[CAPITOL] N.ミルシテイン(vn) W.ジュスキント指揮コンサート・アーツo. / 「Vn小品集」モーツァルト, ベートーヴェン, ヴィエニャフスキ, ノヴァチェック, ストラヴィンスキー, サン・サーンス

[ 1264-055 ] Nathan Milstein – Masterpieces For Violin And Orchestra

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商品コード: 1264-055

作品名:Milstein・Vn小品集/モーツァルト:Vnのためのアダージョ k.261, Vnのための協奏風ロンドK.373, ベートーヴェン:Vnと管弦楽のためのロマンス2番Op.50 | ヴィエニャフスキ:伝説Op.17, ノヴァチェック:常動曲, ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」~子守唄, サン・サーンス:序章とロンド・カプリチオーソOp. 28
演奏者:N.ミルシテイン(vn)W.ジュスキント指揮コンサート・アーツo.
プレス国:フランス, France
レーベル:CAPITOL
レコード番号:P 8528
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A : 左側に軽度の退色あり
キズ情報:A面5時に極小7回出る点, 8時に極小2+2+微かに3回出る点あり, B面7時に微かに~極小10回出る点あり→7とした
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---黒虹輪段付, 9時にFull Dimensional Sound, 12時にManufactured by Pathé Marconi in France, グルーヴガード厚手, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:P1-8528-A 1 #2/P1-8528-D6 (ラウンド大文字スタンパー・CAPITOL/Pathéタイプ), CAPITOLモノラル製造を示すP ***で始まりレコード番号を含む米国型フランス専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス:ラウンドトMスタンパー・M6 224144/M6 224145, 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない/ロケット刻印あり, ラウンドタイプ2種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1960年頃の製造分, 旧番号存在せず, 濃緑/銀内溝レーベル存在せず, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランスで最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:不明, ステレオ存在する, RIAAカーヴである, CAPITOL音源の仏CAPITOL制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのモノラル・オリジナル, original for mono in Fr.
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), 表記されたジャケット番号:P 8528, Price Code:Série de Luxe(記載なし), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Paris, 印刷:S.I.A.T.(Société Imprimerie Art et Techniques S.A.) Paris, Atelier Frutiger (Pfaffli)のデザイン, 棒付ボード以前の旧デザインペラジャケット存在せず, これより古いタイプ存在せず, フランスでのモノラル・オリジナル, original for mono in Fr.
トピックス:1960年2月24-26日米国カリフォルニア州ロサンゼルス市ハリウッドでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:Richard Jones, 米国では1960年Capitol Records, Inc. によりコピーライト登録・同年米CAPITOLからモノラル:P 8528(黒虹輪レーベル・グルーブガード厚手盤・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 同年ステレオ:SP 8528(黒虹輪STEREOレーベル・グルーヴガード厚手盤・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1960年仏CAPITOL:P 8528(当装丁)のPathéプレスにてモノラルが初リリース, 同年ステレオ:SP 8528(黒虹輪STÉRÉO段付レーベル・棒付厚手ボードジャケット入り)にて初リリース, 仏ステレオは当社未入荷の希少番号, コンサート・アーツo.は指揮者フェリックス・スラットキン( 1915– 1963)が創設したコンサート用オーケストラ, これはフランスで発売された初年度リリース分のモノラル・オリジナル, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:ミルシテイン/ジュスキント指揮によるVn作品集。ピアノ伴奏の多いミルシテインだが、これは唯一オーケストラとの共演。勿論オーケストラ付きのオリジナル曲である。こういった曲種までミルシテインで聴けるとはファンにはありがたい。米/英/仏プレスがありそれぞれ特徴がよく出てる。モーツァルトのアダージョとロンドが入る。英・WRCからも出ている。絹糸の如き彼の弦の音がたっぷりと楽しめる。米盤の音に納得のいかなかった方には是非、買い替えをお薦めしたい。ナタン・ミルシテイン(1904 1992)はウクライナ・オデッサ(オデーサ)生まれのユダヤ系ヴァイオリニスト。英語読みではネイサン・ミルスタインとなるが当社ではナタン・ミルシテインで統一している。20世紀の傑出したヴァイオリニストの一人に数えれている。11歳のときレオポルト・アウアーの招きでペテルブルク音楽院に入学、アウアーのロシア時代の最後の弟子の一人となる。ロシア革命により1917年にアウアーがノルウェーに脱出してしまうと、キエフに戻り、ウラジミール・ホロヴィッツと知り合い、意気投合し、しばしば共演するようになり、1925年には西ヨーロッパでの演奏旅行も一緒に行った。この頃にはウジェーヌ・イザイの門も叩いている。1929年にレオポルド・ストコフスキー指揮のフィラデルフィア管弦楽団によりアメリカ・デビュー。ついにニューヨークに居を構えるが、度々ヨーロッパで演奏旅行に取り組んだ。1942年にアメリカ合衆国の市民権を取得。フランコ・ベルギー楽派の優美な演奏スタイルでその美しい音色から「ヴァイオリンの貴公子」と称される。CAPITOLはミルシテインを擁したことでクラシックファンからどれだけ信頼を得たか分からないレーベルである。正直少なくともクラシック音楽ではさほど大きな貢献のないこの米国レーベルが、業界で名声を持つのはひとえにナタン・ミルシテインの籍があったから、とするのは言い過ぎではないだろう。オケのコンサート・アーツo.はハリウッドでフェリックス・スラットキン( 1915– 1963)が創設したコンサート用オーケストラである。大衆的な何でも屋的なアカデミックなオケではない。しかしどの指揮者でも、どのオケでもミルシテインの録音となればそれらは二の次であり、ミルシテインがソロを取れば指揮者やオケに対する言及は意味がないとさえいえる。これはいくつかあるオーケストラ伴奏つきの小品集で米国タイトルは「 Milstein Masterpieces」。フランス盤では単に「Milstein Milstein Milstein」。モーツァルト、ベートーヴェン等お馴染みのオケ付き作品が並ぶ。フランス盤ならば音質には文句のないところ。日本で初期LPの始まりの時期に米国盤を購入された方はおられるだろう。お宝であるに違いないが米CAPITOLの最大の弱点はその音質にある。2000年代に入りCAPITOL音源のフランスプレスが入手出来ようになると、昔大枚をはたいた米CAPITOL盤の価値が音をたてて崩れるさまを体験されたことだろう。日本盤→米国盤→フランス盤と順を追って音質が向上してゆく。これは真実なので仕方がない。英国盤も存在するがミルシテインの持つ弦の華やぎを再現するLPとしてフランスPathéプレス以上のLPはないと思う。品物の価値が時間ととも変化するのはLPに限ったことではない。最初からフランスPathéプレスを聴く方より、段階を踏んで来られた方のほうがその価値への認識は大きなものになるだろう。

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