[La Voix De Son Maître] ハンガリーQt.(Zセーケイ/M.クットネル/D.コムロサイ/G.マジャール) / シューベルト:SQ15番Op.161

[ 1277-038 ] Schubert - Le Quatuor Hongrois – Quatuor N°15

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商品コード: 1277-038

作品名:シューベルト:弦楽四重奏曲15番Op.161/第1楽章 Allegro molto moderato--第2楽章 Andante un poco moto-- | --第3楽章 Scherzo.Allegro vivace--第4楽章 Allegro assai
演奏者:ハンガリーQt.(Zセーケイ/M.クットネル/D.コムロサイ/G.マジャール)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:2C 063-11308
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---カラー切手ニッパー・12時に白字でSTEREO MONO, 6時に□EMI Made in France by Pathé Marconi, 表記されたレコード番号:2C 063-11.308, Price Code:なし, グルーヴガード厚, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:11308 A 21/11308 B 22 (ラウンド小文字スタンパー・Pathéタイプ), フランス・ステレオ製造を示すレコード番号の下5桁で始まるフランス型専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 276353/M6 277217, 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない, ラウンドタイプ2種併存のPathéプレス, 1960年代スタンパーを用いた1970年頃の製造分, 旧番号存在せず, 赤白SCニッパーレーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループ・フランス音源のLa Voix De Son Maître制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, □EMI □La Voix De Son Maître STEREO, 表記されたジャケット番号:2C 063-11308, Price Code:Ⓐ, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Paris , 印刷:IDN - Made in France "Luxétui" - Breveté S.G.D.G.., 旧番号なし, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1969年頃フランスでのステレオ録音, 録音詳細不明, フランスでは1970年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisによりコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:2C 063-11308(当装丁)にて初リリース, 入荷の少ない希少オリジナルタイトル, これはハンガリーQt.による3回目録音のオリジナル, 過去2回はモノラル録音で1946年/1954年だった・これが唯一のステレオ録音になる, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:これは殆ど知られていないハンガリーQt.のシューベルト:弦楽四重奏15番の3回目録音である。時期の確定は困難で1969年頃と思われる。メンバーは1959年に第2Vnがペーテル・セルヴァンスキー(1935年創設メンバー)→シャンドール・ヴェーグ(1937年・二人目)→アレクサンドル・モシュコフスキー(1940年・3人目)→ミーハイ・クットネル(1959年・4人目)と最もメンバーチェンジの激しかった最後の第2Vnに位置付いてからの録音で、1959年以降は解散する1970年まで11年間の安定期に入ってからの録音である。ハンガリーQt.といえば1953年と1966年の2回のベートーヴェン弦楽四重奏曲全集は演奏史に燦然と輝く名演としてこれからも語り継がれる録音を残した。シューベルトに関してハンガリーQt.はベートーヴェン程熱心ではなかったものの、1946年にはシューベルトの15番を録音している。これはベートーヴェンより早い単独録音で、ハンガリーQt.には重要な曲であった。その後初回ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集録音のすぐ後の1954年に2回目となるシューベルトの15番を録音。そして解散が近づく1969年にベートーヴェン同様にステレオでの再録音を望んだのであろう、3回目の録音となった。それだけシューベルトの15番を重要視していたことは明らかである。1960年代にはブラームスの全曲録音を行っており、余力さえあればシューベルトの全曲録音も決して不可能ではなかったのではと今となれば思うのである。演奏は彼等の晩年を象徴する研ぎ澄まされた鋭角に切り込みつつも、尖っていない音色で紡がれた独自に進化を遂げた熱く燃える演奏である。1970年を目前にした時期でここまで1950年代風の熱い演奏ができた団体がどれだけあったのだろう。この晩年録音には誇り高きゾルターン・セーケイの信念が強く残っていて、いかにメンバーが変わろうとも当初の信念は絶対に曲げないという覚悟が窺える演奏である。あのパルナンQt.でさえ1970年代には別モノに変わってしまった現実を思うと、この録音こそ多くの方に聴いてほしい演奏である。

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