満ちゝています。
煌びやかに紡がれていくアルペジオの優美さは一度聞けば誰しも虜になるのでは。
然し、愛らしいこの作品にもグロテスクな一面はあります。
ピアノの小品集って自分が言い出したのに、楽譜に一言。「ハープで弾いても良いよ!」
…どっとはらい。
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2019/01/31 《 新着リストNo.1057 更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/01/28 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今回のコメントは細心の注意を払わねば、お叱りを受けてしまいかねません。
特に先週分のブラームスの次に氏を選ぶには”敢えて”との但し書きが必要でしょう。
19世紀を代表する作曲家、或いは芸術家の一人、リヒャルト・ワーグナー。

氏が今回の月曜市の特集となります。

毀誉褒貶が有る事で著名な人物でもありますが、
音楽史に与えた影響は誰しもが認めるところではないでしょうか。
取り分け『トリスタンとイゾルデ』に於ける”トリスタン和音”は
後世のジャズ、ひいては近代のポピュラー音楽にまで大きな影響を与えました。
調性音楽の拡張、或いは崩壊を音楽史にもたらしたと
こちらもまた賛否両論有りつつの評価を受けています。

この和声法は後にドビュッシーが『牧神の午後への前奏曲』に用い、
その影響を多大に受けたビル・エバンスとマイルス・デイヴィスが現れ
ジャズの裾野をより広い方面に拡張していく。
そして、60年代のジャズで芽吹いた理論体系が
現代のポピュラ音楽の和声法にまで繋がっていく…。
何とも計り知れない業績に思えてなりません。

終了時間は1月31日木曜の12時となります。
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2019/01/24 《 新着リストNo.1056 更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/01/21 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
ドイツ音楽史に於ける大いなる 『B』 、その三人の内の一人であるヨハネス・ブラームス。
バッハ(Bach)とベートーヴェン(Beethoven)を取り扱っておいて、
ブラームス(Brahms)を放ったらかしに出来る訳がありません、勿論。
楽曲の路線としては”新古典派”と称され、保守的なイメージの強い氏ですが
現代音楽の作曲家や、果ては2000年代にグラミーを受賞した
ジャズピアニストまで影響を口にしています。

古典的、ロマン的な聴きやすさの陰に秘められた、
途轍もなく深い造詣に心奪われる人はジャンルを問わず数多。
そんな氏の作品群が今回の月曜市です。

終了時間は1月24日木曜の12時となります。
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2019/01/17 《 新着リストNo.1055 更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/01/14 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
11月より作曲家特集に突入した月曜市、
2019年第二段はドヴォルザーク!

チェコを代表する作曲家であり、
チャイコフスキーと共に後期ロマン派の巨匠である
アントニン・ドヴォルザーク。
彼の魅力と言えば矢張り主題の美しさに有るのではないでしょうか。

寒い冬がやってまいりましたが、
凍てついた体を慰撫してくれる木漏れ日の様な、
「家路」を急ぐ旅人に手招きする故郷の街の灯りの様な、
情緒たっぷりな彼の作品で暖をとってみては如何でしょう。

終了時間は1月17日木曜の12時となります。
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2019/01/10 《 新着リストNo.1054 更新しました!新着一覧はこちら》
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2019/01/07 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
11月より作曲家特集に突入した月曜市、
2019年の初回はドビュッシーです!

本日は担当が寝坊により30分遅れのスタートです。
(家でペンギンを飼う魚臭い夢を見ていました…)

先日行ったラヴェル特集…彼を取り上げたならこちらも取り上げざるを得ません。
19世紀末の音楽界において、もっとも重要とされる人物、
クロード・アシル・ドビュッシー。

彼の作品が今年最初の月曜市となります。
有名作品からマイナー作まで取り揃えました。

終了時間は1月10日木曜の12時となります。
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2019/01/05 2019年の営業を開始しました。
先年中は、大変お世話になりました。
皆様にご愛顧いただき、無事に新店舗にての営業を開始いたしました。

欧州よりの新入荷分、到着しております。
続々と新着カタログの方への掲載を進めていきますが、
店頭にお越しいただければ掲載前のレコードのご購入も可能です。
是非お気軽にお立ち寄りください。

最後になりますが、本年も何卒よろしくお願いいたします。
2019/01/03 《 新着リストNo.1053 更新しました!新着一覧はこちら》
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※サイト上より御注文(商品確保)は問題なく受付いたしますが、
新年のご挨拶、発送作業の開始等は1/5よりとさせて頂きます。

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2018/12/31 冬季休業期間中の新着の発売について
本年中は大変お世話になりました。
来年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

2019年の新着リストは1/3(木)に掲載いたします。
ショッピングサイトからは通常通りご注文いただけます。
なお、電話受付と発送の開始は1/5(土)からとなります。

2019年も皆様にとって良き年でありますように。
2018/12/27 冬のバーゲンスタート!!
冬のバーゲンスタートしました!
カタログNo.500~1049までの在庫 約6300点 が40%OFF!

