[PHILIPS] A.グリュミオー(vn) E.v.ベイヌム指揮コンセルトヘボウo. / ベートーヴェン:Vn協奏曲Op.61

[ 1301-044 ] Beethoven / Arthur Grumiaux - Eduard van Beinum

通常価格:¥ 4,400 税込

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商品コード: 1301-044

作品名:ベートーヴェン:Vn協奏曲Op.61/第1楽章 Allegro Ma Non Troppo-- | --第2楽章 Larghetto--第3楽章 Rondo (Allegro)
演奏者:A.グリュミオー(vn)E.v.ベイヌム指揮コンセルトヘボウo.
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:L 00434 L
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【オランダでのオリジナル・タイプ】---アズキ/銀Minigroove□33 1/3内溝, 外周5mmに土手状の盛上りあり, ザラザラ表面・独語表記, 厚手(グルーヴガード以前の厚手盤), Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:AA 00434 ▽ 1L=16 670 113/AA 00434 ▽ 2L=14 670 113 (ラウンド中文字スタンパー・PHILIPSタイプ), PHILIPS録音モノラル製造を示すAA***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 670の刻印はPolyGram Record Service B.V.Baarn.でマスターが製作されたことを示す, 1950年代のスタンパーを用いた1959年頃の製造, アズキ/金Minigroove□33 1/3レーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, フラット盤存在しないと思われる, 最古レーベル・最厚プレスであると思われるが初年度製造ではないと思われる, 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴであるか不明, PHILIPS音源のPHILIPS制作プレス, 工場:Philips Phonografische Industrie, 独語表記・独語圏流通分, オリジナルタイプ, original type
ジャケット:【オランダでのオリジナル】---三方開厚紙表コート, 6時にPHILIPS, レコードホルダーに蓋なし・解説印刷(蓋付き存在せず), 表記されたジャケット番号:L 00434 L, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載内ないが当ジャケットである), (P)(C)なし, 製作:N.V. Philips Phonografische Industrie, 印刷:記載なし・オランダ製, オランダでこれより古いタイプ存在せず, 独語表記・独語圏流通分, オリジナル, original
トピックス:1957年6月アムステルダムでのモノラル録音, 録音詳細不明, オランダでは1958年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:L 00434 L(当装丁)にて初リリース, フランスでは当音源が2種の異なるシリーズでリリース, 1958年Philips RéalitésシリーズからC5(ピンク白外溝・三方開厚紙背アズキ布張)で限定5200部にて初リリース, もう1種はCollection Trésors ClassiquesからL 00434 L(赤白Trésors Classiquesレーベル・三方開背布張ジャケット入り)にて初リリース, これはオランダでの初年度リリース分オリジナルと思われる, グリュミオーの全3回録音中のモノラル初回録音, カデンツァ:クライスラーを使用

商品詳細:グリュミオーは時代に関係なく根強い人気を誇る。彼の美質は何と言っても音色の美しさと表情の品の良さに尽きる。それなら、楽器本来の音をリアルに再生するモノラルが有利である事は言うまでもない。それにこのベートーヴェンは、ベイヌムのオケも素晴らしい。コンセルトヘボウの真価をまざまざと見せつける。モノラルの太い音と迫力で感動を呼ぶベートーヴェンが聴けることを保証する。ソロは、信じ難いほど瑞々しい。1957年モノラル録音。グリュミオーはベートーヴェン:Vn協奏曲を3回録音していて、これは1957年モノラルの初回録音になる。当時コンセルトヘボウo.のシェフであった エドゥアルト・ファン・ベイヌムの指揮でハイティンク以前のコンセルトヘボウo.の古き良き時代のオーケストラの音が楽しめる点も魅力の一つ。その後1967年頃にアルチェオ・ガリエラ/ニュー・フィルハーモニアo.とのロンドン録音→1974年頃C.デイヴィス指揮コンセルトヘボウo.との3回目がある。初回録音だけがモノラルの為かあまり目立たないがグリュミオーのソロもオケもこれが1番良い。しかしステレオこそが善であるかのような昨今の風潮がこれまで見えていたものを見えなくしているフィルターのような働きをしている点がどうも良くない傾向である。1957年のアルテュール・グリュミオー(1921 - 1986)は当時36歳。弦楽奏者にとっては脂の乗り切った黄金時代である。流石のグリュミオーも1970年代に入るともはやこの時期のような音が出せなくなっている。弦楽奏者は若い時が良いのは公然の定説でありグリュミオーも例外ではない。鑑賞を阻害するほど音が悪ければ話は別だが、この時期のPHILIPSのモノラルは完成された素晴らしい音質である。初回録音を避ける理由はどこにもない。先入観という、最も悪質な情報が本質を見えなくしていることに気付いた人にだけレコードの光悦は訪れるのだと信じる。グリュミオーは、あらゆるジャンルにわたってヴァイオリン作品を幅広く演奏・録音した。そのレパートリーは、バッハやヴィヴァルディといったバロック音楽の作曲家をはじめとして、モーツァルトやベートーヴェン、ブラームスといった古典派やロマン派の協奏曲やソナタ、ヴィオッティの協奏曲、パガニーニの超絶技巧協奏曲やその他協奏作品、フランクやフォーレのソナタといった近代以降の定番や、ヴュータンのようなお国ものに加えて、ベルクやストラヴィンスキーのような20世紀の音楽までに及んでいる。いずれの曲目においても、グリュミオー独特のヴァイオリンの艶やかな音色と、瑞々しいまでの抒情性が抜きん出ており、同時に気高い品格を感じさせるのがグリュミオーの演奏様式の特色である。特にグリュミオーのヴィブラートはヴァイオリンの演奏史上最も美しいと称される。本道中の本道であるベートーヴェンにも全く同じことがいえる。

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