[MELODIYA] Y.シャピロ(hr) D.ツィガノフ(vn) V.ボリソウスキー, M.テリアン(va) S.シリンスキー(vc) 他/ モーツァルト:Hr五重奏曲K.407, シューマン:4本のHrと管弦楽のためのコンツェルトシュテュックOp.86
商品コード: 1278-059n
商品詳細:当社初入荷の希少タイトル。A面はモーツァルトのホルン五重奏曲K.407でホルンはソロストのヤコフ・シャピロ。バックはベートーヴェンQt.のメンバーが固める。Vnはディミトリー・ツィガノフ、Vaはヴァディム・ボリソウスキー、Vcはセルゲイ・シリンスキーの創設メンバー3人にゲストVaでミーハイ・テリアンが参加して5人となる。ホルン奏者の重要なレパートリーとして、また希少なホルンを含むモーツァルトの室内楽として録音の多い作品である。B面は同じホルンを含む曲ではあるが全く系統の異なるシューマンの4つのホルンのためのコンツェルトシュテュックでこちらは4人のホルン奏者とオーケストラの協奏曲である。ここでも第1ホルンとしてヤコフ・シャピロ、第2ホルン:ボリス・アファナシエフ、第3ホルン:E・スタロジーロフ、第4ホルン:S・クリフネツキーの4人でアレクサンドル・ガウク指揮モスクワ放送交響楽団による1954年の録音である。ヤコフ・シャピロの経歴は不明だがブラームス:ホルン三重奏曲、モーツァルト:ホルン協奏曲第4番、協奏交響曲、R・シュトラウス:ホルン協奏曲第1番などMELODIYAにおけるトップホルン奏者として、多彩な録音がある。このLPは1961年の初リリースでK.407の録音ははっきりしないがシューマンより後だと思われる。K.407をLP化する際にこれまでLP化されていなかった1954年録音のシューマンをヤコフ・シャピロ繋がりでカップリングしたのではないかと推察される。どちらの曲もMELODIYAでは初録音と思われる。K.407はバックがベートーヴェンQt.のメンバーという事もあり、演奏の完成度は第一級である。ゆっくりしたテンポでほのぼのとした演奏は歴代最高ランクと感じられる。シューマンはさほどメジャー作品とは言えないが、流石MELODIYA録音はステレオ期の演奏とは桁違いの存在感を見せる。こちらはオケが重要となるが・ガウク指揮モスクワ放送so.は何をやってもしっかりと決めてくれる。ホルン好きには珍しい1枚であり、MELODIYA録音の芯のあるモノラルの音質は何時聴いても安心できる。
シャピロの在庫一覧へ