[COLUMBIA] O.クレンペラー指揮フィルハーモニアo. / ベートーヴェン:交響曲1番Op.21, 8番Op.93

[ 1275-033 ] Otto Klemperer, The Philharmonia Orchestra, Beethoven – Symphonies Nos. 1 & 8

通常価格:¥ 6,600 税込

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商品コード: 1275-033

作品名:ベートーヴェン:交響曲1番Op.21 | 交響曲8番Op.93
演奏者:O.クレンペラー指揮フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:SAXF 189
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面(1番)4時に小中12+極小2+小1+3回出る点, 8時に極小5回出る点, 12時に小5+極小6回出る小スレあり, B面8時に極小2回出る点あり→7
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---紺/銀音符段付Stéréo, 3時に33 1/3 Tours minule, 6時にMade in France, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:SAXF 189, Price Code:Ⓐ, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:YAX 247-2/YAX 248-12 (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国音源ステレオ製造を示すYAX***で始まりレコード番号を含まない英国型のフランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 212024/M6 212025, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンド本体とストレートMスタンパーの2種並存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1959年製造分, 旧番号存在せず, 紺/銀音符段付Stéréoレーベルのステレオ最初期分, フランスにこれより古いステレオレーベル存在せず, フランスでのステレオ最古レーベル・最厚プレスである, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 更に古いマトリクス存在するか不明, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, 重量盤, フランス・ステレオオリジナル, original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), ♬ COLUMBIA, リブレット存在せず, 横長金ステレオシール付き(縦貼り), 表記されたジャケット番号:SAXF 189, Price Code:なし, 背文字:あり(棒上に金色型押・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでのステレオでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris , 印刷:記載なし・フランス製, ペラジャケ存在せず, 棒付きジャケット粗目タイプの最初期分, 100番台の最初期分, これより古いステレオタイプ存在せず, フランス・ステレオオリジナル, original for stereo in Fr.
トピックス:【フランスでのステレオ盤は入荷2度目の希少タイトル】---1番:1957年10月28-29日/8番:1957年10月29-30日ロンドン・キングズウェイ・ホールでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 録音技師:不明, プロデューサー:Walter Leggeと思われる(未記載), 英国では1958年Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1554/SAX 2318(B/Sレーベル)にて初リリース→1970年 His Master's Voice:ASD 2560, フランスでは1958年仏COLUMBIA~モノラル:FCX 776(紺/銀音符段付レーベル・棒付厚手ボード・粗目ジャッケット入り)にて初リリース, 1959年頃ステレオ:SAXF 189(当装丁)にて初リリース→1971年頃2 C 069-00794, SAXF 776が存在するか不明, これはフランスでの初年度希少タイトル, SAX 2318とは次元の異なるすっきりしたステレオ・オーディオファイルプレス, SAXF 100/200番台に盤質7はかなり少ない・また盤面が綺麗なものはまず存在しない, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:英国COLUMBIAは1951年~1955年にかけてカラヤン/フィルハーモニアo.で最初のベートーヴェン交響曲全集をモノラル録音で制作した。9番だけはウィーンで録音を敢行してからEMIとは関係が悪化したようである。その後1954年頃、オットー・クレンペラーがウォルター・レッグにCOLUMBIAに招かれ(契約は1952年)3/5/7番の3曲をフィルハーモニアo.と単独でモノラル録音を行った。ウォルター・レッグはおそらく次の全曲録音はステレオでクレンペラー/フィルハーモニアo.でやろうと考えていたと思われる。1945年にウォルター・レッグが私財を投入して創設したEMIのための録音専用オーケストラであるフィルハーモニアo.はそれまで音楽監督を置かずクレンペラー、フルトヴェングラー、カラヤンの3人を適時指揮者として運営していたが、カラヤンは、1955年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任したため、1959年にはクレンペラーは常任指揮者(後に終身)に就任し、多くの演奏、録音を残すことになる。クレンペラーによる英国COLUMBIA2度目のベートーヴェン交響曲全集録音は1957年~61年の間にモノラル/ステレオで行われた。クレンペラーの代表的な録音となったベートーヴェン交響曲全集だった。1/8番は最初の1957年録音でこれらは各国EMIグループのレーベルからプレスされ全世界的に販売された。EMIグループの最初のステレオによるベートーヴェン交響曲全集が売りであった。1/8番はこれが英国COLUMBIAでの最初で最後の録音であった。記載はないが勿論ウォルター・レッグがプロデューサーを務めた。カラヤンはDGGに移籍し、ベルリンpo.の帝王と呼ばれるようになり、クレンペラーはフィルハーモニア管弦楽団を掌握し英国COLUMBIAのトップ指揮者として世界的な名声を得ることになる。1972年1月に公開の演奏活動から引退を表明。同年末にはレコーディング活動からも引退する。このベートーヴェン交響曲全集録音は英国盤のプレスが多く、ステレオのSAX 2354などは一時値崩れを起こすに至ったが、フランス盤はそう滅多にない為、今以って希少盤である。クレンペラーの特徴がよく表れた演奏であり、好き嫌いはあるにしろ、歴史的であり特別な演奏であることは確かだろう。SAXFで聴けばSAXとはまた違った印象を持たれるに違いない。

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