[WESTMINSTER] R.レイボヴィッツ指揮ウィーン国立歌劇場o. / シューベルト:交響曲9番 ハ長調D. 944「グレイト」

[ 1273-043p ] Orchester Der Wiener Staatsoper, Franz Schubert, René Leibowitz – Symphony No. 7 in C Major ("The Great")

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商品コード: 1273-043p

作品名:シューベルト:交響曲9番 ハ長調D. 944「グレイト」/ I. Andante - Allegro ma non troppo-- II. Andante con moto-- | -- III. Scherzo: Allegro vivace--IV. Allegro vivace
演奏者:R.レイボヴィッツ指揮ウィーン国立歌劇場o.
プレス国:米国, U.S.A.
レーベル:WESTMINSTER
レコード番号:WST 14051
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 左上に一部剥がれあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【米国でのステレオ・第2版】---黒青帯/銀・STEREO←〇→, 3時にMade in U.S.A., 9時に331/3 RPM, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:WST 14051, Rights Society:記載なし, Price Code:なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:WR-14051 A/WR-14051 B (手書き文字スタンパー・WESTMINSTER新タイプ), WESTMINSTER録音・ステレオ製造を示すWR***で始まりレコード番号を含む米国型専用スタンパー使用, 補助マトリクス:LWR/LWR, 再補助マトリクス:なし, 米COLUMBIAではない米国プレス, 1960年代のスタンパーを用いた1965年頃の製造分, 旧番号存在せず, 黒/銀中溝・赤STEREOレーベル存在する, これより古いステレオレーベル存在する, ステレオ最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティングマスター:イニシャルLWRはLongwear Platingを示す, WESTMINSTER音源のWESTMINSTER製作・プレス不明, 工場:不明, ステレオ・第2版, 2nd issue for stereo
ジャケット:【米国でのステレオ・第2版】---表ツヤ厚紙, STEREO・←〇→(ピンク), 表記されたジャケット番号:WST 14051, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがステレオは当ジャケットである), 製作:Westminster Recording Co., Inc./ABC-Paramount Records, Inc. , 印刷:記載なし・米国製, 同一デザインだが□赤STEREOのロゴが付くタイプ存在する, これより古いステレオタイプ存在する, ステレオ・第2版, 2nd issue l for stereo
トピックス:1960年ウィーン国立歌劇場でのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, カッティングマスター:Longwear Plating (LWR), 1962年頃Westminster Recording Sales Corp./ABC-Paramount Records, Incによりコピーライト登録・同年WESTMINSTERからモノラル:XWN 18806, ステレオ:WST 14051(黒/銀中溝・赤STEREOレーベル)にて初リリース→1965年ころ同一番号・黒青帯/銀・STEREO←〇→レーベル・当ジャッケット入りに変更される, これは第2版となるが希少タイトル, レイボヴィッツは 1962年1月16日~17日ロイヤル・フィルハーモニーo.とRCAへ再録音している, これが初回録音となる

商品詳細:ルネ・レイボヴィッツと聞いてリーダーズ・ダイジェストのベートーベンの交響曲全集がすぐに浮かんだ方はかなりのレコード通である。それは「ベートーヴェン自身のオリジナルなメトロノーム記号に出来るだけ従おうとした最初の録音」であったとされる。この「グレイト」も同様のコンセプトで演奏されている。過去の伝統的なスタイルを一度リセットし、レイボヴィッツ流に一から再構築した画期的で独創的な演奏なのである。ベートーベンと同様に目から鱗が落ちるような演奏といえる。これまで当然のように思われていた情熱的な展開はここにはない。すっきりと見通しの良い湖水の水面のように僅かなさざ波と感じるシンプルで透き通るような演奏には改めて驚くことになる。全体にさっぱりした印象を感じるが、それは意味のなかった無駄な音をそぎ落としていった結果であり、最初から狙ったものではないと感じる。第一印象はテンポ感である。一切の重さを感じない、だからといって軽々しい演奏ではない。音の少なさと切れ味の鋭さが軽さの要因だろう。レイボヴィッツは1962年ロンドンでロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と再録音していてRCAから発売されている。再録音とこの初回録音は基本的スタンスは同じと思われる。これほどの独創的である録音が人知れず埋もれていることが信じがたいことである。、他の指揮者の脅威となるような演奏だったからだろうか? ルネ・レイボヴィッツ(1913~1972)はワルシャワの出身。後にフランスに帰化した。パリでは、レイボウィッツはジャズピアニストとして生計を立て、絶えず作曲していたという。度々米国を訪れ、1950年代にオペラ5作品を録音している。レイボヴィッツを有名にしたのは1961年ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とベートーベンの交響曲全集の録音である。これはリーダーズ・ダイジェストのレコード部門から発売され話題を呼んだ。しかしレイボヴィッツが評価され始めたのはごく近年になってからである。ラヴェルの1幕オペラは他に『子供と魔法』と「スペインの時」が知られざる名演として存在する。いずれにしろ、レイボヴィッツが指揮者の異端児であったことはまぎれもない事実である。ウエストミンスターには他に《幻想交響曲》(初出品番:WST14046)、《舞踏への勧誘》(ワルツ集)(同:WST14025)、モーツァルトのモテット集(同:WST205(シェルヘン指揮《レクイエム》2枚組の第4面)と4点のステレオLPが存在する。知られざる名演たちといえる!

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