[Ducretet Thomson] ウィーン・コンツェルトハウスQt. / シューベルト:弦楽四重奏曲15番

[ 1310-041p ] Schubert, Vienna Konzerthaus Quartet

通常価格:¥ 9,900 税込

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商品コード: 1310-041p

作品名:シューベルト:弦楽四重奏曲15番Op.161/--第1楽章 Allegro molto moderato--第2楽章 Andante un poco moto-- | --第3楽章 Scherzo.Allegro vivace--第4楽章 Allegro assai
演奏者:ウィーン・コンツェルトハウスQt.
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:LPG 8334
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:6 : 両面にごく軽度な難あるが時代を考えるとい美品といえるレベル! 鑑賞に大きな問題はない
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面12時に微かに~極小23回出るシミ, 4時に極小15+4回出る小スレあり, B面1時に微かに5回出る点, 6時に極小9回でるシミ, 9時に極小4回出る点あり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---石像金輪Selmer中溝, La Voix de Monde, 9時にLicence Westminster, 3時にMade in France Microsillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, フラット重量, 表記されたレコード番号:LPG 8334, Price Code:なし, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XTV 13781-1A/XTV 13782-1A (ラウンド大文字スタンパー・米COLUMBIAタイプ), 米COLUMBIAにモノラル製造委託したことを示すXTV ***で始まりレコード番号を含まない米国型フランス専用スタンパー使用, M6スタンパーとPathéキュラーはなくPathéプレスではない, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1950年代のスタンパーによる1953年製造分, フランスにこれより古いレーベル存在せず, 中溝Selmer付きの最初期分, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Selmer付きに状態の良い盤は殆どない, 更に古いマトリクス存在せず(1A/1Aが最古), Westminster音源のDucretet Thomson製作プレス不明, 工場:不明, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---初期共通デザイン両面厚紙, 6時にDucretet-Thomson License Westminster □Selmer, 表記されたジャケット番号:LPG 8334, 背文字:なし(初期の証拠), 仏語圏流通分, ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴の最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作: Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:記載なし・フランス製, フランスでこれより古いジャケット存在せず, 上開きジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1950年ウィーン・コンツェルトハウス・モーツァルトザールでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1951年にWestminster Recording Co. Incによりコピーライト登録・同年WESTMINSTER:WL 50-41(緑/金中溝レーベル・フラット重量盤・厚紙ジャケット入り)にて初リリース→1957年XWN 18479(灰青/銀レーベル・グルーヴガード厚手盤)→W 9043, フランスでは1953年頃Ducretet Thomson:LPG 8334(当装丁)にて初リリース, 英NIXA:WLP 5041, 仏盤の音質は非常に良い, これがフランス初年度分オリジナル, 1950-53年にシューベルトの弦楽四重奏曲全15曲と弦楽五重奏曲を録音, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★+, メンバー:Violin – Anton Kamper, Karl Maria Titze, Viola – Erich Weiss, Cello – Franz Kvarda

商品詳細:米番号WL 50-41。以前、NIXAのプレスを出したことがあったが、やはりNIXAとは音の傾向が異なる。NIXAの品のある強い音より、更に丸みのある弦の音。箱庭的ミニチュア感覚がある。人肌に優しい表現であり、ウィーン的香りに、何かフランス的なるものがミックスされたような印象を受ける。欧州プレスとして優れているが、NIXAとは異なる発想で、この米音源を聴く楽しみがあるのは嬉しい。悲劇性をそこまで強く感じないシューベルト!確かにWestminsterのウィーン・コンツェルトハウスQt.の演奏は素晴らしいのだが米国盤の音に閉口されている方には夢のような最初期プレス!WESTMINSTERの中でも最初期、1950年録音・1951年の発売。WL 50-41が米番号、その後XWN 18479でもRIAAカーブで出た。どちらも一長一短。ガラスで引っ掻いたようなWLと、何処か物足りないXWN。その両方の難点を解決するのがこの仏プレス。欠点はプレスが少なく高額な点。ウィーン風味の最も濃厚なこの演奏は、潤いのある音でなければ意味がない。しっとりと濡れた穏やかな空気感と、リアルな臨場感、その両方を併せ持つ夢のモノラル・プレス。ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者の一人アントン・カンパーを中心として結成された弦楽四重奏団。1934年、当時ウィーン交響楽団のメンバーだったアントン・カンパー(第1ヴァイオリン)とフランツ・クヴァルダ(チェロ)を中心にカンパー=クヴァルダ四重奏団として結成された。他のメンバーはカール・マリア・ティッツェ(第2ヴァイオリン)、エーリヒ・ヴァイス(ヴィオラ)。1937年から1938年までにメンバー全員がウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に移籍した。ウィーン交響楽団は1900年、フェルディナント・レーヴェによりウィーン演奏協会管弦楽団(Wiener Concertverein Orchester)として設立された。1913年、本拠地をウィーン・コンツェルトハウスとし、1919年、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団と合併、1933年、現在の名称となった。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団がウィーン楽友協会大ホール(ムジークフェラインザール)に本拠を置くオーケストラと対応している。ウィーン国立歌劇場のオーケストラである。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団がウィーン国立歌劇場管弦楽団の母体であり、歌劇場付き団体なので、そこから派生した弦楽四重奏団は歌劇場付き派生団体となる。ウィーン交響楽団は民間の市民オーケストラであるのでウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団は市民オーケストラを母体とした団体である。ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団は名称を建物由来としたことでメンバーを変えて、唯一の正当的なウィーン交響楽団の弦楽四重奏団として長年運営されてきた。ウェストミンスター・レーベルに、多くの名演を残した。ベートーヴェンは7・8・9・10・12・15番の6曲で全曲録音はしなかった。1952-56年にバリリQt.が全曲録音を行った為である。しかしシューベルトに関しては1950-53年に全15曲と弦楽五重奏曲を録音している。バリリQt.はシューベルトをスコダと五重奏曲「鱒」以外は録音していない。シューベルトはウィーン・コンツェルトハウスQt.の独壇場といえる。瑞々しいウィーン風味で描かれた演奏は今となっては入手の困難な重要な文化遺産である。二度と再現不能な国宝級の演奏であり、特にフランス盤は超が付くお宝!米国盤の音に閉口されている方には夢のような最初期プレス!

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