[COLUMBIA] L.コーガン(vn) O.アッカーマン指揮フィルハーモニアo. / A.ヴァンデルノート指揮パリ音楽院o./ モーツァルト:Vn協奏曲3番K.216, 5番K.219

[ 1261-009p ] Leonid Kogan – Concerto N°3 En Sol Majeur - Concerto N°5 En La Majeur

通常価格:¥ 11,000 税込

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商品コード: 1261-009p

作品名:モーツァルト:Vn協奏曲3番K.216 | Vn協奏曲5番K.219
演奏者:L.コーガン(vn)O.アッカーマン指揮フィルハーモニアo.(3番)/A.ヴァンデルノート指揮パリ音楽院o.(5番)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 589
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A : 経度のシワ・角丸みあり, 背文字一部消えあり
キズ情報:A面12時冒頭に極小7+微かに3回出るシミ(プレスミス)あり, 影響は小さいが6とした
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---紺/銀音符段付, 6時にMade in France, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33 FCX 589, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XAX 886-4N/XLX 730 22B (ラウンド/ストレート小文字マトリクス・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国/フランス録音モノラル製造を示すXAX/XLX ***で始まるりレコード番号を含まない専用スタンパー使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 2179176/M6 194160, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンド/ストレートタイプの本体とストレートMスタンパーの2種並存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1960年後期頃の製造分, 旧番号存在せず, 紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤存在せず, 最古レーベル・最古プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系英国/フランス音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, 表記されたジャケット番号:FCX 589, Price Code:Ⓐ, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷記録で最古の裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris., 印刷:S.I.A.T.(Société Imprimerie Art et Techniques S.A.) Paris, 記載ないがカッサンドル工房のデザインに似ている, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, oroginal in Fr.
トピックス:3番:1955年ロンドンでのモノラル録音・1956年頃英COLUMBIA:33CX 1395(+プロコフィエフVn協2番/キャメロン/ロンドンso.)にて初リリース, 5番:1957年パリでのモノラル録音・1960年頃仏COLUMBIA:FCX 589(当装丁)にて初リリース, 3番もフランスでは同じ仏COLUMBIA:FCX 589(当装丁)にて初リリース, 5番は英国未発売, 3番は1959年シルヴェストリ/パリ音楽院o.と2回目録音あり・33CX1744/-・FCX 843/SAXF 138, 3/5番のカップリングはフランスのみでこれは初年度リリース分オリジナル

商品詳細:これは英国録音の協奏曲3番(O.アッカーマン指揮フィルハーモニアo.)とフランス録音の協奏曲5番(ヴァンデルノート指揮パリ音楽院o)をカップリングしたコーガンのモーツァルトVn協奏曲としたフランスCOLUMBIAだけのカップリング。英国では協奏曲3番は同じ英国録音のプロコフィエフVn協2番/キャメロン/ロンドンso.とカップリングされ33CX 1395で発売された。協奏曲5番は英国未発売である。フランス録音には冷淡な英国らしい考え方である。勿論英国オリジナルの33CX 1395は人気の高い高額モノラルLPである。しかしプロコフィエフの方に興味のない方にとって、モーツァルトVn協奏曲2曲入りは魅力的ではあるまいか? しかも協奏曲5番はこの盤がオリジナルとなり、英国盤の初期盤は存在しない。尚、奏曲3番は2回録音があり、2回目はシルヴェストリ/パリ音楽院O.との再録音がある。それは1962年に33 CX1744/SAX なし、FCX 843/SAXF 138で発売された。そのステレオはフランスのみ発売でやはり英国のフランス録音への関心の無さが出ている。元々コーガンはフランスに留学していた半分フランス人的扱いを受けてきたヴァイオリン奏者である。英国録音はあるがあくまで自国奏者ではない。今でこそコーガンの人気は世界的にも凄まじいものがあるが、当時はそのような兆しすらなかった。しかし誰の耳にもコーガンの演奏は心地よく、第一級のヴァイオリン奏者である事実は明らかである。モノラル録音ではソロがすぐそばで弾いているような臨場感があり、ステレオでは得難い快感が大きいのである。一部のステレオ盤が100万円を超えるような価格で取引されるらしいが、その金額は芸術のレベルを反映するものでは決してない。1962年頃のモノラル/ステレオ録音でさえ、比較試聴すればモノラルのほうが良いことは明らかである。しかしステレオがモノラルの10倍以上の価格となるのは単に「需要と供給のバランス」という資本主義の原理が働いている現象である。音楽を愛好する方には関係ない世界である。少しでも良い音でコーガンのヴァイオリンを、モーツァルトを楽しむなら、これは非常に良いLPである。TRIANONの再版でも楽しめるが、このオリジナルと比較すれば大きな違いを感じるだろう。オリジナルの力は大きいものがある。

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