[PHILIPS] H.クレバース(vn) W.v.オッテルロー指揮ハーグ・レジデンティo. / ベートーヴェン:Vn協奏曲Op.61

[ 1301-058 ] Beethoven By Herman Krebbers & Residency-Orchestra (The Hague) – Concerto For Violin And Orchestra D Major Op. 61

通常価格:¥ 6,600 税込

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商品コード: 1301-058

作品名:ベートーヴェン:Vn協奏曲Op.61/第1楽章 Allegro Ma Non Troppo-- | --第2楽章 Larghetto--第3楽章 Rondo (Allegro)
演奏者:H.クレバース(vn)W.v.オッテルロー指揮ハーグ・レジデンティo.
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:S 04000 L
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【オランダでの再版】---灰青/銀小Minigroove□33 1/3狭内溝, Favoriten Serie, ナイフエッジ厚手, 表記されたレコード番号:S 04000 L, Price Code:なし, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:AA 04000 ▽ 1L=20 670 111/AA 04000 ▽ 2L=26 670 111 (ラウンド中文字スタンパー・蘭PHILIPSタイプ), PHILIPS製造を示すAA***で始まりレコード番号を含む専用スタンパー使用, オランダの670の刻印はPolyGram Record Service B.V.Baarn.でマスターが製作されたことを示す, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1950年代のスタンパーによる1956年頃製造分, オランダに旧番号存在する, 旧番号にアズキ/金Minigrooveレーベル存在する, アズキ/銀Minigrooveレーベル存在すると思われる, オランダでこれより古いレーベル存在する, オランダでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, カッティング・マスター:PolyGram Record Service B.V.Baarnの技師, 米COLUMBIA音源のPHILIPSA制作プレス, 工場:Philips Phonografische Industrie, オランダでの再版, re issue in Holland
ジャケット:【オランダでの再版】---美女デザイン表コートペラ, 1時にPHILIPSマーク, 5時に灰文字のPHILIPS Minigroove□33 1/3, 表記されたジャケット番号:S 04000 L, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがオランダでは当ジャケットではない・旧ジャケットあり), 製作:N.V. Philips Phonografische Industrie, 印刷:記載なし・オランダ製, オランダに旧番号・旧デザイン存在する(美女デザインではなく灰ベースの共通デザイン), これより古いモノラルジャケット存在する, 当新番号は美女ジャケット・シリーズ(英国人女性モデル/アン・ピックフォード・美女ジャケ専属モデル・写真家:Paul Huf/デザイナー:Van Borssumに変更された, オランダでこれより古いタイプ存在する, オランダでの再版だがこの番号のみ美女ジャケ, re issue in Holland
トピックス:1951年オランダ・ハーグでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1952年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:A 00132 L(アズキ/金Minigrooveレーベル内溝・フラット盤・共通デザインジャッケット入り)にて初リリース→1956年頃S 04000 L(当装丁)にて美女ジャケット・シリーズに変更される, A 00132 LとS 04000 Lの間にA 00132 Lの後期タイプが存在すると思われるが詳細不明, S 04000 Lのみ美女ジャケットで発売されたのでシリーズとしての価値は高い, 古典的名演! 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:同じPHILIPSのグリュミオーやフランチェスカッティの影に隠れ、ほとんど表舞台に上ったことのないクレバースだが、コンセルトヘボウ等の一流オケを支えてきた古参だ。様式美と古典的芸風でSP期から60年代の端正なスタイルへと橋渡しの役目を果たした貴重なヴィルトゥオーゾの一人で、これを聴けばその力が並のものではないことが解るだろう。決して力まずヴィヴラートが適度にかかった優しいその音色は50年代初期の巨匠だけが持っていたあの上品で香り高い名人達と共通している。ヘルマン・クレバース(1923- 2018)、クレッバースの方が正しい発音らしい。オランダ・オーファーアイセル州の生まれ。イザイ門下のオスカル・バック教授(1870~1963)に師事。9歳10か月でリサイタル・デビューしている。19歳でロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で演奏。1951年にテオ・オロフと共同でハーグ・レジデンティ管弦楽団のコンサートマスターに就任。1962年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスターに就任した。アムステルダム国立高等音楽院(旧王立スウェーリンク音楽院)のヴァイオリン教師として、フランク・ペーター・ツィンマーマン、エミー・ヴェルヘイ、天満敦子、玉井菜採、梅津美葉、山田晃子など、数多くの音楽家を弟子とした。クレバースはフランコ=ベルギー派の伝統を受け継ぐヴァイオリニストであり、彼が在籍した18年はロイヤル・コンセルトヘボウo.の黄金期と重なる。1951年ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のモノラル録音がデビューLPとなる。1968年9月ハイティンク指揮コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーとして初来日。1979年まで多くの録音があるが1980年海難事故による右腕故障のためアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスターを辞任。アムステルダム音楽院の教授として後進の指導にあたる。芸格は非常に高くグリュミオーと同格といって差し支えないと思われる。2018年94歳で亡くなった。天満敦子、堀米ゆず子、戸田弥生、梅津美葉、島田真千子、玉井菜採、大谷玲子など多くの日本人Vn奏者を育てた。PHILIPSは早い時期からグリュミオーに主役の座を譲ったため録音は1950年代中期までに数点が残るだけである。ベートーヴェンは1952年にA 00132 Lで初リリースされ1956年に美女ジャケット入りS 04000 Lに変更された。クレバースの代表作である。1960年代には当時の世界三大コンマスなる言葉があり、ウィーン・フィルのボスコフスキー、ベルリン・フィルのシュヴァルベ、コンセルトヘボウのクレバースの3人だったらしい。今となってはクレバースは忘却の彼方へまっしぐらの気配だ格調高いソロを聴けば、やはり昔の奏者は誰彼上手かったと溜息が出るばかり。

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