商品コード:1212-024[ERATO] G.シェベーク(pf) / リスト:Pfソナタ ロ短調 , 詩的で宗教的な調べ~第7曲・葬送・1849年10月, 死のチャールダーシュ
商品コード: 1212-024
商品詳細:ジェルジ・シェベーク(1922- 1999)はハンガリーはセゲドの生まれ。11歳でソロ・リサイタルを開き、14歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番をフリッチャイ・フェレンツと共演するなど、神童振りを発揮した。16歳のときにリスト・フェエンツ音楽大学に入学してコダーイ・ゾルターンやヴェイネル・レオーらの薫陶を受け、卒業後は欧米やロシアなどで演奏活動を始め、ヤーノシュ・シュタルケルらとも度々共演を重ねた。1949年からはブダペストのバルトーク・ベーラ音楽高等学校のピアノ科教諭に就任するも、1956年のハンガリー動乱の影響でパリに亡命を余儀なくされた。このとき、シュタルケルの援助によってブルーミントンのインディアナ大学の教授となった。また、ベルリン高等音楽院や桐朋学園大学などにも招かれてマスター・クラスを開き、後進の指導に熱心に当たった。欧州ではERATOとPHILIPSを中心に非常に多くの録音を残すも、その大半が室内楽である。ヤーノシュ、グリュミオーらが好んでシェベークの伴奏を希望するようである。それでもERATOではソロ録音が多い。中でもドビュッシーは唯一の録音で、フランス人ではないピアニストがフランスを代表するレーベルにソロで録音を行うとは名誉なことだろう。シェベークは教授活動に忙しく演奏家としてはあまり知られていないという話もあるが、当社のお客様に限ってはそうではないだろう。これはリストのロ短調ソナタを含むオリジナル。シェベークはリストも得意としているようで、技巧的な上手さもあるが、それより表現力が抜きん出て素晴らしい。これほどしっかりと楽しめるリストもそう無いだろう。曲がさらに良く聴こえる。
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