[La Voix De Son Maître] S.フランソワ(pf) / ベートーヴェン:Pfソナタ8番「悲愴」Op.13, Pfソナタ14番「月光」Op.27-2, Pfソナタ23番「熱情」Op.57

[ 1274-047 ] Beethoven, Samson François ‎– Sonates

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商品コード: 1274-047

作品名:ベートーヴェン:3大Pfソナタ集/Pfソナタ8番「悲愴」Op.13, Pfソナタ14番「月光」Op.27-2 | Pfソナタ23番「熱情」Op.57
演奏者:S.フランソワ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:2C 053-10959
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面11時に無音ヘアラインあり
レーベルタイプ:【フランスでの再版(第3版?)】---カラー切手ニッパー・12時に白字でSTEREO MONO , 6時に□EMI Made in France by Pathé Marconi, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:2C 053-10.959, Price Code:なし, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:10959 A 21M/10959 B YLX 1136 22E (ラウンド小文字スタンパー・Pathéタイプ), EMI系グループ音源のフランス録音・製造を示す物はない(B面のみフランス録音ステレオ製造を示すYLX あり), レコード番号の下5桁を含むフランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 274036/M6 233865(旧番号に更に古い番号存在する), 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンド本体スタンパーとラウンドMスタンパーの2種併存のPathéプレス, 1970年代のスタンパーによる1972年頃製造分, 旧番号存在する, 仏COLUMBIAの紺/銀音符stéréoレーベル存在する(1964年分), La Voix De Son Maîtreの白SCニッパーレーベル存在しないと思われる, これより古いレーベル存在する, フランスでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, モノラル存在する, RIAAカーヴである, EMIグループフランス音源のLa Voix De Son Maître製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi, Chatou, 再版(第3版?), re issue
ジャケット:【フランスでの再版(第3版?)】---折返表コートペラ, STEREO Moment Musical, EMI □ニッパー, 表記されたジャケット番号:2C 053-10959, Price Code:Ⓓ, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットではない・旧番号存在する), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathe Marconi. Paris, 印刷:I.D.N Brevete S.G.D.G.(Imprimerie Du Nord/Parent of Garrod & Lofthouse Ltd.), 棒付きジャケットの仏COLUMBIA:SAXF 985/CCA 985が存在する, 再版だがLa Voix De Son Maîtreになってからの最初の版である, re issue
トピックス:1963年2月19・26日・3月8日・4月8日パリ・サル・ワグラムでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, フランスでは1964年Les Industries Musicales Et Electriques Pathe Marconi. Parisによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:FCX 985/SAXF 985(紺/銀stereoレーベル・グルーヴガード厚手盤・棒付粗目ジャケット入り)で初リリース→1967年頃CCA 985(紺/銀音符stereoレーベル・グルーヴガード厚手盤・棒付細目ジャケット入り)→1972年頃La Voix De Son Maître:2C 053-10959(カラー切手ニッパー・前期と後期の2種あり)当盤・前期→2M 055-10959(カラー切手ニッパー・リストを含む2枚組箱)と変遷する, 1960年代後期の白SCニッパーレーベル存在しないと思われる, これは1972年頃製造の再版だが想像を超える程音質良好!フランソワ唯一のベートーヴェンで本人は嫌いだったベートーヴェンが何故録音されたかはコメント欄を参照, SAXF 985は高額で人気盤なので入手は難しい, これでも十分に楽しめるクオリティがある, なお英国は未発売の可能性高い, ドイツでS.フランソワ(pf)のLPは1枚も発売されていない, これは1972年頃のカラー切手ニッパー前期タイプの初期盤!お勧め!

商品詳細:オリジナルはFCX/SAXF 985。2版はCCA 985。何方も高額LPで知られる。カラー切手は第3版?にあたるが、音質に不足はない。近年、SAXFは高騰を続け、入手が難しくなってしまった。CDよりは、この再版の方が何倍も良い。ベートーヴェン弾きではなかったフランソワが入れたベートーヴェンは、彼の考えるベートーヴェンであり、少々激性を狙ったフシもあるものの、聴く者を楽しくさせてくれる演奏に違いはない。フランソワ節とも言える独特のテンポと表情がファンを楽しませることだろう。晩年のフランソワは借金まみれであることが多かったらしく、パテ社が彼の借金を肩代わりする代わりに、フランソワにベートーヴェンのソナタを録音してもらったらしい。進んで録音した曲ではないにしろ、しっかりフランソワの音楽になっているから良しとしたい。逆に考えればフランソワの自滅的な生活が無ければ存在しなかった録音と思うと、不思議な愛着や同情心が湧いてくる。少なくともベートーヴェンらしさは無いのでベートーヴェンの曲を聴きたい方や初心者が購入すべき録音ではない。1969年の3度目の来日の翌1970年の10月に、パリでドビュッシーの全集化を目指した録音の途中、突然心臓マヒに襲われ、フランソワはそのまま帰らぬ人となってしまった。勿論好きではなかったベートーヴェンはこの1回のみで、何度借金を重ねてみても、ああそうですかと嫌な仕事を引き受ける人物ではなかったことは想像の通りだろう。その割に結果はフランソワ・ファンが楽しめる演奏となった。フランソワ節全開の、正当派ベートーヴェン弾きが文句を言いそうな演奏である!

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