[Club National du Disque] A.セリエ(pf) / ドイツのピアノ作品集/バッハ, ハイドン, ベートーヴェン, ウェーバー, モーツァルト, シューマン, ブラームス

[ 1237-035 ] Alexander Sellier ‎– Les grands Classiques Allemands du Piano

通常価格:¥ 88,000 税込

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商品コード: 1237-035

作品名:ドイツのピアノ作品集/バッハ:フランス組曲6番B.817, ハイドン:ソナタニ長調 Hob.XVI:37, ベートーヴェン:11のバガテル Op.119~7番ハ長調, 9番イ短調, 8番ハ長調, ウェーバー:Pf ソナタ1番Op.24~第4楽章プレスト「無窮動」 | モーツァルト:Pf ソナタ11番K.331, シューマン:幻想小曲集Op.12~第2曲「飛躍」, 同:~第3曲「なぜ」, ブラームス:2つのラプソディ 第2番 Op.79-2
演奏者:A.セリエ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:CLUB NATIONAL du DISQUE
レコード番号:CND 48
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 難あるが極軽度
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面10時に極小5+8回出る点, B面6時に極小2回出る点あり→7
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---紺/銀段付, Le Club Des Jeunesses Musicales De Francais, 6時にMade in Francais, グルーヴガード厚手, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CND 481 LN1/CND 481 LN1 (ストレート小文字スタンパー・Club National du Disque/Pathéタイプ), Club National de Disques録音モノラル製造を示すCND***で始まりレコード番号の1部を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 206458/M6 206915, 再補助マトリクス:ストレートパテキュラー(Patéculaire)・XPARTX 44232 2/XPARTX 44233 2, ストレートタイプ3種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1959年頃の製造分, オリジナル録音のため正規番号・旧番号存在せず, 赤白/緑内溝レーベル存在せず, フラット盤存在しないと思われる, 最古レーベル・最厚プレスと思われる, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, Culb National de Disques音源のCulb National de Disques制作Pathéプレス, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---三方折返表ツヤペラ, Encyclopedie Musicale Sonore, 表記されたジャケット番号:CND 48, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Production du Culb National de Disques, 印刷:S.F.D.M.A. , オリジナル録音のため正規番号・旧番号存在せず, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1958年またはそれ以前のドイツザールラント州・ザールルイ・Saalbau de Saarloisでのモノラル録音, 録音技師:Y.Rudelle, プロデューサー:不明, 1959年頃Club National de Disquesによりコピーライト登録・同年Club National du Disque:CND 48(当装丁)にて初リリース, フラット盤は存在しないと思われる, 相当に希少な盤, ピアノはベヒシュタイン, 今では伝説となったセリエの「Les grands Classiques Allemands du Piano」, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ドイツの名匠ピアニスト、アレクサンダー・セリエは1950年代フランスのLumenと Club National de Disquesに数点の録音を残している。そのどれも超が付く貴重品。当音源は『ワルター・ギーゼキング友の会』の為の録音らしい。当初僅か100枚のみプレスされたらしいが、それはおそらく完全な初回分だろう。その後数回は繰り返し版がプレスされたことは間違いない。しかし当社25年の歴史でも初入荷の超希少盤。ジャケットには師ギーゼキングの次のような印象深い賛辞、「セリエはピアノの為に書かれた偉大な作品を非の打ち所の無い優れた審美眼と深い表現でもって演奏する真摯なピアニストである。彼の演奏に耳を傾けるときはいつも本物の音楽を聴いているのだという至福に満たされる(1956年7月)」と掲載されている。Club National de Disquesでは1950年代に作品や作曲家を体系的に周知する目的で楽器別、作曲家別に1枚のLPに少しずつの録音で仕上げたLPをかなり生産した。これはそのピアノ部門の一つでドイツ作品を1枚に網羅し紹介するための録音。但し演奏家が半端ではない。当時アレクサンダー・セリエがどの程度の名声を誇ったか不明だが今となっては遥か雲の上の名人。セリエはフランス系ドイツ人で1924年ドイツ・ザールブリュッケン近郊のザールロイス(Saarlouis)生まれ。ザール音楽大学でW.ギーゼキングに師事。またE.フィッシャー、W.ケンプなどにも学んでいる。1953年にはミュンヘン国際コンクールで優勝しているが、ソリストとして活動をすることはなかったようだ。1950年代中期からはザールブリュッケン音楽院で長く教授を務めた。名前のセリエは正確さに欠き、ゼロエまたはゼラエが現地での発音に近いらしいがここまでセリエできてしまっているので当社ではセリエで統一する。この録音時セリエはまだ当時30歳を超えたばかりであった。既に達観したかのような自然体の演奏は巨匠たちからの教えの賜物か。余計な音がなく、シンプルな中から滲み出る滋味は格別。リステンパルトとの3点のモーツァルト協奏曲も素晴らしいがこれは当社初のソロ録音。改めてアレクサンダー・セリエの芸術に触れる喜びをかみしめる時を得た。

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