[ORION] B.セガール(pf) / モーツァルト:Pf変奏曲集/K.265, 460, 620, 179, Anh.137

[ 1257-035p ] Bernardo Segall – W.A. Mozart Variations For Piano

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商品コード: 1257-035p

作品名:モーツァルト:Pf変奏曲集/12のピアノ変奏曲 ハ長調K.265, サルティのオペラ『2人が争えば3人目が得をする』のミンゴーネのアリア「仔羊のように」による2つ(8つ)の変奏曲 イ長調 K.460 , 歌劇「魔笛」のテーマによる変奏曲K.620 | J.C.フィッシャーのメヌエットによる12の変奏曲 ハ長調 K. 179, クラリネット五重奏曲K.581の終楽章の主題による6つの変奏曲 K.Anh.137
演奏者:B.セガール(pf)
プレス国:米国, U.S.A.
レーベル:ORION
レコード番号:ORS 73132
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【米国でのオリジナル】---艶消黒/金浅中溝, Dolby process, グルーヴガード厚手, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:(P)1973 ORS 73132-A Re-2/(P)1973 ORS 73132-B Re-2 (手書き文字スタンパー・ORIONタイプ), ORIONステレオ製造を示すORS***とレコード番号を含む米国型専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1970年代のスタンパーを用いた1973年頃の製造分, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, カッティング担当の前任者:不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ORION音源のORION制作プレス不明, 工場:不明, オリジナル, original
ジャケット:【米国でのオリジナル】---厚紙, 表記されたジャケット番号:ORS 73132, Price Code:なし, 背文字:あり(黄色・黒背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Orion Master Recordings Inc., 印刷:記載なし・米国製, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1973年又はそれ以前の米国カリフォルニア州Spectrum Studios, Venice, CA・Spectrum StudiosでのDolby processステレオ録音, 録音詳細不明, 1973年頃Orion Master Recordings Incによりコピーライト登録・同年ORION:ORS 73132(当装丁)にて初リリース, よくできた変奏曲でここで初めてお目にかかれる曲もあるのでは?魔笛の変奏曲やK.581の終楽章の変奏曲などが特に面白い, 欧州盤存在せず, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:モーツァルトのピアノによる変奏曲ばかり集めたLPである。先頭のK.265の主題は「きらきら星」という歌でよく知られた旋律であるが、もともとはフランス民謡「シルヴァンドルの愛 Les amours de Silvandre」である。きらきら星変奏曲の名前で親しまれる最も有名な変奏曲で正式な曲名は『フランスの歌曲「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲』となる。しかし、『きらきら星』の歌詞が書かれたのはモーツァルトの死後であることがわかっている。2曲目のK.460はピアノのための変奏曲 イ長調でサルティのオペラ『他人の喧嘩で得をする(漁夫の利) Fra i due litiganti』のミンゴーネのアリア「仔羊のごとく Come un agnello」の主題をモチーフにしている。自筆譜には2つの変奏しか残されいない。 それが新全集に採録されている。 変奏が2つしかないまま曲が閉じるはずはないので、残されているものは断片ということになる。3曲目は歌劇「魔笛」のテーマによる変奏曲K.620だが実は作・編曲者等不詳の変奏曲である。ケッヒェル番号は勿論K.620だがモーツァルトの真作ではない。ここではモーツァルトの曲として演奏している。聴けはすぐの魔笛~第1幕第17場でパパゲーノが鳴らす魔法の鈴の主題が出てくるのですぐに解かる。B面の先頭は当時有名なオーボエ奏者だったフィッシャーのオーボエ協奏曲第1番の終楽章ロンドのメヌエット主題を基にしたフォルテピアノのための変奏曲で『フィッシャー変奏曲』と呼ばれる。その主題の旋律について、モーツァルトはクリスティアン・バッハのクラヴィーア版で知ったのではないかという説がある。クリスティアン・バッハ作の特徴的なメロディーで始まる。最後の変奏曲はAnh.137でクラリネット五重奏曲K.581の終楽章の主題による6つの変奏曲で主題と5つの変奏曲からなり、主題はK.581でお馴染みのメロディーが飛び出し、すぐにわかる。モーツァルト本人による作曲。これらは曲当てクイズとしても非常に面白味を持つLPであり、モーツァルティアンならタップリと楽しめる変奏曲となっている。ピアノのベルナルド・セガール(1911 -1993)は、ブラジル・サンパウロ生まれのピアニスト。9 歳のときに生まれ故郷のブラジルのカンピーナスでプロのピアニストとしてデビュー。16 歳で渡米し、アレクサンダー・シロティに師事し、21 歳でニューヨーク市庁舎でアメリカ デビューを果たし、後にニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラで演奏した。セガールには、ブラジルで有名な画家であるLasar Segallの叔父もいた。コンサート・ ピアニストとしての演奏に加えて、ベルナルド・セガールは、劇場、バレエ、映画、テレビの作曲家としてのキャリアもある。スティーブ・マックイーン主演のセントルイス銀行強盗事件、ジンジャー・コフィーの幸運、カスター・オブ・ザ・ウェストなどの映画の音楽を作曲し、テレビシリーズの音楽を書いた。米国で活躍した著名な音楽家であった。演奏は温かみを感じるもので、何所かエンターティナーの要素を感じる。誰の耳にも心地よく感じる演奏をよく知っている音楽家である。

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