[PHILIPS] A.グリュミオー(vn) J.クレンツ指揮ニュー・フィルハーモニアo. / メンデルスゾーン:Vn協奏曲 ホ短調 Op.64, Vn協奏曲 ニ短調 Op.posth.

[ 1301-049 ] Mendelssohn - Arthur Grumiaux, New Philharmonia Orchestra, Jan Krenz – Violinkonzerte E-Moll Und D-Moll

通常価格:¥ 1,650 税込

¥ 1,650 税込      



商品コード: 1301-049

作品名:メンデルスゾーン:Vn協奏曲 ホ短調 Op.64 | Vn協奏曲 ニ短調 Op.posth.
演奏者:A.グリュミオー(vn)J.クレンツ指揮ニュー・フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:6500 465
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの再版(第3版?)】---赤/銀4本線中黒, 枠内9時に銀字でSuper Artistique STÉRÉO 33 1/3, 枠内3時に銀字でMade in France, 枠内6時に銀字でTrésors Classiques, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:6500 465, Price Code:なし, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:AA 6500 465 1Y 1 Ⓟ1972 670 13 03/AA 6500 465 2Y 1 Ⓟ1972 670 13 03 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), PHILIPS録音製造を示すAA***で始まりレコード番号を含むフランス専用スタンパー使用, フランスの670はPHILIPSグループの工場を示すとともにカッティングマスターがPhonodisc B.V.による事を示す, 補助マトリクス:A10/A5, 再補助マトリクス:なし, 1970年代のスタンパーによる1979年頃製造分, 旧番号存在せず, 赤白/銀4本線センター白レーベル存在せず, 赤/白4本線土手レーベル存在する(1973年分), 赤/白4本線内溝レーベル存在すると思われる(1974-75年頃分), フランスでこれより古いレーベル存在する, フランスでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:Phonodisc B.V.の技師, PHILIPS音源の仏PHILIPS制作プレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, フランスでの再版(第3版?), 3rd issue in Fr.
ジャケット:【フランスでの再版(第3版?)】---見開両面ツヤ背赤, 2時に赤ベース楕円Collection Trésors Classiques 枠外にSuper Artistique - STÉRÉO, 表記されたジャケット番号:6500 465, Price Code:Ⓧ, 背文字:あり(白色・赤背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:Société Phonographique Philips, 印刷:Imp.C.I.D.I.S. Louviers, 三方開両面コート厚紙背黒疑似皮貼存在する(1973年頃分), 見開両面厚紙コート背黒疑似皮貼存在すると思われる(1974-5年頃分), フランスでこれより古いタイプ存在する, フランスでの再版(第3版?), 3rd issue in Fr.
トピックス:1972年9月ロンドンでのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1972年Phonogram International B.V., Baarnによりコピーライト登録・同年PHILIPS:6500 465(赤/銀土手レーベル)にて初リリース, フランスでは1973年頃仏PHILIPS:6500 465(赤/白4本線土手レーベル・三方開両面厚紙コート背黒疑似皮貼ジャッケット入り)にて初リリース→1974-75年頃同一番号・赤/白4本線内溝レーベル・見開両面厚紙コート背黒疑似皮貼ジャッケット入り→1979年頃同一番号・赤/銀4本線中黒レーベル・見開両面ツヤ背赤ジャケット入り(当盤)--と変遷する, これはフランスでの赤/銀4本線中黒レーベルの第3版盤が同じ頃製造の見開両面ツヤ背赤の第3版ジャケットに入るケースでフランス第3版と思われる, 安価としたが内容は良く当盤でも満足できる音質, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:グリュミオーのメンデルスゾーン:Vn協奏曲は1946年のEMIへのSP録音から始まり、モラルト(A00750R),ハイティンク(836 201)、当録音と4回目のメンデルスゾーン:Vn協奏曲 ホ短調 Op.64(通常のVn協奏曲 )を録音している。グリュミオーは'70年代に入ってさらに進化し、音色は冴えに冴え、枯れるということがなかった。もうこの頃には、フランコ=ベルギー楽派を背負って立つ第一人者になっていた。このとき彼は51歳、脂の乗り切った時。若い頃の溌溂としたエネルギーはやや衰えたかに感ずるが、その分、思慮という要素が加わり、なお進化を続けるエンターテイナー。グリュミオーは今回初めてVn協奏曲 ニ短調を収録。このLPで2番とする曲が通常のヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64である。通常通し番号は付けないが、今回のように2曲が収録される場合、1番をニ短調 Op.posth.、2番をホ短調 Op.64とすることがある。これはマイナー作品であるニ短調 Op.posth.が1822年作とホ短調 Op.64(1844年作)より早い作品だからである。ニ短調 Op.posthの楽譜(初稿)はメンデルスゾーンの死後、未亡人のセシル・シャルロット・ゾフィ・ジャンルノーが所有していたが、セシルが1853年にフェルディナンド・ダヴィッドに贈り、ダヴィットの没後(1873年)はイギリスへ渡った息子のペーター・ユリウス・パウルが楽譜を相続した。さらにパウルが1932年に没した後、そのまま作品の存在自体が忘れ去られていた。日の目を見たのは1951年になってからで、ヴァイオリニストのユーディ・メニューインがロンドンでメンデルスゾーンの子孫にあたる一族の邸宅を訪れていた際、本作の自筆の草稿(初稿ではない)を見せられたことで本作がようやく一般的に知れ渡り、1952年にようやく蘇演が行われた(出版も同年になされている)。ユーディ・メニューイン/ビクター弦楽オーケストラの弾き振りによって1952年2月6日RCAに録音された。その後他のヴァイオリン奏者も録音するようになっていった。1972年9月 ロンドンにて2曲入りのメンデルスゾーン:Vn協奏曲全集を録音した。グリュミオーなら何度録音してもおかしくないが2曲入りは時代の要請という事だろう。Op.64では変わらず艶やかな美音を保っており、51歳にしてこの音は驚異的とさえいえる。今回指揮はヤン・クレンツ(1926- 2020)なるポーランドの指揮者と共演。グリュミオーのソロは大胆に鳴り響き衰えなど一切感じさせない演奏である。4種どれを聴いても納得の演奏だと思われる。B面の初録音であるニ短調 Op.posthはメンデルスゾーン13歳での若書きなので期待はしなかったが流石にグリュミオーが弾くと存在感がぐっと増して、より良い曲に感じてしまうから不思議。ソリストとは非凡な演奏者という事である。

グリュミオーの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)