[Ducretet Thomson] J.フルニエ(vn) A.ヤニーグロ(vc) P.バドゥラ・スコダ(pf) / シューベルト:Pfトリオ2番

[ 1310-044 ] Schubert - Jean Fournier, Antonio Janigro, Paul Badura-Skoda

通常価格:¥ 4,400 税込

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商品コード: 1310-044

作品名:シューベルト:Pfトリオ2番Op.100 D.929/-- I - Allegro-- II - Andante Con Moto-- | -- III - Scherzo: Allegro Moderato--IV - Allegro Moderato
演奏者:J.フルニエ(vn)A.ヤニーグロ(vc)P.バドゥラ・スコダ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:LAG 1046
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 軽微な難あり
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面12時に極小3+18+5回出る小スレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---石像金輪Selmer内溝, La Voix de Monde, 9時にLicence Westminster, 3時にMade in France Microsillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, フラット重量, 表記されたレコード番号:LAG 1046, Price Code:なし, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:WG 1125 IX/WG 1125 IX (ラウンド大文字スタンパー・Ducretet Thomsonタイプ), Ducretet Thomsonモノラル製造を示すWG ***で始まりレコード番号を含まない米国型フランス専用スタンパー使用, M6スタンパーとPathéキュラーはなくPathéプレスではない, 補助マトリクス:P-A/P-A, 再補助マトリクス:F/F, 1950年代のスタンパーによる1955年製造分, フランスにこれより古いレーベル存在せず, 中溝Selmer付きレーベルは存在せず, 石像金輪Selmer内溝の最初期分, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Selmer付きに状態の良い盤は殆どない, 更に古いマトリクス存在するか不明, Westminster音源のDucretet Thomson製作プレス不明, 工場:不明, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでの第2版】---表ツヤ厚紙, 6時にDisque Microsillon Longue Durée 33 Tours 1/3, , 表記されたジャケット番号:LAG 1046, 背文字:なし(初期の証拠), 仏語圏流通分, ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴の最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットではない), 製作: Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:Imprimerie Keller -Paris, 同一デザインだが上開厚紙ジャケット存在する, フランスでこれより古いジャケット存在する, フランスでの第2版, 2nd issue in Fr.
トピックス:1951年10月ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1952年にWestminster Recording Co. Incによりコピーライト登録・WESTMINSTER: WL 5121(赤/銀中溝レ-ベル・フラット盤・表コート厚紙ジャケット入り)にて初リリース→1957年頃XWN 18482, フランスでは1955年頃Ducretet Thomson:LAG 1046(当装丁)にて初リリース→1957年頃Vega:C 30 A 25にて再リリース, これはフランスでの1955年製造のオリイジナル盤が同一デザインだが横開きの第2版ジャケットに入るケースでオリジナル盤入りの初期盤・1955年後期または1956年リリースと思われる, 因みに1番Op.99は1953年リリースでWL 5188→XWN 18481で2番が先に録音/発売された・1番のフランス盤はVÉGA:C30A 24でDucretet Thomsonは未発売と思われる

商品詳細:この3人はWESTMINSTERを代表する室内楽奏者達であり、団体名こそなかったが多くのトリオ作品を録音している。ハイドン・トリオも10曲(3枚)あり、モーツァルトの全6曲、ベートーヴェンも5曲録音している。シューベルトの2曲は中でも代表作といえる。1950年代前期という、室内楽の世界ではゴツゴツした演奏スタイルが大勢を占める中、現代にも通じるウィーン風味たっぷりの潤いのある演奏を運んでくれた最初の録音であり、日本では何度となく会社が変わりながらも再発が出し続けられた。今改めて聴いても、その麗しき香りは本物で、一度は忘れかけた何かを感じられる!以下にWESTMINSTERのカタログから拾い出した番号を列記する。: WL 5121シューベルト2番Op.100→→XWN 1848、WL 5188:シューベルト1番Op.99→XWN 18481、WL 5131:ベートーヴェン7番Op.97「大公」(当盤)→XWN 18270、WL 5188シューベルト2番Op.100→XWN 18481、WL 5202:ハイドン1・28・30番→XWN 18610、WL 5237:ブラームス1番Op.8→XWN 18450、WL 5242:モーツァルトK.496/K.502、WL 5267:モーツァルトK.542/K.548、WL 5284:モーツァルトK.254/K.564、WL 5293:ハイドン4・17・27・29番→XWN 18611、WN 18030:ベートーヴェン3番Op.1-3/4番Op.11、WN 18054:ハイドン10・16・24番、XWN 18232:ベートーヴェン1番Op.1-1/5番Op.70-1、XWN 18398:ドヴォルザーク2番Op.26/4番Op.90「ドゥムキー」の13点。これで全てではないかもしれないが9割以上網羅していると思われる。13点もの録音があれば団体名があってもおかしくないが、3人共トップソリストであった為か、力関係が1/3ずつという、録音史上、そうそうない団体である。なお国籍はジャン・フルニエ(1911ー2003・Vn)がフランス、アントニオ・ヤニーグロ(1918ー1989・vc)がイタリア、パウル・バドゥラ・スコダ(1927- 2019・pf)がオーストリアと、3人共バラバラであるが、ウィーンに集まったことでウィーン・スタイルに統一され、全く綺麗に整った協調型の演奏となるあたりは流石に一流の音楽家たちだと言わざるを得ない。RCAがセールスを狙ったハイフェッツ/ピアテゴルスキー・コンサートのような競合型のトリオとは一線を画するスタイルである。出るべきは出て、後は協調に徹し、何より演奏の完成度を高め合うという、歴史的に見ても稀なトリオである。様々な再版で聴くことができる録音だが、初期盤で聴いてこそ理解されることも多いはずである。大物3人の歴史的トリオの演奏が忘れられる日が来ないことを祈るばかりである。録音の多いメジャー曲だが、改めて3人の演奏には時代を超えた芸術のエッセンスが宿っていることに気が付く!

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