商品コード:1310-045[Ducretet Thomson] P.リバール(vn)/ ヴィヴァルディ:Vn協奏曲2曲

[ 1310-045 ] Vivaldi, Peter Rybar, Vienna Symphony Orchestra


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商品コード: 1310-045

作品名:ヴィヴァルディ:Vn協奏曲集/Vn協奏曲 変ホ調 RV 254 P.429 F.I-9 | Vn協奏曲 ニ短調 Op. 12-2 RV 244 P.263 F.I-212
演奏者:P.リバール(vn)R.モラルト指揮ウィーンso.
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:LPG 8318
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---石像金輪Selmer中溝, La Voix de Monde, 9時にLicence Westminster, 3時にMade in France Microsillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, フラット重量, 表記されたレコード番号:LPG 8318, Price Code:なし, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XTV 128786-2B/XTV 127786-1C (ラウンド大文字スタンパー・米COLUMBIAタイプ), 米COLUMBIAにモノラル製造委託したことを示すXTV ***で始まりレコード番号を含まない米国型フランス専用スタンパー使用, M6スタンパーとPathéキュラーはなくPathéプレスではない, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1950年代のスタンパーによる1954年製造分, フランスにこれより古いレーベル存在せず, 石像金輪Selmer中溝の最初期分, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Selmer付きに状態の良い盤は殆どない, 更に古いマトリクス存在するか不明, Westminster音源のDucretet Thomson製作プレス不明, 工場:不明, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---初期共通デザイン両面厚紙, 6時にDucretet-Thomson License Westminster □Selmer, 表記されたジャケット番号:LPG 8318, 背文字:なし(初期の証拠), 仏語圏流通分, ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴の最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作: Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:記載なし・フランス製, フランスでこれより古いジャケット存在せず, 上開きジャケット存在しないと思われる, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:【入荷希少番号!】---1949年頃ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1950年にWestminster Recording Co. Incによりコピーライト登録・WESTMINSTER: WL 5006(緑/金中溝レーベル・フラット盤・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1954年頃Ducretet Thomson:LPG 8318(当装丁)にて初リリース, 入荷の少ない希少タイトル!過去に盤質7以上の入荷はなかった

商品詳細:1950年代Westminster音源の仏デュクレテ=トムソン仏初出。P.リバールの録音はそこそこあったが全部欧州から出ているわけではない。過去に2度しか入荷のない番号。仏盤らしい隈取りのはっきりした再生音で、Vnの音もリアル。但し、米プレスのような軋み音はまったく無いところはさすが仏プレス。指揮はモラルト。そしてリバールのソロは、水気したたるような潤いに満ちており、デリカシーの塊とでも言いたくなる程。揺らぎを秘めたナイーブな表情!ジャケットに記載されたOp.30という作品は存在しない。調べた結果Rv.254という曲である事が分かった。作品集からの1曲ではなく単独作品と思われる。1950年代のヴィヴァルディ作品の表記は曖昧でRv番号を特定するのは至難である。このためにいつも多くの時間が費やされるが、判明した時の気分は格別なのでやめられない。またRv番号を表記することで世界中の方に曲目が理解される。2曲目はRV 244で比較的簡単に分かった。表記のOp.12-2は現在でも使用されている。ペーター・リバールが米ウエストミンスターに残したLPの中でも1949年頃の最初期録音である。ペーター・リバール( 1913- 2002)はオーストリアのウィーン生まれ。プラハ音楽院でヨゼフ・スークに師事した後、パリでカール・フレッシュに師事する。1938年からスイスに居住し、長い歴史を誇るヴインタートゥールにある交響楽団(ヴィンタートゥール・コレギウム・ムジクム)のコンサートマスターに就任した。また同時にヴィンタートゥール音楽院の教授として後進の指導に当たり、スイスの弦楽器奏者の水準を著しく高めた(のちにヴィンタートゥール音楽院はチューリッヒ音楽院と合併し、チューリッヒ・ヴィンタートゥール音楽院となっている)。1950年代にはクララ・ハスキルとのデュオが大変有名であった。スイス国籍を取得している。戦後から録音活動を活発に行い、中でも同僚クレメンス・ダヒンデンを指揮者に迎えたヴィンタートゥール・コレギウム・ムジクム(ヴィンタートゥール交響楽団)との一連のウェストミンスター録音は、好楽家から温かく迎えられた。1970年にヴォルフガング・サヴァリッシュがスイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者に就任するにあたり、懇請を受けてコンサートマスターに就任し、1980年までその任にあった。同時にジュネーヴ音楽院でも後進を指導した。1980年4月27日にジュネーヴでフェアウェル・コンサートを開き、引退した。イタリア語圏スイスのルガーノ湖畔カスラーノに移り住み、そこでも後進の指導を続けていたが、2002年10月4日に亡くなった。WESTMINSTERには他に ドヴォルザーク:Vnソナタ/「ロマンティックな小品」など話題の名盤があり、晩年はPHILIPSにシェリングとバッハの協奏曲録音などが知られる。これはリバールの初期の代表作!ヴインタートゥール交響楽団はスイス・チューリッヒ近郊の街ヴインタートゥールにある交響楽団で、今日ではヴィンタートゥーア・コレギウム・ムジクムと改称したそうである。1626年設立という古い楽団。1945年2月、亡命したフルトヴェングラーが戦争中最後に演奏したのがこのオーケストラとの演奏会で、曲目はブルックナーの第8番の交響曲だった。当時リバールがコンサートマスターをしていたオケである。オケのメンバーで弦楽四重奏団を組織して活動していた。リバールの独奏は全く優雅で明澄あり、切々と情感に訴えるタイプのソロ。名盤と言われて当然の名演だろう。音質は前に迫るパワーのあるモノラル・オーディオファイルプレスだがフランス・プレスということもあってうるさくはない。

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