[ETERNA] P.レーゼル(pf) / シューベルト:さすらい人幻想曲, 4つの即興曲

[ 1310-035n ] Schubert - Peter Rosel

通常価格:¥ 3,300 税込

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商品コード: 1310-035n

作品名:シューベルト:Pf作品集/幻想曲 ハ長調 「さすらい人」Op.15 D.760 | 4つの即興曲Op.90(全4曲)--Nr. 1 C-Moll. Allegro Molto Moderato--Nr. 2 Es-Dur. Allegro--Nr. 3 Ges-Dur. Andante--Nr. 4 As-Dur. Allegretto
演奏者:P.レーゼル(pf)
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:826 217
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 軽度のリングウエアあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル】---ED黒/銀, 2時に○○ST33, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:826 217-1D/826 217-2B(ラウンド小文字マトリクス・ETERNAの通常タイプ), ETERNA録音を示す8***で始まりレコード番号を含む専用スタンパー使用, 補助マトリクス:D72 W NT/C72 W NT, 再補助マトリクス:A2 D/A1K, 1972年4月/1972年3月製造のスタンパーによる1972年頃製造分, 旧番号存在せず, V字ステレオは存在せず, 旧番号の825 1**ナンバー存在せず, 初期黒/銀ツヤ初期レーベル存在せず, ED前存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ETERNA音源のETERNA製作プレス, 工場: VEB Deutsche Schallplatten Potsdam-Babelsberg, オリジナル, original
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル】---ED両面ツヤペラ, 表記されたジャケット番号:826 217, Price Code:12.10 M, 背文字あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号・Ag 511/01/72, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:Ag 511/01/72(当ジャケットである・一致), 製作:VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDR, 印刷:VEB Gotha-Druck, ED前存在せず, 旧番号存在せず, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1971年ステレオ録音, 録音場所不明だがドレスデンと思われる, 録音技師:Horst Kunze, プロデューサー:Horst Kunze(兼任), 芸術的コンサルタント:Harry Goldschmidt, シューベルトEDとして新たに録音された, 1972年VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDRによりコピーライト登録・同年ETERNA:826 217(当装丁)にて初リリース, シューベルトEDのための録音, 単売は多くない, 入荷3度目の希少盤, 1972年シューベルトEDとして初リリース, これは1972年/1972年のスタンパーによる1972年頃製造のオリジナル盤が1972年製造のオリジナルジャケットに入るケースで完全なオリジナル盤, レーゼルはシューベルトEDピアノ部門に3枚参加している

商品詳細:シューベルトEDのピアノ・ソナタ全集は、ほとんどツェヒリン1人が担当し、全13枚のLPでソナタをほぼ網羅した。しかし、レーゼルも「さすらい人幻想曲」他3枚を担当。これらの他にシューベルトEDとして、四手のソナタ3枚が別にある(レーゼル/ツェヒリンではない)。過去にほとんど単売がないほど、入荷は少ない。ツェヒリンのカチッとしまった、スキのない強固な建造物のような演奏に比べ、レーゼルのそれは、少し遊び心を持ち、人肌に優しい演奏である。ペーター・レーゼル(1945-)はドレスデン生まれだが彼が「ブリュートナー」というライプツィヒで創業したピアノメーカーのものを使っていると読んだんだことがある。「ブリュートナー」こそライプツィヒ楽派の必須の道具である。業界に「ライプツィヒ楽派」なる確たる用語はないらしいが、個人的にペーター・レーゼルこそライプツィヒ楽派の後継者なのではとひそかに思っている次第。ベートーヴェンとシューベルトの全集録音はETERNAの重鎮のツェヒリンが担当した。レーゼルが唯一ETERNAでの全集録音を任されたのがブラームス・ピアノ作品全集(全7枚)であった。これはシューベルト・エディションのピアノ部門としての1972-5年頃の録音の一つである。1960年代のシューベルト演奏に多い過度なロマンチシズムを排し、落ち着いてはいるが爽やかさが漂う洗練された美しい演奏である。全体の音は柔らかいのにクリアーな印象が出ている。音の輪郭がシャープで鮮明なのが特長だろう。べったりしたところがない。とにかく音が綺麗で清々しい印象を受ける。逆に苦悩するシューベルトは味わえない。20年前はほとんど無名のレーゼルだったが、2005年にはドレスデン音楽祭で紀尾井シンフォニエッタ東京との共演によりベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を演奏した。この縁が元となり2007年4月に日本では30年振りとなるコンサートを紀尾井ホールで開催した。さらに2008年10月からはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を同ホールにて4年にわたり演奏するプロジェクトが進行された。ETERNA音源のCD化も進んだようでレーゼルをCDで知る人も多くなった。レーゼルはシューベルト・エディションのピアノ・ソロ部門で3枚だけ担当した。ETERNAの中でも特別な録音シリーズといえる。チャイコフスキー国際コンクールにドイツ人として初めての入賞を果たしたことは知られていない。

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