★セール対象品の一覧はこちらのPDFファイルをご覧ください。
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2018/12/24 ♪♪♪月曜市開催中♪♪♪
11月より作曲家特集に突入した月曜市、
第七弾はシューベルトです!

『歌曲の王』として名を残すと共に、
ロマン派を切り開いた人物とも称賛を浴びるシューベルト。

かの、フランツ・リストをして「最も詩情豊かな音楽家」と言わしめるほど。

そんな情感豊かな作品群が年内最後の月曜市となります。

終了時間は12月27日木曜の12時となります。
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2018/12/20 《 新着リストNo.1052 更新しました!新着一覧はこちら》
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2018/12/17 ♪♪♪月曜セール・特別版にて開催中♪♪♪
先日ご案内した通り、弊社は12/8より神保町(神田猿楽町)の
新店舗にてリニューアルオープンいたしました。

新店舗では定額コーナーを中心に、アクセサリ類の販売など
より来店されたお客様に楽しんでいただける体制を整えました。
今後とも皆様のご愛顧を何卒お願い致します。

…と、言う訳で、今週の月曜市は移転記念の特別版でお届けします!
高額商品/レア商品を全て割引価格でご提供!!

毎週のカタログ内に数枚ほど紛れ込む高額商品ですが、
他の目玉商品や珍品の陰に隠れて
陽の目を見なかった作品もチラホラ…。
もちろん内容や希少性など、価格に見合った素晴らしい作品ばかり。
これを機に是非お手に取っていただければと思います。

終了時間は12月20日木曜の12時となります。
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2018/12/13 《 新着リストNo.1051 更新しました!新着一覧はこちら》
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2018/12/10 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
お陰様で新店舗への移動も無事に済み、
今週より通常営業へと戻ります。

さて、11月より作曲家特集に突入した月曜市、
第六弾はラヴェル特集、60枚です!

フランス音楽の近代化を一気に進めた重要人物の一人として
音楽史に名高いモーリス・ラヴェル。
こだわりの強い性格だったせいか、作品数が少ないことでも有名ですが
残した作品はバレエ曲から器楽曲まで重要な作品ばかり。

「管弦楽の魔術師」の異名を持つ彼の作品群が今回の月曜市となります。
冬の夜長には魔法にかけられてみるのもまた一興かと。

終了時間は12月13日木曜の12時となります。
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2018/12/06 《 新着リストNo.1050 更新しました!新着一覧はこちら》
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2018/12/03 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
11月より作曲家特集に突入した月曜市、
第五弾はチャイコフスキー特集、60枚です!

時代が近代音楽から現代音楽へと流れていく中で
飽くまで美しいメロディを追い求めたチャイコフスキーが今回の特集。
同時代に近代音楽のメンターと云えるロシア5人組が居た中、
実験精神を持ちつつも旋律に傾倒した彼氏。

著名な作品も、全楽章を通して聴くと
有名な旋律以外の箇所から当時の気風を感じられる気がします。
お気に入りの一枚を是非見つけてください。

終了時間は12月6日木曜の12時となります。
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2018/11/30 ※新電話番号のお知らせ
この度根津からお茶の水へ店舗を移転し、
電話番号が変わりましたのでお知らせいたします。

変更後電話番号:03-5577-4054

本日からご注文の際はこちらにおかけいただきますようお願い申し上げます。
2018/11/29 《 新着リストNo.1049 更新しました!新着一覧はこちら》
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2018/11/29 移転に伴う電話及びFAX注文一時停止のお知らせ
平素よりエテルナトレーディングをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
移転に伴い本日は電話及びFAXでの注文受付を一時停止とさせていただきます。
お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承いただきます様お願い申し上げます。
なお、ショッピングサイトからの注文及びメール注文に関しましては通常通り受付致します。
発送に関しましては翌日になる可能性もございますので予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
2018/11/26 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
11月より作曲家特集に突入した月曜市、
第四弾はハイドン特集、60枚です!

ハイドンに格段の思いを寄せる方はさほど多くはないと思うのですが、
実は彼こそが『交響曲』という音楽形式を完成させた人物。
古典の時代からの転換を促した人物として、
”ハイドン以降”という言葉がオーケストレーションの世界には有るほど。

若き日のベートーヴェンの師でもあり、
モーツァルトからは敬愛と共に弦楽四重奏を献呈され、
没後100周年を讃えてラヴェル、ドビュッシーらが曲を捧げる。
そんな途轍もない人物こそがハイドンなのです。
…心揺さぶられる作品がきっと見つかるのでは。

終了時間は11月29日木曜の12時となります。
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2018/11/22 《 新着リストNo.1048 更新しました!新着一覧はこちら》
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2018/11/19 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
今月より作曲家特集に突入した月曜市、
第三弾は情熱の作曲家、ベートーヴェン特集60枚です!

