[CONCERTEUM] J.ペルレア指揮RIASso. / ドビュッシー(アンドレ・カプレ編):子供のためのバレエ音楽「おもちゃ箱 」

[ 1234-047 ] Debussy, Jonel Perlea – La Boîte Á Joujoux (The Box Of Toys)

通常価格:¥ 6,600 税込

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商品コード: 1234-047

作品名:ドビュッシー(アンドレ・カプレによる管弦楽編):子供のためのバレエ音楽「おもちゃ箱 」/プロローグ:前奏曲--第1場 おもちゃ屋-- | --第2場 戦場--第3場 売りに出た羊小屋--第4場 財産ができてから--エピローグ
演奏者:J.ペルレア指揮RIASso.
プレス国:フランス, France
レーベル:CONCERTEUM
レコード番号:CR 299
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---紫銀輪中溝, 中央部に軽度の盛上りあり(カマボコ), 6時にMade in France, フラット重量, Rights Society:BIEM, Price Code:なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:RE 33 1231/RE 33 1232 (ストレート小文字スタンパー・米REMINGTONタイプ), REMINGTON音源を示すRE-33-***で始まりレコード番号を含まない米国型フランスタイプ専用マトリクス使用, Pathéプレスではなく米REMINGTON音源のフランスプレス, 補助マトリクス:なし, 1950年代のスタンパーを使った1955年頃の製造分, 内溝フラット盤は存在せず, フランスでこれより古いレーベルは存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 米REMINGTON音源の仏CONCERTEUM製作・プレス, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル(共通デザイン)】---CONCERTEUM共通デザイン折返紙, 表記されたジャケット番号:なし, Price Code:なし, 背文字:なし(共通デザインの為), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(フランスでは当ジャケットである・専用タイプ存在するか不明), 製作:Guilde Europeenne Du Microsillon, 印刷:記載なし・フランス製, 専用タイプ存在するか不明だがフランスでの共通デザイン, original in Fr.
トピックス:【初入荷の希少タイトル】---1953年頃ベルリンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米REMINGTON音源保有, 米国では1953年Remington Records, Inc.によりコピーライト登録・同年REMINGTON:R-199-159にて初リリース, フランスでは1955年頃CONCERTEUM:CR 299(当装丁)にて初リリース, 専用ジャケット入りが存在するか不明, CONCERTEUMは共通デザイン・ジャケット入りが多い, イオネル・ペルレアのデビュー録音の可能性も高いVOX以前のREMINGTON録音, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:イオネル・ペルレア(1900~1970)はルーマニア人の父とドイツ人の母の間にルーマニアのオグラダで生まれた指揮者。10歳の時に父は亡くなったために母の故郷ドイツ・ミュンヘンへ移住。後に祖国に戻るも、ナチ支配下のルーマニアで指揮活動を続けたせいで協力者と見做されたため大戦後は活動の場をイタリアに移した。ローマで聖チェチリア管との共演を聴いたトスカニーニはペルレアの才能を認め、スカラ座への頻繁な客演へと繋がることになる。更に1950年にはNBC交響楽団とメトロポリタン歌劇場にも客演。終焉の地となるニューヨークとの縁が始まる。以後アメリカでの活躍が主となる。米ドルの強かった時代、アメリカのVOXレーベルはヨーロッパのオーケストラを用いて膨大な録音を遺し、ペルレアもVOXの主力指揮者の一人であった。1957年には心臓発作と脳卒中で倒れて、半身不随となるも意欲は衰えず着座して左手だけで指揮。マンハッタン音楽院でも教鞭を執る。1969年にルーマニアで里帰り公演を行った。VOXレーベルのファンの方にはお馴染みの指揮者だろう。この録音はVOXと契約する以前のREMINGTON録音のフランス盤で、1950年代初期の録音と思われる。ペルレアにもそのような時代があったことを、この盤の入荷で初めて知ることとなった。曲はドビュッシー:子供のためのバレエ音楽「おもちゃ箱」で滅多に録音がされない趣味性の高い曲を選んだものだと感心した。古い録音としては破格の高音質でフランス盤の力だろう。オケはRIAS交響楽団とあり、ベルリンでDGGでフリッチャイが創設したあのRIASso.への客演だろうか?或いはモノラル期の最初期の録音の可能性もある。ステレオ期に入る数点の録音は聴いたが、このモノラルは相当に珍しい音源であることは確かである。A.クリュイタンス指揮フランス国立放送o.が1950年代にモノラル録音(FCX 307)、E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.も1958年に録音があるが他の録音の入荷は無く、今の所LPでは最初期の録音といえる。しかもフランス人ではないペルレアの録音とは面白い。情景をしっかり描いた美しい演奏で誰が聴いてもモノラル初期の良い演奏であることが理解されるだろう。VOX時代の演奏よりも深み感じる。時折出てくるピアノ曲のメロディが和ませてくれる。尚「おもちゃ箱 」は愛娘エンマ(愛称シュシュ)のためにピアノ独奏曲として1913年10月に完成、アンドレ・カプレと協力して1914年春に管弦楽版に着手したがドビュッシーが1918年に没したため、未完に終わり、カプレが残されたスケッチを基に補筆する形で完成させている。この管弦楽版は1920年に出版された。アンゲルブレシュトの指揮で初演された。

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