[MELODIYA] E.ムラヴィンスキー指揮レニングラードpo. / チャイコフスキー:交響曲5番Op.64
商品コード: 1300-040n
商品詳細:チャイコフスキー:交響曲5番は1960年11月ムラヴィンスキーが手兵レニングラードpo.とともに欧州ツアーを行った際のウィーンでの録音でMELODIYA=DGG共同制作録音となった1枚である。DGGでは1961年18 658 LPM/138 658 SLPM(チューリップALLE内溝・フラット盤・赤ステレオ・ツヤペラ裏4/61ジャケット入り)に発売され、今もって人気のLPでステレオ・オリジナルは4万円を超える価格で販売されている。1961年当時のMELODIYAでステレオは殆ど普及していなかったがこの録音は1962年MELODIYAでも С 0449という番号でプレ・ステレオレーベルで発売された。当然プレ・ステレオレーベルのプレスは僅かであり、音質はDGGとは比較にならないプアーなものであった。但し当時MELODIYAのモノラル技術は欧州でもハイレベルに達しており、MELODIYAならばモノラルをお薦めする。DGGではモノラル盤は全く人気がないがMELODIYAの場合はモノラルが良い。ムラヴィンスキー/レニングラードpo.はチャイコフスキー:交響曲5番を複数回録音しており、初回は1947年レニングラードでモノラル録音があり、Д 011で1952年にリリースされた。2回目が当録音。3回目が1973年レニングラードでステレオ録音で С10 17319で発売。更に4回目として1978年ウィーンでステレオ録音されС 10 15571で発売された。ムラヴィンスキー好きには全て重要な録音だが、この録音はDGGが行った特別な遠征録音で、既にDGGでお持ちの方が殆どだろう。MELODIYA盤はその意味で地元発売はどのようなものであるか興味のある方が対象となるプレスである。
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