[Le Club Français Du Disque] シェッファーQt. / モーツァルト:弦楽四重奏曲ハイドン・セット(全6曲)~
商品コード: 1250-057
商品詳細:シェッファーQt.は1948年ドイツ・ケルンで結成された団体。第1Vn:クルト・シェッファー、第2Vn:フランツ・ヨゼフ・マイアー、Va:フランツ・ベーヤー、Vc:クルト・ヘルツブルックからなる。リーダーのクルト・シェッファーはケルン音楽院の教授。第2VnのF.J.マイアーは後にコレギウム・アウレウムを創設する。Vaのフランツ・ベーヤーはシュトループQt.のVa奏者だった。Vcのクルト・ヘルツブルックもケルン音楽院の教授である。特にクルト・シェッファーの音楽性は飛び抜けており、第1Vn優位の傾向はある。録音のほとんどが仏Le Club Français Du Disqueで、中でも1960年代初期に録音されたベートーヴェンの全曲録音は非常に評価が高く、入手難のコレクターズアイテムになっている。彼らはベートーヴェンに先駆けて1957年にモーツァルトのハイドンセット6曲をリリースしている。この録音は殆ど知られていない。当時のドイツにおける弦楽四重奏団に比べよく歌い、豊かな表情を持つ演奏でプレスも少なくお宝の一つといえる。1960年代に入るとどの団体も滑らかな演奏にはなるが逆に重厚さが減退することになり、1970年代に入るといたって軽くなる。これを軽妙としてよしとする文化もあるが、シェッファーQt.の持つ、重厚さに多少の柔軟さが加味された演奏を聴いてしまうと、やはり存在感が全く違うことに気付くのである。これら多少の重厚さを持ち、しかも心地好い演奏というのはやはり1950年代にしかなかく、貴重な録音といえる。3枚組のアルバムは希少なだけでなく、演奏も第一級である!実はかなり少ないが単売も存在している。但し単売は必ず廉価盤の共通デザインジャケットに入るようである。
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