[DECCA] ウィーン八重奏団メンバー/W.ボスコフスキー, P.マタイス(vn), G.ブライテンバッハ(va) J.クルンプ(cb)J.ヴェレバ, J.ラックナー(hr) / モーツァルト:ディヴェルティメント15番K.287
商品コード: 1298-019
商品詳細:この時代は第1Vnがボスコフスキー、第2VnがP.マタイスの初代メンバー。このLXTはこの曲の決定的名演であり、何をおいてもこの演奏を聴いてから他を聴いていただきたい。モーツァルトの香りが漂う軽快にして痛快な演奏。モノラルならではのリアルで迫力ある爽快感に、満足いただけるとはっきり断言できる。ウィーンの風情をたっぷり身につけた音楽。ウィーンスタイルの代表とも言える演奏!モノ録音の凄さを見せつける!これは1955年4月のモノラル録音。1962年頃モノラル/ステレオ再録音を行って、スレテオはSXL 6055(ED1)で発売されスレテオ・オーディオファイルプレスとして高額LPとなっている。初回と2回目メンバーではメンバーが異なる。初回のヴァイオリンはボスコフスキー、マタイスという黄金期のメンバーである。K.287はディベルティメントの傑作の一つで2hr/2vn/va/bsの4弦2菅の6人編成の6楽章の曲。1777年2月、ザルツブルクの世襲地方大臣エルンスト・フォン・ロドロン伯爵(当時61歳)の夫人マリア・アントニア(39歳)の依頼により、彼女の霊名の祝日のために作曲された。「第2ロンドン・セレナーデ」とも呼ばれる。ドイツ民謡が各所に散りばめられている。モーツァルト自身はヴァイオリンを弾いて初演したらしい。これらディベルティメントをモーツァルトはカッサシオンと呼んでいた。中でもへ長調K.247、変ロ長調K.287、ニ長調K.334は盛んに演奏・録音される傑作ディベルティメントである。ウィーン八重奏団メンバーによるDECCA録音に不満を感じることは皆無であり、これを超える演奏を探すことは難しいだろう。勿論2枚あるウィーン八重奏団メンバーの録音は甲乙付け難いが、モノラル派の方なら2回目録音は無くてもよいと思うだろう。
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