商品コード:1260-010p[DECCA] K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o. W.クロツィンガー(vn) S.バルヒェツト(vc) 他/ バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集-3/3番B.1048, 4番B.1049
商品コード: 1260-010p
商品詳細:1958年録音の2回目ブランデンブルク協奏曲(全6曲)の一つ。。ただし、それぞれオリジナルのステレオ番号は全てSXL初期番号であり、どれも高額となっている。このブランデンブルク協奏曲のステレオであるSXL番号はバラ3枚必要で高額である。オリジナルに拘らなければ格安で聴くことができるDECCAのK.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o.の初期ステレオ録音である。録音は全てスイス・ジュネーヴとドイツ・シュトゥットガルトで行われたが音源はDECCAの為SXL番号がステレオのオリジナルとなる。ブランデンブルク協奏曲のヴァイオリンはクロツィンガー。初回モノラル録音より2回目の方がプレスが少なく、入手が困難な録音である。英国DECCAもバッハに関しては、ドイツの専門家に当時からお任せだったことが伺える。白羽の矢が立ったのはカール・ミュンヒンガー(1915 - 1990)、シュトゥットガルト生まれ。ライプツィヒでヘルマン・アーベントロートに指揮を学び、1945年にシュトゥットガルト室内管弦楽団を結成、ヴィヴァルディ『四季』の世界で初めてのレコード録音を行いベストセラーにした他、バッハなどのバロック音楽の清新な演奏で世界的名声を得た。DECCAで最初のブランデンブルク協奏曲も1950年リリースでLXT 2501というLP1号の番号を持つ。ステレオ期に入っても勢いは止まらず、バッハやバロック作品で圧倒的な録音群を残した。1960年代後期より古楽器演奏が台頭し人気は衰えたが、バッハの主要作品の初期録音は今以て金字塔と言える。初回録音の濃密な雰囲気~がらりと変わり、清々しいまでの見通しの良い、すっきりしたがソリストたちにしっかり歌わせ、堅牢な構築は流石のミュンヒンガーである。初回とは全く異なるスタイルなので、何方か一つというものではない。何方もミュンヒンガーの音楽であり、この後ウィーンpo.等を振ってDECCAの看板指揮者として貢献してゆく過程を理解できる。SXL2000番台はさすがの音質!バラ3枚で発売されていて、全てED1のオリジナルで集めるのは中々大変!箱物も存在するが再版となる。
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