[Club National du Disque] A.コリンズ指揮ロンドンso. / モーツァルト:交響曲40番K.550, 交響曲41番K.551「ジュピター」
商品コード: 1241-021
商品詳細:アンソニー・コリンズ指揮のモーツァルト!!ジャケットや名前から受けるイメージは弱い。それも仕方が無いだろう。我々のように何でも耳にできる環境にあって初めて知ることができるものである。これは買い!!である!コリンズはグルダやペイエの伴奏指揮者ではない!あっと驚く硬派の辣腕指揮者。私もこれを聴くまで知らなかった。恐ろしいほど剛性の強い演奏。しかしミュンヒンガーのような硬さは無い。隙も無い密度の高い鋼鉄のようなモーツァルト!!永久保存盤!アンソニー・コリンズ(1893-1963)は英国、ヘイスティングスの生まれの指揮者。1920年に王立音楽大学でアキール・リヴァーデにヴァイオリン、グスターヴ・ホルストに作曲を学んだ。1926年にロンドンso.の首席ヴィオラ奏者となり、コヴェント・ガーデン王立歌劇場でも演奏した。1936年に指揮者に転向し、カール・ローザ歌劇場、サドラーズ・ウェルズ劇場の指揮者を務めた。1939年にはアメリカに渡り、ハリウッド映画の作曲家として活動しながら、指揮者としても主にアメリカとイギリスで活躍した。録音ではロンドンso.とのシベリウス全集が有名。モーツァルトでは1955年にフリードリッヒ・グルダと録音した「ピアノ協奏曲第25番/第26番“戴冠式"」がある。当2曲の交響曲録音はEMI系ではなく、英World Record Club のオリジナル音源である。アンソニー・コリンズはDECCAに籍があった為、この時期EMI系から出すことができなかった為と思われる。1970年頃EMIグループの Classics For Pleasure からも再版された。いずれにしろ知られざる第一級の名演である!2曲の交響曲では何とも分厚い音の骨太のモーツァルトが聴ける。この録音、実はモーツァルティアンにもあまり知られていない超掘り出し物!
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