[Disques A Charlin] ヴォルフガング・フォン・カラヤンENS.(org) / モーツァルト:アダージョとフーガK.546, フーガK.426, 幻想曲K.594, 608, アンダンテK.616

[ 1273-017 ]

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商品コード: 1273-017

作品名:モーツァルト:オルガンの為の作品集/弦楽四重奏曲のためのアダージョとフーガ ハ短調 K.546, 2台のピアノのためのフーガ ハ短調 K.426, 自動オルガンのためのアダージョとアレグロ K.594 | 自動オルガンのための幻想曲 K.608, 小さな自動オルガンのためのアンダンテ K.616
演奏者:ヴォルフガング・フォン・カラヤンENS.(org)
プレス国:フランス, France
レーベル:Disques A Charlin
レコード番号:AMS 66
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---白/アズキ Musica Sacra, 9時にSTÉRÉO compatible, 6時にCoproduction Schwann, Düsseldorf, 3時にMade in France(ラウンド), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:AMS 66, (P)なし, Rights Society:記載なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:AMS 66 A /AMS 66 B (ラウンド小文字スタンパー・A Charlin/Pathéタイプ), A Charlin製造を示すAMS**で始まりレコード番号を含む専用マトリクスを使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 257123/M6 237124, 再補助マトリクス:ラウンド・パテキュラー(Patéculaire)・YPARTX 54885 /YPARTX 54886, ラウンドタイプ3種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1964年頃の製造分, 旧字体ロゴレーベル存在しないと思われる, これより古いレーベル存在しないと思われる, 最古レーベル・最厚プレスであると思われる, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, Disques A Charlin音源のDisques A Charlin制作Pathéプレス, 茶系ジャケットに入るタイプも存在するが同一レーベル, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---両面半ツヤペラ, STÉRÉO COMPATIBLE MONO, Coproduction Schwann, Düsseldorf, スポンジ付き内袋あり, 表記されたジャケット番号:AMS 66, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白紙背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Edition André Charlin, 印刷:記載なし・フランス製, 供給:Mondiodis, スポンジ付きの最初期分, オリジナル, original
トピックス:1964年9月15日のザツルブルク・モーツァルテウム大ホールでのステレオ録音, 録音技師:André Charlin, プロデューサー:Carl de Nys, ドイツでは1964年頃Pädagogischer Verlag Schwann GmbHにてコピーライト登録・同年Schwann:AMS 66にて初リリース, フランスでは1964年Edition André Charlinによりコピーライト登録・同年Disques A Charlin:AMS 66(当装丁)にて初リリース, Schwann/Disques A Charlin共同発売分の一つ, ヴォルフガング・フォン・カラヤンENSはWolfgang von Karajan(Walcker製コントル・ポジティブ・オルガン)/Hedy Von Karajan(夫人・ポジティブ・オルガン)/Wolfgang Wünsch(ポジティブ・オルガン)の3人によるオルガン合奏団, これまでにオルガン合奏によるバッハ:フーガの技法B.1080が有名, 他にモールァルトはアダージョ ロ長調 KV.540, アレグロとフーガKV.312/401, 序奏とフーガKV.399の録音がある, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:モーツァルトの作品群の中で特赦な分野が存在する。それはフーガとオルガン作品という2つの異なる分野だが、オルガンという楽器で結びつくことになる。「フーガ」はイタリア語で「Fuga」と書き、「逃げる」を意味する。バッハが得意とした「対位法」を技術的に完成させる手法の技術の頂点が「フーガ」である。勿論モーツァルトは多くの楽曲に「フーガ」の手法を取り入れているわけだが、中でもアダージョとフーガK.546や2台のピアノのためのフーガK.426の2曲ではその特徴が際立っている。構成楽器の違いこそあり、どちらもW.v.カラヤンEnsによりオルガン合奏に編曲されたことでモーツァルトが極めた手法がより明かになっている。後半の自動オルガンのための作品を合わせて、複数のオルガン編曲された演奏で聴くことでモーツァルトのオルガン作品の特徴性が理解されるだろう。自動オルガンのための3曲はヨーゼフ・ダイム・フォン・シュトリテッツ伯爵が開館蝋人形館で演奏する為の曲としてモーツァルトが依頼を受けた3曲である。楽曲は蝋人形館所蔵の時計仕掛けの自動オルガンのための曲である。この時モーツァルトは次の3曲を、1790年12月 ~1791年5月までに1.時計のなかのオルガン細工用の曲(自動オルガンのためのアダージョとアレグロまたは幻想曲、ヘ短調) K.594、2. 時計のためのオルガン曲(自動オルガンのための幻想曲) K.608、3.小オルガンのなかの円筒用アンダンテ(小さな自動オルガンのためのアンダンテ) K.616を完成させている。 このうちで、K.608 は最も雄大な構成と深い内容を持っており、J.S.バッハの「トッカータとフーガ」にならった作品ともいわれているが、単なる自動オルガンのためという目的をはるかに超え、厳格なフーガをロマンチックなアンダンテに仕立て直し、魅力的な作品に仕上げている。 そのためこの曲は、のちのロマン派の音楽家にも好まれ、ベートーヴェンはこの曲を写譜したほどである。今日、時計仕掛けの自動オルガンがどのような物か想像すらできないが、その蝋人形館の自動オルガンは失われたが、エッカルト・フォン・ガルニエ氏により復元されたものが山梨県北杜市清里のホール・オブ・ホールズにあるという。前半2曲のフーガ作品と後半3曲の自動オルガンのための作品は全く別の分野だが、フーガ作品はオルガン合奏の編曲に親和性が高く、指揮者、カラヤンの兄であるヴォルフガング・フォン・カラヤンの編曲に関する音楽性に驚かされる。

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