[DECCA] R.スレンチンスカ(pf) / 「25周年記念アルバム」ショパン, リスト, ラフマニノフ, バッハ, スカルラッティ, メンデルスゾーン, シューマン, ドビュッシー, バルトーク(全9曲)
商品コード: 1208-055p
商品詳細:ルース・スレンチンスカは1925年米国生まれ。幼少期に父親のヴァイオリニスト、ヨゼフ・スレンチンスキから音楽の手ほどきを受け、なんと8歳でステージ・デビューを果たしたという。シュナーベル、ペトリ、コルトー、ホフマン等のレッスンを受ける。ラフマノフからも教えを受けている。6歳でベルリン・デビュー。11歳でオーケストラと共演。パリデビューを果たした。モーツァルト以来の神童と評された。日本では無名だが、ショパンのエチュードは全曲録音している。完全な技巧に裏付けられた音楽性が、鮮やかに宙を舞う天使のようだ。音楽性と技術との完全なる融合。天才的ピアニストだった。2017年岡山を訪れコンサートを開いたとき92歳の高齢で身長僅か150cmの細みの体格から素晴らしい演奏を聴かせてくれたらしい。1980年代になってまた録音活動を再開している。日本では岡山の演奏会の際にNHK総合テレビで2017年10月20日にスレンチンスカのドキュメンタリー番組が放映され、それを機に再び勢力的に演奏活動を再開したらしい。「超人ピアニスト」の異名を持つ。高い技巧をうまく音楽性とマッチさせた当時の欧州にはあまりいないタイプ!これは1933年に8歳で初ステージを踏んでから25年経った1958年にデビュー25周年を記念して米DECCAがスレンチンスカにプレゼントした企画と思われる。バッハ他全9曲の作品を演奏した小品集である。強い個性、特に並外れたパワーと聴かせる力を持った類まれな女性ピアニストであるルース・スレンチンスカを1枚で知るには最適のLPである。欧州盤は未発売と思われる。少なくともDGGからは出ていない。レコード番号も記念の残るDL 10000!
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