[DECCA] A.アルヘンタ指揮パリ音楽院o. / アルベニス(アルボス編管弦楽版):イベリア(全5曲), トゥリーナ:幻想舞曲集Op.22(全3曲)
商品コード: 1300-018pb
商品詳細:1954年発売。パリ音楽院を振ったフランス録音のスペイン作品。英国からも同一番号で出ているが、こういう場合は仏盤がオリジナルと言えそうだ。とにかく、凄い迫力に圧倒される。まるでスペインのオケを振ったスペイン・プレスのような感じがする。スペインの熱風が、台風のように吹きすさぶ。アルヘンタの本領はステレオではなく、このようなモノラルにこそあると確信する。本物の気分がたっぷり味わえる醍醐味!!アタウルフォ・アルヘンタ(1914-1-58)はスペイン生まれの天才肌指揮者。これからという1958年に44歳にして事故死してまった為録音は少ない。非常にスペイン的な表情を持ち、むせかえるような熱気が立ち込め、モノラルの強いアクセントで彩られた演奏。決して洗練されているとは言い難いが、当時のフランスのオケのパワーを示す録音である。夭折した天才指揮者としてアルヘンタの人気は下がる気配はない。晩年はLe Club Français Du Disqueへ数点の録音を行ったがなんといってもアルヘンタの名前が知られる切っ掛けはDECCA録音である。これは得意のスペイン作品。アルベニスの「イベリア」は元々12曲からなるピアノ組曲でLP2枚が必要となる大作である。友人のエンリケ・フェルナンデス・アルボスが編管弦楽版と編曲した。全5曲である。カルロス・スリナッチが残りの7曲の編曲を引き継いだ。またフランシスコ・ゲレーロ・マリンが6曲の、ペーテル・ブレイナーが全曲の管弦楽編曲を行っている他、レオポルド・ストコフスキーによる「セビーリャの聖体祭」の編曲などがある。他にギター用の編曲も知られている。長さ的にも5曲のアルボス編管弦楽版での録音が多い。B面のトゥーリナの「幻想舞曲集」もピアノ作品だが、こちらは作曲者本人にによる管弦楽版が存在し、その場合、交響詩「幻想舞曲集」とされる。管弦楽版は1920年2月13日にバルトロメ・ぺレス・カザス指揮、マドリッド・フィルハーモニー管弦楽団によって初演された。民族色の濃い旋律を持つ舞曲である。パリ音楽院o.を振ってもアルヘンタは濃厚なスペイン風味を出して、イベリア情緒はこの上なくあり、爆発するダイナミクスはLP「エスパーニャ」を彷彿とさせる。1953年のモノラル録音!とにかく、凄い迫力に圧倒される。まるでスペインのオケを振ったスペインプレスのような感じがする。スペインの熱風が、台風のように吹きすさぶ。アルヘンタの本領はステレオではなく、このようなモノラルにこそあると確信する。本物の気分がたっぷり味わえる醍醐味!!アタウルフォ・アルヘンタ(1914-1-58)はスペイン生まれの天才肌指揮者。これからという1958年に44歳にして事故死してまった為録音は少ない。非常にスペイン的な表情を持ち、むせかえるような熱気が立ち込め、モノラルの強いアクセントで彩られた演奏。決して洗練されているとは言い難いが、当時のフランスのオケのパワーを示す録音である。夭折した天才指揮者としてアルヘンタの人気は下がる気配はない。晩年はLe Club Français Du Disqueへ数点の録音を行ったがなんといってもアルヘンタの名前が知られる切っ掛けはDECCA録音である。これは得意のスペイン作品。アルベニスの「イベリア」は元々12曲からなるピアノ組曲でLP2枚が必要となる大作である。友人のエンリケ・フェルナンデス・アルボスが編管弦楽版と編曲した。全5曲である。カルロス・スリナッチが残りの7曲の編曲を引き継いだ。またフランシスコ・ゲレーロ・マリンが6曲の、ペーテル・ブレイナーが全曲の管弦楽編曲を行っている他、レオポルド・ストコフスキーによる「セビーリャの聖体祭」の編曲などがある。他にギター用の編曲も知られている。長さ的にも5曲のアルボス編管弦楽版での録音が多い。B面のトゥーリナの「幻想舞曲集」もピアノ作品だが、こちらは作曲者本人にによる管弦楽版が存在し、その場合、交響詩「幻想舞曲集」とされる。管弦楽版は1920年2月13日にバルトロメ・ぺレス・カザス指揮、マドリッド・フィルハーモニー管弦楽団によって初演された。民族色の濃い旋律を持つ舞曲である。パリ音楽院o.を振ってもアルヘンタは濃厚なスペイン風味を出して、イベリア情緒はこの上なくあり、爆発するダイナミクスはLP「エスパーニャ」を彷彿とさせる。1953年のモノラル録音!
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