[COLUMBIA] ハンガリーQt. / ドビュッシー:弦楽四重奏曲Op.10, ラヴェル:弦楽四重奏曲

[ 1268-047b ] Debussy / Ravel - Le Quatuor Hongrois – Quatuor En Sol Mineur / Quatuor En Fa Majeur

通常価格:¥ 1,100 税込

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商品コード: 1268-047b

作品名:ドビュッシー:弦楽四重奏曲Op.10 | ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
演奏者:ハンガリーQt./Z.セーケイ, A.モスコフスキー(vn)D.コルムザイ(va)G.マジャール(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 781
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/5
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面12時に小1+中1+小18回出る斜めスレあり・内1回針飛びあり7→5
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---紺/銀音符内溝, 12時にLongue Durée □33 1/3 Microsillon, 6時にMade in France, 3時に33 1/3 Tours minule, フラット重量, 表記されたレコード番号:33 FCX 781, Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XLX 772 21/XLX 773 21 (ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系フランス録音のモノラル製造を示すXLX***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 194218/M6 194186, 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, EMI系フランス型ストレート本体とストレートM6スタンパーと2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1958年頃の製造分, フランスに10"/旧番号存在せず, 紺/銀音符内溝フラット盤の最初期分, これより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(21/21が最古), ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループCOLUMBIA系フランス音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場: Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのオリジナルタイプ, original type in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレットは存在しない, 表記されたジャケット番号:FCX 781 Haute Fidélité, Price Code: Série de Luxe(記載なし), 背文字:あり(棒上に金色型押・黒クロス紙背景), 内ジャケ窓付き(初期タイプ), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, ジュベール工房のデザイン, 棒付以前のペラジャケット存在せず, 共通デザイン存在するが同時期と思われ廉価版である, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1957年頃パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1958年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:FCX 781にて初リリース→1959年頃同一番号・紺/銀音符段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・棒付オリジナル・タイプジャケット入り→1962年頃FCX 30029に番号変更, 英国で発売されたか不明、これはフラット盤の最初の形だが盤の厚みがやや薄く1959年初期頃のプレスと思われる, 1959年後期には段付きレーベルがプレスされるのでそのアタリと思われる, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ラヴェル/ドビュッシーのSQの代表的録音の一つとして推薦したい。特にこの仏プレスには躍動感があり、いつもは厳しい表情を見せるハンガリーQt.のシャープな動線が、非常に良い効果を生んでいる。内面にまで踏み込んでいながら、硬く渋いだけの演奏になっていない。外面的な装飾も忘れずに美しい演奏と言える。パルナンQt.、レーヴェングートQt.に並ぶ名演の一つと言っても良いと思う。特に弦の軋む音のリアルな響きが堪らなく美的だ。ジュベール工房作のジャケも芸術的!ハンガリーQt.はブダペスト・アカデミーで、ゾルタン・コダーイやイェネー・フバイに学んでいたメンバーであるシャーンドル・ヴェーグらによって、1934年に設立された団体。1935年にはデビューしている。ヴェーグは1940年にヴェーグ四重奏団を設立するために退団しているのでLP録音にはシャーンドル・ヴェーグが参加した録音は存在しない。1950年代のモノラル録音からは第1ヴァイオリン:ゾルターン・セーケイ、第2ヴァイオリン:アレキサンドレ・モシュコフスキ-、ヴィオラ:デネーシュ・コロムサイ、チェロ:ビルモシュ・パロタイの4人で行った物が多い。1956年にチェロがガブリエル・マジャールに交代するので曲によりチェロが2パターンあるが基本はこの4人である。この録音は1957年頃と思われ、チェロはガブリエル・マジャールである。いずれにしてもベートーヴェンの初回録音で見せた様な虚飾を排した率直で一途なスタイルである。しかしこの2曲はベートーヴェンと同じスタンスではない。一直線に曲への沈潜を見せるものの曲への理解は深く良く練り上げられ熟成された表現である。個人の名人芸も見せつつ、4人均質型の原型のような極めて緻密なアンサンブルである。強弱を巧みに使いうるさい演奏をしない所に好感が持てる。1960年代中期頃からVOXへ移籍し、メンバーも一部変わりステレオ期に入るとスタイルは大きく変わることになる。フランスの団体とはアプローチが異なるがモノラル期の充実した内声部が楽しめる録音の一つである。このLPは特に知られた名曲2曲入りであり大推薦!

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