[DECCA] C.シューリヒト指揮ウィーンpo. / モーツァルト:交響曲35番K.385「ハフナー」, シューベルト:交響曲8番「未完成」

[ 1298-018p ] Mozart, Schubert, Carl Schuricht, Vienna Philharmonic Orchestra ‎- Symphony No.35 In D Major, K.385 "Haffner/Symphony No.8 In B Minor, D.759 Unfinished

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商品コード: 1298-018p

作品名:モーツァルト:交響曲35番K.385「ハフナー」 | シューベルト:交響曲8番「未完成」D 759
演奏者:C.シューリヒト指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5257
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面8時に極小11+微かに3+極小6回出るスレあり
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---銀外溝, 12時にMade in England, 2時にffss, フラット重量, Rights Society:記載なし, (P)なし, Tax Code:R/T(1953年10月~1957年6月を示す), スタンパー/マトリクス:CA ARL-3232-1A/CA ARL-3233-2A (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)のカッティング担当を示す, 補助マトリクス(3時):UG/UU, 再補助マトリクス(9時):31/31, 1950年代のスタンパーによる1957年頃の製造分, 旧番号存在せず, 当番号に金内溝/金外溝レーベル存在せず, フラット盤の最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ発売は存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK, オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 2時に黒ベースffssDECCAロゴ, 表記されたジャケット番号:LXT 5257, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:5-57-686, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:5-57-686(当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:RS---Robert Stace Ltd. London, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1956年6月3-6日ウィーン・ムジークフェラインザールにてモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1957年:The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 5257(当装丁)にてモノラルのみ初リリース, ステレオは番号SXL 2143/CS 6113が決まっていたが未発売, モノラル:LXT 5257のみ発売された, テスト盤のみステレオが存在(超高額)、これは初年度リリース分モノラル・オリジナル! 1992年日本・キングレコードから新生ステレオ盤がKIJC 9104で発売された, シューべルトはDECCA:SPA 225で1970年代にステレオ発売されたらしい, キングレコードの1980年リリース:K15C 8007もステレオらしいがはっきりしない

商品詳細:シューリヒトのDECCA録音の中で、特別に内容が良い。モーツァルトは重厚な中にも軽快感があり、重くないが軽薄でない素晴らしいバランス。そして、ベートーヴェンほどスピードを上げずに、いい味を出している。彼はDECCAの後、VSMでベートーヴェンの素晴らしい全集を残した。しかし、その萌芽はすでにこのDECCA時代にあり、独自のテンポ感はここにも見え隠れする。未完成は既にシューリヒト節が随所に散りばめられており、こちらの方が面白い。モノのみ発売。シューリヒトのDECCA時代の名演!シューリヒトもまたプロデューサーであるカルショウとはソリが合わなかった指揮者の一人。合わなかったというより、やり直し魔だったらしく、どの録音にも満足が出来ず何度でもやり直しを要求した完全主義者だった。その為、レーベルとも楽団員とも折り合いが悪く、しまいには居場所がなくなってゆく。モーツァルトの生誕200年にあたる1956年1月27日に、ウィーン・フィルの戦後初のアメリカ・カナダ演奏旅行に同行するはずだったエーリヒ・クライバーがチューリッヒで急逝した。ウィーン・フィルは首席指揮者として、前日にザルツブルクのモーツァルテウム大ホールで成功を収めたシューリヒトを選出する。シューリヒトは戦後初めてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とアメリカとカナダをツアーし、12のコンサートを開き(ワシントンのDARコンスティテューション・ホールとニューヨークのカーネギー・ホールなど)大成功を収めた指揮者だった。このツアーから、シューリヒトとウィーン・フィルの蜜月が始まった。このモーツァルトは1956年6月に録音され、DECCAが意図したモーツァルトの生誕200年記念録音だったのかもしれない。シューリヒトの演奏スタイルは基本的にテンポが非常に速く、リズムは鋭く冴えており、響きは生命力に満ち、かつ透明度の高いものであった。ウィーン・フィルからはその音楽感から慕われたようだが、DECCAはそうではなかった。翌1957年位はEMI(パテ)に移籍して、パリ音楽院管o.とベートーヴェン/交響曲全集を録音するが、長く留まることはなかった。EMI(パテ)でも同じ問題でついには追い出されしまう。これはシューリヒトのDECCAでの最後の輝きにも似た名演である。指揮者とオケが一体となった唯一無二の演奏といえる。

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