[La Voix De Son Maître] P.トルトゥリエ(vc) / バッハ:無伴奏Vc組曲1番B.1007, 2番B.1008

[ 1278-008 ] Bach, Paul Tortelier – Suites Pour Violoncelle Seul No. 1 Et No. 2

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商品コード: 1278-008

作品名:バッハ:無伴奏Vc組曲1番B.1007 | 無伴奏Vc組曲2番B.1008
演奏者:P.トルトゥリエ(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:1547921
M/S:デジタル・ステレオ, digital・stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面9時に8mmの軽スレあり・音には出ない
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---後期大ニッパー, 3時にSTÉRÉO orugine MAGN NUM., , 9時にMade in France by Pathé Marconi EMI, 6時に□EMI, グルーヴガード厚, Price Code:なし, Rights Society:記載なし, (P)1983, 表記されたレコード番号:1547921, スタンパー/マトリクス:154792 1 DA 21B/154792 1 DB 21 (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), Pathéデジタル製造を示すレコード番号を含むフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M9 345816 4/M9 345368 4, 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない, ラウンドタイプ2種併存のPathéプレス, 1980年代スタンパーを用いた1983年頃の製造分, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループ・フランス音源のLa Voix De Son Maître制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスに箱は存在せず, フランスでのオリジナル, iriginal
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---赤枠見開慮面コート背赤, 10時に□EMI La Voix De Son Maître DIGIRAL, 表記されたジャケット番号:1547921, Price Code:PM 375, 背文字:あり(黒色・赤背景), (P)1963(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷記録で最古の裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathe Marconi Paris, 印刷:Imprimé Glory. 92604 Asnière, フランスに箱は存在せず, 旧番号存在せず, フランスにこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, iriginal
トピックス:1982年4月14-17/24-26日ロンドン・ Temple Church, London・でのデジタル録音, 録音技師:Neville Boyling, プロデューサー:John Fraser, 1983年E.M.I.Internationa Limired. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年His Master's Voice:SLS 1077723(後期大ニッパーレーベル・箱入り)の3枚組箱にて初リリース, 英国にバラは存在せず, フランスでは同年バラ3枚にてLa Voix De Son Maître:1547921/1547931/154794にて初リリース1, ドイツでは未製作で英国箱がドイツでも共用として流通した(独/仏語表記もあり), フランスでの発売は1種のみと思われる, P.トルトゥリエ(vc)の2回目全曲録音のフランス・オリジナル・Vol.1, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:トルトゥリエ2度目の録音は1982年に行われたが、少々の音質の点を除けば、初回録音とはまた別の魅力を持った演奏と言える。Vcはこの録音の方が鳴り切っており、思い切りの良い大胆な演奏と言える。初回録音は非常に端正なオーソドックスなアプローチだったが、今回は独自性を一歩進めたような印象を受けた。モノラル・モードにすることで、落ち着いた音で楽しめる。初回録音は大変素晴らしいもので同じくEMI系各社から発売されたがなかなか入手の困難な希少盤(箱)である。ポール・トルトゥリエ( 1914 - 1990)はパリ生まれ。6歳よりチェロを始め、パリ音楽院でチェロをジェラール・エッカンに師事、作曲と和声も学ぶ。インタビュー形式の自伝『ポール・トルトゥリエ チェリストの自画像』によれば、長年にわたる母親の熱心な励ましがトルトゥリエを支えたという。1930年、16歳でパリ音楽院チェロ科を1位で卒業。同年12月にはデビュー・リサイタルを開く。パブロ・カザルスに師事したとよく書物などに書かれるが、影響は多分に受けたものの直接習ったことはないとトルトゥリエ自身によって語られている。終戦後2年間はパリ音楽院管弦楽団の首席奏者として活躍、1947年からはソリストとして演奏活動を行う。1950年、カザルスを音楽監督として開催されたプラド音楽祭に参加、チェロ・パートのトップを受け持った。1969 - 1975年、ドイツ、エッセンのフォルクヴァング芸術大学教授。1978 - 1980年、ニースのコンセルヴァトワール教授。 1990年12月18日、トルトゥリエはパリ郊外の音楽学校でチェロを教えていたが、その際、自室に楽器を取りに行ったときに心臓発作に襲われ、チェロにもたれかかったまま亡くなっているのが発見された。時69才で行った2度目の録音は初回で感じたパワーやエネルギーは減退しているが、内面への沈潜が深い。ミルシテインの無伴奏Vnとパルティータにも似て、晩年録音は力より、丁寧さや楽譜の読みといった細かな配慮が行き届き、味わいの深い演奏となっている。初回録音に感じた彫の深さより、流れに重点を置いた演奏といえる。技巧の点では初回録音が勝ることは事実。技巧を誇示することをやめたことで見えてくる新しい視点に準拠した、トルトゥリエなりの新たな発想に基づく演奏といえる。ミルシテインの2回目より更に踏み込んだ方向転換を感じる演奏。フランスではバラ3枚で発売された。今回そのVol.1。箱より存在感がある。

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