[ERATO] M.ラリュー器楽四重奏団/ ヘンデル:トリオ・ソナタ(4曲)/11番Op.2-24, 12番Op.2-5, 14番, 16番Op.5-1

[ 1278-030 ] G.F. Haendel, Ensemble Instrumental Maxence Larrieu – 4 Quatuors Pour Flûte, Hautbois, Violoncelle & Clavecin

通常価格:¥ 8,800 税込

¥ 8,800 税込      



商品コード: 1278-030

作品名:ヘンデル:トリオ・ソナタ(4曲)/ 7つのトリオ・ソナタ集Op.5~第1番(16番) イ長調Op.5-1HWV 396, トリオ・ソナタ ト短調Op.2-8 HWV 393(1719) | 6つのトリオ・ソナタ集Op.2~第3番 変ロ長調Op.2-4 HWV 388, ~第5番 ト短調Op.2-6 HWV 390
演奏者:M.ラリュー器楽四重奏団(M.ラリュー(fl)J.シャンボン(ob)B.フォントニー(vc)A.M.ベッケンシュタイナー(cemb))
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:STE 50206
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---ピンク白竪琴2重内溝・黒枠, 外周0..5㎝に低い盛上りあり(土手ではない), 9時にMede in France, 3時に□STEREO 33T.1/3, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:STE 50206, Price Code:なし, Rights Society:記載なし, スタンパー/マトリクス:ERA STE 50206 LPL734 1Y D1/ERA STE 50206 LPL734 2Y D1 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), ERATO録音を示すERA***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A11/A9, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない仏PHILIPSプレス, 1960年代スタンパーによる1966年頃製造, ピンク白竪琴外溝レーベル存在せず, 黒枠なしレーベル存在せず, ピンク白竪琴2重内溝・黒枠レーベルの最初期分, これより古いステレオ・レーベル存在せず, ステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在する, RIAAカーヴである, ERATO音源のERATO製作・プレス, 工場:Société Phonographique Philips, ステレオ・オリジナル, original for stereo
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ, 楕円型金ステレオシール付き, 表記されたジャケット番号:STE 50206, Price Code:Artistique, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Erato Disques S.A., 印刷:Imprimerie Contensin Paris, ラウンドSTEREOロゴ(初期タイプ)は存在せず, これより古いステレオタイプ存在せず, ステレオ・オリジナル, original for stereo
トピックス:1964年4月18日パリ・オシュ・Studios Barclay-Hoche Enregistrementsにてモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Guy Laporte, プロデューサー:不明, 1966年Éditions Costallatによりコピーライト登録・同年ERATO:LDE 3306/STE 50206(当装丁)にて初リリース, ステレオ・オリジナル, 今回曲名について念入りに調査を行ったので正しい表記になっている・正しい表記は現状当社以外に見当たらない, ジャケットに表記は現在意味をなさない, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ヘンデルのトリオソナタOp.2から2曲とOp.5から2曲のどちらの作品群も、FlとObという設定ではない。これは、ラリューのFlとシャンボンのObの2管で編曲されたもの。FlとObという性格の異なる管楽器を同時に用いることで、音色の近い(例えば2Vnのような)演奏では得られない曲の輪郭が鮮明になる。特にObが入ることで、憂いという要素が強くなり、心に訴えかける力が生まれている。STEの音質は素晴らしく、大変よくできたヘンデルの室内楽集になっている。今回曲名の表記と実際の曲が全く異なり、また表記も現在とは全く異なるため、ジャケットの表記は完全に無視して、実際の演奏から4曲の曲名を明らかにした。曲の特定に30分以上かかっている。それぞれHWV番号を表記したので、当番号は当社の作品名が完全に正しい。ヴァイヴァルディもそうだがヘンデルも録音当時と表記が異なる作曲家の為、曲名表記には気を付けており、現在の表記に合わせる為検証することは多い。大手CDメーカーでさえこの作業をやらないケースがあり、当社では専門店としての仕事として、コピーしただけの安易な日本語訳にならないよう注意している。レコードのタイトルからして「4つの四重奏曲」とあるがヘンデルに四重奏曲は存在せず、トリオ・ソナタが正しい。3声をフルート、オーボエ、チェロ、チェンバロの4つの楽器で演奏してるだけであり、トリオ・ソナタの軽度な編曲演奏である。これをジャケット表示通り、「四重奏」などと記載したら、表記した人間の知性を疑わざるを得ない。店としての根本姿勢を問われるものである。演奏は勿論当時最高ランクであり、ラリューのフルートはしっかり時代考証を考えたう上で敢えて横笛を使ったモノである。それぞれ4曲ともヘンデルが指定した楽器編成とは異なるが、そのあたりは演奏者に任せられており、ERATOは特に表記する義務を感じなかったというだけの事である。ヘンデルが指定した楽器編成と寸分たがわぬ演奏をする古楽団体も存在するがむしろ少数派であり。編曲は当然という暗黙の了解があるからだろう。従って当社でも原曲の楽器指定の表記は避けた。全体として1960年代中期録音としては素晴らしい仕上がり。尚ERATOのステレオであるSTE***シリーズは高音質ではあるがDECCAのSXLシリーズとは根本思想が異なるので理解された上でご購入されたい。全てのSTE***シリーズにいえる事であり音質の前に音楽があることを熟知しているフランスの良心でもある。

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