[Le Chant du Monde] K.ルフト指揮ベルリン放送so.(RIASso.)/リムスキー・コルサコフ:シェエラザード
商品コード: 1041-034
商品詳細:指揮者カール・ルフト(1918-1994)は ドイツ・メクレンブルクの生まれ。ドイツでの活動が大半だがレーベルはPERIOD、REMINGTON、URANIA等ほとんどが米国レーベルのモノラル期である。その為か日本だけでなく欧州でも全く無名。1950年代のブランデンブルク協奏曲全曲、ルーセル交響曲3番、ガイーヌ組曲などを録音している。これも1953年REMINGTONで発売された音源のフランス発売分。録音は1950年代初頭だろう。この曲のLP最初期録音でもある。オケは1946年に設立されたRIAS交響楽団。フリッチャイが初代首席指揮者だった。そこでの客演だろう。録音は古くステレオのオーデイオファイルのようにはいかない。オンマイクでもない録音はやや音像が遠いものの客席の後方から全体像を眺めるような感じの演奏となる。ソロVnの名前は記載がないが当時のコンマスだろう。非常にナイーブでSP期のような雰囲気。オケのうねりはしっかりある。シャン・デュ・モンドというとMELODIYA音源かと思われがちだがこれは米REMINGTON音源である。