[WESTMINSTER] バリリQt. W.ヒューブナー(va) / ベートーヴェン:弦楽四重奏曲6番Op.18-6, 弦楽五重奏曲Op.29

[ 1273-031pb ] Barylli Quartet - Beethoven – String Quartet No. 6 In B Flat Major Op.18-6 / String Quintet In C Op.29

通常価格:¥ 6,600 税込

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商品コード: 1273-031pb

作品名:ベートーヴェン:弦楽四重奏曲6番Op.18-6 | 弦楽五重奏曲 ハ長調Op.29
演奏者:バリリQt. W.ヒューブナー(va)
プレス国:米国, U.S.A.
レーベル:WESTMINSTER
レコード番号:WL 5212
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面4時冒頭に小8+中2回出る点, 6時に小~極小8回出る点, 7時に小中5+小4+小中8回出る点, 9時に極小~小中20+極小10回出る点, B面1時に微かに12回でるスレ, 3時/8時に極小3+小4回出る点, 5時に小中13回出る点, 6時に極小12回出る点あり
レーベルタイプ:【米国でのオリジナル】---赤/銀中溝, 3時にMade in U.S.A., 6時にNatural Balance, 厚手(フラット盤直後の厚手盤), Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:XTV 19141-1B/XTV 19142-1A (ラウンド中文字スタンパー・WESTMINSTERタイプ), 米国COLUMBIAに製造委託したモノラル製造を示すXTV**で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当:不明, 1950年代のスタンパーを用いた1953年頃の製造分, 旧番号存在せず, 緑/銀レーベル存在せず, アズキ/銀流れ文字レーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1A/1Aが最古), カッティング担当の前任者:不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, WESTMINSTER音源のWESTMINSTER制作米COLUMBIAプレス, 工場:Columbia Records Pressing Plant, Terre Haute , オリジナル, original
ジャケット:【米国でのオリジナル】---表コート厚紙, 表記されたジャケット番号:WL 5212, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)なし(C)1953, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在する番号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Westminster Recording Co., Inc, 印刷:記載なし・米国製, 旧番号・旧デザイン存在せず, オリジナル, original
トピックス:【入荷2度目の希少タイトル】---1953年ウィーン・Mozartsaal, Konzerthaus, Vienna・でのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1953年Westminster Recording Co., Incによりコピーライト登録・同年WESTMINSTER:WL 5212(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分のオリジナルで当社初入荷の希少タイトル, バリリQt.のベートーヴェンは1~6・11・13・14・16番+大フーガの11曲を担当, ウィーン・コンツェルトハウスQt.のベートーヴェンは7・8・9・10・12・15番の6曲とwケアって録音した, バリリQt.メンバー:ワルター・バリリ/オットー・シュトラッサー/ルドルフ・シュトレンク/リヒャルト・クロチャック, これはメンバーは創設時のメンバーではないが録音が存在するのはこのメンバーである, 1952年が当メンバーによるバリリQt.の録音開始年となる, モノラル・オーディオファイルプレス, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★ バリリQt.のベートーヴェンのレコード番号は以下:WL 5203(1/2番)/WL 5211(3/4番)/WL 5140(5/11番)/WL 5212(6番/Op.29)/WL 5129(13番)/WL 5144(14番)/WL 5151(16番/大フーガ)

商品詳細:バリリ弦楽四重奏団は1945年、ウィーン・フィルの第1コンサートマスターであったワルター・バリリが、ウィーン・フィルの同僚たちと結成したクァルテットである。メンバーはワルター・バリリ(第1ヴァイオリン)、オットー・シュトラッサー(第2ヴァイオリン)、ルドルフ・シュトレンク(ヴィオラ)、リヒャルト・クロチャック(チェロ)→エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)。ウィーン・フィルの派生団体であり、ウィーン国立歌劇場は本居地であり母体となる。ウィーン交響楽団からの派生団体であるウィーン・コンツェルトハウスQt.と対をなす重要な弦楽四重奏団である。ウィーン・フィルの派生団体は時期ごとに名称が変化する。理由はリーダーが交代するごとに団体名が異なる別団体になるからで、ウィーン・コンツェルトハウスQt.との違いがある。1959年、ワルター・バリリが右肘を痛めた為に活動を終了し、バリリQt.は1959年に解散となる。後任の団体は1961年よりウィーン・フィルハーモニー弦楽四重奏団(コンサートマスターのヴィリー・ボスコフスキーが主宰)である。このウィーン・フィルハーモニー弦楽四重奏団ではリーダーで第1Vnがヴィリー・ボスコフスキーに変わっただけで残り3人はバリリ弦楽四重奏団の3人が引き継いだ。バリリ自身は1961年に引退し、演奏活動を終了した。日本では特段の人気を誇るバリリQt.だが1952年頃からほんの数年間の活動期間である。ワルター・バリリ自身の演奏期間も全14年程度と短い期間だった。多くのモーツァルトの弦楽四重奏曲と10曲のベートーヴェンの弦楽四重奏曲は今となっては文化遺産ともいえる重要な録音である。ウィーン・コンツェルトハウスQt.の上をいくのではないかと思われる濃密なウィーン風味は後継団体ではついに再現出来なかった唯一無二の芸術といえる。 ワルター・バリリ(1921- 2022)は1938年にウィーン・フィルに入団し、1940年にはコンサートマスターに就任。バリリQt.は1943年に結成されたが、この録音は結成時のメンバーではない。1951年、当時ウィーンpo.のコンマスだったヴォルフガング・シュナイダーハンが自身の弦楽四重奏を解散することになり、バリリQt.はその団体に残った3人と新たに結成した新団体で、1951年8月から活動を開始した。この新生バリリQt.こそがWESTMINSTERに録音したメンバーにほからない。従って録音は1952年から始まる。1950年から録音があるウィーン・コンツェルトハウスQt.より遅いのはその点である。バリリは1961年に引退後は1966年~1969年まではウィーン・フィルハーモニーの楽団長を務めた。1972年9月1日に退職。1969年以降はウィーン市立音楽院で後進の指導に当たっている。独奏者として引退し、運営面に移った後もオーケストラの後方の席で演奏に加わる事もあり、複数回の来日公演も果たしている。 2021年には矍鑠として100歳の誕生日を祝った。息子はオーストリアの俳優で劇作家のガブリエル・バリリ。岡本和子訳「ウィーン・フィルとともに ワルター・バリリ回想録」に詳しく載っている。

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