[VOX] P.カザルス(vc) A.シュナイダー指揮プエルトリコ・カザルス音楽祭o. / ドヴォルザーク:Vc協奏曲Op.104

[ 1272-057 ] Dvořák, Pablo Casals, Alexander Schneider, The Festival Casals Orchestra Of Puerto Rico, 1960 – Concerto In B Minor For Cello & Orchestra, Op. 104

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商品コード: 1272-057

作品名:ドヴォルザーク:Vc協奏曲Op.104/Allegro-- | --Adagio Ma Non Troppo--Finale. Allegro Moderato
演奏者:P.カザルス(vc)A.シュナイダー指揮プエルトリコ・カザルス音楽祭o.
プレス国:フランス, France
レーベル:VOX
レコード番号:GBYE 15050
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---紫/銀段付, 6時にMade in France Ultra High Fidelity ★ LongPllaying Microgroove ★, グルーヴガード厚手, Ⓟなし, Rights Society:記載なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:XPARTX 51084 21/XPARTX 51085 21 (ラウンド小文字マトリクス・Pathéタイプ), Pathéにモノラル製造依頼したことを示すパテキュラーのXPARTX***で始まりレコード番号を含まないフランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 223941/M6 223942, 再補助マトリクス:なし・パテキュラーは本たとして使用, ラウンドタイプ2種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1963年頃の製造分, 緑/銀内溝/外溝レーベル存在せず, フラット盤存在せず, フランスでこれより古いモノラルレーベル存在せず, Pathé-VOXレーベルは存在せず, フランスでモノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(21/21が最古), フランスにステレオ存在するか不明, RIAAカーヴである, 米Everest音源の仏VOX制作Pathéプレス, 工場Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのモノラル・オリジナル, original for mono in Fr.
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---折返表コートペラ, 表記されたジャケット番号:GBY E 15.050, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), 裏年号:なし, (P)なし(C)1963, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Vox Productions S.A. , 印刷:Imprimerie Carron & Fils.Lyon-Villeursanne, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでステレオが発売されたか不明, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:【フランス盤は初入荷の希少タイトル】---1960年6月プエルトリコ・カザルス音楽祭・サン・ファンでのモノラル/ステレオ・ライヴ録音, 録音詳細不明, 米国では1960年Everest Recordsによりコピーライト登録・同年EVEREST:LPBR 6083/SDBR 3083(黒/銀レーベル)にて初リリース, フランスでは1963年仏VOX:GBYE 15050(当装丁)にてモノラルが初リリース, フランスでステレオが発売されたかは不明, EVEREST盤はかなり高額で知られる, フランス盤は当社初入荷の希少タイトル

商品詳細:カザルスの「ドヴォルザーク:Vc協奏曲」と言えば、セル&チェコ・フィルとのSP録音でよく知られているが、1960年6月プエルトリコ・カザルス音楽祭・サン・ファンでライヴ録音されたLPが米EVERESTから発売された。プエルトリコ・カザルス音楽祭は1957年から始まる。最初はフランスの寒村プラドで1950年から始まったプラド・カザルス音楽祭。ここでカザルスの最後の音楽祭出演は90歳記念の1966年だった。カザルスは、1955年と1956年に、母ピラル・デフィジョー(Pilar Defilló)の郷里を訪ねてプエルトリコへ行き、1957年より同地に永住した。同年、プエルトリコでもカザルス音楽祭を開く機運が高まり、プエルトリコでのカザルス音楽祭のこけら落としがプエルトリコ大学において行われる。当初はカザルス自身の演奏により、バッハの「無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調」の上演が予定されていたが、リハーサル中にカザルスが心臓発作で倒れたため、その計画は見合わされた。カザルスは入院したものの、音楽祭は計画通り、ルドルフ・ゼルキンの演奏によって開催された。音楽祭が始まった当初は、演奏者の大半が、音楽祭のオーケストラによってアメリカ合衆国から雇われた音楽家で占められていた。数少ない例外が、ヘスース・マリーア・サンロマーやヘンリー・ハッチンソン・シニア、フェルナンド・ヴァレンティ、フィゲロア兄弟だった。しかし1970年になるまでに、音楽祭オーケストラの楽団員は、多くがプエルトリコ人で占められるに至った。カザルス音楽祭にはラド・カザルス音楽祭とプエルトリコ・カザルス音楽祭の2つが1956年以降同時並行して行われていたようである。但しカザルス自身は1957年以降、主力をプエルトリコに移し、プラドへの出演は多くなかったと想像できる。1960年からは、カザルスはルドルフ・ゼルキンが主宰するマールボロ音楽祭に参加し、演奏家・指導者としてオーケストラを指揮・録音するようになる。これは1960年のプエルトリコ・カザルス音楽祭でカザルスがドヴォルザーク:Vc協奏曲を弾いたライブ録音。米COLUMBIAは版権を持たずEVERESTからリリースされた。カザルスの著書を出す出谷氏の2000年出版「カザルス」中での論考によると、この録音のLP原盤は、実際に出されたのかどうか不明なほどの珍盤とされている。当時の日本にはおそらく輸入されていなかったと考えられていた。当時大変珍しいLPであり、EVEREST盤は大変高額な価格だった記憶がある。これは1963年頃フランスでリリースされた盤。1960年当時はカザルスのフランコ独裁政権への抗議で演奏、録音はしないと公約していた時期だけに大変珍しい新録音として世界に知られた録音である。録音は非常に良く、ソロはカザルス特有の粘りのある音が出てくるがやや音像が遠い点が気になる。ライブ録音なのでイコライジングなどの補正を行っていない様である。例によって唸り声も入り本人の演奏で間違いないことがわかる。但し1950年代中期までの現役時代と比べパワーの点で物足りなさは残るかも知れないが、高い次元での話なので説得力の強い個性的でインパクトの強い演奏であることは間違いない。

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