[ERATO] M.コルボ指揮ローザンヌ室内o. ローザンヌ声楽Ens. Y.ペラン, W.シュテンプフリ(s) C.ペレ(a) M.シュヴァルツ(ms) 他 / バッハ:マニフィカトB.243, カンタータ187番
商品コード: 1277-010
商品詳細:コルボによるバッハのマニフィカトとカンタータ187番、演奏はローザンヌ室内o.、ローザンヌ声楽Ens.。1961年にコルボによって創設されたローザンヌ声楽Ens.はルネサンスから近現代に至るまでの宗教曲を専門に活動し、特にモンテヴェルディやバッハの宗教曲などには定評がある。宗教曲において最も重要なものは言葉であり、特に合唱というものがとても重要である。その点でこのコルボ/ローザンヌの演奏はそれに適っていると言える。コルボはこの録音と平行して4大宗教曲を録音中でバッハに積極的に取り組んでいた当時の録音である。それまでERATOの宗教曲を牽引してきたフリッツ・ヴェルナーは録音を行わなくなり、自分がERATOの宗教部門を支える役目であることを自覚し、まっすぐに意欲的に自身の音楽を作り出している気概を感じる演奏。ミシェル・コルボ( 1934- 2021)はスイス、フリブール州マルサン生まれ。地元フリブールの音楽学校で声楽と音楽理論を、リボーピエール学園で作曲を学ぶ。1961年にローザンヌ声楽アンサンブルを創設し、その指揮者に就任、ローザンヌ室内o.などと共に積極的に録音活動や演奏旅行をこなしてきた。リスボンのグルベンキアン管弦楽団ならびにグルベンキアン合唱団とも共演を続けて、ジュネーヴ音楽院では教壇に立っていた。とりわけモンテヴェルディやフォーレの録音の他、バッハの受難曲の上演は国際的に知られていた。そのコルボも2021年9月2日、心不全のため87歳で亡くなった。1989年に初来日。音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」にも度々出演した。
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