モーツァルト、バッハと来た場合は矢張りこの人。
好き嫌いは人それぞれですが、諸作品を聴けば判る筈です。
彼の人が音楽で描き上げた常人ならざる”熱情”の深淵は、
もはや情念の世界に辿り着いている気さえします。

著名なだけに愛好家も否定派も多く愛憎半ばという作曲家ですが、
誰にもいつか、改めて向き合う時間が訪れる気もします。
…今回の特集で琴線に触れる作品に巡り会えたなら、本当に幸いです。

終了時間は11月22日木曜の12時となります。
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2018/11/15 《 新着リストNo.1047 更新しました!新着一覧はこちら》
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2018/11/12 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
先週分より作曲家特集に突入した月曜市、
満を持してのバッハ特集、60枚です!

…何も語ることは有りません。
只々、その偉大さに圧倒される事しか出来ない作曲家です。
五線譜という形式が当時に成立していた事は、
人類にとって非常に幸いでした。
今この現代に於いても偉大な作品群に触れる事が出来るのですから。

終了時間は11月15日木曜の12時となります。
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2018/11/08 《 新着リストNo.1046 更新しました!新着一覧はこちら》
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2018/11/05 月曜セール開催中、作曲家特集へ。
月曜市、主要レーベルを一巡りした今週分より作曲家特集に突入します!

作曲家特集の初回は矢張り誰もが知る偉大なるあの巨匠だろう…と
誰もが思うところだと思いますが、そこは敢えて外しました。
モーツァルト特集、60枚!

弊社の代表と言えば生粋のモーツァルティアン。
長年に渡り彼の才能に魅せられ続けております。
今回モーツァルトから開始したのは、
そんな拘りの成せる”業”といったものなのかも知れません。

終了時間は11月8日木曜の12時となります。
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2018/11/01 《 新着リストNo.1045 更新しました!新着一覧はこちら》
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2018/10/29 バーゲン終了のご挨拶、そして月曜市開催しております!
皆様のご愛顧により今秋のバーゲンも無事に終了いたしました。

ご注文いただいたお客様につきましては感謝の意と共に、
順次発送作業を進めて参りますので少々お時間頂戴できればと思います。

そして、間を置かずに今週もやります、月曜市!
第18弾の今回は初心に戻って東独エテルナ特集でございます。
弊社の代表が愛し社名にまで冠したレーベルより60枚!

バーゲンで十分物欲を発揮した皆様も一度ご覧いただければ
買っておけば良かった…!なんて一枚が見つかるやも。
もちろんお買い求めやすい値段でのご提供ですので、
是非ご利用いただければ幸いです。

終了時間は11月1日木曜の12時となります。
ご注文、ご確認はお早目にどうぞ。
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2018/10/27 秋のバーゲン最後の3日間。割引率がさらにアップ!
好評開催中の秋のバーゲン。
カタログNo.001~1029までの全在庫 約7000点 が今度は40%OFFに!
29(月)13時までです。お見逃しなく!
2018/10/25 《 新着リストNo.1044 更新しました!新着一覧はこちら》
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2018/10/20 秋のバーゲンスタート!!
秋のバーゲンスタートしました!
カタログNo.001~1029までの全在庫 約7000点 が30%OFF!

★セール対象品の一覧はこちらのPDFファイルをご覧ください。
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2018/10/18 《 新着リストNo.1043 更新しました!新着一覧はこちら》
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2018/10/15 ♪♪♪月曜セール開催中♪♪♪
月曜市、第17弾はフランスレーベル特集!
これぞ地元レーベルという趣き深い60枚!

東欧、ドイツに引き続き今回はフランスレーベル特集!
弊社取り扱いレコードの中でも一部圧倒的な愛好家が存在する
フランスの地元型レーベル。
巨匠から知られざる名手まで、フランス物が好きな方には
食指が動いてしまうラインナップではないでしょうか。

仏レーベル特集、是非一度ご確認ください。
これから寒くなる季節にエスプリを楽しむ、そんな60枚です。

終了時間は10月18日木曜の12時となります。
ご注文、ご確認はお早目にどうぞ。
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2018/10/13 高額商品、消費税還元セール!!
今週末(10/13土曜~10/14日曜)の間、
システム更新および改善作業を行わせていただきます。
それに伴い、高額商品の消費税還元セールを並行して実施いたします。
(システム上、消費税以上/以下の値引き率になる場合がございます)

これを機会に当店保有の希少レコードを是非ご覧下さい。
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2018/10/11 《 新着リストNo.1042 更新しました!新着一覧はこちら》
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