[Ducretet Thomson] ウィーン・コンツェルトハウスQt. / ブラームス:弦楽六重奏曲1番

[ 1310-042 ] Brahms, Vienna Konzerthaus Quartet, Ferdinand Stangler, Günther Weiss

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商品コード: 1310-042

作品名:ブラームス:弦楽六重奏曲1番Op.18/--1.Allegro Ma Non Troppo--2.Andante Ma Moderato-- | --3. Scherzo--4.Rondo
演奏者:ウィーン・コンツェルトハウスQt. F.シュタングラー(va)G.ヴァイス(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:LPG 8670
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 軽度な難
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面10時に小12回出る点あり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---石像金輪Selmer中溝, La Voix de Monde, 9時にLicence Westminster, 3時にMade in France Microsillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, フラット重量, 表記されたレコード番号:LPG 8670, Price Code:なし, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XTV-14169-RV-1/XTV-14170-RV-Ⅱ (手書き文字スタンパー・米COLUMBIA/Ducretet Thomsonタイプ), 米COLUMBIAにモノラル製造委託したことを示すXTV ***で始まりレコード番号を含まない米国型(手書きはフランスのみ?)フランス専用スタンパー使用, M6スタンパーとPathéキュラーはなくPathéプレスではない, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1950年代のスタンパーによる1953年製造分, フランスにこれより古いレーベル存在せず, 中溝Selmer付きの最初期分, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Selmer付きに状態の良い盤は殆どない, 更に古いマトリクス存在せず, Westminster音源のDucretet Thomson製作プレス不明, 工場:不明, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---初期共通デザイン両面厚紙, 6時にDucretet-Thomson License Westminster □Selmer, 表記されたジャケット番号:LPG 8670, 背文字:なし(初期の証拠), 仏語圏流通分, ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴の最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作: Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:記載なし・フランス製, フランスでこれより古いジャケット存在せず, 上開きジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1950年ウィーン・コンツェルトハウス・モーツァルトザールでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1951年にWestminster Recording Co. Incによりコピーライト登録・同年WESTMINSTER:WL 5063(緑/金中溝レーベル・フラット重量盤・厚紙ジャッケット入り)にて初リリース→1957年XWN 18444(灰青/銀レーベル・グルーヴガード厚手盤)→W 9021, フランスでは1953年頃Ducretet Thomson:LPG 8670(当装丁)にて初リリース, 英国/ドイツでの発売は不明, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 盤質7なら25.000円以上はする, Selmer付きレーベルでは盤質7の方が異常事態, これは軽度な難での7/6でかなり良い部類である!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★+

商品詳細:日本では1960年頃から、日本ウェストミンスター社がオリジナルとほぼ同様のジャケに入れて発売したが、音は相当に荒っぽくプアーだった。音質が伴わなければジャケットが良くても意味がない。その後、大手レーベルが次々と復刻LPを出したが、後になればなるほど音質は劣化していった。繰り返し再版が行われた点は日本人が本場の室内楽を知る上で大きな貢献を果たしたと思うが、しかし一度でも初期プレスを聴けばこれまで費やした時間とお金は何だったのだろうか。そんな思いに呆然としてしまった記憶は多くの方がお持ちだろう。中でもDucretet Thomsonの音質は常識を根底から覆してしまう、柔らかく味のある音。近年の演奏と比べれば、あまりにノスタルジックで、ゆったりとしている。まるで夢の中の一コマのようで、もっと早く知るべきであったとお考えの方が多いのでは?年齢を重ね頑固になると、この現実が受け入れられなくなってしまい見なかったことにしてしまう人まで現れる。このような不幸は日本だけでなく、1970年代以降の再版盤で一大コレクションを築いた欧米のレコードファンにも少なからず見受けられる。ましてCDから始めた世代はもはや知らない方が精神衛生上は良いだろう。知らない方が幸福な事実は世の中には多く、レコードに限らない。さて、米国Westminster Recording Co. Incはニューヨークに本社を持ちつつ、世界大戦の荒廃時に仕事を奪われたウィーンの音楽たちに録音の機会を与えたことで社会貢献とともに莫大な利益を手にした。その志は遺産として今もって、何物にも代えがたい。二度と再現不可な芸術として、人類共通の文化的財産となった。もちろん神髄を味わうなら早いプレスに越したことはない。そして究極を狙うなら欧州のオリジナル盤がとどめを指す。中でもフランス盤の音質のアドヴァンテージはトップランク。ブラームスの残した「傑作の森」をWestminster音源の仏オリジナル盤で味わう幸福は何物にも代えがたい至福である。

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