[PHILIPS] I.マルケヴィチ指揮ロンドンso. E.グリューエンバーグ(vn) / リムスキー・コルサコフ:シェヘラザードOp.35, スペイン奇想曲Op.34
商品コード: 1233-050
商品詳細:英COLOMBIAの後マルケヴィチはPHILIPSに移籍した。そこでステレオ期と重なり、幾つか名録音を残す。ベートーヴェンの第9やハスキルとの協奏曲もその一つ、PHILIPSでのオケはラムルーo.とロンドンso.を振ることになり、今回はロンドンso.。マルケヴィチは'57~61年までラムルーo.の首席を務めていて、これはその直後の1962年の録音。これは彼が最も得手とするロシア物である。ディアギレフに庇護された時期からロシア物は彼の最も重要なレパートリーだった。モノラル期にも多くの名演を残したが、PHILIPS時代のステレオ録音は別の意味で一つの黄金期といえる。これはマルケヴィチの一つの決定盤だろう。スケールが大きく雄大かつデリケートなオケは、さすがロンドンso.。Vnのソロは圧巻。HIFI STEREOが存在するがかなりの高額盤となる。あまり知られていないが「シェヘラザード」のステレオでの決定盤である!まだまだマルケヴィチといえば英国/フランスCOLUMBIAレーベルでのモノラル期の指揮者であるイメージが根強いが、PHILIPSとDGGのステレオ初期に入れた幾つかのステレオ録音は近年大きな人気を博している。特にこの「シェヘラザード」はお薦め!ステレオ初期のマルケヴィチを知るのに最適な1枚である!
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