[Les Discophiles Français] W.ボスコフスキー(vn) L.クラウス(pf) / モーツァルト:VnソナタK.379, 58, 481
商品コード: 1278-011
商品詳細:1954年のウィーン録音。DFのモーツァルト生誕200年記念として、一部A.シャルラン等の手によるモーツァルティアン憧れのアイテム。オリジナルで全品揃えるのはファンの最終目標だろう。'60年代にALPHAとDF5桁で再版されるが、音質差は大きい。純粋なウィーン色で染め上げた2人のデュオは、生涯にわたって人生の友として、喜怒哀楽を共にしうる至宝。北極星の如く永久に輝き続け、その価値を減じない、音楽を超えた存在と信じる。発売は1956年モーツァルト生誕200年記念の年である。大手レコード会社各社は一斉に企画を出し、競い合った。PhはジュビリーED、DGGは4つのカートンケース、Pathe社も「パリのモーツァルト」を出した。そして最も規模の小さいDF社の企画がこのシリーズ。これら各社のLPは、今以ってモーツァルティアンの永遠のアイテムであり、完結させることが人生の一つの目的であると言っても過言ではない。さて、W.ボスコフスキーとL.クラウスという最強のコンビが組んだLP、史上最初のモーツァルトVnソナタ全集。DF 121-2/123-4/185-6/187/188の8枚(2枚組×3+2)の内、フランス録音は、当時の新進気鋭の音響技師、アンドレ・シャルランの手によって録音された。ウィーン録音分はウィーン・スタジオの技師による録音でシャルラン録音ではない。いかに世相が変わろうと、その価値が減じることのない音楽の源泉であると確信する。Vnソナタを通して語り掛けるモーツァルトをきっと感じられると信じる。このDF 124はノーマルリリースではDF 123-4の2枚Wジャッケットとして発売されたが、これは恐らく同年に廉価シリーズとしてシングル出しされた1枚である。1枚目のDF 123は入荷がなく発売されたかは不明。廉価シリーズはジャケットだけが簡素な仕様になっているだけで盤は完全に通常リリースと同じである。
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