[CLASSIC] パリ八重奏団メンバー / ハイドン:協奏交響曲 Op.84,モーツァルト:デイヴェルテイメント11番 K.251
商品コード: 1220-011
商品詳細:パリ八重奏団に関してはよくわかっていない。メンバーの名前がジャケット裏にあり何とマクサンス・ラリュー(Fl)の名前がある。ヴァレーズ室内o.のVa奏者であるミシェル・ヴァレーズも在籍し、5弦4管の記載がある。八重奏団なのに9人居るのも変だが間違いではないだろう。フランスの八重奏団といえば有名なメンバーが勢揃いのフランス八重奏団が知られているが、パリ八重奏団は全く別の団体で1960年代後期から録音があるようである。IPGや当CLASSICレーベル等に録音がある。有名ではないが演奏は如何にもフランスらしさがあって非常に良い。ここではA面のハイドンの協奏交響曲、B面がモーツァルトのデイヴェルテイメント K.251という構成。特にハイドンの協奏交響曲は録音が珍しいだけに聴きもの。曲はなかなか良い。ヴァイオリン/チェロ/オーボエ/ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲だがここでは、フルート、2台ホルン、2台ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス用に編曲されている。ハイドンはこの種の協奏交響曲は1曲しか作曲しなかった。モーツァルトはよく知られたデイヴェルテイメント。楽器指定はオーボエ、2台ホルン、2台ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス(通奏低音)の7人ソロとなっているが、ここでは2台ホルン、2台ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスの6人ソロで演奏している。1950年代から比べると、アップテンポで清々しさが目立つスタイル。この時代としては見事な演奏といえる。
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