[TELEFUNKEN] J.P.ランパル(fl) R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb) J.ユショー(vc) / バッハ:FlとCembのソナタ全集-1/タB.1033~1035, 1020

[ 1263-012 ] Bach, Jean-Pierre Rampal, Robert Veyron-Lacroix, Jean Huchot – Sonaten Für Flöte Und Basso Continuo, Sonate G-Moll Für Flöte Und Cembalo

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商品コード: 1263-012

作品名:バッハ:FlとCembのソナタ全集-1/Flと通奏低音のためのソナタ第3番 ホ長調B.1035, Flと通奏低音のためのソナタ第1番 ハ長調B.1033 | Flと通奏低音のためのソナタ第2番 ホ短調B.1034, Fl又はVnのためのソナタ ト短調B.1020
演奏者:J.P.ランパル(fl)R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb)J.ユショー(vc)
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:TELEFUNKEN
レコード番号:LE 6544
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】---紫/銀V字塗潰ツヤ内溝, フラット重量, Manufactured in Germanyの刻印, 6時にLANGSPIEL PLATTE □33M, 表記されたレコード番号:LE 6544, Price Code:なし , Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:LDG 1293-X/LDG 1293-1XR (ラウンド小文字スタンパー・TELEFUNKEN旧タイプ), TELEFUNKENモノラル製造を示すLDG***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1950年代のスタンパーによる1955年頃の製造分, 内溝レーベル・フラット盤の最初期分, ドイツに旧番号存在せず, ドイツでこれより古いレーベル存在せず, 更に古いマトリクス存在するか不明, ドイツでの最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Ducretet Thomson音源のTELEFUNKEN制作プレス, 工場:TELDEC Press GmbH & Co.KG. Niedernstr. 3 - 724589 Nortorf Germany, ドイツでのオリジナル, original in De.
ジャケット:【ドイツでのオリジナル】---上開両面コートペラ, Lic.Ducretet Thomson, LANGSPIEL PLATTE 33 U/min, 表記されたジャケット番号:LE 6544, Price Code:なし, 背文字:なし(上開タイプの為), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがドイツでは当ジャケットである), 製作:TELDEC »Telefunken-Decca« Schallplatten GmbH, 印刷:記載なし・ドイツ製, これより古いタイプ存在せず, ドイツでのオリジナル, original in De.
トピックス:1954年パリでの初回モノラル全集, 録音詳細不明, 1955年頃:Compagnie Française Thomson-Houstonによりコピーライト登録・同年Ducretet Thomson:320C 021(石像中溝, ・La Voix de Mondeレーベル・フラット盤)にて初リリース, ドイツでは1955年頃TELEFUNKEN:LE 6544(当装丁)にて初リリース→同年?LT 6544(紫/金V字塗潰ツヤ内溝)→ AWT 9403(黒/金V字塗潰ツヤレーベル・グルーヴガード厚手)--と変遷する、Vol.2は320C 027だがドイツで対応する番号は未入荷で不明(存在しない可能性もある)→1960年代に AWT 9404(黒/金V字塗潰ツヤレーベル・グルーブガード厚手)あり, 仏オリジナルの:320C 021/027は希少で高額→1960年代DCU 11/DCU 12でパテから再版される, J.P.ランパル(fl)R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb)による最初の全曲録音で全5回はあるらしい

商品詳細:ジャン・ピエール・ランパル(1922-2000)はフランス・マルセイユ生まれ。名前は不明だが、日本人でフランスでランパルを聴いて、かなり早い時期からランパルを日本に紹介し、何度も来日の手配に尽力した方が居られる。その方の活動もあってランパルは日本で一番有名なフルート奏者になった。ランパルはSP期から録音があり、バッハのflソナタの全曲録音に関しては5回の録音があるのが通説になっている。1回目「1947年~1950年」ラクロワ「BAM」、2回目「1954年」ラクロワ「Ducretet Thomson(CDはEMI)」、3回目「1962年」ラクロワ「ERATO」、4回目「1973年」ラクロワ「ERATO」、5回目「1984年」ピノック「CBS」となるが、BAMの録音はBAM:LD 01にFlソナタ(Lute組曲B.997編曲)が入るだけで通常のFlソナタではない。またBAMのSP:86-7にFlソナタB.1029はガンバソナタの編曲で、これも通常のFlソナタではない。したがってBAM録音を全曲録音の通算から除外して計4回の全曲録音が正しいと思われる。Ducretet Thomsonは間違いなく初期録音であり市場初のLPによる全曲録音となった。以降ランパルが引っ張る形でバッハ:フルートソナタ全集の録音が活発化していったとみていいだろう。ランパルはフランス人なので音色は明るめである。一部のドイツ絶対主義の方にはこの部分が受け入れられないらしい。そこでニコレやグラーフらの録音を良しとする一派ができたようだ。しかし声楽や協奏曲では明るい演奏も人気である。これは日本にクラシック音楽が入ってきたときの一部の先生方が作り上げた幻想のようなものだろう。現にこの20年間でフルトヴェングラーとトスカニーニは人気が逆転した。クリュイタンスのベートーヴェン交響曲は高い人気を維持している。音楽を聴く以前から「ねばならない」固定観念が知らずに存在し、邪魔をしているに過ぎないと思う。イタリア人の演奏するブラームスは素晴らしいことが多い。それと同じでランパルの見識の高さ、安定感、柔らかくて艶やかな響きには難点を付けられるところは見当たらない。先駆者というだけでなく、高い芸術性を誇る録音。そのランパルも録音を重ねるごとに少しずつ違った印象も見せるようになる。ドイツでも初期にTELEFUNKEN~発売されたがLE/LT***番号のVol.2の入荷は未だになく発売されたのか定かでない。1960年に入りAWT 9402-3のバラ2枚で発売された。

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