[NIXA] アマデウスQt. / モーツァルト:SQ16番K.428, 17番K.458「狩」
商品コード: 1262-013p
商品詳細:アマデウス弦楽四重奏団は1948年に英国でデビューした。ウィーン生まれのユダヤ人であるノーバート・ブレイニン(第1ヴァイオリン)とペーター・シドロフ(ヴィオラ )がオーストリア出身のユダヤ人である ジークムント・ニッセル(第2ヴァイオリン)と唯一英国人のマーティン・ロヴェット(チェロ)の4人で結成された。以降1987年のシドロフの死によって活動が停止するまでの39年間という長きにわたり完全同一メンバーで活動を行った団体であった。芸風はウィーン的であり、ドイツ・オーストリア風とみなされていた。DGGに多くの録音を残したが彼らのLP初期にはWESTMINSTERとHMVにモノラル録音が多く残されている。特にWESTMINSTERは発足当初から複数の団体でモーツァルトの弦楽四重奏曲全集録音を計画しておりアマデウスQt.はこの録音に参加、16・17・18・23番の4曲を録音した。御周知の通り他にはバリリQt.とウィーン・コンツェルトハウスQt.が参加して全23曲の全集を制作した。日本ではバリリQt.とウィーン・コンツェルトハウスQt.だけがいつも注目の的となっているがアマデウスQt.の4曲が無ければ全集は完成しない。WL番号の後XWN番号で曲の順番に再版されるので異なる団体のカップリングとなることが多い。WESTMINSTERが芸術レベルの大きく異なる団体同士を混ぜるはずもなく、当時のアマデウスQt.の演奏はウィーン風味があり好ましい。DGGに移籍してから多少のスタイルの変更が認められるがこの段階で二つの団体に大きく見劣りはしていない。今回は非常に音質が良く希少な英国NIXAレーベルが入荷した。お見逃しなく!
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