[PARLOPHONE] L.ソルター(cemb/hf) C.スピンクス, G.マルコム(cemb) K.ハース指揮ロンドン・バロックo. / バッハ:2Cemb協奏曲B.1060, C.P.E.バッハ:CembとHfのための二重協奏曲
商品コード: 1269-005p
商品詳細:カール・ハース(1900-1970)はドイツのカール・スルーエの生まれ。ドイツ系ユダヤ人。デュッセルドルフのデュモン劇場で音楽アシスタントとして働くも、ナチスの台頭により1939年に英国ブリストルに移住し、ブリストルのオールド・ヴィックの音楽監督を務めた。1941年演奏会や録音のために主に管楽器奏者からなるグループ「ロンドン・バロック・オーケストラ」を結成。英国では歴史あるバロック音楽の演奏で1966年まで首席指揮者として活動した。録音は1950年代初頭からウェストミンスター、パーロフォン、パイ等に、英国のLPでは最初期にバッハ等を中心にチェルビーニ、ボッケリーニ、ディッタースドルフ、ヘンデル、ハイドンなどのバロック作品をその周辺曲の録音を行った指揮者である。また珍しい18世紀の音楽を数多く演奏して話題を集めた。晩年は軍楽の研究を基に本を執筆した。1970年7月7日、ロンドンにて没。デニス・ブレイン、ジャック・ブライマー、ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ、ジョージ・マルコムら名だたる器楽奏者たちが「ロンドン・バロック・オーケストラ」に参加していた。WESTMINSTERと最初のLP録音の契約を結び、英国で多くの録音を行った。中でもブランデンブルク協奏曲は名演との呼び声が高い。これは英国での最初期録音の一つで英PARLOPHONE音源。バッハ親子の協奏曲を1曲ずつ入れている。大バッハは有名な2Cemb協奏曲B.1060。ライオネル・ソルターとチャールズ・スピンクスの二人がチェンバロでソロをとる。今の耳で聴いても違和感のないしっかりと様式を考えられた演奏である。B面 C.P.E.バッハではジョージ・マルコムがチェンバロ、ライオネル・ソルターがフォルテピアノと指定の楽器でソロを。カール・ハースがしっかりバロック風にオケで押さえ、古い録音ながら安定して重厚な演奏を聴かせる古き良き時代の録音。
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