[DGG] E.ヨッフム指揮ベルリンpo. / ベートーヴェン:交響曲6番Op.68「田園」

[ 1206-054 ] Beethoven – Eugen Jochum

通常価格:¥ 3,300 税込

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商品コード: 1206-054

作品名:ベートーヴェン:交響曲6番Op.68「田園」
演奏者:E.ヨッフム指揮ベルリンpo.
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:DGG
レコード番号:18 202 LPM
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】----チューリップALLE内溝, 薄山吹色□M33, Made in Germanyの刻印, フラット重量, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:032319² STS/032320³ STS (ラウンド小文字スタンパー・DGG通常タイプ), DGG規格のモノラル製造を示す03***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Tims Code):B5 BF/B5 BH, 再補助マトリクス:幅広面割番号あり・18 202 A/18 202 B , 1955年2月/1955年2月製造のスタンパーによる1955年頃製造分, 旧番号存在せず, >白LP33 1/3<レーベル存在せず, □M33フラット盤の初年度分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 工場:Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I), カッティングマスター:不明, DGG音源のDGG製作プレス, オリジナル, original
ジャケット:【ドイツでのオリジナル】----糸縫見開中入ペラ, 2色刷り共通タイプ Langspielplatte 33, 表記されたジャケット番号:18 202 LPM, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:4.56, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:6.55(当ジャケットではない・年号違い), 製作:Deutsche Grammophon Gesellschaft., 印刷:記載なし・ドイツ製, 1色刷り共通タイプ存在せず, これが最古デザインと思われる(但し裏年号6.55あり), これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1954年11月9/10/12/13/16日西ベルリン・ベルリン・ダーレム・イェズス・クリストゥス教会RIASスタジオ(Berlin-Dahlem・Jesus-Christus-Kirche)でのモノラル録音, 録音詳細不明, 1955年Deutsche Grammophon Gesellschaftによりコピーライト登録・同年6月DGG:18 202 LPM(当装丁・ジャケ裏6.55)にて初リリース, これは1955年2月/1955年2月製造のスタンパーによる1955年頃製造のオリジナル盤が1956年4月製造のオリジナルデザインジャケットに入るケースで初年度分ではないが立派なオリジナルといえる, ヨッフムは1952年~1959年にDGGで最初のベートーヴェンの交響曲全集を録音した指揮者, 6番は比較的初期の録音

商品詳細:DGGはベートーヴェンの交響曲全集を最初にヨッフムに託した。1/5/9番はバイエルン放送o.、他がベルリンpo.。4番はベルリンpo.と2回('54年と'61年)録音。7/9番の1952年モノラル録音に始まり、1959年4月の1番で完結。ステレオは1/2/4('61年2回目)/5/8番があり、3/4('55年)/6/7/9番はモノラルのみ。ベームとヨッフムは大きくスタイルが異なる。スケールが大きく、聴かせ所を作るヨッフムの方が売れるとDGGは考えたようだ。日本では反対に地味なベームの方が人気。ヨッフムはその後1970年前後にコンセルトヘボウo.とPHILIPS、1970年代後期にロンドンpo.とEMIに2回の全集録音を残し、通算3回の全集録音を行った数少ない指揮者の一人となった。全集ではない単独録音は1951年のモノラル5番がPHILIPSにある。この「田園」は1954年のモノラル録音。相当ゆっくりしたテンポで始まる冒頭のテーマ。大地を踏ん張る重量級のオケ。素朴さとダイナミズムの融合。ヨッフムがDGGで最初に一人指揮者としてベートーヴェンの交響曲全集を果たした指揮者であることは事実である。しかし今日の常識からみて、1952年~1959年の7年に亘っていること、またオーケストラが二つにまたがっていることを踏まえると、素直に最初の交響曲全集と言えない部分もある。オーケストラは第1番、第5番、第9番がバイエルン放送交響so.である。注目はベルリンpo.との6曲である。特に3番、6番、7番の3曲はまだフルトヴェングラー健在の時期の録音で、当時のベルリン・フィルの響きを知ることができる貴重な録音と言える。団員はフルトヴェングラーを神格化した人たちで、ヨッフムの指揮に対してどんな反応をするかが面白いのである。当時のヨッフムはかなりロマン的な演奏をしているが、フルトヴェングラーの比ではない。そんなベルリンpo.を振ってのこの演奏はしっかりヨッフム自身を硬めつつ、陶酔型とも言えるフルトヴェングラーの味を完全否定してはいない。上手く利用して味わいの濃い演奏とした辺りにヨッフムの賢さを見るのである。少なくともカラヤンには出来ない芸当だった。

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