[COLUMBIA] G.ツィピーヌ指揮オペラ・コミック国立劇場o. / フォーレ:管弦楽作品集/マスクとベルガマスク, ペレアスとメリザンド, ドリー

[ 1224-044b ] Fauré - Orchestre Du Théâtre National De L'Opéra-Comique, Georges Tzipine

通常価格:¥ 2,750 税込

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商品コード: 1224-044b

作品名:フォーレ:管弦楽作品集/組曲「ドリー」Op. 56 (H. ラボーによる管弦楽編・全6曲), 管弦楽組曲「マスクとベルガマスク」Op.112(フィーレ編の全4曲), 組曲「ペレアスとメリザンド」Op.80(シャルル・ケックラン編・4曲構成版)
演奏者:G.ツィピーヌ指揮オペラ・コミック国立劇場o.
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 463
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面4時に小中4回出る点, 8時に小中14回出るスレあり
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---紺/銀音符段付, グルーヴガード厚手, 6時にMade in France, Rights Society:BIEM, (P)なし, 表記されたレコード番号:33 FCX 463, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XLX 388 21B/XLX 389 21C (ラウンド小文字スタンパー・英国EMI/Pathéタイプ), EMIグループ・フランス録音モノラル製造を示すXLX ***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, マトリクスのNはカッティング担当を示すがNは未だ不明, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 170265/M6 170536, 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない, 2種併存のPathéプレス, フランス盤に3/9時は存在せず, 1950年代のスタンパーによる1960年頃の製造分, 紺/銀音符内溝レーベル・フラット重量盤存在する(未入荷), Disque Incassable付フラット存在せず, 旧番号存在せず, フランスにこれより古いレーベル存在する, フランスでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系フランス音源の仏COLUMBIA制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでの第2版, 2nd issue in Fr.
ジャケット:【フランスでの第2版】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手), 表面:ザラザラ, リブレット付, 表記されたジャケット番号:FCX 463 Haute Fidélité, Price Code: Série de Luxe(記載なし), 内ジャケ窓なし(窓付あり), 背文字:あり(金色型押・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, カッサンドル工房デザイン, 棒付以前のペラジャケット存在せず, 共通デザイン存在するが同時期と思われ廉価版である, フランスでこれより古いタイプ存在しないが内ジャケに窓付が存在するので第2版とした, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1955年6月4・5・12・13日パリ、メゾン・ド・ラ・ミュテュアリテでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1956年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年COLUMBIA:FCX 463(紺/銀音符内溝レーベル・フラット重量盤・当ジャケット・内ジャケに窓付入り)にて初リリース→1960年頃同一番号・当装丁, 当社ではフラット盤の入荷はない, フォーレ:管弦楽作品集はフランスでもかなり珍しい録音, 英国では1958年英COLUMBIA:33 CX 1577で初リリース, フランスで最初のフォーレ:管弦楽作品集LPと思われる, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:フォーレの管弦楽作品集は非常に珍しい。モノラル期ではこれ以外に無いかも知れない。元々フォーレはオーケストレーションが苦手だったという。ピアノ譜のみ仕上げて管弦楽化は他人任せにする例も多かった。有名なレクイエムも伴奏部は別人の手によるという。1曲目の「ドリー」はピアノ連弾のための6曲からなるピアノ組曲の名曲でご存じの方も多いだろう。正にフォーレを代表する曲である。1898年にアルフレッド・コルトーとエドゥアール・リスラーの連弾によって初演され、翌年には初演者コルトーの手によるピアノ独奏版が、1906年にはアンリ・ラボーによる管弦楽編曲版が出版され、原曲に加え編曲版も有名になっている。管弦楽版はやはりフォーレ自身の手によるものではない。原作が素晴らしいので管弦楽編曲版も非常に楽しめる。原曲と同じ6曲構成である。「マスクとベルガマスク」は、ポール・ヴェルレーヌ『艶なる宴』を原作とした舞台音楽とて作曲された。全8曲構成で2曲の歌曲がある。フォーレは8曲の楽曲の中から、作品番号を持つ旧作を除いた「序曲」「メヌエット」「ガヴォット」「パストラール」の4曲を抜き出して、管弦楽組曲に編曲している。ここではフォーレ編の4曲版を使っている。最後の「ペレアスとメリザンド」はモーリス・メーテルリンクの戯曲『ペレアスとメリザンド』の劇付随音楽として1898年に作曲された。翌年フォーレは『ペレアスとメリザンド』の付随音楽から「前奏曲」「糸を紡ぐ女」「メリザンドの死」の3曲を選んで管弦楽用の組曲とした。このとき、ケクランによるオーケストレーションに手を入れ、オリジナルの室内オーケストラ用から二管編成用に拡大した。その後、さらに「シシリエンヌ」「メリザンドの歌」の2曲を加えて5曲編成とした。現在ではこの組曲がもっぱら演奏されるが、「メリザンドの歌」のみが声楽入りであるため、この曲を外した4曲構成もよく見られる。また、オリジナルの劇付随音楽からの小品を適宜加えた形でも演奏されることがある。フォーレの他の作品と同様、演奏効果の点では地味だが、内容的な充実からして中期を代表する傑作といえる。ここでは4曲版で演奏している。通例シャルル・ケックラン編と呼ばれる。ドビュッシーはこの曲に触発され1902年オペラ『ペレアスとメリザンド』を書いた。ジョルジュ・ツィピーヌ(1907~1987)は同世代のクリュイタンスの陰に隠れてしまったが、1950年代にはパテ社の看板指揮者であり、ベルギー生まれのクリュイタンス(1905-1967)に対し、パリ生まれのロシア系ユダヤ人である。1931年より指揮者として活動。1941年にカンヌのカジノで指揮者を務め、ローラン・プティ・バレエ団やパリ音楽院管弦楽団などと共演を重ねた。1960年から1965年までメルボルン交響楽団の首席指揮者を務めた後は、母校で後進の指導に専念した。これはクリュイタンスも録音しなかったフォーレの管弦楽作品の先駆者的録音であり、今もこれを超える録音はないだろう。カッサンドル工房デザインのジャケットも見事!

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