[MELODIYA] ボロディンQt. / ベートーヴェン:弦楽四重奏曲1番Op.18-1, 2番Op.18-2
商品コード: 1264-049n
商品詳細:ボロディン弦楽四重奏団は旧ソ連邦において1945年に結成されたロシアの弦楽四重奏団。歴代メンバーの亡命や国外流出を経てなお現在、精力的に活動を続けている。当初、「モスクワ・フィルハーモニー四重奏団」と名乗っていたが、1955年に、近代ロシアの室内楽の開拓者というべき作曲家アレクサンドル・ボロディンにちなんで改名された。初代メンバーは第1Vn:ロスティスラフ・ドゥビンスキー、第2Vn:ヴラディーミル・ラベイ、Va:ルドルフ・バルシャイ、Vc:ヴァレンティン・ベルリンスキーで結成されたが、第1VnとVC以外は何度か交代している。LP録音に当たる1953年から1974年までまったくメンバー交代をせず、安定した録音を聴くことができる。1974年第1Vnのロスティスラフ・ドゥビンスキーが米国に亡命しミハイル・コペルマン に変わった。その時点で芸風は大きく変化している。彼等の録音では特にショスタコーヴィチと全曲録音だろう。ベートーヴェンはOp.18の6曲と11番、14番の8曲を録音している。幸いにもOp.18は1972年までの録音でドゥビンスキー時代の録音である。ボロディンQt.は2002年~2004年になって改めてCDでベートーヴェンの全曲録音を行った。ズスケQt.にも対抗しうる非常に美しい演奏だけに録音が限られることが惜しいがそれでもOp.18の6曲が聴けることは幸いである。名演が多い、Op.18ではあるがボロディンQt.の演奏も決して外せない録音であることは言うまでもない。
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