[Les Discophiles Français] J.P.ランパル(fl)指揮フランス管楽Ens. / モーツァルト:13管楽器のためのセレナーデ10番K.361「グラン・パルティータ」, アダージョK.410, 411
商品コード: 1298-015
商品詳細:1957年代のモノラル録音。フランス木管Ens.はランパルを含む当時のフランスで最高ランクの木管奏者を集めた団体であった。そんな彼らでモーツァルトの木管のためのセレナーデ集を録音することはレーベルにとっても大いなる名誉であっただろう。ランパルは1940年代後期にフランスBAMにバッハ等の録音でトップ奏者の仲間入りを果たし、それが認められてDFに抜擢された。ここで多くのモーツァルトの名曲の録音を果たす。ここでは指揮となっているがリーダーとしてまとめたというところだろう。名曲K.361、375、388の3曲に小品K.411と410の2曲を加えた5曲を2枚のLPにまとめた。音質はDF特有の残響のない芯のあるストレートな音で適度の柔らかさを備えたフランス的モノラル音。DF好きの方ならお分かりだろう。特有のオワンなどはあるが多少の難を以てしても他では手に入らない唯一無二の物である。また盤の状態もある程度諦めざるを得ない貴重盤である。フランス木管EnsのメンバーはJ.P.ランパル(fl)P.ピエルロ,L.ドブレー(ob)J.ランスロ,Cデスュルモン(cl)G.クルジエ(hr)P.オンニュ,A.セネダ(fg)。当初2枚組のDF 181-2で発売された盤が1959年頃からLes Discophiles FrançaisはPathéに合併されDF 730---という番号に統一される。その際、RIAAカーヴに切り直されて黄色棒付厚手ボードジャケットに入る新しい統一ラインナップで再リリースされた。DF 181-2は2枚組ではなくなり、バラでDF 730051とDF 730052で再リリースされた。これはVol.1のDF 181の再版であるDF 730051でK.361がメインとなる1枚。盤質が良いケースが多く、DF 初期番号より安価で聴きやすくなった。当番号は旧番号とカップリングが同じ。
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