[PHILIPS] A.グリュミオー(vn) E.d.ワールト指揮コンセルトヘボウo. / ヴィオッティ:Vn協奏曲22番 イ短調 G. 97, M.ハイドン:Vn協奏曲イ長調 MH 207
商品コード: 1301-047t
商品詳細:入荷の少ない珍しい録音。グリュミオー&ワールト指揮コンセルトヘボウによるVn協奏曲集。19世紀のフランス・ヴァイオリン楽派の創設の父と言われるヴィオッティの協奏曲22番は、29曲ある協奏曲のなかでも特に有名な作品。名手であった作曲家によってヴァイオリンが無理なく最良の美しい音を響かせられるように作られており、グリュミオーの甘く艶やかな音色が一層際立っている。ミヒャエル・ハイドン(1737-1806)はパパ・ハイドンであるフランツ・ヨーゼフ・ハイドン( 1732- 1809)の5歳下の弟。 モーツァルトと親交が深かったことで知られる。ヴァイオリン協奏曲は少なくとも24曲書いていて、ここでは22番に当たるイ長調 MH 207が収録されている。ヴィオッティの協奏曲22番の録音は多いが、ミヒャエル・ハイドンは滅多にない。モーツァルトと同時代なので似たような曲想であるがソロはなかなか手の込んだ作りになっている。その分オケはモーツァルトより単純な気がする。グリュミオーのソロが良いのが理由かも知れないが、なかなか聴き応えのある曲に感じる。グリュミオーのハイドンは、ヨーゼフ・ハイドンの2つのヴァイオリン協奏曲をレイモンド・レパード指揮ニュー・フィルハーモニアo.と録音している。1964年6月に ハ長調 H.VIIa No.1、1967年4月に ト長調 H.VIIa No.4の2曲。ミヒャエル・ハイドンの録音はこれ1曲のみと思われる。このLPの2曲は決してメジャー作品とはいえないがグリュミオーの明るくツヤの乗ったソロで聴けば納得の演奏で繰り返し聴きたくなる魅力を持った演奏である。
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