[独DGG] W.ケンプ(pf) / シューベルト:Pfソナタ選集(18曲)

[ BOX-1053 ]

通常価格:¥ 11,000 税込

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商品コード: BOX-1053

作品名:シューベルト:Pfソナタ選集(18曲)/第21番 D 960, 第20番 D 959, 第2番 D 279(未完), 第19番 D 958, 第18番「幻想」 D 894 Op.78, 第17番 D 850 Op.53, 第14番 D 784 Op.143, 第16番 D 845 Op.42, 第15番「レリーク」 D 840(未完), 第13番 D 664 Op.120, 第11番 D 625(未完), 第9番 D 575 Op.147, 第7番 D 568 Op.122, 第6番 D 566(未完)
演奏者:W.ケンプ(pf)
プレス国:
レーベル:独DGG
レコード番号:2720 024
M/S:S
枚数・大きさ:(9)
評価/レコード:A8/6
評価/ジャケット:
キズ情報:未洗浄, 第10面3h:小6回出る凸, 小~中9回出るキズ
レーベルタイプ:
ジャケット:
トピックス:青2本線 内溝, 布箱, (P)1965/67/68/70, リブ付, バラで未発売の曲が箱(本品)のみに収録されている

商品詳細:ケンプはベートーヴェンの2回目ステレオ録音と一部並行してシューベルトに挑戦。1965~69年までにLP9枚に殆どの主要曲を録音。全て単売LPがその都度リリースされたが、1970年に9枚の入りのソナタ全集箱がリリースされた(実際は18曲で全曲ではない)。シューマンもDGGに同様の主要曲録音を行った。ドイツ人として果たさねばならない使命感?シューベルトの単に優しいだけではない、曲が語るべき情感を伝えるべく、一曲毎に性格付けをしっかり行い、暗い曲は暗く、詩的な表情を残しつつ、豊かな感興溢れる曲集に仕上げた。ケンプの人格が前面に出たベートーヴェン以上に曲を掘り下げた名演。カップリングは合理的な配列に置き換わっている。チェーリップレーベルが初出の盤は最初の2枚だけで他6枚は初出時点から青2本線レーベルだった。その為、この全集箱は再版ではあるがオリジナルに近い全集箱として価値が高いといえる。当社では平行してバラ全集も進行しているが全部揃えることは簡単ではなく、時間がかかる。箱は音質が揃っている点も利点といえるだろう。ケンプはDECCA時代に、モノLXTで2枚のシューベルトを出していた(LXT 2577:ソナタ21番・LXT 2834:ソナタ16番)。思うような録音活動が出来なかったことがDECCAを去った一因と思われる。ドイツ人であるケンプがDGGに移籍したのは自然の帰結だったような気がする。DECCAより音質の点で1ランク下がるDGGだが、ある程度自由を得た器楽奏者にとって居心地の良い環境だったに違いない。ケンプはここDGGで2回のベートーヴェン・ソナタ全集、シューベルト、シューマン主要曲全集、2回のベートーヴェン協奏曲全集など歴史に残る仕事をすることが出来た。シューベルト主要曲ソナタ集はその一つにすぎないがケンプなら聴いて見ようと感じさせるものがある。尚8/10/12番の3曲は録音がなく全21曲中の18曲に留まり全曲録音ではない。また、箱物とバラを調査していて大変なことがわかった。バラは全部で9枚出ているがソナタではない曲も多く、バラ9枚で集まるソナタは2・6・9・11・13・15・16・18・19・20・21番の11曲しか出ていない。箱の9枚にソナタでない曲はななく、バラでは出ていない1・3・4・5・7・14・17番の7曲があり、この7曲は箱でしか聴けないと判明した。つまりケンプが録音したソナタ18曲は箱で全て聴けるが、バラ9枚では11曲しか聴けないことが判明した。それがわかると箱の価値が俄然高くなる。今回1枚ずつ比較調査して初めてわかったことなので報告する。ケンプが録音したソナタ18曲を聴くにはこの箱しか方法がないことがわかった!(2021/12/04)




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