[London Ducretet-Thomson] G.ソリアーノ(pf) / グラナドス:スペイン舞曲集Op.37(12曲)

[ 1271-063 ] Granados - Gonzalo Soriano – Danzas Espanolas Pour Opus 37

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商品コード: 1271-063

作品名:グラナドス:スペイン舞曲集Op.37(12曲)/1.ガランテ(メヌエット)--2.オリエンタル--3.ファンダンゴ(サラバンド)--4.ビリャネスカ--5.アンダルーサ(祈り)--6.ホタ(ロンデーリャ・アラゴネーサ)-- | --7.バレンシアーナまたはカレセーラ--8.サルダーニャ(アストゥリアーナ)--9.ロマンティカ(マズルカ)--10.メランコリカ(悲しき舞曲)--11.ボレロ(サンブラ)--12.アラベスカ
演奏者:G.ソリアーノ(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:London Ducretet-Thomson
レコード番号:DTL 93101
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : "Grand Prix Du Disque 1956"賞受賞(表に印刷)
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---赤/銀外溝London Ducretet-Thomson, 12時にMade in England, フラット重量, 表記されたレコード番号:DTL.93101, Tax Code:R/T(1955年10月~1957年6月を示す), Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:ADU - 199 -1B/ADU - 202 - 2B (ストレート小文字スタンパー・London Ducretet-Thomson/DECCAタイプ), Ducretet Thomson英国モノラル製造を示すADU***で始まりレコード番号を含まないDECCA型専用マトリクス使用, 補助マトリクス (3時):B/U, 再補助マトリクス(9時):1/1, ストレートタイプ3種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1956年製造分, 英国でこれより古いレーベル存在せず, 英国での最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, Ducretet Thomson音源のLondon Ducretet-Thomson製作DECCAプレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.UK, 英国でのオリジナル, original in UK
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:DTL 93101, Price Code:なし, 背文字:なし初期の証拠), ジャケ裏年号:G.P.7.56, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:G.P.7.56(当ジャケットである・一致), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:G.P.はGraphis Press Ltd. London, 英国でこれより古いタイプ存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK
トピックス:1956年又はそれ以前のパリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1956年頃Ducretet Thomson:320C 064(石像内溝・フラット盤)にて全曲盤が初リリース, 1958年頃そこから6曲を抜粋した10":255C 063でCollection Classiques D'Hier et D'aujourd'hui No.16としてリリースされた, 英国では1956年London Ducretet-Thomson:DTL 93101(当装丁)にてDECCAプレスで初リリース, 英国盤の音質も大変良い, ADF"Grand Prix Du Disque 1956"賞受賞(表に印刷), London Ducretet-Thomsonの事務所はDECCA本社とは別に1-3 Brixton Road.London S.W.9にあった, クラシックだけでなくワールド・ミュージックも扱った, クラシックはDTL 93001~DTL 93023/MEL 94002~MEL 94008に含まれる, プレスはDECCA工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.UKに依頼, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:デュクレテ=トムソンが音源であるが、英国ではDECCAプレスで、London=Ducretetで出ている(全てではない)。その場合、英プレスはオリジナルではなく、クオリティが落ちると考えがちだが、大きな誤り。まず一般に、英プレスの方が音圧が高く、ノイズマージンがあり、状態も大抵良いケースが多く、DECCAのお蔭で製版も安定している。賢明なコレクターなら、DECCAプレスを選ぶのも良い方法だ。いつ聴いても、この曲の決定盤と思うソリアーノの演奏。音質差は気にならない程度。ゴンザロ・ソリアーノ(1913-1972)スペイン・アリカンテ生まれ。ファリャに薫陶を受け、またベラスケス等の芸術家と親交を持ち、1947年から欧州でコンサートを開始。'54年には米国ツアーを行い、ボストン・レコードよりアルベニス、メンデルスゾーン、シューマン等の録音を出す。またEMI等にブルゴスと「スペインの庭の夜」も録音。'65年頃スペインの代表的な作品を一枚にまとめた。その腕前はまさに芸術的で、技巧に裏付けられた情緒的ピアニズムは夢見心地の快さ。ラローチャの先輩筋に当たるスペインの伝説的名ピアニストでる。ラローチャが国際的に有名になり様々なジャンルの録音を多数手掛けていたのに対し、ソリアーノはスぺイン作品だけで録音を行った。1956年にADFディスク大賞を受賞したグラナドスの「スペイン舞曲」のLPが代表作である。またステレオでは有名なN.イエペス(gt)のアランフェス協奏曲のB面にソリアーノの「スペインの庭の夜」がしっかり収まっていた。R.フリューベック・デ・ブルゴス指揮パリ音楽院o.と入れたファリャ:スペインの庭の夜/Cemb協奏曲も代表作と言える録音である。ソリアーノはラローチャほど洗練されたスタイルとは言えないが、それでも地元のレーベルでしか聴けないようなスペイン人ピアニストと比較すれば国際派と言えるタイプである。つまりスペイン風味と言われる泥臭さは殆どない。洗練された本場の演奏を聴けるといった感覚だろう。パリに留学していた時に身につけたのだろう。天下のEMIグループにこれだけ録音があれば、もはやラローチャとは別タイプの国際的ピアニストと言える。ラローチャがスペイン作品から離れていったことを鑑みるとスペイン作品を弾いてくれるスペイン人ピアニストとして貴重と言える。スペインでもリリースされたかは不明。

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